甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

スロベニア・クロアチア旅行記 5th day 8月22日水曜日(プリトヴィツェからスプリトまでの世界遺産ハシゴ)

5日目。今日も晴れ。

《行程概要》

⑴午前はプリトヴィツェ湖沼群散策

⑵午後はスプリトに向けて移動、途中の観光ポイントであるザダル、シベニク、トロギルに寄って観光

 

朝食前に、事前購入🆖のチケット買うため、私はホテル近くのエントランス2チケット売り場へ一っ走り。夏場は7時販売開始&開場。チケット発売開始はもう少し早かった記憶でしたが、サイトには同時と書いてあるし、記録なし。

距離は800mと結構遠いのですが、感覚的にはもっと遠い。

チケットオフィス/インフォメーションの前に列が出来ていたのでそちらに並んで25分、発売5分前に対面のチケットボックス(小屋)2軒に並べとのアナウンス。形勢逆転、私含めて前の方に並んでいた人達は列後方になりました。で、開始時刻から3分過ぎて左のボックス、更に3分後に私が並んだ右のボックスが開きました。皆さん並ぶ場所に気を付けましょう。

 

ホテルに駆け戻って朝食。普通に観光ホテルのブッフェ、写真なし。チケット購入に手間取ったので、先行した嫁と丁度入れ替わりのソロ食。

 

1.プリトヴィツェ湖沼群国立公園Plitvicka Jezera

 

np-plitvicka-jezera.hr

この旅3つめの世界遺産

料金→Kn250@1人、有料マップがKn20。まる1日歩きまくる人にはいいですが、さっと見て帰る人には高いです。観光公害でしたっけ?意図的に高料金にして来場者抑制と環境整備費用捻出を図っているらしいです。ボートとパノラマバスで追加料金を取られることはないので、時間のある人は利用し尽くすべきですね。

ホテルから車で移動して、下湖群に近いエントランス1へ。アスファルト敷きの🅿️1は満車でしたが、🅿️1からすぐの路肩に駐車できました🤞。見所凝縮のこっちのエントランスの方が混みます。長蛇のチケットは売り場を横目に、7時50分頃入場。

 

E1からの下湖群ハイライトコース(ツアーのAプログラム2-3時間3500m)を歩いたらホテルに戻り、E2から再入場してボートでP1からP2に渡り、上湖群を適当なところまで行って引き返し。(黒い線で囲んだ部分ですが、上湖をどこまで進んだかよく分かりません。)

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プリトヴィツェ国立公園公式サイトから拝借した絵に書き込み。)

持ち時間に合わせて公式サイトやクロたびで研究されるといいと思います。

 

入場すると間も無く大滝Veliki Slapを見下ろす展望台。

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大滝の下まで来ました。

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鴨も鱒も飛んでます。

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Milanovac。この先のコジャック湖Jezero Kozjakの下流端まで行ってからトレイルを登ります。

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これも有名ですね。

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でも歩いた時の印象が驚く程無し。水量少なめだったためかな。

 

E1からホテルに戻り、E2からコジャック湖まで降りてP1ボート乗り場。

P1からP2にコジャック湖を横断して、上湖群。

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途中まで行って、適当なところで引き返します。

 

P3からP1に縦断してくる船です。

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あとはE2からホテルにショートカットしてチェックアウト。
10時半過ぎにプリトヴィツェを発ち、ザダル方面へ約130km/1時間50分の移動開始。D1からA1/E71を経由。

出発間も無くザダルのポイントを嫁に問われ、幾つかの教会(非世界遺産)で、以降の訪問予定地は世界遺産と回答、スキップして約190km/2時間10分のシベニク直行することに決定。

 

ザダル手前、A1/E71に息を飲むほど美しいポイントを通ります。

JaseniceのTifonガソリンスタンドで給油。

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右手には、今超えてきたディナモアルプス南端部の荒涼たる風景。ここを出て僅か1.5km、ROVANJSKAに向かう下り道が左に曲がり、右に視界が開けると、、、、

 

白いパクレニツァPaklenicaと紺碧の海の鮮やかなコントラストが目を奪います。

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はい、大したことないですね。坂を下りきってしまいました。手前に余計な道、上に黒い影も写り込んでいるし。

助手席の嫁を急かしましたが、嫁は自然美より人工美派で撮影衝動もないので、移動中の一瞬のシャッターチャンスに動きません。シチリアE90、Giostra Villa Linaのカーブからのメッシーナ海峡も凄いのですが、逃してます。

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GoogleMapのストビューです。目に飛び込んだ瞬間の高揚感は何となく通じるかと思ったけど、あんまり変わらないか。反対車線だし。

 

ザダル手前からA1はE71共用からE65共用に代わり、一般道がGVOZDENOVO森林公園からの坂を下りると港町シベニク。13時半到着。

 

2.シベニクSibenik

 

予定通りの🅿️Muro Krikeに駐めて、海岸を450m歩いてこの旅4つ目の世界遺産

ヤコブ大聖堂Katedrala sv. Jakova(TA3/49)

料金→Kn20@1人

日本語パンフあり。

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薔薇窓ですが、ルネサンスっぽいですね。

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中に入ると地味ゴシック。

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祭壇だけバロック

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司教座教会なので格が高いのは分かりますが、どこが凄いのかよく分かりません。と思ったら、木や煉瓦を使わずに石だけで組んだ世界最大の教会だそうです(Wikipediaより)。技術的には特徴的かもしれませんが、意匠的には特徴的ではないなあ。

 

暑いので早々に辞して、海岸に立ち並ぶレストランへ。例によってエアコン効いている店はなさそうです。程良く混んでいる店のテラスに着席。

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Konoba Kanela(TA46/100)

2人ともリゾット。嫁はペスカトーレ、私はサピエ。口が黒くなりました。うん、GoogleもTAも隣接店より評価低いですが、悪くなかったです。Kn191。

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嫁が店で寛いでいる間に、すぐ裏のあたりにある聖フランチェスコ教会Crkva sv. Franjeに行ってきます。坂の上の旧市街入口。閉鎖との情報ありましたが、閉鎖でした。天井が珍しく木で格子に組まれ、装飾が美しいらしいです。木の天井だけなら北欧には地味な教会沢山ありますけども。見たかった。。。

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続いてD58経由46km/50分のトロギルヘ。

旧市街(島)に徒歩で渡る橋に程近い🅿️T1に予定通り駐車。

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3.トロギルTrogir

 

旧市街(島)全体が世界遺産。この旅5つ目、この日3つ目。

橋を渡って運河沿いの公園を道程450m行くと、聖ロブロ大聖堂(聖ラウレンティウス教会)Trogirska katedrala sv. Lovr(TA4/26)。

料金→€25@1人

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ゴシックですね。

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入口はよく特徴が出たゴシック。

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ルネサンスですね。内部のゴシック感は天井の角度くらい。

 

嫁が中で涼んでいる間に1人で鐘楼駆け上がり、写真撮ってきます。

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教会、鐘楼、公会堂に広場と見所はここに集中。

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旧市街を見下ろし、見回し。

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島の反対側カメルレンゴ要塞等まで引括めた史跡巡りがTA1位ですが、暑いです。

 

素直に来た道を戻ります。 

ここからスプリトまではナンバーのない一般道Ivan Pavia2世通りを31km/40分。

 

4.スプリトSplit

 

クロアチア行きたい!の始まり、スプリト到着。この旅6つ目、この日4つ目の世界遺産。1日4つは自己最高記録。

🅿️は旧市街外でホテルから離れているので、想定到着時刻の30分前に連絡。電動カートに乗った出迎えと合流したのは、アプローチも駐車スペースも狭い(が割と新しいっぽい)自走立体。他車に擦りそうで怖いです。

 

ホテルまで550mの道程は電動カートで楽々。石畳をスーツケース引かないでいいのは助かります。

ザダルをトバした分、計画より早い17時半過ぎにホテルに着きました。

 

ヴィラ・スプリット・ヘリテージ・ホテル別館Villa Split Heritage Hotel☆☆☆☆(TA2/56)

villasplitluxury.com

旧市街のナロドニ人民広場の一角、1Fに眼鏡屋が入っている古い建物の、特に表示もないガラス扉から階段を昇った2Fがフロント。かなり分かり難いです。表示されている住所は(見てないですが)本館。1フロア3室×2階層のプチホテル。ホテル化されて日が浅いのか、室内も調度も非常に綺麗。Kn2,430。

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フロント、というか基本1人のようですが、お姉さん(親切で感じのいい方です)にお勧めの店をピックアップしてもらって夕食に出ました。

 

途中のレプブリカ広場Repblike Trg。

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ルネサンス様式の赤い建物に囲まれた広場。

 

入ったのは、Konoba Fetivi(TA46/389)。

https://www.facebook.com/KonobaFetivi/

予約しないと難しいそうですが、幸い予約なしでオープンエアのテラス席に着きました。 

本日のディナーも魚介尽くし。

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Fritto Misto di Mareが美味しかった。Kn299。

 

食後は坂を登ってMarjanski公園入り口の展望台から、旧市街、港方面を見下ろします。

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それから宮殿に移動。

地味な門は青銅の門Mjedena Vrata。

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見上げると城壁がそのまま今の建物の壁。

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大聖堂。

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銀の門。

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半分建物に塞がれているのは宮殿の門でなく、宮殿間仕切りの通路ですね。

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城壁を出てすぐ、ホテルの前のナロドニ広場はルネサンス

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尚、迷路のような旧市街を歩いていると、ホテル(というか大半は民泊)の入口に「Hrvatska(だったと思う)」の表示があります。

はじめ「Heritage」のつもりで、「ホテルここだっけ?違うよね。」と反応。

違うので、ホテルの「H」かと合点。今思えば、「国家認定」みたいな意味のステッカーなんでしょうね。

21時半にホテルに戻りました。

明日はスプリトを堪能して、最終目的地ドゥブロヴニクに向かいます。

 

お休みなさい💤

 

《本日の移動》265km/3時間35分
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スロベニア・クロアチア旅行記 4th day 8月21日火曜日(ローマ遺跡群からプリトヴィツェへ)

4日目。今日も晴れ。

《行程概要》

⑴プラ(プーラ)Pula:ローマ帝国時代栄えた街プラで、円形闘技場をはじめとするローマ遺跡を巡る。

⑵ポレッチ(ポレチュ)Porec:世界遺産エウフラシウス聖堂を見学し、ランチ予定。

⑶午後はプリトヴィツェまでのロングドライブ。

 

朝食は☆3で標準的なコンチネンタル(コールドミール)。イタリアなら☆3でも出る菓子パンは無し、コーヒーもセルフ。このホテルのレストランは有名なので、この辺も良くなると選び甲斐があるかなと。市内観光終わった後チェックアウト。

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1.プラPula

 

円形闘技場Amfiteatar(TA2/52)

夏の開場時間→8:00-19:00

料金→Kn50@1人

まずは真っ先にここ。8時半頃入場。

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プラのシンボル円形闘技場は、世界6番目の大きさだそうです。1世紀のものだそうですが、保存状態良好。

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⑵双子門Dvojna vrata(TA14/52)

古代ローマ時代の市域に入るための門の1つだそうです。

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2世紀のものだそうですが、保存状態良好。

地図を見ると急坂で円形劇場に繋がっているようですが、解放された通路は無かった記憶。どうやらこれの先はローマ劇場でなく、地下トンネル入口らしいです。

 

⑶ゼルギウス凱旋門Slavoluk Sergijevaca(TA9/52)

街のメインストリート入口にある門。

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歩いていると突如現れるのに違和感無し。1世紀のものだそうですが、以下同文。

 

ここから2000年の歴史を持つメインストリートを歩きますが、暑い&日差しが強いので、土産屋寄って嫁の帽子購入。

 

⑷ローマン・モザイクMozaik kažnjavanja Dirke(TA12/52)

場所は分かり難いです。加えて通信環境の問題でしょうが、地図と自分の位置が合わず、暫く近くの公園、名のある公園でなく、ただの公園の中を探し回りました。公園に隣接した建物の裏、公園からだと1本離れた道からアプローチします。

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素晴らしい仕事です。屋根は架かってますが、もう少し保全環境良くしてほしい。

 

アウグストゥス神殿Augustov Hram(TA10/52)

市役所や州政府事務所と一緒に広場を囲んでいます。2000年前からずっと街の中心てことですね。

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⑹聖フランチェスコ教会Crkva i samostan sv. Franje(TA8/52)

前を通っただけ。建物の上にペラい鐘楼が載っているのが特徴。

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ゴシックかな。

ホントは中庭がいいらしいです。

 

⑺小ローマ劇場Malo rimsko kazaliste(TA18/52)

丘の上にあります。隣接したヴェネツィア要塞ともども整備中。要塞側には多少観光客いましたが、劇場側は工事関係者を除くと私たちだけ。

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丘の上なので、円形闘技場がよく見えます。

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ヴェネツィア要塞Kastel(TA11/52)

ローマ帝国滅亡後で長かったのはヴェネツィアの支配。これはその当時の要塞跡。

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【劇場から要塞を見上げた図】

2017年に登録された世界遺産「16-17世紀ヴェネツィア共和国建造の軍事防御設備」には、クロアチア🇭🇷とモンテネグロ🇲🇪の域内のものが含まれ、今回旅行の訪問先ではポレッチのエウフラシウス聖堂も当初の候補時点では含まれたものがのち除外されたようですが、これやトロギルの要塞は最初から含ませていません。


オーストリア=ハンガリー帝国期の地下トンネルが最近推されているようで、歩いていて気付きましたが、特に興味を引かなかったのでスルー。

 

ホテルの近くにも何かの遺構がありますが、聖テオドールさんて誰だろう❓テオドシウス帝なら大事ですが、キリスト教の聖人には興味ないんで。

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以上でプラ観光終了。

チェックアウトして、円形闘技場に別れを告げます。

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プラの情報は概ねここで揃います。

www.pulainfo.hr

 

この後ポレッチに向けてE751を約60km/50分の移動。

ポレッチ市内でカーナビに登録した旧市街最寄りの駐車場は満車閉鎖中。で、旧第2候補の駐車場に向けて移動中長い信号待ちの列に付くと、左折車線は空いていて対向車もいません。ラッキー🤞とばかりに左にハンドル切り、列を外して加速した瞬間、、、

 

トン❗️

 

…トン⁉️

🐽トン❓❓

 

右ミラーが後ろでなく助手席の嫁を写しています。

 

Ouch_| ̄|○

前🚐にヒットしました。

 

横付けして声を掛け、車通りの少ないところへ着いて行きます。

ヤバイなあ、ベンツ(スプリンターのワゴンタイプ)だよ。。。高っかいだろうなあ。。。😱

とビビりながらデカい外人さんに詫びます。

で、現車確認しますが、相手方の🚐に傷は見当たりません。こっちのミラーが横向いているので、高さが同じリアコンビランプの角をよく見てくれと説明。リアコンビランプにもこちらのミラーにも外傷なし。

Ok, no probrem.

と言ってもらいました。

再度詫びて「良い旅を」と言って別れました。

事故起きると旅の楽しい気持ちも消し飛びますね。嫁にも謝りました🙇‍♂️。

十分な距離あったつもりでしたが、逆通行で座席と反対側の見切りがまだイメージと合っていなかったようです。運転していない嫁は、車線内若干対向車線寄りの標準ポジションで走っている私に「中央線超えるな❗️」と何回も言ってきたし。

 

2.ポレッチPorec

 

第2候補の駐車場に入り、エウフラシウス聖堂まで一本道約800m歩きます。今日も暑いです。

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エウフラシウス聖堂Eufrazijeva bazilika(TA1/43)

この旅2つめの世界遺産

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6世紀の洗礼堂などが初期ビザンティン美術の傑作とされています。

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確かにビザンティンとか古い様式。

ビザンティンといえば金のモザイク。

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私としては、床のもっと古い(4世紀)ローマン・モザイクの方が好きですが。

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オスティアとかのローマ遺跡だと魚屋の印になりますが、キリスト教の印です。

鐘楼に登ります。旧市街もいいですが、

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青いアドリア海が綺麗。

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個人的には鐘楼からの景色がハイライトかな。

www.zupaporec.com

 

更に400m程進んで突端部手前まで来ると、

ネプチューン神殿のガラクタVeliki i Neptunov Hram(TA21/43)

私はこういうのが好きですが、暑さで嫁が限界。

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これは多分玄関が超絶に古い。

 

⑶ロマネスクの家Romanicka Kuca(TA10/43)

保存状態のいいロマネスク期の家だそうです。

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さて、ランチ。前日あたりから強調を始めましたが、暑いです。

どの店もテラスに席を並べ、微熱風が石畳の上をそよぎます。さっぱり詩的ではありません。

ジェラートにも惹かれません。

 

嫁の希望で適当にパン🥪買って車中で涼むことにしました。駐車場と旧市街の途中にあるIS Marketで食品、ドリンクを購入して車に。

ああ、エアコンて素敵。

 

この後はE751を長時間のドライブ。

移動は順調、車で十分涼んだので、当初スキップ予定だったリエカのトルサット城に寄ることにしました。

🅿️は徒歩で500mの体育館の駐車場free。

 

3.リエカRijeka

 

⑴トルサット城Trsatska Gradina(TA2/77)

城自体は大したことないので、建物内には入らず、嫁を日陰に置いて、私1人城壁を巡って写真撮影。

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リエカの街を見下ろす1番高い丘なので、眺めがいいのでした。(景勝地という程ではない。)

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⑵トルサット聖マリア教会Crkva Gospe Trsatske(TA9/77)

城の前の聖マリア教会前庭には、2.5mくらいある巨大なヨハネ・パウロ2世行幸記念銅像があります。みんな触るので、手だけピカピカ。

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建物はシンプルなルネサンスと思われる一方、祭壇が妙に派手。バロックを超えてロココな感じ。

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因みにリエカは川崎市姉妹都市です。知人に川崎市関係者がいて、だから寄ったということですが。

 

リエカを発ったらひたすらプリトヴィツェへのドライブ。168km/2時間半。

距離は短いかもしれないが、私のように峠道をメチャ飛ばす奴じゃない限り時間短縮メリット絶対ない、狭ーい山道D42を相当な距離走りました。皆さんはカーナビが何と言おうとD52を通りましょう。

 

ホテル・イェゼロHotel Jesero☆☆☆(TA6/9)

Hotel Jezero - Nacionalni park "Plitvička jezera"

所謂ホテルの半分はこの場所に固まっていて、あとは湖沼群と道路に沿ってロッジやらゲストハウスが多数点在。

ポストイナのヤマと違って普通に大型観光ホテルの風情。アジア系含めて団体が多いです。

エリア最高級ですが、それでも☆3なので、広さを確保するためのジュニアスイートにしました。🅿️ビューで、普通のツインよりはいいでしょうが、普通に部屋が2つという感じ。大して広くなかったです。€170。何でユーロなんだろ。Booking.comで予約する際の決済通貨間違えたかな。

 

夕食は、Licka kuca(TA4/26)。

National restaurant Lička kuća - Nacionalni park "Plitvička jezera"

エリアでは1番高級らしいですが、高級店ではないです。公園のメインエントランス前、割と最近火災で焼失し、同じ場所で営業を再開しているのだそうです。普通にレストランですが、説明読むと国立とか書いてます。国立公園内のレストランだからそれもある話か。

メインディッシュは、私は自家製ソーセージ、

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嫁は鱒。

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接客はフレンドリーでテーブルの様子をよく見ています。美味しくて値段も(日本人の感覚では)高くないです。おススメです。Kn299。

 

今日はロングドライブでした。

おやすみなさい😴

 

《本日の移動》約260km/3時間30分

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スロベニア・クロアチア旅行記 3rd day 8月20日(地底探検の先はイタリアと決まっている件)#2

続きです。

 

5.シュコツィアン洞窟Skocjanska Jama(スポット絞られるのであまり意味ないTA1/2)

 

この旅1つめの世界遺産です。

料金→€20@1人

日本語パンフなし。

 

14時半頃現着。15時の部を申込んで、カフェでアイスなど食べながら待ちます。

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集合まで待ち、ガイドに着いてトレッキングルートを下ると、次は入場待ち。炎天下につらいです。英語組は最後でした。ガイダンスを受けてから入場します。結局入場は15時半過ぎ。

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洞内は写真撮影禁止です。

前半は鍾乳洞エリア。ポストイナに負けず劣らずの素晴らしい鍾乳石群でした。

広大なホールや針のような鍾乳石の間を縫って登り降りしながら進んでいくと、水流の音が聞こえてきて、後半の渓谷エリア。自分の遥か下を流れる川。これは凄いです。

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【公式サイトより写真1】

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【公式サイトより写真2】

こんなもんではありません。写真出し惜しみです。公式ガイドブック€5買いましたが、その写真もまだまだ。

半端なく凄いです。隠れて撮影しているドイツ語の人たちもいましたが、このスケールは目に焼き付けるしかありません。

それから明かりが見えてくると縦長の坑口に出て解散。約1時間の旅でした。

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【振り返り】

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【出口】


シュコツィアン渓谷を歩いて登るルートとケーブルカー乗るルートに別れます。勿論ケーブルカーに乗り、最後は少し徒歩で登ってゴール。

いやあ、凄かった。楽しいのはどれも楽しいが、ここが一番凄かった。

 

頭の中ではリック・ウェイクマンの地底探検が鳴り響きます。

地底探険<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)(DVD付)

地底探険<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)(DVD付)

 

 個人的には完結編の方が好き。

 

www.park-skocjanske-jame.si

 

3 caves tourを終えて向かうはイタリア。

再度約30km/30分の移動、R409〜E61経由。

 

国境にはよくスーパーがあります。物価や税率の低い方の国に、高い方の国の人が買い物に来るのです。

ここにもありました。Kompas Shop Kozina

ドラ供菓子と、水、ソフトドリンクを購入。

旅のお供nutella&Go!を探したら!

nutellaが、巨大なnutellaがありました。

1kgの大ボトルは見たことありましたが、バケツ3kg入りnutellaと、大ガラスボトル5kg入り

運搬不能ですね。

(一般の店の中なので、写真も自粛。)

こんなに食べたら体に悪いの確実です。

 

この旅4回目のクロスボーダーは、「ここからイタリア」の標識があるだけ。ヨーロッパではよくありますが、さっぱり国境っぽくない。

 

走っている自転車がMTBからロードバイクに変わります。見事に変わります。

制限速度大幅に下がります。が、流れは変わりません。

交差点で曲がるタイミングを逸した車は立ち往生し、後続は歩道に乗り上げて追い越して行きます。

ああ、やっぱりイタリア🇮🇹だ。基本的にイタリアは鈍臭い人に容赦ないです。このリズムに乗れない人には怖いし、乗れる人は走り易い。

 

6.トリエステTrieste

 

イタリア統一広場Piazza Unita d'Italia近くのパーキングメーターに駐められました。

まずイタリア統一広場Piazza Unita d'Italia(TA1/391)。

道1本挟んで海に面した美しい広場は、イタリアっぽくない建物に囲まれた、オーストリア=ハンガリー帝国の名残り。

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続いてTeatro Romano di Trieste円形劇場。

中には入れませんが、非常に保存状態いいです。ライヴとかでは中に入れるようです。

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それからスーパーで水調達、モニュメントとヴェネツィアンゴンドラのパスタ(特に美味しい訳ではないが定番)も土産に購入。

 

さて、イタリアご飯です。事前調査なしですが、統一広場に繋がるPiazza della Borsa(カバン広場?)という意味不明な通りがメインストリートです。

 

地元の人たち(観光客かもしれないが少なくともイタリア人)が手際のいいフロントマンからポンデケージョを受け取って続々席に案内されていくのに釣られ、ナポリ料理のレストランに入りました。日本ですら英語で普通に通じるレベルの飲食店会話をイタリア語でして、席に案内されます。イタリア人早口なので、ホントは英語の方が楽😆。

Trattoria Caprese Trieste(TA167/937)

生ハム&メロン豪快。

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トマトソースのニョッキと、

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シーフードのピッツァ。

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ああ、やっぱりイタリアの食事は盤石。お腹いっぱい食べて€48。

 

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満足して移動開始。トリエステ滞在3時間。

 

因みにトリエステ行くことにしたきっかけは、いずれは行くつもりの国境の街でしたが、

①今日はメニューを一番詰め込んだ日で、直行してもプラに着くのは遅い時刻。

②シュコツィアンからプラの経路上で評判良さそうなレストランを探したら、Pizzeriaだった。

③だったらトリエステ近いから寄っちゃおう❗️イタリアン食べるならイタリア🇮🇹という連想。

 

イタリア🇮🇹→5回目のクロスボーダー(ノーチェック)→スロベニア🇸🇮→6回目のクロスボーダー(出と入りで2つスタンプ貰いました!)→クロアチア🇭🇷。

スロベニアとはこれでお別れ。

SS202-H5-E751(A9)と高速道路を繋ぐ120km/1時間半の旅。プラ手前のSAで初回給油。

 

22時と遅くなりましたが、ホテル到着。

ホテル・アンフィテアターAmfiteatar☆☆☆(TA11位/226

www.hotelamfiteatar.com

プラはホテルよりも民泊の方が圧倒的に強いようです。旧市街のメインストリート方面のホテルでなく、円形闘技場に隣接する立地でここを選択。¥15,016ネット清算済。

オーナーが有名シェフでレストランの方が評判いいようです。ホテルの方は良悪評価が入り乱れている感じですが、まあ特段悪くはなかったかなと。敷地に(狭い土の)駐車場があるのですが、「すぐ左」でなく「交差点を左(と言われたと思う)」と教えられて、駐車場探して散々走り回ってしまいましたが。

 

毎日がピークですが、1番忙しい日終了。

おやすみなさい💤

 

《本日の移動》 194km/3時間

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《Optional》 

ドゥブロヴニク魔女の宅急便という人も多いと思いますが、「海に突き出したオレンジ色の旧市街」は、ドゥブロヴニクは広過ぎ、トロギルやポレッチなどは新しい建物が結構邪魔。トリエステからポレッチに向かうルートに近いスロベニアの街ピランがこの上ない条件です。うちは時間的に無理でしたが。

スロベニア・クロアチア旅行記 3rd day 8月20日(地底探検の先はイタリアと決まっている件)#1

3日目。晴れ。

 《行程概要》

ポストイナ洞窟に潜り、

→ヨーロッパ最大の鍾乳洞にして年間80万人入場の大観光地。ヨーロッパ域内の空港のBaggage Claimに鍾乳洞の中を駆けるトロッコ電車の写真広告ポスターがあり、それがポストイナでした。旅行候補地クロアチア🇭🇷にスロヴェニア🇸🇮が加わった瞬間。嫁によると、ポスターがあったのは空港でなくポーランドヴィエリチカ岩塩坑のエントランスホールだそう。

⑵プレッドヤマ城を見学し、

→ヨーロッパ唯一にして世界最大の現存岩窟城だそうです。遥か昔川口隊長が紹介していた❗️ことに気付かず、HDDレコーダーの自動録画で引っ掛かったか、鈴木亮平のミステリー遺産シリーズ(初回放送は2015年7月)で認識。

⑶プレッドヤマ城地下の洞窟に潜り、

→城の地下を巡る洞窟をガイドツアーで探検できます。出た時は驚きます。

世界遺産シュコツィアン洞窟に潜る、

→3洞窟をハシゴする地底探検の日。スロベニア初の世界遺産は、「地球の歩き方」での扱いも小さいですが、英語サイトなどで色々情報収集。上層の鍾乳洞も素晴らしいですが、下層の地下渓谷が超絶に素晴らしいそうです。

スロベニアに別れを告げ、イタリアはトリエステでイタ飯。

→地底探検をしたらイタリア🇮🇹に抜けます。ヴェルヌの時代から決まってます。丁度トリエステは行ったことなかったし。

それから再度クロアチア🇭🇷に入り、ローマ遺跡の街プラまで移動。

 

スロベニアユーゴスラビア)の洞窟といえば水曜スペシャル川口浩探検隊‼️(注1)

突如干上がった湖の謎を解くべく鍾乳洞に潜入し、地中遥かアドリア海に至る大冒険。中学生の時土曜日の午後学校で見たのを覚えてます(注2)。世の物好きの皆様の記録によると81年11月放送。演出の盛りっぷりが凄い、シャレの通じない今の日本では制作不能な至高の「ヤラセ番組」。ああ懐かしい。

キャプション取るべく今更DVD(注3)を見てみたら、

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ああ❗️ポストイナだったのか⁉️

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ホントだ、ポストイナだ。

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何と❗️37年も前にプレッドヤマ城が紹介されていました。

 

ツェルクニツァ湖Cerknisko Jezeroの底に開いた洞口からポストイナ洞窟に入った探検隊は二股に到達します。右を選んで進むとブレッドヤマ城に到達、再度左に進んだ隊は湖から40km離れたアドリア海に辿り着いたというお話でした。事実(と思われる話)と対比すると、

・ツェルクニツァ湖は10数年に1度突如干上がる:地底湖との水位差の影響で毎年夏に干上がるそうです。

ポストイナ洞窟からプレッドヤマ洞窟に抜けた:近いけど別水系になっていて繋がっていないとガイドから聞いた記憶。

・40km先の地中海:ポストイナ洞窟は国内第2の長さとはいえ24kmなので、アドリア海までは辿り着けないですね。

 

イタリア東部からスロベニアクロアチアと広大なカルスト地形が拡がっていますが、古地中海=テチス海のサンゴ礁の名残、そもそもカルストやドリーネといった地質用語の語源がスロべニア語だそうです。昔地学やってたのに覚えてませんでした❗️

 

7時半から朝食。

ここも☆4なのに生ハムありました。

nutellaは菓子パン(チョコマフィン)に塗ります。

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地元名物は外さない❗️朝から重たいクリームケーキ。

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同じ☆4で比較すると、生ハムは乾き気味、クリームケーキもここのはスポンジとカスタードクリームでしたがカスタードがちょっと落ちます。まあ普通の大型観光ホテルな感じ。Vila Bledの貫禄勝ち。

 

1.ポストイナ洞窟POSTOJNSKA JAMA(TA2/13)

 

ホテル、ポストイナ洞窟、プレッドヤマ城&洞窟の全部の情報はここで手に入ります。

www.postojnska-jama.eu

 

(以下の条件は夏の場合)

入場→9:00-18:00の1時間毎のガイドツアー。ガイド言語別に集合し、そのグループ単位で最後まで行動します。スロベニア語と英伊独仏の5ヶ国語だったかな。日本語はないので英語のグループに入ります。日本語パンフあり、有料日本語音声ガイドもあります。

料金→€27.9@1人

所要時間は1時間20-30分。ガイドは緩く、説明よりも前後のグループと交わらない調整がメイン。

中は寒いです。私はmont-bellのプラズマ1000ダウンジャケットで少し暑かったですが、嫁は薄手のパーカーで寒かった。

古くから観光開発が進んでいるのが世界遺産(自然遺産)の登録基準に引っ掛かるようですが、看板に拘りなく素晴らしい鍾乳洞です。尤も、龍泉洞にもあぶくま洞にも秋芳洞にも入ったことなく、日原鍾乳洞玉泉洞しか知らない私の言うことに説得力はありません。

 

ロッコを降りると別世界。

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素晴らしい鍾乳石群を見ながら歩きました。写真は沢山ありますが、選べないのでこの辺で。


最後は暗がりの中の水槽。ドラゴンの赤ちゃんと言われたホライモリProteusを見て(光に弱い生物なので撮影禁止)、巨大なホールに出ると壮大な地下ツアー終了。お土産屋を見て、トロッコが着いたら乗って地上に帰ります。

 

復路のトロッコは動画を撮りました。

インスタグラムが思うように貼り付けさせてくれないので、省略。

 

出口の前には、入場者全員の写真売ってます。撮影ポイントを見逃したので、ディズニーではいつもやる「お前だー‼️」ポーズできてませんでした。

 

気合の入った人には、事前予約制でアドベンチャーツアーがあります。本格装備で、普通の観光客が入らない深奥部に入ります。時間のある洞窟好きはこれでしょう。

 

3.ブレッドヤマ城PREDIAMSKI GRAD(TA1/13)

 

料金→€14.9@1人(ポストイナ洞窟とのセット券は€38.5@1人)

日本語パンフなし。

ポストイナ洞窟からシャトルバスが出て脚のない人も安心だそうですが、我らはホテルをチェックアウトして車。G13(ゴルゴ13じゃないです。Gは「市道」くらいかな)を10km/15分。

微妙に手間取って11時の部に入れず、11時15分入場。(ガイドツアーではありませんが、入場者数を制限するため時間制。)

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城内は正直大して見るべきものはありませんが、流石岩窟城、一方の壁は岩です。岩壁です。

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母屋は岩壁の下。でも屋根ありますが。

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最上部からの景色。

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城から洞窟への出入口は上にも下にも幾つかあります。一般未開放で、詳しくは川口探検隊か鈴木亮平をですが、上はテレビでも紹介してないかな。

これは城の上というか奥から。

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ここはまた有名な心霊スポットらしいですが、牢獄があって拷問が行われてなんてのは世の城の常。殺された城主も普通います。生憎クロンボー城でもロンドン塔でもサンタンジェロ城でも幽霊さんに会ったことない私が、真昼間から何か見るはずもありませんがね。

 

続いてランチ。この後城地下洞窟ツアー参加のため、エリアから離れずランチ。

プレッドヤマPredjamska gostilnica “Predjama"(TA1/1)

「熱海温泉熱海荘」みたいな名前です。Vila Bledは「ブレッド荘」だし、Hotel Jamaは「洞窟ホテル」、Hotel Jezeroに至っては「ホテル湖」(「湖畔」にすると田舎のモーテルっぽので止めとく)て感じですかね。キラキラネームもどうかと思いますが、スロベニア人とクロアチア人のネーミングは捻りが足りない。

城の前にはレストラン&ホテル(民宿レベル)が数件。すぐ近くのPozarの方がTA評価高いですが、位置が低いこちらの方がプレッドヤマ城の眺めがいいです。テラスでなく店内席にしましたが、暑いです。冷房ありません。

ランチメニューは軽食のみ。うちはパンケーキとサンドウィッチ、そしてクリームケーキ。食事、サービスとも並。€19に細かいこと言っちゃいけませんが。あ、クリームケーキは美味しかった。

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4.プレッドヤマ洞窟PREDIAMSKI JAMA

 

ネットでは事前申込可能なようですが、時間が読めないので、城のチケット売り場で。城とのセット券はなく、別手配になります。

€9.81@1人

指定時刻13時に集合。

歩き易い服装指定。なるべくなら足元は滑り難いトレッキングシューズがよいです。

ヘルメットを借りて被り、ヘッドランプの点け方を確認して、ガイドに着いて潜ります。

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どうでもいい細かい話ですが、絵からヘルメットはGrivelのサラマンダーかと思いましたが、別メーカーのメットにホライモリのステッカーを貼ったものでした。

城の下から潜って、約1時間のツアー。

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洞内は写真撮影禁止。

中は真っ暗で、ヘッドランプだけが頼り。

国内2番目の大洞窟のほんの一部に入るだけですが、入口の辺りを少し潜るだけなので鍾乳石は少ないです。先人の刻んだ文字や、お城に繋がる秘密通路や睡眠中の蝙蝠を見ながら進みます。

最後、角度からしたら梯子だが辛うじて浅いステップがあるアルミ製の階段を登って明かりが見えてくると出口。

すると❗️

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ん?

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何とお城の上でした。

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暗い穴の中歩いて完全に感覚を失ってましたね。いやぁ、面白かった。 

 

E61を経由して約30km/30分の移動で、次はシュコツィアン洞窟。

(続く)

 

注1:うちの田舎は私が他所の大学行ってる間に増えるまで民放2局。水曜スペシャルの朝日系は弱く、TBS系に至っては水戸黄門以外全滅。逆にTBS系の3局目ができるまではクロスオーバーがある程キー局の縛りが緩く、最マイナー局テレ東系のダイヤモンドサッカー⚽️やってましたけども。

注2:水曜スペシャルは土曜夕方のスポット放送か映りが悪い隣県の東日本テレビで見ます。後者は 気象条件によっては途中で断念することが多かったです。

注3:発売されたDVD BOXは特典付きで全部持ってます。が、映像がリマスタリングされていなくて特に暗い画面の解像度が低く、著作権の関係でエンディング曲の「The Final Bell」がカットされていたりと色々残念。

スロベニア・クロアチア旅行記 2nd day 8月19日日曜日(アルプスの瞳ブレッド湖)#2

続きです。

 

2.リュブリャナLjubljana(旧市街全体としてTA1/144)

 

市の観光局のサイトで大方の情報は得られます。

www.visitljubljana.com

 

旧市街に1番近い大型🅿️、市立公園地下に入ります。料金は、2時間くらいだと思いますが、€4。日本大使館近くです。今日は日曜日なので閉館中ですね。

 

床面ガラスの「肉屋の橋」から一旦リュブリャニツァ川東岸に渡り、土産購入。

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日本大使館も薦めている(注1)ピラン産塩の専門店Piraninske Solineの塩と塩チョコレート。

ショコラティエCuklcekのチョコレート。

 

⑴聖ニコラオス大聖堂Ljubljanska stolnica Sv. Nikolaja(TA5/144)

入場無料(喜捨のみ)。ファサードは広場に面しておらず、装飾もないですが、立派な浮き彫りのドアがあります。

内部は豪華なバロック。受胎告知教会より豪華。

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祭壇画はイマイチですが、アンドレア・ポッツォによる内装装飾はイタリア基準でも結構イケてます。

 

魚市場の前を通って三本橋の前に出ると、見返りリュブリャナ城。

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麓のドン突きは、15世紀建造の市庁舎とフランチェスコ・ロッバによる噴水(TA31/144)。

 

スロベニア国歌の作詞家でもあるプレシェーレンの彫像が立つプレシェーレン広場Presernov trg(TA3/144)と三本橋Tromostovje(TA8/144)。

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フランチェスコ会聖マリア受胎告知教会の階段の上からです。

 

⑵受胎告知教会Frančiškanska cerkev Marijinega oznanjenja(TA18/144)

ピンク色の大理石に彩られたバロックファサード

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日曜日の教会は15時の礼拝とぶつかって閉鎖中。グランドホテル・ユニオンのカフェも閉店時刻だったため、暫く教会裏で待機、暑くて100年の歴史を持つデパートGalerija Emporiumに避難、涼んでから礼拝の終わった教会へ。入場無料(喜捨のみ)。 

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豪華さでは聖ニコラオス大聖堂に一歩譲りますが、内部にもピンク大理石を使った色味が可愛らしいです。ここの2教会は素晴らしかった。

一方主祭壇が妙に派手な装飾。フランチェスコ・ロッバ作。

 

歩いてもケーブルでも上がれるリュブリャナ城Ljubljanski Grad(TA20/144)は省略しました。朝から暑くて、嫁が限界。夏の日本では飲食店は涼むために入るようなもんですが、こっちは冷やしてないので消耗する一方。

 

水のいい土地だけに、ローマのようにあちこちに流れっぱなしの水飲み場あります。温度と味のバラツキ大。聖ニコラオス大聖堂横が美味しかったかな。

 

足元のマンホールの蓋。

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ドラゴンですね。なお、ドラゴン橋(TA22/144)も省略。

 

ここからポストイナE61を約55km/40分。

 

ホテル・ヤマHOTEL JAMA☆☆☆☆(TA1/2)に17時半到着。

www.postojnska-jama.eu

ポストイナ洞窟入口のリゾートホテル。大型観光ホテルですが、インテリアなどは割と落ち着いています。大観光地だけにフロントの対応もしっかりしています。ロビーには来訪したセレブの写真があり、5年前の秋篠宮・妃両殿下とか、古いところではイランのパーレビ王(当時)とか。

 

大型観光ホテルの部屋にお金を掛けても仕方ないので、裏山ビューの普通のダブル(メリハリのメリ)。€120.65+朝食2人€24。もっとお金出すと、表の公園ビュー・バルコニー付きの部屋があります。

ホテル建物0階にカフェテリア、土産屋とチケットセンターがあります。18時に営業終了(チケットセンターオープンは少し早いかもしれませんが、洞窟は夏季9-18時(最終グループが出てくるのが19時半頃)、冬季10-15時)。なので、ホテルフロントで明日9時入場のセット券をブック。

それから前庭を散策し、手仕舞い中の土産店を覗きながら洞窟入口を調査。明日になれば人がワサワサいますからね。

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最終18時組が入って店が閉じ、17時入場組が戻る寸前の18時20分。誰もいないって楽しい。

 

ディナーは、街まで戻るのも面倒なのでホテルで。エントランスホール横、ホテルのメインレストラン・マグダレーナMagdalena(TA10/22)。点数の高い店は街中です。

私達は西日を避けて室内、イタリア人が多かったですが他の人達の大半はテラス。

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メインディッシュはここでも魚介。内陸でも海のものが多く食べられます。イカです。スロベニア人とクロアチア人は日本人と同じ普通にイカタコ食べます。€45.99。

 

明日は歩くのでゆっくり休みます。

おやすみなさい。

 

《本日の移動》約115km/1時間40分

 

 

注1:前大使(この間変わってるので)が観光紹介に熱心なのか、都市別ガイドが充実してますので、是非一度ご覧ください。→リンクEmbassy of Japan in Slovenia

スロベニア・クロアチア旅行記 2nd day 8月19日日曜日(アルプスの瞳ブレッド湖)#1

2日目。朝から晴れ。

《行程概要》

(1)ブレッド湖

「アルプスの瞳」と称される景勝地。レコーダーの自動録画(Keyword:アルプス)で引っ掛かったのを見て知ったと推測。嫁はグーテンホーフ光子さんを取り上げたと思しきテレビ番組を見てかなり昔から認識。

(2)リュブリャナ

NHKの「世界ふれあい街歩き」(リュブリャナの初回放送は2009年7月だが、見たのは大分後だと思う) で、3本橋が記憶に残りました。国内トップクラスの見どころ教会が2つあるのもポイント。

その後は翌日の洞窟探検に備えてポストイナに移動。

 

前日のホテルのところにも貼っていますが、ブレッド島もブレッド城もボートも、ブレッドの情報はここで何でも調べることができます。

www.bled.si

 

部屋(日本でいう4階建の3階)からはブレッド島聖マリア教会とブレッド城両方見えます。やっぱりいい部屋泊まるもんです。

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【ブレッド城。(この写真は、ホテルからでなくブレッド島への渡し船からです。)】

 

朝食はアーチのある1階テラスでブレッド湖を眺めながら。超優雅です。この旅、花が豊富なんでしょう、外で食事しているとやたら蜂が寄ってきますが。

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【食べ散らかし画像回避のため別の席を撮影】

ブッフェの朝食は、菓子パン多く(注1)、☆4なのに生ハムある(注2)のも高評価。味も文句なし。朝からデカいクリームケーキ(分厚いカスタードクリーム層の上に生クリームを盛り、上下からパイ生地で挟んだ地元名物。まあツインシューみたいなもん。)も食べます。

 

朝食後はホテル内や湖岸の遊歩道を散策。

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2階中央は元会議室、現在はバンケットルーム。結婚式プランあります。冒頭写真にある回廊はこの部屋から出ます。

 

実際のチェックアウトはブレッド島で遊んできた後ですが、絵の進行上ここでチェクアウト。

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門とホテル・ヴィラ・ブレッド。因みに元は大統領別荘だけあって、湖岸の遊歩道を含むホテルの敷地は外界からシャットできるようになっています。

 

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【湖上から見たホテル】

 

1.ブレッド湖Blejsko jezero(TA2/13)

 

⑴ブレッド島Blejski Otok/聖母被昇天教会Cerkev Marijinega vnebovzetja(TA5/13)

 

小さな教会のある、ブレッド湖に浮かぶ小島。

渡航手段:手漕ぎの渡し舟往復€14@1人/Cashオンリー。9時から営業開始。

乗り場は幾つかありますが、私たちが乗ったのはホテルから徒歩5分、多分1番メジャーな「Mlino Port for Pletna Boat」から。営業開始が少し遅れますが、ホテルのプライベートビーチからも出てます。乗船者が20人くらいの定員になったら出航。

何艘かあって、ブレッド島に着くとPickUp時刻を教えられます。乗客数次第なのか戻って来る時刻は正確ではない(私たちは約20分遅れ)ので、乗った舟の名前を覚えておきましょう。空席次第では前後の舟に乗れます。領収書が復路チケット相当の筈ですが、他の交通手段ない(注3)ので、貰わなかった私達も無事帰れてます。

 

ホテルからの絵。

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船着場からの階段、98〜100段説ありますが、嫁の実測では通説の99段。

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花婿が花嫁をお姫様抱っこして登るのが、ここでの結婚式の仕来りだそうです。韓国からの若いツアー客がおんぶで見事に完登してました。

 

こじんまりした聖マリア教会は教会内部と塔がセットで有料、€6@1人/Cashオンリー。

 

外観

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可愛らしい教会です。

 

内陣

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同上。内装自体はルネサンスな気もしますが、装飾や祭壇はバロック期のものですね。真ん中の紐を強く引いて鐘を鳴らします。

 

塔は登れるのは教会屋根くらいの高さまでで、特に眺望はよくなりません。快晴なのに、認識していなかった国内最高峰トリグラウ山Triglavは見損ねました。

お土産買ってジェラート食べてから階段を下り、舟に乗って元の渡し場に帰ります。実際には舟の戻り待ちもあったため、ブレッド島へのショートトリップは前後の航海時間各10分と合わせ、出発から帰着まで約90分。

 

⑵ブレッド城Blejski Grad(TA6/13)

 

車をピックアップして、ブレッド城へ。

湖畔から近そうですが経路はVila Bledから約4kmと意外に遠く、100m近く登ります。車がない人は、徒歩か観光馬車らしいです。城下の駐車場は狭いです。少し駐車待ちしました。

入場料は€11@1人、🅿️は€3。パンフは日本語版なし。

 

城内にベタな名前のレストラン「Bled Castle Restaurant」があります。TA3/53。

3点以上のコースで予約しておくと入場料が無料(込み)になりますが、1ヶ月前にコンタクトした時は手遅れ。開店30分後の11時30分に飛び込み、待ち時間0で無事テラス席座れました。ラッキー⤴️。入場料は払いましたが⤵️。

スロベニアクロアチアは総じて冷房がないので、同じ暑いなら風が通るテラス席にしましょう。広いテラスはレストランエリア以外はフリーアクセスなので、飲食しない人もブレッド湖見下ろすビューポイント行けます。

 

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ランチは、ブレッド湖産かどうかは知りませんが、鱒にしました。嫁はパスタ。スロベニアクロアチアは、沿岸部だけでなく内陸も魚介類です。値段は場所代が効いて高めかな。€45。

 

ブレッド城のテラスからブレッド島を見下ろします。

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お城の中は、、、博物館ありますが、我が家的には見るべきものないただの山城(砦)なので、銃眼から外を見るくらいでただ経路を辿っただけ。

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ゲートを見下ろしたり。

ブレッド湖の少し北にも見どころヴィンガル渓谷がありますが、リュブリャナに直行。E61で所要約60km/45分。

 

続きます。

 

 

《余談 撮影ポイント》

いい撮影スポットは、アクセスが容易な場所とは限りません。

富士山。形が最も美しいのは、厳しい登山を経た南アルプス北岳山頂から間ノ岳山頂の間。

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ノイシュバンシュタイン城は、マリエン橋からは撮れますが、正面見下ろしはヘリコプターかパラグライダー乗らないと無理。

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【トリドリ様より拝借(https://tori-dori.com/trip/2018/07/09/28853/)】


今やツアールートにも組み入れられたチヴィタ・ディ・バーニョレージョを同じ高さから撮るには、橋の袂の駐車場まで降りず、バーニョレージョの街外れのシャトルバス乗り場から。(うちは駐車場まで降りたのでこのアングルは絵葉書のみ所有)

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【大分以前にお世話になりましたアーモ・イタリア様より拝借(https://amoitalia.com/civita_bagnoregio/)】 

  

ブレッド湖見下ろしでよく使われるのはブレッド城ですが、片道30分のトレッキング(Vila Bledから1.6km・標高差170m)を厭わなければ、Mala Osojnicaから、聖マリア教会を湖の中心に置いてブレッド城とユリアンアルプス(最高峰のトリグラウでなく支脈のHochstohlだと思う)をバックに撮れます。ここがTA1/14ポイント。

私なら30分あれば写真撮って往復できるレベルでしたが、今回の旅は何かと調査不足で、事前にこの情報掴んでおらず。 

Mala Osojnica viewpoint

flicker Cat Stam様より拝借(

https://www.flickr.com/photos/little_duckie/34449006451)】

 

《Optional》

付近ではヴィンガル渓谷Soteska Vintgarとボーヒン湖 Bohinjsko Jezeroも素晴らしい自然美が楽しめるそうです。車旅の我が家には歩く気と時間さえあれば簡単ですが、リュブリャナへの移動を優先しました。 

 

注1:朝食に菓子パンが多いことは私のイタリア大好きポイントの1つ。この基準でデンマークも好き。スロベニアクロアチアも結構ポイント高し。

注2:☆5と☆4 の間の大凡の線は、バスタブの有無と、朝食での生ハムの有無に引かれています。(私のイタリア基準)

注3:上陸はしないようですが、泳いで渡る人は結構います。

スロベニア・クロアチア旅行記 初日8月18日土曜日(久しぶりのポーランドに寄り道してスロベニア・ブレッドまで)

初日。猛暑が少し緩んだ(この日の最高気温は27℃)8月18日に日本を出発。

 

本数の少ないリムジンバス利用の我が家は、早め現着し、ラウンジで過ごすのが習慣。

サマバケシーズン終盤の土曜日朝の成田T1は、優先チェックインカウンターも優先検査場もそんなに混まず。最近の羽田国際線だと優先検査場が長蛇の列でガッカリしますが、それも無し。

JALだとコードシェア便サクララウンジのないT1に回らされたりしますが、スター・アライアンスではそういう目に遭ったこともありません。まあラウンジは結構混んでましたが。

以上、我が家的に何ら面白くないので写真なし。

 

LOTポーランド航空は、嫁のワルシャワ赴任期間中に域内移動で利用して以来(注1)、日本便は初めて。尚、“LOT”は略語でなくポーランド語の「飛行」、flightとかvoloということらしいです。

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写真はワルシャワで撮った他の機材。

 

座席は普通の横並び。景色見る派の私が窓、寝る派の嫁が通路。

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衝立が高いSky Suiteタイプは寂しいので、2人で旅行するときはこの方がいい😊。

 

溜まってくると邪魔になるが1社1個だけは欲しいビジネスクラス・アメニティポーチは、LOTらしい質実剛健な感じ。

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尤も大概中身は要らないので、帰路は小物土産の収納に活躍します。

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今回はドゥブロヴニクのホテルのバスアメニティ。

ビジネスクラスの大事な点はスリッパ。海外旅行では機内スリッパを最後まで持ち歩くことがありますが、今回は1泊目のホテルスリッパにスイッチしました。

 

機内エンターテイメントは日本語コンテンツ少、コンテンツ全体も寂しいです。この辺が日系と大違い。見たい映画なかったので、iPadの映画とiPhoneの音楽と睡眠で過ごしました。

 

10:15発。ヤマノボラーとしては、空に上がったら⛰です。

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富士山。


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南アルプス八ヶ岳


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中禅寺湖男体山日光白根山

 

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奥只見湖と越後三山(中ノ岳が入ってない)。


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隣県出身なのに佐渡ヶ島初めて見た。

 

ランチ(と言っても2回の食事中豪華な方)は「ミート(notフィッシュ)」。

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「洋(↔︎和)」だったか「牛(↔︎鶏)」だったかも。この辺も日系に負けますが、無国籍洋風より個人的には民族色を出して欲しい(中東・北アフリカのクスクスを除く)。

 

今回は下界が曇りがちだったので、シベリアの平原やウクライナポーランドのモザイク畑上空は寝て過ごす。

 

ワルシャワ上空到達。

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鮮明ではありませんが、中央右端が王宮。世界遺産旧市街はほぼ切れました😹。

 

中心部。
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旧ソ連からの贈り物文化科学宮殿は、今は映画館。

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尚、文化科学宮殿周辺はこの10年内で大分変わったらしいです。

 

11時間ちょっとのフライトを終え、14:25ワルシャワ着。今回の旅第1回のクロスボーダー。さっさとパスポート・コントロールを済ませてLOTラウンジに飛び込みます。

ジュレックあったー♪

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美味しく1杯いただきました。一杯いただきたかったのですが、ラウンジ〜機内と食べ続けてお腹空かず。痛恨。。。

で、免税店巡り。ない。ない❗️ジュレック売ってない‼️クノールのインスタントが欲しかったのですが、そういうの売ってそうな店がそもそもない。コンビニ行けば何とかなる日本と違います。已む無くジュレックの素購入は断念。(注2)

 

折角ポーランド来たので、気を取り直してE.Wedelのチョコレートを買い込みます。

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戦利品。

Wedelのチョコレートは美味しいです。ワルシャワ市内の本店で飲むチョコレートドリンクは絶品です。Wedelはポーランド土産の定番でもあります。一番人気と言われる「鳥のミルク」は、マシュマロ嫌いなのでダメですが、板チョコ超美味しいです。でも、MilkaにもWONKAにも負けないというか寧ろ勝っていると思いますが、ポーランド以外では見たことがありません。2010年にロッテが買収し、「ヨーロッパへの初の投資であるとともに本格進出の中核事業に位置付ける」ことになっているらしい(Wikipediaからの引用)ですが、さっぱりです。街のスーパーに無くてもせめて免税店にさえ置いてくれれば買えるのに、ロッテの免税店なんて欧州では見たことないしな。。。

 

この記事を書いている最中、とあるサイトで、Wedelのチョコレートが日本で売られているとの情報を発見❗️

kobalog.jp

「マスコミ系グルメスタイル」さん、ありがとう❗️

11月24日、家から一番アクセスが良さそうな店でカートン買いしてきましたよ。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

富士貿易さんありがとう。

てか何やってんだよロッテ😠。 日本にすら売る力が無いんなら、手放してくれ。

 

短時間の滞在でポーランドを出国、クロアチアはシェンゲン外なので、入国スタンプに続いて出国スタンプ貰います。

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東側(ロシアに接しているフィンランドを含む)は、パスポートを右から開いた側に査証印を押す傾向があるらしいです。

 

続いて乗り込む16:50発LOTザグレブ便。

安さと引き換えにシャビーな短距離便のビジネスクラス。座席の並びがエコノミー3+3より少ない2+2だったこともありますが、今回の機材はエコノミーと一緒。前後が少しだけ広いかも。違いは、空いてること、結果トイレが常に空いていることと、食事の際テーブルクロス敷くくらい?メニューも違う筈ですが、比較していないし短距離は所詮ワンプレート。優先乗降もカーテンで仕切ってエコノミー客をシャットするところまではしません。そもそも乗ってたのは階級社会の外側のアジア人(注3)。

 

1時間40分のフライトを終え、クロアチアの首都ザグレブ空港に降り立ちました。遂に念願叶って感無量。でもザグレブは素通り💦。(注4)

 

近未来っぽい外観です。

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ビジネスクラスの威力でホールショット❗️

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てか誰もいません。間違いでもありません。他の便ないんかい!

 

2回目のクロスボーダーは、そもそもパスポート・コントロール・カウンターが混んでおらずスンナリ。イマイチPriorityが効いてない(手荷物がエコノミーと一緒に出てくる)ものの、空港自体が混んでないので、バゲージ・クレームもサラッと通過。

 

1階のHertzカウンターに寄り、カーレントの手続きをします。ボスニア・ヘルツェゴビナには行かないよね?と聞かれたので、「はい❗️行きません‼️(ドゥブロヴニク手前で7km程通るだけ)」と答えました。(注5)

やはりポロではなく、未だVWに当たらず、指定された車はスズキ・VITARA。

駐車場に入りリモコンで呼ぶと、返事したのは日本で言うところのエスクードでした。セダンかと思ったらまさかのSUVでしたが、確かにBセグメントかな(注6)。

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これは旅行後半マカルスカ近郊での写真。

 

ザグレブからブレッドへの移動》

E65〜E70〜A2〜E61ザグレブからブレッドは、殆ど高速道路なので楽ですが、距離はリュブリャナ降りの3倍。「大体ツアーと同じ」と言っていながら、航空機のブック前にツアーコースを調べず、南下ルートの起点はクロアチアの首都ザグレブだと思い込んでいたために生じた長距離移動でした。ああ、リュブリャナゲートウェイだと気付いていれば楽だったのに。

 

クロアチアの高速道路は都度払い(クレジットカード可)。

いよいよ⁉️

この旅3回目のクロスボーダー&1回目の陸路クロスボーダー。パスポート・コントロールがある陸路クロスボーダーは初めて。

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料金所ならすぐ通過できる台数ですが、クロアチア出国・スロベニア入国に30分程掛かったと思います。スロベニアが自由移動圏シェンゲンの入口なので、ここ最近の中東・北アフリカの難民が増えたことで入国審査が厳しくなっているのかもしれません。

 

そして遂に自動車スタンプ❗️

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左上が本日の🇸🇮入国スタンプ。

 

スロベニアの高速道路はヴィニエッタという定額券の事前購入方式。入国直後の窓口で1日券×日数より割安な1週間券€15を購入し、フロントウィンドウに貼って走ります。記名式では無いので次の利用者もこのチケットを使えますが、1日でドゥブロヴニクからスロベニアまで移動させる人はまずいないので、私の車で得した人はいなかったでしょう。

国境を通過したらあとはブレッドにまっしぐら!の筈ですが、リュブリャナのジャンクションを誤って同じ道を3周しました。運転用に強ーい眼鏡掛けるとiPhoneXの画面が小さいです。&Sygicの画面作りが上手くない。

 

で、見込みより1時間近く遅れてブレッド湖畔到着。

ホテル・ヴィラ・ブレッドVila Bled☆☆☆☆(Trip advisor評価2/24位)。

www.bled.si

 ホテルサイトでなく、ブレッドの情報サイトですが、ブレッド情報はこのサイトに何でもあります。

湖畔には☆5が1軒だけあり、そっちの方が豪華(でTA1位)なのですが、ユーゴスラビア建国の父、故チトー大統領の別荘にして、かつて昭和天皇も泊まられたというストーリーで、たとえ設備が老朽化しようが冷房もなかろうが、我が家はここ1択。

夜着いて寝て朝食して出発する短時間滞在ですが、レイクビューのスイートです。

ルームチャージ:€273

水は2本サービス。あったか記憶が定かでないAmfiteatar以外はホテルに水2本付きましたが、国土全体がカルストのように水がいい土地なので、基本的に水道水そのまま飲めます。

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窓からの夜景。

 

お休みなさいZzz...

 

《本日の移動》Google Mapでは209km/2時間9分です。

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注1:今はLOTが直行便飛ばしていますが、当時のポーランド往来は乗換が必要でした。

注2:もう諦めて自分で作ることにし、この間ライ麦粉買ってきました。

注3:左1-2列に我々夫婦2人と、右1-4列にやたら席を移動して騒々しい韓国人3世代家族4人のみ。

注4:事前情報が過ぎても素晴らしいものを見落とす可能性ありますが、イタリアで超Sクラスの建築・美術を観賞しまくった我が家基準では、「世界遺産」の箔でも付かない限り、ザグレブ大聖堂クラスに必見マークは付きません。

注5:自己責任のヨーロッパでは、この程度なら行くなとか貸さないとか言われないと思いますが、爬虫類は嫌いなので、藪は突きません。

注6:ハンガリー生産です。SX4と違ってエスクードなら欧州向け企画車ではないかな。