甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

Last Ride 2019

12月21日土曜日

7時過ぎ出発。

どんより曇り。Prizm Road越しの視界は終始夕暮れでした。


江戸川河口妙典の災害対策工事は、通行止め箇所が入れ替わり、土手上側が通行止め、土手裏ストレートに自転車&歩行者道ができました。

(復路上流側から)

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土手側(東側)は工事区間、通路は東西線車両基地側(西側)です。
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スピードは出せませんが、終始舗装道路上を通れるようになりました。幅は狭いので、特に歩行者を追い越すときは徐行しましょう。

南側の路面は土で大分汚くなってます。

 

天気予報は曇り、最低気温8℃・最高気温9℃、終始2m/sの北風の予報でした。

雨☂️は翌日曜日の筈でしたが、時折雨が落ちてきます。

自宅の周りの路面セミ・ウェット、篠崎ポニーランド周辺の路面セミ・ウェットで雨がポツポツ。

 

丸い帽子を被っているのは金町浄水場第3取水塔。竣工は昭和39年だそうです。

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往路終盤龍Q館周辺もセミ・ウェット、雨の後だなーと思っていたら降り出しました。

雨域を抜け、TTバイクが引く3台トレインに抜かされて間も無く宝珠花橋で折り返し。
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往路終盤には明らかな向かい風を感じる中、往路平均は25km/h台。なので追い風の復路序盤は40km/h巡行でとっとと帰ることにしました。復路は龍Q館周辺で完全に雨&ウェットになりました。雨の日は乗らないことにしていた筈なんですが。

 

本日は下流部で河川敷区間走行を増やし、寅さん記念館の前を通りませんでした。で、急カーブ&登坂の失速がない分ペースがどうなったかいうと、条件揃えて比較していないのでわかりません。

が、徐行を強いられることが多いです。土手上で安全確認せず横断したり急に曲がったりする無法者が集っている場所だから当たり前か。。。河川敷は20km/h制限が掛かっているので、速くなっちゃいけないし。

 

《Runmeterによるログ》

走行時間: 3時間37分
停止時間: 36分
距離: 106.8 km
平均スピード: 29.54km/h
最高スピード: 48.04km/h
登り: 94 メートル
降り: 99 メートル
消費カロリー: 2,804kal

因みにStravaに落ちたデータでは平均パワーは146w。Runmeterで設定したJekyllによる初期値(注1)だと281wなのですが、車両をSKに切り替えるとほぼ半分に落ちます。「281w」と言われると「いやいや、そんなことないでしょ」と思いますが、「146w」と言われても「いやいや、そんなことないでしょ」と思います。

ロードバイクってそんなに楽なんでしょうか。

 

本日は完全冬装備でした。

Castelli Alpha RoS Jacket + Castelli Fondo Jersey

Castelli Velocissimo 3 Bib tights

Intro Stealth 3D Glove

Fizik R5 Artica

ジャケットとシューズは本日下ろし。

気温は終始8℃くらいでしたが、大分汗をかいたので、このレイヤリングは過剰。でもトイレが近くて早々に篠崎ポニーランドに寄り、我慢ギリギリでみさとの風ひろばに寄り、復路もみさとの風ひろばに寄りの都合3回休憩しましたけども。

この気温で夏ソックスでも寒さを感じなかったので、敢えて冬用のソックスを履く必要はなさそう。なので、シューズを1サイズ大きくしたのは余計だったかな。。。

R5はフィジークのエントリーモデルなので、ソールはシリーズで1番柔らかいナイロン。その影響か、足音がポクポクいいます。妙に目立つ音なのが気になります。

あと足首までジップアップするミッドカット形状なので、足首の動き易さとかバックル部の当たり等を気にする人は、ローカット+ゲイター形状のSIDIとかNORTHWAVEの方がいいし、そっちの方がソールの剛性も高いと思います。まあ私はFizikのカッコが好き、と言いたいところですが、この2ブランドと何が違うって値段。1番安く買えたからFizikでした。でもこの足音で買い換えたい気分になるかも。。。

あとIntroのグローブは、親指の付け根部分が痛むというか疲れます。厚みはあってもちゃんとしたクッションになる当て布が無いからでしょいうか。

 

雨中ライドになったので、私のSK Pininfarina Diskは史上最も汚れました。

帰宅後は洗車。撥ねた泥を濡らしたウエスで拭き取り、注油しました。キャリパー清掃のためにホイールを外し、パッドも一旦取り外しましたが、パッドとピストンの当たり面をグリスアップするの忘れました。後でやっとかなきゃ。

 

約2,000km経過したリアタイヤが大分平らになってきました。
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この状態でローテーションすると操縦安定性に影響しそうなので、多分しない方がいいです。このまま履き潰してリアだけ交換てとこですかな。後継モデルGP5000が史上No.1クリンチャータイヤの評判を得ているようですが、うちには4000S2の在庫があと2本あります。

 

12月22日日曜日

本日も7時過ぎ出発。

冬至の今日もどんより曇り。1年で1番遅い日の出は6時47分。あと30分、7時半頃まで出発を見合わせるか、ライト使った方がいいですね。

 

本日は金町浄水場第2取水塔。昭和16年竣工。 

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「とんがり帽子の取水塔から帝釈天へと夕陽が落ちる」の取水塔。まっすぐ南に4〜500mの帝釈天は見えない&夕日は落ちる方角ではないと思うのですが、どうなんでしょうか。

 

何かと忙しい年末最後の週末。本日は30km弱のみさとの風ひろばで折り返すことにします。路面も荒れていますが、河川敷自体が荒れています。
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台風で冠水したサンケイスポーツセンターの工事はいつ終わるんでしょうか。

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江戸川河口まで戻ってきました。
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まっすぐ帰宅すると走行距離60kmを切るので、少し足そうと三番瀬緑道を総合公園の最先端まで来ました。解放&手摺が設置されてます。こんなところまで降りる人に手摺なんて要らないと思うのですが、落ちたら行政とかのせいにする人がいるんだろうから仕方ないんでしょうか。


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今年最後のライドは結局太陽を見ずに終わりました。

 

《Runmeterによるログ》

走行時間: 2時間8分
停止時間: 15分
距離: 63.43km
平均スピード: 29.78km/h
最高スピード: 45.90km/h
登り: 101 メートル
降り: 101 メートル
消費カロリー: 1,738kcal

前日時点での予報では終始5m/sの北風でしたが、本日は殆ど風を感じませんでした。巡航速度が往路と復路で3〜5km/h程の差。明確な風を感じたのは、三番瀬緑道の復路の向かい風ぐらい。

もう少し時間が取れ、初日の天気がよければ距離も伸ばせたのですが、ちょっと残念な締めになりましたね。

 

本日は浦安市の天気だと7〜9℃だったようですが、前日の完全冬装備から少し変更。

Fondo Jerseyを省略し、ミドルレイヤーなしAlpha RoS Jacketの中は、ダイネーゼのパッド入りインナーのみ。これでも暑かったらしく、ジャケットを抜けて出た汗というか水蒸気が背面ポケットのiPhoneや携帯ポンプ(Zipロックに入れてます)濡らしました。

 

腕はAlpha RoSの袖で覆われただけですが、それでも上半身暑くありませんでした。

厳冬期もこれでいけますな。

 

半年ブランクにし、復帰後は悪天候に祟られた今年のライドは、昨年より少ない&短い11回910km。全体の平均速度は29km/hでした。

来年はもちっと乗らないと。

 

注1:Runmeterの1つ残念な仕様として、初期設定した自転車(&自転車シューズ)を変更することができません。ただ、Runmeterに入れるバイクデータはタイヤ円周だけだし、ブロックタイヤの抵抗がどうとか一切無いのですが。出力が表示されるのはStravaだけですが、Stravaが何かデータベース持っているのでしょうか。

最近のDIRETO/Zwift

怪我の後、Elite DIRETO故障で鈍った心と脚がロングライドを許さず、というか基本的に運動習慣が無いので、Zwiftをサボり続けてきましたが、先週から仕事がピークを過ぎて若干帰りが早くなったこともあって多少やる気になりました。

 

再開初日8日。気合乗りが悪くて20分で中止。外ライドのような「出たら走るしかない」的強制力が伴わないので、体の目覚めとタイミングが合わないとこうなりますね。

10日。気温が高く、サーキュレーターを省略して開始したら、窓全開なのにたかだか240w平均20分でボタボタと滴れる程の大汗をかき、快適でなかったので30分で中止。

 

で、三度目の正直12日。

今月は、8月のエリアオープンとほぼ機を一にしてトレーニングが止まっていたために未走行だった新エリア、“Titans Glove”を走っています。

北米の山岳地帯っぽいと思ったら、モデルはシエラネバダ山脈のセコイア国立公園だそうで。米大陸には行ったことないので、どの辺にあるかも知りませんでしたが。

 

北欧のような花崗岩の岩盤かと思っていたら、石灰岩質らしく。

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実際にはシエラネバダには恐竜いないらしいです。
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雪山を登っている最中に8月の2時間以来ほぼ4ヶ月ぶりの1時間超えをしたので、

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ゴールまではまだあるけど満足してQuatch Questを終了。

本来は46.1km、1,708m+ですが、途中まで28.8km、647m+、652kcal。Avg.28.6km/h、188wの1時間2分。

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続いて14日土曜日。

Road to Sky。17.3km、1,047m+。

前方に登る山が見えると、、、本日は闘志が上回る。

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雪の壁を縫って駆け上がり、
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一応3番手タイムでゴールしましたが(尤も数名の日本人に抜かれているしタイム的には速くない)、ボードが表示されることなく降り始め、

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実車では有り得ない雪道70km/h下りを終えると、
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コースはJungle Circuit7.9km、83m+に繋がり、
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2周半程した辺りでスタートから2時間を経過したので終了。

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50.2km、1,258m+、1,420kcalの2時間1分。Avg.24.8km/h、204w。f:id:ABi-R:20191216114628p:image

8月以来の2時間ライド終了。

短時間で効率良くエクササイズしようとヒルクライムにしましたが、トルクの要る環境で脚が回らない、つまりは坂が苦手な私は、平地の高速よりカロリー消費落ちます。

 

15日は、嫁に誘われて近所のハイアットプレイスでアフタヌーンティー。コーヒーまたは紅茶付きで2,500円/1人。

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ご馳走様、嫁。

コンテンツとしては、紅茶がストレート/レモン/ミルクの選択だけというところがちょっと寂しいです。

 

ということで、週末2日とも晴れたのに、愛するデローザ SK Pininfarina Diskライド0。

基本的に週末ライドは帰路向かい風を極力回避しつつ昼食前に帰宅するため7時には家を出たいのに、どっちも起きられず7時過ぎに起き出したのでした。

カロリー消費を気にする割には、Zwiftは4回乗っても1ライド3,000kcal位いくSK Pininfarina  Diskには全く及ばないので、やっぱり外走らないとダメなんですが。

 

16日。

なので最強のフラットコース“Tempus Fugit” 17.3km、25m+に帰ってきました。

最大傾斜は一瞬の2%。

ああ、やっぱりフラットの方がパワーが出る。

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が、4wOver/kgで走っていた私を超えるパワーとスピードの人は私を抜いて間も無く減速して下がっていったイタリア人1人しか周りにいなかったのに、Fuego Flats Reverseの順位は中と下の境界245人中165番。何故???
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折り返しの30分で20kmを超えていたので、平均40km/hを確保するためにペースを上げたら、5%程タイムアップした2回目の計測では200人中44番に上がりました。自分と同じくらいの人がヴォリュームゾーンになっているイヴェントやってたんでしょーね。
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で、1時間経過したので終了。
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FTPが5w上がって265wになりました。
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計測していませんが、運動不足のため脂身によるウェイトアップがある筈なので、パワーウェイトレシオは悪化していると思いますが。

 

41.6km、64m+、891kcalの1時間1分。Avg.41.1km/h、256w。40km/hOver確保をひたすら意識し、FTPは全く意識していませんでしたが、図らずもFTP更新。やっぱりフラットの方が強度上がりますな。

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何がアンロックされたのかは知りません。

自分ではそこそこできていると思いますが、松竹梅どの辺のレベルか知りません。

レーニングプログラムやればもっとスコアが上げられるのでしょうが、興味ありません。

 

この間、ランニングは引き続き0です。

ダニエル・ハリトーノフ ピアノ・リサイタル2019 at 東京オペラシティ

今日は福間洸太朗さんが浦安音楽ホールで公演です。

 

で、

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来たのは東京オペラシティ(苦笑)。

(写真はロビーに展示された假屋崎省吾氏の手になるクリスマスツリー)

 

発売が早く秋の他の公演よりも早いタイミングで予約していたダニエル・ハリトーノフさんのピアノ・リサイタル。(福間さんのリサイタルを知ったのは結構最近。)

 

今回のリサイタル・プログラム、「月光と革命」と「華麗なるピアノ音楽のすべて」の2本から、今日は「華麗なるピアノ音楽のすべて」です。構成は、革命が「ベートーヴェンショパン+ロシア作曲家」、こちらは「ベートーヴェン+バッハ+ロシア作曲家」。私としては「バッハ+ショパン+ロシア」のベートーヴェン抜きプログラムがベストなのですが、そんなことを考える人は多くないらしいです。

 

レビューです。

 

1階後方真ん中列、左通路際の手がよく見えるポジション。

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S席だと思いますが、4,000円と仲々リーズナブル。3階席は未開放、2階バルコニー後方はほぼ空席、1階もちらほら空席が目立つ、些か寂しい客席でしたが、コンクール1位を獲っていない若手のピアノ・リサイタルはこんなものでしょうか。

 

フライヤーじゃなく無料配布(チケット代込み)の公演プログラム。

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ハリトーノフさんは、2015年チャイコフスキー・コンクール第3位です。今年ヘビー・ローテーション掛けたショパン・コンクール優勝者ではありません。

ディズニー好きだそうです。前回2015年が初来日でした。大好きだというディズニーには行けたでしょうか。

ユジノサハリンスク出身です。大戦末期にソ連が侵略して以来実効支配し、ソ連の参加しないサンフランシスコ講和条約で日本が領有権を放棄した南樺太です。

 

《プログラム》

(第1部)

J.S.バッハブゾーニ編曲):シャコンヌ無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より)

J.S.バッハラフマニノフ編曲):プレリュード・ガヴォット・ジーグ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006より)

L.V.ベートーヴェンピアノソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調作品27-2

(第2部)

S.V.ラフマニノフ:幻想的小品集 作品3 (全曲)

P.I.チャイコフスキー:ドゥムカ(ロシアの農村風景) ハ短調 作品59

P.I.チャイコフスキー(S.フェインベルク編曲):スケルツォ交響曲第6番「悲愴」より第3楽章)

 

さて開演。

ハリトーノフさんは、大股でドスドスと大きな足音で入場。貴公子然とした写真と違って、「ロシアの熊」感ありました。

元々のブゾーニによる改竄級編曲の派手なシャコンヌ、それよりはまだバッハっぽい潔さがあるラフマニノフの編曲したガヴォットを派手に演奏。シャコンヌは、ミスタッチとテンポの乱れがちょっと気になる演奏。

続くベートーヴェンは、音量に連れて情報量も変動、弱音のニュアンスに乏しい印象。逆に嫁は終盤のアルペッジョが迫力不足と評していました。

ということで、今年最後のコンサートなんですが、聴いてきた他の演奏よりも分が悪いな、というのが第1部の正直な感想。アルゲリッチさんと同じスタインウェイ、個体は別ですが、ダン・タイソンさんと同じ、チョ・ソンジンさんと同じスタインウェイですが、音色の美しさで及ばず。尤も私の聴く範囲のロシア人ピアニストで音色が印象に残る人はいないので、これもロシアン・ピアニズムでしょうか。(注1)

続いて第2部。

ラフマニノフはよかったです。ちょっと和音が怪しいところはありましたが、ダイナミックかつ抒情的。

チャイコフスキーは、彼の速くてラウドなピアノにマッチしていました。

 

(アンコール)2曲

D.ハリトーノフ夜想曲第2番 作品3

D.ハリトーノフ:幻想曲第2番 作品6 

ラフマニノフ後継者的なテクニカルな夜想曲、フランス的な色彩を加えた幻想曲は、派手なロシアン・ピアニズムの王道。(注1)

弾くだけでなく、これだけの曲を書く。才人ですね。やっぱりこういう曲が好きなんだろう、と演奏を聴くと思います。

 

ということで、光る演奏もありましたが、総合的にはやっぱり残念な方でした、というのが感想。

 

約2時間のコンサートを終え、新宿駅乗換で日暮里に移動。天気は、14時過ぎに雨は止んだ模様。

uenosakuragiatari.jp

上野桜木あたりで開催の「豆の展示会」。

出身地のご当地産品が「紅大豆」ということで、各種の希少豆の展示・販売をしています。第5回の今年は、新しい試みとして、ダリアの切り花販売と、地酒の試飲販売があります。でも通算初めての雨&1番の寒さでした。🥶

 

今日で今年のコンサート通いは終了。

この四半期に見送ったイヴェントは、

10月:ホワイトスネイク

11月:KENSO

11月:ベルリン・フィルウィーン・フィル優先。

11月:アムステルダム・コンセルトヘボウ

11月:マリインスキー劇場 → 財布に厳しいオペラなので見送りましたが、「スペードの女王」は、行かなかった中では1番惜しいプログラム。

12月:キッス → 今回が最後のツアー、最後の来日公演と言われていますが、一番安いA席で15,000円は高いでしょ。

ビッグネームだが全く興味ないもの → 10月スティング、12月U2

来年も既に何本か予約は入れていますが、今年ほどの散財はしない予定。

 

注1:「ロシアン・ピアニズム」の一般的な理解ではありません。

伊豆の旅2/2

朝風呂の後和定食の朝食(簡単なブッフェ付)をいただき、またお風呂入ってからチェックアウトしました。稲取温泉は、少し塩っぱい硫酸塩泉です。よく温まります。

あ、因みに9時に訓練大津波警報が来ましたが、13mの津波に巻き込まれることなく生還しました。

 

30分と少しの海岸線ドライヴを経て本日の訪問地は、きれいなスコリア丘の大室山。

omuroyama.com

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↑上記伊豆高原大室山登山リフトオフィシャルサイトより拝借した写真。

周りは観光開発が進み、山自体も遊歩道は舗装だし火口はアーチェリー場になっていますが、山は天然記念物で登山禁止。700円@1人往復のリフトに乗ります。車で行くと、段々と草色のミニ富士が近付いてくるところがシュールでいいです。駐車場(第1〜第3がありますが、第1に駐めました)は写真的には近過ぎるので、見上げるのは手前の交差点横の駐車場辺りが良さそうです。

 

時間がないので、サッと上り、写真撮ってサッと降りました。

富士山よく見えました。

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相模湾の先の丹沢山地まで見晴らせました。海側展望台やピークまで行かないので、南の海は見えません。
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ピークと火口。毎春の山焼きのお陰で草の山が維持されている、というか焼いても焼いてもススキはしぶとく生えてきて困るんだよね、と実家の裏山を思う。(注1)
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周りに似たようなスコリア丘が見えます。
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大室山の斜面は、斜度が30°くらいで一定。スキー場に欲しい。
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山麓売店菓子処たかはしの「大室鳳月」、焼きたて美味しかったです。
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時間に余裕のある人は外輪山一周しましょう。20〜30分だそうです。

 

ナビに所要1時間30分と案内された、次の目的地に移動。

R135の海岸線を北上、実に風光明媚ですが、走りづめでも到着時刻は全然前に倒れませんでした。ナビが正確というか、流れが悪いというか…。

渋滞は別として、頻繁な変速を迫られる状況自体は苦にしないマニュアル車乗りの私も、スロットルの開度が大きくなる瞬間はさっぱり来ないのはストレス。運転中の仕事は、嫁に指し示すヴューポイント探しでした。

 

ランチには、いいタイミングで寄れそうなロケーションのフレンチ、海鮮三昧の和食にすっかり食傷になることを見込んでフレンチの店を予約しておきました。

オードブルからデザートまで、大変上品な味でした。

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メインのポーク、程よいスパイスと、パサついたところの全くない絶妙な火加減が絶品でした。250gの黒豚豚カツよりお得感ありました。←比較の仕方がおかしい。
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この後2点目のデザートであるプリンをいただいてごちそうさま。

 

竹林の中に佇む、静か(但しアクセスは悪い)なエルルカン・ビス at 湯河原でした。

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ミシュラン('12年版?)の☆を獲った店だそうです。どなたかのレビューで言及していたのを、予約から大分経った当日の朝偶々見付けて知りました。

ミシュランは我が家の参考指標として採用していないので、今まで行った内外の店が幾つ載っているかも知りませんが、ここは、cuisineは大変よい、若いservevseは日本人・外国人とももう少し愛想と丁寧さが欲しいかな。

トリップアドバイザーでは湯河原町1位でした。

herlequin.com

 

あとは椿ラインからターンパイク(今年の名前は去年に続き「アネスト岩田 ターンパイク」だそうです)、小田原厚木道から東名道を経由して17時帰宅。所要2時間30分程、嫁を初めて通した大橋🌀ジャンクションからはスムーズでした。

椿ラインからターンパイクで嫁が助手席で寝ている程ジェントルなドライヴで、480km走って燃料の警告灯が点き始めたところでした。これは記録上トップレヴェルの低燃費だったかも。

 

注1:子供の頃草山だった実家の裏山は、今や松林に覆われ、一面生えていたワラビはススキの株の間に生えている感じ。昔は収穫後の水田の稲藁や雑草地を焼くもんでしたが、2001年改正産廃法から「農作業のためやむを得ず」行う場合を除いては禁じられ、元々土質改良や害虫駆除という積極目的であってやむを得ないゴミ処理ではない野焼きは、事実上禁止のようです。というか、今やると役所より寧ろ消防署が来るんじゃないかしら。まあ稲藁焼くよりも化学肥料をドバドバぶち込む方が、効果は高いし、農家も楽だし、肥料メーカーは儲かります。

 

 

 

 

伊豆の旅1/2

首都圏に30年も住んでいるのに、大分前に車仲間と「金目鯛を食べに行く弾丸ツーリング」で行った稲取より先を(私は)知らないという、伊豆に行ってました。

 

前日は、暫く放置したGT-Rのエンジンが掛かるか心配だったので、駐車場寄って稼働確認。

 

11月30日土曜日朝、東名道東京インターを通過したのは6時。既に交通集中気味で、ペース激遅でした。

秦野の工事&故障車渋滞、大仁の事故渋滞に嵌り、嫁の道の駅滞留に嵌って、最南端石廊崎到着が10時でした。伊豆って遠いね。道路環境悪過ぎです。もう1時間早く出ないといけないのかしら。伊豆スカイラインを使えば2つの渋滞にはぶつからなかったので少し速かったのかも知れませんが。

 

最初の下車地点は、道の駅「開国下田みなと」&伊豆半島ジオパーク下田ビジターセンター。ちょっと土産購入とちょっと情報収集。地元銘菓「ぺるりんのうきわ」と大丸堂のどら焼きを買いました。駐車台数そこそこの割に来場者は少なかったです。港を歩いていたのか市場見ていたのかは不明。

 

続いて石廊崎

Googleマップの地図画像ではまだ工事中の「オーシャンパーク」が4月1日から営業しています。道も綺麗になり、16年前に廃業した「ジャングルパーク」に比べて最先端までの歩行距離が半分になったらしいです。駐車料金500円は短時間の人には高いです。

景勝です。

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灯台の先に、断崖を穿った石室神社、その先に熊野神社があります。(先端の熊野神社から振り返る石室神社
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断層やら縞模様やら柱状節理やらが見えないので、地質好きには然程刺さりません(これ自体は昔の海底火山の溶岩が固まったという地質的に興味深いものですが、写真ベースでの比較)が、とにかく景色がいいです。
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後で見返すと左端の利島と鵜渡根島が印象的。
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時間のある人は、石廊崎港から遊覧船に乗ると、迫力の断崖を見上げられるらしいです。

 

続いて下田海中水族館

入園料2,100円@1人→JAF優待1,900円。確か現金オンリー。

ハイライトはイルカショーとオオサマペンギンでしょうか。

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肌寒かった今日はオオサマペンギン🐧1羽が外に出ていました。
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親より巨大なヒナがかわいい。
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100分程滞在してラッコにお別れ。

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ランチは、トリップアドバイザー下田市2位の「ごろさや」に13時前滑り込み。

www.tripadvisor.jp

混むらしいですが、丁度座敷が空いたタイミングで、待ち時間0でした。

海鮮丼と刺身&金目鯛の煮付定食。

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定食は2,300円。2人で4,100円。
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嫁は、つぶ貝の味噌汁が美味しかったそうです。

会計は現金のみです。

店の横に駐車場あります。(無料)

どこに行くか決めてなかった我々は商連パーキング(1〜2時間500円)に駐めて歩きましたが、下田とうきゅうなら同じ時間で100〜200円、適当に買い物すればタダです。

 

ごろさやのすぐ近くにある下田製菓に嫁が吸い込まれ、和菓子と下田あんぱん購入。

www.hiraiseika.co.jp

さすが和菓子屋、あんぱん激ウマでした。ふるさと納税の返礼品にもなってます。

www.satofull.jp

ふるさとチョイスとさとふるで返礼品が異なることを、私はこの情報を探した瞬間に知りました。

 

暫しの海岸線ドライヴの後は、稲取の伊豆アニマルキングダム。閉園の約1時間前入場。

入園料2,500円@1人→JAF優待2,300円。ここはカード使えます。

1時間で2,500円はコスパ的にはダメですが、嫁が喜べばそれでよし。

こちらも海中水族館同様体験型で、ライオンなどに餌やりができますが、その辺は大体終了。うちは寧ろ獣に触りたくない派なのでオッケー。

 

犬顔犬座りのライオンはあまりかわいいと感じないのですが、個人的には。

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猫がそのまま大きくなったホワイトタイガーが超かわいい❤️

 

そして嫁的訪問目的のキュートな2頭身の小人。

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メンフクロウ。
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背中は白くないです。

手が届きます。並んで写真撮れます。但しdon't touchです。海中水族館では、ペンギン🐧は「突かれるから触るな」、ということでしたが、此奴はどうなんでしょうか。

 

本日の終点、宿は稲取東海ホテル湯苑。

tokai-h.co.jp

トリップ アドバイザーでは町内119軒中6位と、なかなかの高評価ですが、この辺に結構多いオーシャンフロント&温泉露天風呂付客室を条件に、TAとは違うソースから調べました。料金は、中では割安な方じゃないかしらの61,600円@2人1室2食付。

2Fロビー前のオープンデッキ。

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部屋には海を眺めるサンルーム。
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静かな三番瀬に住む者には波の音が新鮮です。
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冬仕様で開放感は減じていますが、海を眺めながら浸かれる広々浴槽の部屋露天温泉。
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それこそ大浴場はオープンエアの開放感たっぷり露天風呂ですが、快適な部屋風呂に4回も入っていたので、大浴場は行かず。

遠く南海上に浮かぶ鵜渡根島を接写。(前に写っているのは頻繁にこの海域を通行する商船、これはタンカーっぽいですね。)
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超晴れていた初日の夕方は、嫁と外を眺めながら部屋でお茶を飲んでいましたが、部屋から撮った被写体はこれだけ。もっと遠くの三宅島すらスルーして鵜渡根島。利島行って近くから見たいと思いました(注1)。オートフォーカスが窓ガラスを捉えにいくのがピントが合わない原因だと気付くのが遅かった。

 

夕食は当然、稲取の海鮮尽くし。

刺身に金目鯛。

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海鮮鍋にも金目鯛。
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エビは嫌いなので伊勢海老のクリーム煮は嫁にあげ、全身食べられると言われたオコゼの唐揚げは最早食べ切れないので背中の身だけ囓り、
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概算33cm1尾丸ごとの金目鯛煮付けを平らげ、
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釜炊きご飯をおかわりして金目鯛の味噌汁飲んで、デザートまでほぼ完食。ごちそうさま。

大変美味しいです。どちらかというと少食な我が家としては、全体に絞ってくれた方が環境フレンドリーで嬉しいです。和風のホテル/旅館は総じてこうですが、夕食付プランに私はちょっとした罪悪感を覚えます。

 

遊んで食べて疲れて、22時消灯。

 

注1:神社がありますが、無人島です。接岸が難しいので、一般観光客は事実上立入禁止らしいです。

ラ・フランス

メンドくさいやつです。

 

山形は、日本の西洋梨生産量の約3/4を占めます。

西洋梨には、形がきれいで熟したら黄緑が黄色に変わる「バートレット」や、大型種「ル レクチエ」などもありますが、山形での生産の大半は「ラ・フランス」。

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ルックスはイマイチ。

 

西洋梨は、桃と並ぶ、追熟が必要なフルーツの代表格です。気候が合わないと、美味しく追熟しません。しかもラ・フランスは、熟しても色が変わってくれません。

今年の桃(注1)は美味しくありませんでした。きれいに熟してもさっぱり甘くなかった。

今年のラ・フランスは、、、。

 

届いてから1週間経ったところから消費開始。

 

当たり外れがありますが、今日のこれは極上。

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微かな酸味を伴った柔らかな甘味。とろける滑らかな舌触り。

ああ、やっぱりラ・フランス最高。

 

いちごから始まるフルーツ巡りも、ラ・フランスが来ると、あと残るはりんごだけ。

気が付くと間も無く年末ですね。

大相撲の九州場所も終わったし。

 

今週末は、風邪で寝込み、家から1歩も出ませんでした。

 

注1:お盆に帰省した年は福島市内の直売で購入、帰省しない年はふるさと納税。今年はふるさと納税でした。

雨雪系シューズ入替

富士登山ライヴ配信中に滑落死した話は、間もなく1か月になりますか。

 

見ると(見なくてもいいんですけども)、滑落した瞬間のね、ゆっくりした感じ。すぐそこに死が待っているなんて全然感じないような何気ないその瞬間に止まれないと終わりなんですね。加速が始まったら、もう、天に運命を任せようなんて思う間もなく衝撃で気を失い、二度と目が覚めないか、運が良ければ怪我の痛みで目が覚める。

私ライヴ配信とかはしませんが、トレランなんて、木の根に足を取られてダイブとかいつでも起き得ます。崖下に落ちて大怪我することはそうそうなくとも、転倒して腕や脚を折るかもしれないし、運良く捻挫で済んでも、黒戸尾根5合目でやったら健常者標準タイムで登山口まで3時間半、七丈小屋に引き返すにも梯子の連なる急登を1時間以上掛かる。

ライヴ配信どころか、会話だって、山行の集中力を削ぐものはみんな危ないです。

 

この人の装備が色々言われていて、何が真相かはよく分かりませんが、外輪山まで上がって「手が悴んでスマホが出せない」とか言っていることがおかしいです。

真面目に冬山やるなら、10〜12本爪アイゼン必須、ピッケル必須、防寒装備も万全である必要があるし、ウェアもハードシェル必須(レインウェアではダメ)。

私の装備では、シューズが弱いな。

サロモン  S/LAB X ALP CARBON GTXは厳冬期には防寒性が不足、ゲイター部が防水ではないので、継続的に雪が着いていると融けて中が濡れる。

まー厳冬期縦走や富士山は怖いからやりません。

 

さて、雨の中万全の装備で歩いて...とか前に綴っていますが、実態は万全ではなくなっています。

 

サロモン XA PRO 3D GTX。

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トレラン歴初期から、冬用に履いていたゴアテックスのトレランシューズです。エッジの効いた硬いアウトソールは圧雪でもグリップが効き、ゲイターで雪の侵入さえ抑えてしまえば、積雪の箱根外輪山も終日快適に使えます。

 

が、アッパーが破れ、普通に外から濡れるようになりました。

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走った距離は500km程ですが、雨天時通勤等ログを取らない歩行多数に加え、タイトフィット感が出難い分厚いアッパーを細いクイックレースで締め付けて傷めた要素も多分にあります。

何れにせよ退役。

 

XA PRO 3D GTXの特徴

⚪︎ゴアテックスなので勿論防水。

⚪︎高スタビリティ、堅牢でプロテクション充実。岩場でも、躓いても安心。

⚪︎ドロップが10mm(新型は11mm)ある分厚いミッドソールで、歩く分にはクッションもよく効きます。

→登山ガイドの使用率が高い、現在では寧ろファストハイク/ライトトレッキング向けな位置付けでしょうか。私の感覚では、荷物15kg以内ならテント泊もこれで十分。

×ランニングシューズとしては重量級です。私のモデルは27cmで395gだったと思います。

×タイル等吸水の悪いところでは滑ります。岩場は安心ではないかもしれません。

×10mmドロップは、フォアフッターには走り難い。正直今の私は、荷物なしでもこれでは走れません。

 

さて、何を買うか。

トレイルランニングシューズについての私の基準はサロモンFELLRAISER。

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最近山行が著しく減っていることもあって、購入5年経ち、走行1,000kmを超えた今も現役。アウトソールはあと500kmは楽勝な感じですが、アッパーが大分草臥れてきました。

税込11,500円(消費税8%当時)と、トレランシューズの相場が上がる前でも安価だったのでいろいろ作りが安く、構造としてはトウが妙に厚いところは難点ですが、290gと当時モノとしては軽量、深いラグによる抜群の悪路走破性、ドロップ6mmの走り易さ。

 

これに、冬季に(低山で)凍えないための防寒・防水性を考慮。

 

スポルティバ URAGANO GTX

www.sportivajapan.com

「ウィンタートレイル・競技用」。アッパー:ゴアテックス防水。ゲイター:ソックシールド防水。ドロップ10mm。350g。27,500円。どういう風に着くのか説明見たことないですが、金属スパイクのオプションがあるそうです。

 

スカルパには候補が3足あります。

スカルパ リベレS OD

www.lostarrow.co.jp

アルパインランニング」(トレッキング寄り)」。アッパー、ゲイター:アウトドライ防水。ドロップ不明。440g。45,100円。セミワンタッチアイゼン装着可能。

 

スカルパ アトムS EVO OD

www.lostarrow.co.jp

アルパインランニング」。アッパー:アウトドライ防水。ゲイター:非防水。ドロップ4mm。360g。37,600円。

 

スカルパ ニュートロンG

www.lostarrow.co.jp

スノーランニング」。アッパー、ゲイター:アウトドライ防水。ドロップ6mm。400g。25,300円。氷雪用アウトソール。

 

サロモン S/LAB XA ALPINE 2

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www.salomon.com

https://www.salomon.com/ja-jp/shop-apac/product/s-lab-xa-alpine-2.html#color=8597

アルパインランニング・競技専用」。アッパー、ゲイター:撥水。ドロップ6mm。370g。30,800円。トウにクライミングゾーンあり。

 

サロモン SNOWSPIKE CSWP

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www.salomon.com

https://www.salomon.com/ja-jp/shop-apac/product/snowspike-cswp.html#color=17515

スノーランニング」。アッパー、ゲイター:CSWP防水。ドロップ10mm。400g。28,600円。金属スパイク付ソール。

 

あと、買った後に気付きましたが、モントレイル、しばらく前からはコロンビアモントレイルだそうですが、Mountain Masochist IV Outdoor Extreme Winterという長い名前の商品がありました。トレランシューズのスタンダード「マウンテンマゾヒスト」の名を冠した、軽量337g、ドロップ8mmの完全防水で値段も2万円未満というスペックは魅力的。 

 でも、ただの防水シューズっぽい何ともイケていないデザインに感じます(注1)、

 

で、結果は。

 

 XA アルパイン2。

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以前ウラガノの先代、というかウラガノとメチャ被っていそうなのに微妙な用途相違があるのか今も海外では売られているらしいスポルティバ CROSSOVER GTXを買いそうになりながら特価に釣られてXA PRO GTXを買った経緯があったので、スポルティバ/ウラガノは気になりましたが、走るには10mmドロップは選択できないな、やっぱり。スカルパは、、、外連でバタくさいところがいい筈のイタリアンながら、スポルティバ程イケてない(注1)。

 

で結論はXA アルパイン2。うん、考えるつもりが何も考えていませんでしたね。イタリアンのバタくささは無いですが、サロモンのS/LABシリーズらしいシュッとしたところがいい感じです。

 

ベースは当時の最高峰レースシューズS/LAB SENSE 5 ULTRAなので、言うことありません。トウが硬いとか反っていないというのは、フォアフットの(遅い人)はヒールストライク程トウを残さないから多分大丈夫。

 

ただ、防水じゃありません。結構な本数の紹介記事に防水とか書いてありますが、嘘です。嘘と言うと中傷か、では「間違い」です。「メーカーが言う程防水が効かない」どころかメーカーも撥水を謳っているだけです。ゲイターはすぐ水を通すでしょう。

私の積雪期登山用シューズS/LAB X ALP CARBON GTXがそうです。

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アッパーはゴアテックスですが、ゲイターはただの「撥水」です。これと同じ。

 

XAアルパインのゲイターはもう少し緻密でメンブレンが入っていそうですが、メーカーがそう言っていません。

レビュアーは、多少なりとも金を貰っているなり店で売るための宣伝なりを目的として書いているんでしょうから、足元もドライな晴天で使って防水とかいい加減なこと書いていないで、雨の日やベタ雪の中でレビューすべきです。サロモンの説明では、XAアルパインは、ゲイターどころかアッパーも撥水です。

 

条件から外れていることを分かってて買うお前は何なんだ観ありますが、結局、慣れたサロモンの、フォアフットで使えるゲイター付シューズがこれだけだったってことですね。

 

履いてみます。

中にもう1足入っている感じ。このテは足入れが悪いです。

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サロモンで27cmはキツいかなと思いましたが、スマートウールのソックスを履いてジャストフィット。

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うん、見た目より軽快です。
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ソールは硬めで、アッパーもゲイターがありますが、見た目程動きの突っ張り感はありません。

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大量に吹き付けられるよう防水スプレーの在庫を増やしました。テキスタイルが防水でないので、雨中でどれだけ効くかは微妙ですが。

3M 防水スプレー 防水 防汚 衣類 布製品用 345ml スコッチガード SG-P345i

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さて、問題は、ホームコースが今走れない点。

 

甲斐駒ヶ岳は既にトレランシーズン終了。台風19号の影響による5合目登山道崩落はこの週末に仮復旧したようですが、5月までは冬季登山になるので、このシューズの出番なし。

https://www.kaikoma.info/post/黒戸尾根五合目「仮復旧」の見込みと、七丈小屋仮営業開始のお知らせ

箱根は、昨年7月の豪雨(台風7号でしたか)の影響により湖尻峠〜山伏峠間の西外輪山が通行止めでしたが、先月の台風19号の影響で芦ノ湖西岸遊歩道も崩落し、復旧時期未定だそうです。

http://www.town.hakone.kanagawa.jp/index.cfm/10,4102,c,html/4102/20191119-165637.pdf

うーん、これは山で活躍するよりも、平地履きで雨に悩まされそう。雨の中歩くならフォアフットよりも10mmドロップのウラガノの方が間違いなく強かったなあ。

 

注1:個人の感想です。