6月21日、第2回目の投稿でこう書いています。↓
「休日のアクティビティのメインフィールドは山です。」
にも拘らず、ブログを始めて以来山に登った記録を1回も書かず、山行を見送ったことを7回も書いています。何か凄くないですか?
17週の間に7回も「見送った」と書いているんですよ。
最早私がトレイルランナーなどというのは「騙り」と言っても過言ではありません。誰も期待していないから財産の交付や移転がないため刑事的には構成要件を充足しませんが、「やるやる詐欺」ですね。
まあ8月末の海外旅行の際に有名観光地である某港町の後背地にある400mそこそこの山に走って登り、写真撮ってホテルに帰ってきたってのはありましたが、麓までの下りはトレイルを走ったものの登りは概ねロード。函館山とか藻岩山をロード走って登ってもトレイルランとは言わない、ということでヤマレコ除外。
尤も去年出張で行ったシンガポールのマクリッチトレイル(ヤマレコ投稿)よりはよっぽど山でしたが。
さて、7回見送りの中には、登山口(駐車場)まで行きながら、風邪をこじらせて真っ直ぐ帰ってきた日がありました。
トレイルランナー率最高レベル、夏場の日によっては10人に1人くらい(注1)いるトレイルランナーの聖地にして15時間のコースタイムを日帰りするために健脚自慢が集まる甲斐駒ヶ岳黒戸尾根です。
今まで山行回数19回、20回登頂(注2)の甲斐駒ヶ岳。金時山登頂37回(全部トレラン)の箱根に次いで多く登っている山に、昨年3月(積雪期)以来、トレランでは一昨年6月以来ですが、土曜日13日に登ってきました。
といって同じことを書いても仕方ないので、詳細はこちら↓
トップランナーには遠く及ばないにせよ、それなりに速く登れると思っていた黒戸尾根を登るのに3時間45分、下りには登りの持ちタイムより長い3時間8分を要しました。
2年前からの脚の怪我の影響で山行激減し、一番最近が1月箱根リタイヤ。特に嫌い&習慣付いていない平地のランニングに至っては過去4ヶ月で4km22分だけ。
得意な筈の緩い登りは脚が上がらずに走れず、降りは着地の衝撃に負けた大腿四頭筋がパンパンで走れず。トレランでは下山が午後になった経験のないコースで、午後に下山しました。
あまりのショックに、温泉にも入らず、土産も買わず帰ってきました。
リベンジせねば!トレーニングは黒戸尾根で(笑)
正直なところ箱根は飽きたので走っても気分が盛り上がらず、他に適度な距離と標高差を走れるルートを知らない。
何枚か写真貼ってお茶を濁しときましょう。
摩利支天と富士山。富士山の左下に見えるのは、鳳凰三山の地蔵岳オベリスク。
山頂直下甲斐駒ヶ岳神社本社と富士山。
北岳、ガスに巻かれた間ノ岳の右肩に三峰岳2,999m、稜線の先塩見岳、その左奥が悪沢岳。
山頂すぐ下の雲海で分かるように、今日は霧のトレイル。
ほぼ降り切ったところでカモシカさんに遭遇。写真撮るまで待ってもらいました。
不甲斐ない走行記録を残して日帰りし、早々に自宅に着いて(注3)週末の買い物を済ませたので、日曜日の本日は自宅。朝ZwiftでGreater London Loopを1時間、35km、平均198w。強めだったかな、気温が低い予報の下、窓を開けて乗ったのに、汗が下のマットに垂れました。まあそれもいいけど脚で走らないと走るための脚力は付きませんね。
本日は以上です。
注1:何となくのイメージです。パーツだけ切り取れば、トレイルランナー以外殆ど通る人がいない箱根西外輪山エリアとかありますが、自分の経験ではここより比率の高いコースはありません。人混みの中を暴走すると顰蹙を買っているという高尾山とか鎌倉トレイルとかは行ったことないので知りませんが。
注2:反対側の登山口まで行って折り返したことがあるので、山行回数より登頂回数の方が多い。
注3:脱兎の如く帰ってきました。