甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

ダン・タイ・ソン ピアノ リサイタル at 紀尾井ホール

初めて来ました紀尾井ホール。日鉄の施設だそうです。中ホール(大ホールはない)は800席で、音響に優れたホールだそうです。

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本日はダン・タイ・ソン氏のリサイタルです。

www.hirasaoffice06.com

リーフレットのダウンロードはこちら(ヒラサ・オフィスのダウンロードリンクです)↓

http://www.hirasaoffice.sakura.ne.jp/data_files/view/1258/mode:inline

 

今回は6公演、調布含む東京2公演以外では大分や福島でも演奏されます。

 

音響に優れたホールといえば、浦安音楽ホール(愛称「さざなみホール」だと思っていたら、命名権が売り飛ばされて「J:COM浦安音楽ホール」だそうです)は、市長が替わってからイマイチ不活性状態の印象ありますが、ワールドカップラグビーのパブリック・ビューイング会場になってます。

www.city.urayasu.lg.jp

音楽芸術の拠点になるはずがまさかの展開です。もっと広い市文化会館とは立地の差があるので席は埋まるでしょうが、きっと素晴らしい音響でラグビーが楽しめます???それはいいので、もっと音楽関係のいいとこ呼んでください。

12月に福間洸太郎さんが来ますけどね。

脱線でした。

 

さて、1980年の、ポゴレリッチ事件のあった80年ですが、アジア人初のショパン・コンクール優勝者であるソンさんは、コンクールから間も無く40年を迎える61歳の今もレパートリーの中心にショパンを置く、生粋のショパン弾きと呼んでいい人ですね。

紙鍵盤伝説や「ベトナム人珍しいから聴いてやろう」伝説など、多くの伝説(少なくとも前者は事実のようです)を持つ人です。柔和な人柄(接したことがないので見た目の印象です)は、幾多の苦難を乗り越えた人のそれでしょうか。

 

1階右横、前寄りの席でした。ステージ方向に角度がついているので(私の席で1列目中央を向くくらい)、首と耳が楽でした。角度が変わらないので、後端の席は客席中央を見る感じですが、それでも対面方向を見るオペラシティよりいいでしょう。

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但し、椅子そのものは仕様が若干古い印象。背もたれが立っていて窮屈。
 

<プログラム>

(第1部)

シューベルト:ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調「レリーク」 D840

ショパン:3つのワルツ

      9番 変イ長調 「告別」op. 69-1

      4番 ヘ長調 op. 34-3 

      6番 嬰ハ短調 op. 64-2

ショパンマズルカ風ロンド ヘ長調 op.5

(第2部)

パデレフスキ:4つの小品

      メロディ op.16-2

      伝説 op.16-1 

      夜想曲 op.16-4 

      メヌエット op.14-1 

ショパン舟歌 嬰ヘ長調 op.60

ショパンボレロ ハ長調 op.19

ショパンスケルツォ 第2番 変ロ短調 op.31

 (スケルツォは当初予定していたバラード第1番から差替え)

(アンコール)

ドビュッシー前奏曲集第1集より

      第8曲「亜麻色の髪の乙女

      第11曲「パックの踊り」

ショパンマズルカ 第13番 イ短調 op.17/4

 

ソンさんのインタビュー、というよりは事前解説があります。

www.youtube.com

 

レリークは、名前と違って遺作でなく途中放棄作ですが、完成した第1楽章と第2楽章を演奏。

転調が忙しい第1楽章が好み。第2楽章は、、、シューベルトだけに美しい歌心は感じますが、私としては曲は然程印象的ではありませんでした。

 

集中力の要るシューベルトの次はリラックスして聴いて欲しいというショパンのワルツ。

元々ダンサブルじゃないショパンのワルツですが、ソンさんの柔らかいタッチで聴く9番と6番の美しさは別格。特に好きな6番は、嫁がワルシャワに住んでいた当時大韓航空が現地のCMで大量に流していた影響で、個人的にはフィギュア・スケートの映像(多分キム・ヨナさん)が目に浮かびますが、実に優雅でした。

いかにも16歳らしい派手なロンドを煌びやかに演奏して第1部終了。

 

パデレフスキは、、、ポーランド🇵🇱では冠ピアノ・コンクールがあります。来月ビドゴシチ“BYDGOSZCZ”で第11回開催。ピアニスト兼作曲家兼首相❗️だった才人は、周辺国に蹂躙され続けたポーランドのために戦った偉大な政治家、というか愛国者だそうです。日本の「文化人」達とは大違い。作曲家としてよりも、ひと昔前のショパン楽譜の主流、パデレフスキ版の「パデレフスキ」さんとしての方が有名でしょうか。

生誕100年(来年)、建国100年(去年。日本との関係では今年は国交樹立100年)で採り上げたそうです。最近見直されているということで、ソンさんの録音が一昨年発売されましたが、Amazonにはありません。うーん🧐。

初めて聴いた曲は「遅れてきたロマン派」な印象で、ショパンよりリストの影響が強いように感じましたが、メヌエット以外あまり耳に残りませんでした。作曲家としては正直どうかな。。。小曲4曲聴いただけですが。

 

ソンさんはオーソドックスな演奏をする人だという印象を持って聴きに来ていましたが、ショパンで最も演奏が簡単らしいボレロを挟んだ今日のハイライト舟歌スケルツォ第2番は、ともにディナーミクとアゴーギクを大きく取ったロマンティックなものでした。但し、「ピアノの詩人」と称されるソンさんらしく、繊細なタッチはそのまま、ショパン本人もこう弾いていたのでは?と思わせる詩情溢れる美しい演奏。

私はケレン味たっぷりのイタリアンやフレンチが好みですが、ソンさんの演奏は美味しい素材を活かしつつ美しく盛り付けた上品な日本料理。☆☆☆。

 

アンコールはドビュッシー2曲、「亜麻色の髪の乙女」は、ソンさんの日本語MCから。曲調は美しい長調の「亜麻色」からめまぐるしい「パック」へとガラリと変わりますが、色彩豊かなドビュッシーを旅する、オマケ感なしの濃厚な世界でした。

再び日本語での紀尾井ホール公演10回目の感謝の言葉から、シンプルで美しいマズルカで終演。

遅めの拍手のなか、余韻が消えるまで聴き入りました。コンクール優勝から40年の探求を経たショパン演奏の1つの到達点だと思います。堪能しました。

 

今日は見える眼鏡を忘れて矯正視力0.3くらいでしたが、小さいホールの割と前の方だったので、ソンさんの顔もよく分かりました。一貫して割と渋い表情で演奏する人ですが、演奏を終えて拍手に応える時の笑顔がチャーミング。

 

終演後はサイン会がありましたが、帰路を急ぎました。

高額チケットで有名なK社招聘アーティストではないので、次のチャンスもあるでしょう。

グラモフォン/デッカの全集に入っていないこともあり、彼のCDは持っていないのです。サイン貰うのは、リサイタル会場で1枚買って貰うんでなく、よっく聴き込んでからにしないと(セルフ・レギュレーション)。

 

パンフレットはチケット代に込みの小冊子、見開き6ページでした。

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テストライド

台風19号の被害に遭われた皆様にはお見舞いとお悔みを申し上げます。

うちの田舎はまだ新幹線止まってます。雪には最強(それでも止まる)ですが、山間部を通るので雨で倒木や土砂流入等が起きるとよく止まるんですよね。風は大したことないはずなのに、地味に影響が残ります。

 

浦安市は今回も殆ど被害なし。隣の市川市では一部に避難勧告が出ましたが、こちらは全域に避難準備・高齢者等避難開始が出て(新浦安エリアのマンション住まいの人は従ってはダメ)、舞浜の一部の道路は通行止めになったぐらいですか。(全部12日土曜日の話〜翌朝までに解除)

江戸川区民都心流入規制(笑)ってのもあったみたいですが。

 

個人的な被害は、会社の安否確認要求がやたら来たってことでしょうか。東京に特別警報が出たって、千葉県民には関係ないです。(フツーわざわざ出掛けてないでしょ。)

 

台風一過となった13日は晴れ、強風。

14日は超曇天。北の風5m/s。夜雨予報、午後にも予報アプリによっては雨マーク点在。流石に路面の水も引いただろうと、午前テストライドに出ました。体のチェックとOHしたSK Pininfarina Diskのチェック。

 

日の出三番瀬沿い緑道。松の葉と小枝が大量に落ちています。 歩道よりも自転車レーンの方が酷いです。

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枝を踏んでもパンクはしないでしょうが、この葉は滑ります。この先の直角コーナーでは転倒注意。

 

この区間に入る手前、強めに踏んで最高47km/hくらい。巡行するのに丁度いいのは43km/hくらいでしょうか。脚の回り異常なし、右手のホールド異常なし、変速・ブレーキ異常なし、車体の異音その他警告なし。その前の向かい風区間は28km/h巡行でした。合計10m/s、時速にして36km/hの風速差で、走行速度は15km/h前後変わるって感じですかね。

 

しかし、生憎雨がパラついています。ドリンクボトルも忘れたし、軽いチェックだけで帰ることにしよう。

 

DE ROSAとSKのロゴ輝く美しい車体。うっとり。

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URSUS MAGNUS H.01にうっとり。
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トップキャップの向きが曲がってるので、あとで直そう。

 

黒猫のツールケースも復帰。
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ベルをミノウラに戻してみましたが、固定するとEPSのワイヤーに引っ掛かるし、緩めると音がするので、やっぱりKnogに戻そう。どうせ鳴らさないからホントは要らないのに、と思いましたが、逆走の自転車に鳴らしまくるようにしようかしら。

 

Campagnolo BORA ONE 35とRECORD EPS DBにうっとり。SELLE ITALIAのSLR KIT CARBONIOにもうっとり。
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カンパニョーロのEPSはユーザー僅少の1人負けレア・コンポーネントですが、性能は不満なし、カッコは圧倒的。値段も圧倒的なのが売れない原因でしょう。

 

ホリゾンタルフレームとディスクブレーキにうっとり。
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乗らない間BORA WTOにちょっと惹かれましたが、リムハイトはやっぱり35の方がしっくりくるかなあ(あくまでデザインの話)。WTOのディスクブレーキモデルはリムハイト45mmなのでそんなに代わり映えしない&モノトーン系のグラフィックが気に入らないので、WTO 60 DB(派手な)ブライトカラーが出ないうちは買い換えないと思いますが。

でもデローザさんが発表した新型SK Pininfarinaは、グラフィック的にWTOかダークラベルだと思います。

 

新兵器。
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カステリやサンティーニのようなレース系のブランドは大体袖が長いので問題ないのですが、長さで合わせたアームカバー(Lサイズ)は太さの問題でズリ落ち易く、袖の短いファン系ブランドのジャージだと腕に隙間ができ、日焼けしてしまいます。ボタンを付けて対策。

 

三番瀬は鳥が沢山。渡りの時期なのかどうかは不明。

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因みに緑道のメインストレッチはまだ湿ってました。ニコニコ広場の芝生が吸った水が残っているためですね。

 

荒川は酷い状況であると分かっているので行くつもりもありませんでしたが、こんな天候なので見送った江戸川サイクリングロードはどうだったんでしょうか。河川敷内走りっぱなしの荒川程じゃなくても、アンダーパスありますからね、江戸川も。

痛い、あまりに痛いDIRETO故障

私の怪我の話ではありません。

 

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うちのCannondale Jekyll800とELITE DIRETO(かなり初期の頃の記事で使った写真)。

 

先日来Zwiftの最中に、リアから「パキン」というか「ガキン」というかそんな音がしました。時々ですが、何かズレる金属音か、プラスチックが割れるような音です。

 

車体に横方向のストレスを掛けた時に鳴ったような気がしていたので、初めはクイックが緩んだ(注1)のかと思って点検しましたが、異常なし。

 

その後も時々音が出ていたのですが、この間Zwiftやっていたら悪化、ペダリング毎に鳴るようになり、車体を左右に振っても振らなくても(←ガッチリ固定されているのでクイックが緩んでなければ動きません)鳴るぞとか思っていたら、突然負荷が掛からなくなりました。

(暫くZwift関連のエントリーが消えているのはこのためです。色々忙しくて動けなかったのですが、起きたのは9月23日という結構古い話です。)

 

!!!

 

えーとこれは、、、

 

ググる

 

→どうやらフリーハブの爪が死んだかな。

それまでの走行距離約4,800km、走行時間約145時間(Zwifter登録前のトライアルが反映されていません)。

→修理出すよりは安いだろうから、自分で交換しよう。

→買ったネットショップとディストリビューターに「DIRETOのフリーハブ壊れたみたいなんで、対応品教えて頂戴(注2,3)」とメールする。

→ネットショップからはすぐ返事が来る。曰く、

  • 通常取扱品でなく、客注ディストリビューター取寄せで6,200円+税+送料
  • 種類はシマノ用、カンパ用、スラム XDR用の3種
  • 補修部品なので、ネットショップの棚にはない(クレジットカードも楽天ポイントも使えない)

 

アサゾーでも取れるだろうけど、行く面倒が送料より重かったので、本体を購入したネットショップに注文。

 

来ました。すぐ来ました。

Jekyllを降ろし、カセットスプロケットを外したら、買って以来のフリーボディと御対面。

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結構齧ってますね。グリス注さないで取り付けたからなー。

 

取り外しは、中心の押さえ金具を5HEXで外すだけ。スルーアクスル車はここと反対サイドに違うパーツを使うことになっています。
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で、ちゃっちゃと新しいフリーボディに交換して、Jekyllを載せたのですが、、、

変わりませんでしたorz

(写真残すような工程なし。)

 

仕方ない、開いてみよう。

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9本だかのタッピングと1本のボルトで留まっているだけです。

 

Ouch❗️
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Vベルトが切れてました。ベルト…。
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いやね、形もそんな風だしね、こういう可能性を考えるべきな訳ですが、「ダイレクトドライヴ 」って書いてあるじゃないですか。

私の中では、ダイレクトドライヴとベルトドライヴは対義語。

 

うちのレコードプレーヤー、名機の誉れ高きKENWOOD KP-1100です。最近はただ埃被っていますが、久々に回してもここ数年で発売されたDENONの4万円くらいのCDプレーヤー(我が家的には3代目)より全然音がいい、定価99,800円。

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CDプレーヤーは我が家的初代のビクターXL-Z711が一番よかったです。昔の製品と今の製品を比べると、日本の家電メーカーの凋落ぶりが見えて悲しいです。(脱線)

 

これがKP-1100のダイレクトドライヴ。モーターが直接ターンテーブルを駆動します。

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オーディオみじんこ様のサイト(http://archives.mijinko.jp/component/KP-1100.html)より拝借しました。ありがとうございます。

 

で、これがベルトドライヴ。

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ハイファイ堂様のサイト(https://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/130125/index.html?G=3&A=1&LNG=J)より拝借しました。ありがとうございます。

 

ベルトかー、と銘記されていたメガダイン社 1136J/447Jを検索。(まだ自力でやる気。)

すると、、、

 

僅か1年でベルトを千切った先行者を発見しました。(検索キーワードは1136Jと447Jで、ELITEでもDIRETOでも故障でもありません。)

ameblo.jp

 

で、拝読。

ああ、ELITEのウェブショップで買えるのか。

対策品らしいです。ならリコールじゃないのかしら?

 

と思いつつ、原因と対策が分かったので、手配可能かネットショップに尋ねたところ、2年の保証期間中なので、ディストリビューターに保証修理の依頼をしてみてくれと。

んー、最初からこうすれば良かったか。てっきり1年だと思っていました。説明書と保証書(あったと思う)どこやったか分からないし。

 

それでディストリビューターに電話。着払送付可、保証書は販売証明有れば可と(ネットショップなので大丈夫)。

 

そうはいっても大型商品なので、発送準備が大変。箱なんて邪魔だからとっくに捨てました。モノはまだ手元にあります。「いつ修理が終わるか」でなく「いつ修理が始まるか」状態。

 

ということで、怪我が治ったとは言えませんが、主治医からアクティヴィティ全面解禁が出た今年の体育の日3連休。台風直撃。

例年強めのアクティヴィティをしているこの3連休。一番頑張った2013年には、白峰三山(逆走)&箱根外輪山35k左回り&富士山須山ルートの3日連続トレイルランニングで概算80km、獲得標高概算8,000m。1週末で体脂肪が大体1.5kg燃える、充実した週末になります。

天気が良ければ。

…「晴れの特異日だから10月10日が東京オリンピック開会式に選ばれた」というのは、あまり根拠なかったらしいですが、実際ここ数年はそんなに晴れていないです。去年も山行ってないし。

大型台風上陸の今年は、風が残り、河川敷のサイクリングロードの水が引かなそうな日曜日まではライド見送り。せめて室内でトレーニングしたいところなのに、DIRETOが故障でZwiftも不能です。ああ痛い。

明日月曜日はちょっと外出てみようと思います。

 

さてDIRETO。DIRETO Xにモデルチェンジしました。

スペック向上して他社高級機並み。

それでいて定価は引き下げ。

これもつい先日発売された2万円程安い下位モデルSUITOが大体DIRETOと同スペックですね。

どっちも競争力ありそうですが、ELITE自体はDIRETO登場時よりもTACXやWahooから水を空けられている印象。どこで負けているんでしょうか。トップモデルの存在感薄いしなあ。R2D2ガンダムを足して2で割ったようなデザインだし。DIRETO含めたサポートとか品質の問題でしょうか。

尚、旧式のDIRETO(といっても私の初期型より新しい、ブロック付)、ご近所のショップで旧製品在庫処分価格5万円台です。かなりお得ではないかと思います。

 

注1:以前1度下車時に外れたことがある。

注2:適合は購入時に本国サイトで確認したが、26インチ&135mmQR&9sという多分レアな構成なので、相性が悪い可能性を疑っている。

注3:DIRETO Xにモデルチェンジした今、本国サイトは旧製品情報を消しやがっているようです。

ちい散歩

台風の影響による気象条件からライドは断念せざるを得ないので、ランチの後散歩に出ました。

 

OMM イーサージャケット、モンベル トレントフライヤーパンツ、TNF防水キャップ、DEX SHELL防水ソックスにサロモン  XA PRO 3D GTXの完全防備で、暴風圏入り前後の13時前出発。

 

日の出北公園。

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三番瀬沿い緑道。
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軽装ランナー1人。寒くないもんね。

 

実が着いてます。ツツジだったかな、ここに植えてあるのは。
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うん、水溜りがあるくらいだから、ロードバイクはNGだな(そういう問題ではない)。
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そんなに波立っていません。

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エアレースの滑走路は、最終回の今年使われずに終わりました。
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東急ホテルさえ無ければ。。。因みに東急ホテルのローソンは営業中。

 

緑道メインストレッチ無人

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この辺りで「避難準備」発令。

 

パジャッソ休業、パンジュエル休業、並びで唯一チンタンタン営業。

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ケーズ休業、ケーヨーD2営業、セブンイレブン営業、ニューコースト休業。

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ナントカヤシの実が沢山落ちてました。
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真下に落ちているので、風による落下ではありません。

 

ジョナサン休業、プルーム休業。
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美味しい洋菓子が食べたい気分だったが、帰った後は昨日買ったどら焼きを食べることにする。

ファミマ浦安マリーナ店も休業。
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多分オフィシャル/パートナー各ホテル内のローソンは開いているので、コンビニ開店率は高いと思います。商品があるかどうかは別として。

 

約1時間後の日の出北公園は、雨が強まっていました。
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帰宅間もない14時過ぎ、高齢者避難開始が発令。

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新町エリア住民は家にいればいいので関係ないですが。Yahoo!で避難情報を見ていた嫁によると、最寄りの避難場所は、日の出北公園、日の出おひさま公園です。やだな、濡れるぞ、誰もいなかったぞ。

 

私が出ていた間は耐風姿勢を迫られたことも皆無、これを強風とか言っていたら夏山登山すらできません。

外にいたのは、ランナー2人、傘無しで写真とか撮ってる人4人、傘差し4人。台風で傘とか止めといた方がいいですよ。煽られたら危ない。どうせコンビニで安物のビニール傘買ってるんだろうから、同じくらいの値段で売ってるカッパ買った方がいいです。

 

午前中に行っとこうと思ったオーケーは昨日のうちに休業決めたし、ディズニーも↓。

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14時半頃から風も強くなってきています。流石にこれからは家でじっとしているのが安全。

 

 

災害に弱い日本にはラウンドアバウト 日本人向きではないけどさ

台風15号上陸から1ヶ月経ったそうです。で次の大型台風接近中。

15号では浦安の自宅は何ら被害なく、東北の実家は風すらなかった(前線の影響で雨は多少降りました)ので、被害の大きさを実感することが個人的にないのですが、千葉県内でも先の方では送電線倒壊等に伴う停電が長く続き、1週間経っても断続的に停電していたという同僚もいました。

テレビでは、大きな街でもないのに、信号が消えた交差点が激しく渋滞している映像が流れていました。

 

先日イエス“Yes”不朽の名作“Fragile”「こわれもの」を聴いていました。「お願いだから必ず最後の来日公演来てね」希望アーティストの筆頭、リック・ウェイクマン在籍。(注1)

こわれもの

こわれもの

 

1曲め“Roundabout”「ラウンドアバウト」(注2)は、車に乗っている時にイマジネートされた曲で、そのもの環状交差点を歌っています。頭の中に花が咲いているジョン・アンダーソンの歌詞なので、哲学的で難解とかいう意味でなく、単に何言っているかよく分かりませんが。

 

その時ふと思いました。

「信号なんかに止まるかも知れない電気使うのをやめて、ラウンドアバウトにしたらいいじゃん。」

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(警視庁ウェブサイトよりhttps://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/doro/kisei_kanjokosaten.html

 

信号機設置の弊害

 

大体において、信号機なんか設置して交通の流れを遮断すること自体がナンセンス

うちの近所の1番新しい交差点に信号機が設置されたことを書きました。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

執念深い私は、この後この信号機のサイクルを計りましたよ。(歩行者基準)

X方向の青時間:12秒

X方向歩行者信号点滅開始からY方向が青になるまで:13秒

Y方向の青時間:12秒

Y方向歩行者信号点滅開始からX方向が青になるまで:13秒

手動測定なので少しズレているかもしれませんが、複数計測の平均は12.5×4よりも12+13+12+13に近かった。

1サイクル50秒。信号を守る前提で言うと、広い道狭い道どちらから来ても、ここに差し掛かる歩行者は大概足止めを食らうということですね。車の通行可能時間はもう少し長いですが、態々溜めた歩行者や右折車のため、1回の信号で通過できなかったりします。元々大した交通量じゃないのに。

メリット受ける人は皆無、影響ない人は信号無視がデフォルトの自転車(not スポーツサイクル)のみ。

特定地域の特定材料で語っても仕方ありませんが。

 

最近の信号機には、停電でも稼働する太陽光蓄電型とかもあるらしいです。でもパネルやら蓄電池やらのメンテも馬鹿になりません。手間も金も。

 

そもそも、忙しい災害時にお巡りさん👮‍♀️に交通整理させること自体二次災害。

 

ヨーロッパではラウンドアバウトが普通

 

日本では2014年導入以降僅か87箇所(2019年3月末現在・警察庁)で、うちから1番近いのは千葉市稲毛区らしいです。ヨーロッパでは普通にあるというか、国にもよりますが、郊外は信号機でなくこっちがデフォルト。スムーズな流れを信号機で遮るという発想の方がイレギュラーなのでは。街中は信号機中心ですが、主には歴史的建造物のために色々難しい古都でも、ローマの共和国広場とかパリの凱旋門等がラウンドアバウト。その前後の通りは信号機ですけども。

 

警察庁によると、通行の効率は、1日通行量1万台を境に、多い交差点は信号機、少ない交差点はラウンドアバウト優位だそうです。

基本的に不向きなのは、

歩行者が多過ぎて、信号機で強制分離しないと自動車が事実上通行不能になる交差点。渋谷のスクランブル交差点が典型。でも車対車だけなら順に入って順に出ていくだけなので、閾値は1万台レベルではないんじゃないかしら。1万台がイメージできませんが。

あとは補償の問題(注3)からラウンドアバウトのための道路用地拡大が困難な箇所。例えば銀座の4丁目交差点。

そんなもんでしょ。

 

日本でのラウンドアバウトの評価。

trafficnews.jp

トライアルレベルなので何とも難しいのですが、取り敢えず前向き評価なようです。

記事で課題に挙げられている視覚障害者の話はよく分かりません。交差点の形状が分からなくて通行が難しいなら周知が必要でしょうが、車より一方的に優先されるべき歩行者、しかも障害者が車の接近方向を知らないといけない理由が私には分かりません。安心を言ったらキリがありませんが、安全面の話ではないでしょ。

 

ラウンドアバウトの弊害、導入の課題

 

1.真ん中に島を作るため、交差点に必要な面積が増えます。

街の真ん中であれば、利用されている地面を潰すのにかなりコスト掛かります。間違いなく掛かりますが、右折帯を設けてスペース取っている交差点も多いので、ラウンドアバウトのために更に必要なスペースは然程ではないかもしれません。

 

2.交差点が大きくなることによって歩行者の動線が外に移動します。横断歩道は既に歩道より外に引かれていているので殆ど変わらないと思いますが。

 

3.道が分からなくなる?

進行方向が分からなくなったら、出口の道路標識を見ればいいのです。少なくともヨーロッパのラウンドアバウトはそう作ってあります。信号機は定められた車線から定められた進路を取るしかありませんが、ラウンドアバウトは正しい出口が分かるまで(何周でも)回ればいいことになっています。

交差点内は一方通行なので、5叉路でも7叉路でも安全円滑に通行できるし、パリの凱旋門に至っては12叉路。

 

4.減速ウザー?

交差点進入都度減速することになりますが、STOP and GOよりいいでしょ。気分も燃料の減りもクラッチの減りもオートバイのバランスも。

 

この間外環道並走のR298を通り、大きな道なのにしょっちゅう信号に掛かり、渋滞に嵌りしました。でも停止中に周りを見渡すと、誰もいないのに無駄に広い空間が交差点の周りに広がっていたりします。ド田舎でなくても、首都圏でもラウンドアバウト作れます。

土地取得は障害になりますが、ゴネ得なんかさせないで適正な対価で収用すれば、そんなにコストは大きくないかもしれません。

 

でも日本向きじゃないのかな

 

上はハードウェアとか車側の問題。

障害は、土地でも金でも交通量でなく、やはりマインドセットでしょう。

 

嫁はラウンドアバウトが広く普及した国に住んでいましたが、怖いと言います。左(日本では右)から他車が接近してくるところに合流するのが怖いらしく、信号機が一方の流れを止めてくれた方が安心なんでしょう。信号機があっても、私は、Aピラーが太くて右前方の視界が悪い今どきの車で右折するのは怖くて仕方ないし、ありえない速度とタイミングと進路で突っ込んでくる自転車が怖くて仕方ないですが。

でも私は向こうでハンドル握って普通にラウンドアバウト適応しました。楽ですよ。一方通行なんだから。

アウトロー自転車は、ラウンドアバウトに関係ない対処すべき課題。

 

冒頭で引用したスレッドで、「車に譲ろうと待つ歩行者が邪魔」と書いています。信号がなくなったら「信号を待って横断開始」はありません。ただの横断歩道と同じ。というか、一時停止なく四方から車が集まるラウンドアバウトでは、今の横断歩道の実態と同じように歩行者が自動車を待っていたら、横断は無理。優先である歩行者は躊躇なく渡らないといけない。劣後する車は当然止まらないといけない。交通ルールの当然、グローバル・スタンダードですが、日本ではコペルニクス的大転換。これができないと歩行者は通行できなくなりますね。

 

表向きは譲り合いとかマナーとか言いながらさしてそんな精神を持っていない日本人が、通行者の自治(信号機が無いだけでルールはあります)に適応できるかどうか。

車の密度は結構高いので、交通が集中して結局渋滞するかもしれません。「右折」がないから多少滞っても流れる筈ですが、田舎っぺは交差点で合流させてくれないし。(若い奴はブロックするし、年寄りは進入他車を見ていない。→帰省すると、何なんだこいつらはと思う。)

歩行者人口も多いので、横断待ち停止のために期待した程車の流れは良くならないかもしれないし、歩行者が途切れない車をいつまでも待つかもしれない。

 

イタリア人のような空気を読む力がない日本人には向いていないと思う、と以前も書きました。 

liprofumodellarosa.hatenablog.com

 

仮にラウンドアバウトになったら、車と歩行者の関係が変わるのか。イタリア的に歩行者と車が折り合いを付け、絶妙の呼吸で縫い歩くのか、ドイツ以北的に兎に角歩行者を優先し、車が辛抱強く待つのか(そもそもルールは今でもこれ)、車の我が物顔が続くのか。

 

やっぱり変わらないかな。

 

でも、「歩行者を守るため」の信号機とか歩道橋とか、自動車優先、交通弱者/歩行者保護後進国日本から、いい加減脱却していかないといけないでしょう。もー世の中年寄りばっかりなんだから一層安全を考えないといけないし、今更箱物やら橋やら新設するよりも、ラウンドアバウトとか共同溝による電線電線電話線地下化とかスマート投資の方がいいです。

 

ということでラウンドアバウト推し。

 

注1:私にとってイエスとはABWH(優先順にするとWABHS)なので、今年2月の来日公演は当然参戦見送り。

注2:「環状交差点」はワタシ的には「ラウンダバウト」なのですが、この曲の邦訳のせいかどうかは別として、日本では「ラウンドアバウト」主流なので、止むなくそう書く。

注3:景観とか歴史的建造物への配慮のためにラウンドアバウト化が難しい交差点は、日本では僅かだと思います。元々そんな配慮をして出来上がっているなら、日本中の景観がこんなに醜い筈はない。

酒井茜&マルタ・アルゲリッチ ピアノ・デュオ・at Suntory Hall

昨日もピアノ。

六本木はサントリーホールにて、「酒井茜&マルタ・アルゲリッチ ピアノ・デュオ・リサイタル」。

 

表紙込み12ページの公演パンフレット付。

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表紙込み16ページのツィメルマンさん(3月)程ではないですが、仲々の出来です。

 

リーフレットはカジモトのサイトからダウンロードできますので、こちらからどうぞ↓

KAJIMOTO | コンサート | 酒井茜&マルタ・アルゲリッチ ピアノ・デュオ・リサイタル

 

カワイ の最高峰Shigeru Kawaiの搬入が遅れたのかどうかは知りませんが、寸前まで調律の音が聞こえたホールの扉が開いたのは開場から20分後の18:50頃、19:00予定の開演も約10分遅れでした。

座席は2階、ステージに向かって左側奥のB席。距離はありますが、流石サントリーホール、よく見え、よく聴こえました。ほぼ満席。プロコフィエフとかストラヴィンスキーとかホントに聴くの?と自分を含めて突っ込みそうになりますが、そこはB席でも1万円のアルゲリッチさんの集客力(注1)。

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【プログラム】

モーツァルト: 4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K.381
プロコフィエフプレトニョフ編): 組曲「シンデレラ」op.87
ストラヴィンスキー: バレエ「春の祭典」(作曲者自身による編曲)

(アンコール)

ラヴェルマ・メール・ロワ連弾版より

 第5曲 妖精の園

 第3曲 パゴダの女王レドロネット

 

注目は、2014年ラ・フォルジュ・ルネとルガーノで絶賛を浴びたという「春の祭典」の再演。

ルガーノ・ライヴ盤の「ロックのようなリズムとテンポ」というライナーノーツが、ロック畑の人の興味をそそります↓。

 

まずモーツァルトアルゲリッチさんは言うまでもないとして、酒井さんの指もよく回った軽やかな演奏。モーツァルトからの1曲めは躓き易いとの偏見を私は持っていますが、すんなり聴かせてくれるのは、酒井さんが当日練習をきちんとされている人だからでしょう。(注2)

続くは、ミハイル・プトレニョフ氏がアルゲリッチさんとのデュオのために編曲した、プロコフィエフの「シンデレラ」組曲。元々クラシック・ピアノ界頂上バトルみたいなテクニカル・デュオ曲なので、明度低めながらも彩度が高くスケールの広い曲に、変幻自在のアルゲリッチさんのテクニックが爆発。気合いの入った酒井さんも全力で付いていきますが、コントラストの強いこの曲の、スロー部・弱音部でのニュアンスを出し切れていなかったのではないでしょうか。私の耳には新ウィーン楽派的グレー系モノトーンとして入ってきました。ピアノは第1、第2とも同じなので、楽器でなく奏者の違いだと思います。

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10/3追記

アルゲリッチさんはスタインウェイだったらしく、楽器は一緒ではありませんでした。

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とネガティヴなことを書きましたが、その辺は場数の差でしょうか、「春の祭典」は違和感なく聴けました。テクニックのキレは違いますが、それは仕方ない。フォルジュ・ルネ/ルガーノは聴いていないので、それらと比較してどうかは分かりません。

でロックっぽいかというと、うーん🤔、そうでもないかな。確かにリズミカル(で変拍子)ですが、即興的な緊張感を期待すると、どうしても埋め難い技量差がある場合、シロッコに蚊トンボ扱いされるGMⅡ(注3)か、必殺技を掛けても底無しの鶴田に吸い込まれる長州(注4)か、釈迦如来の掌を飛び出せない孫悟空(注5)か、フツーに音楽で例えればラリー・コリエルの「四季」(注6)みたいな。ボーっと聴いていると同じように聴こえても、アルゲリッチさんに余裕有り過ぎて「激しいインプロヴィゼーションの応酬」的展開にはならないので、聴く側としてはどうしても熱くなり辛いところがあります。

アンコールのマ・メール・ロワは、アルゲリッチさんの独壇場。酒井さんがいいとか悪いとかでなく、アルゲリッチさんが奏でるラヴェルの色彩は別格なので。そう言っている割に、第5曲を忘れていた私は、聴き始めドビュッシーだと思いましたがwww

 

2人は、時には手を繋いで、何度もステージに登場し、四方の客席に挨拶するため何度もステージを周回し、にこやかに去っていきました。

 

昨年11月のキング・クリムゾン、今年3月のツィメルマンさんのエントリーから再度引用

これは軒並み古希を迎えている巨匠たちを、見れるうち、聴けるうちに見、聴かないと後悔するぞ

クラシックでのこれのきっかけはポリーニさんですが、好みに合わないポリーニさんは聞き逃しても後悔しない(注7)として、念頭にあったのはアルゲリッチさん。

何せ御歳78歳、太平洋戦争前のお生まれです。

が、

50年前の危険な香りこそ感じませんが、「いまだ健在」と評しては失礼過ぎる、微塵の衰えも感じさせない技術と表現力。腕の動きが小さい、時折頭を振ってリズムをとりながらピアノを歌わせる泰然とした姿は、神でなく菩薩。アルゲリッチ菩薩。

来年も聴きます。既に数件ブック済。

 

尚、酒井さんに対してフツーに厳しいのは、「(生きているうちに)聴けてよかった!」という巨匠ゲタ(注8)を履かせる必要がないからです。 

 

怒涛のコンサート・ラッシュで7〜9月の四半期(10月1日を含む)は、特に興味の深かったものはほぼ聴けました。

パフォーマンスではフォーカスとチョ・ソンジンさん(後半)、リスニング環境としてはマグマのEXシアター3階席とサントリー・ホール、コスパは6,500円のチョ・ソンジンさん圧倒。名前を挙げていないアルゲリッチさんは別格なので殿堂入り。

 

余韻を楽しむため、明日の通勤時はアルゲリッチさんのラヴェルを聴こう。(ソリスト基準で買ったものでだけ持っているアバド盤。)

 

注1:プライシングは、アルゲリッチさんでなく、強気のカジモトさんのマターでしょうけども。

注2:プロは公演曲弾くのかエチュード弾くのか知りませんが、オーディエンスとしてはそういうもんだと思っています。

注3:機動戦士Zガンダム第11話

注4:1985年11月4日大阪城ホールにおけるジャンボ鶴田v.s.長州力

注5:西遊記 ってこれは注釈要らないか。

注6:ジャズ・ギターの第一人者とされるラリー・コリエル氏を以ってしても、ギター界随一のヴィルトゥオーゾ山下和仁氏にはまるで歯が立たなかった、という記録。「四季」。

ギター・オデッセイ~四季

ギター・オデッセイ~四季

 

注7:持っているグラモフォン/デッカのショパン全集は、ポリーニ盤であるが故にピアノ・ソナタ集だけ聴く回数が妙に少ない。

注8:アルゲリッチさんにはそもそも要りませんが。