甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

First RIDE 2023(今頃…)106km

立春を過ぎ、2月も半ばに入った今日が、今年のファースト・ライドでした。

微妙にスケジュールが厳しいとか微妙に週末の天気が悪かったとかありますが、今頃になった理由の殆ど全部は寒さ。

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Castelli最強の防寒ウェアリングにNORTHWAVE Flash Arctic GTX、ローディーとしてはこれ以上ない装備を擁しながら何で乗っていないのかというと、これらを身に付ける前に挫けていたからです。

 

今日は朝から暖かく、ライドの準備にも何ら抵抗を感じませんでした。因みに浦安市で最高気温15℃を記録した今日、この装備では暑かったです。かなり汗をかいて、寧ろ汗冷えしたくらいでした。

 

ライドレポート

8時16分スタート、いつもと同じくディズニー外周から旧江戸川左岸を経由して江戸川右岸を北上。

 

が、

右岸23km付近で、みさとハーフマラソン会場となり、通行止め。

已む無く引き返します。

毎週乗っていれば当然こうしたイヴェントがあることが分かるのですが、なにぶん今年初めて。まるで認識していませんでした。まあ毎週何かしらある荒川に比べれば遥かにいいですが。

 

かといって折角の晴天、折角の久し振りライド、勿体無いので葛飾橋で左岸に渡り、再度北上ルートに乗りました。

 

右岸からは遠くて気付かない旧流山橋基部。昭和40年廃止だそうです。

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野田橋で折り返すことにします。
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キッコーマン工場。

 

左岸は総じて幅員が狭く、その割には通行者も多いので、右岸よりも低速走行になります。

その代わりと言ってはなんですが、フラットトレイルが割と広く取られているところが多いので、歩行者はそっちを歩けばいいと思うのですが、大概は舗道上を歩いています。(これは歩行者が邪魔だということでなく、折角気持ちのよい土・草の上を歩けるのに勿体ないなあという話。私が歩行者なら、舗道しか走れない哀れなロードバイクを横目に、迷わずトレイルを走ります。)

河口が近付いてくると、自転車が通れるか疑わしい車両止めが連続するという点でも走り難く、サイクリングロードとしての心地良さは、右岸よりも大分劣ります。

 

市川橋あたりまでで素直に右岸に渡ればよかったのですが、行徳橋を目指して更に南下、そして京葉道路江戸川大橋を行徳橋と勘違いしてサイクリングロードを降りてしまい。当然に江戸川大橋を渡れず、ターニングポイントを掴み損ねるとアプローチが難しい行徳橋に入れず、近い割に全く来ないエリアのため新行徳橋へのアプローチも分からず、結局右折進入困難であることも知っているが土地勘あるルートではあるR357二俣新町まで来ました。

已む無く右歩道を高谷ジャンクションまで徐行してからR357西進に入り、漸く帰路らしい帰路に入れましたけども。

 

黒猫が迷子に

ツールケースにしているLIHIT Labのペンケースが帰宅時にいなくなっていることに気付きました。ドラレコ映像を確認したところ、その僅かな歩道徐行中の近鉄エクスプレスの前で逃げ出したことが判明しました。

過去2匹の猫たちと違ってファスナーの持ち手部分が緩いのか、ボトルケージに引っ掛けていても猫が飛び出しそうになったり、1回飛び出したりしていたのですが。

ああ、気付かなかったよ。

 

【Runmeterによる走行データ】

スタート: 8時16分
バイクタイム: 3時間52分13秒
停止時間: 1時間12分21秒
距離: 106.45km
平均速度: 27.51km/h
最高速度: 42.64km/h
登り: 11m
降り: 13m
消費エネルギー: 2,726kcal

往復ともに向かい風時間が多かったこと、左岸でスピードが出ないこと、街中走るときは踏んでいないことから、27km/h台というのを見てそんなもんかなと。

 

帰宅後遅いランチを摂ってから、ドラレコで黒猫が逃げ出した場所を特定。逃げ出してから約3時間半後、XJR1300で保護に向かいました。

が、居なかった。。。あれだけ落とした逃げた場所がはっきり分かるのに居ませんでした。

誰か拾ってくれたのかしら。誰か拾ってガメたのかしら。

ああ、勿体ない。

ダニール・トリフォノフ ピアノ・リサイタル 2023 at 東京オペラシティ

昨日は、今年2本目のコンサートでした。

 

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東京オペラシティです。前回サントリーホールに続き、この日も夕食の時間がありません。1階のイタトマJr.で、先着した嫁が確保した席でカプチーノとマフィン1個を流し込み、さっさと会場に入ります。

 

本日はダニール・トリフォノフさんです。

www.kajimotomusic.com

 

2010年ショパン・コンクール3位(2位が2人いてその次)、翌年2011年ルービンシュタインチャイコフスキーを獲った、若手の中でも最有望格とされているピアニストですね。

多分に漏れずグラモフォンからですが、既に結構な数の録音がリリースされています。

 

2月3回のリサイタルは、2種のプログラムで構成。サントリーホールではチャイコフスキー他のBプログラム、オペラシティはオール・バッハのAプログラム。ホールとしてはサントリーホールの方がいいのですが、プログラムからオペラシティの公演日を選択しました。

 

バッハなので、ショパンには食傷気味の嫁も参加。

 

《プログラム》

(第一部)

J.S.バッハブラームス編)
シャコンヌ BWV1004

J.S.バッハ
フーガの技法 BWV1080(途中まで)

(第二部)
J.S.バッハ
フーガの技法 BWV1080(途中から)
(*コントラプンクトゥスXIIとXIIIは基本形と転回形を両方、またXIVはトリフォノフによる完成形を演奏)
J.S.バッハ(M.ヘス編)
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147

(アンコール)

C.P.E.バッハ:ロンド ハ短調 wq.59-4
W.F.バッハ:ポロネーズ第4番 ホ短調 F12-4

 

座席は、カジモト先行で思いの外いい席が取れまして。

1階1列目。90年シノーポリ/フィルハーモニア管、昨年オザンナの4列目を超える、砂かぶり席でした。

もうピアノはいいと言っている嫁を、最前列でバッハだから、と無理矢理誘い、今日は2人になったのでした。

 

パンフレットはB5版20ページ500円。

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コロナ禍ちょっと前のハリトーノフさんの時のオペラシティは2階までしか入れていませんでしたが、今日は3階席も開放。生憎完売には至らなかったようです。

 

シャコンヌと長いフーガの技法を途中で割ってが一部、フーガの技法後半とコラールで第二部。アンコールも2曲。

マテリアルはFAZIOLIでした。

 

演奏は、凄かったです。

アンコール終わるまで、メカニックについては完璧に弾ききったのではないでしょうか。

ここまでの集中力と技術は、驚異的だと思います。

こんな上手いピアニストがいるのか❗️と思ったくらい。まさにヴィルトゥオーゾという感じでした。

特にフーガの技法

ただ、個人的にはエモさをあまり感じない演奏でした。元祖のポリーニさんやさきのショパコンのブルース・リウさんを私はあまり好んでいないのと同じ理由。(嫁は「音がくぐもって聴こえた。もっと明晰なチェンバロの方が良いのでは?」と言ってましたが、それは席の関係かしら。)

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最前列だけあって指もペダルもよく見えたので、私は凝視、ひたすら凝視。眼が疲れました。

柔らかい音色のコラールに、耳が安堵した感じでした。ああ、こういう演奏もする人なのだな、と。

 

技巧という点では、ロンドの指の回り具合が凄かったです。ラフマニノフ的、リスト的な技巧曲とは違いますが、メタル的速弾きの極意のよう。「見れる」最前列を一番堪能したのはこれでした。

 

トリフォノフさん、髪がボサボサで、愛想がなくて、歩様はヨタヨタしていて、スーツも夏側スリーシーズンの薄いやつでした。若いのだからもう少しシャキッとして欲しいなとと思ったのですが、それは余計なお世話かしら。

前回から1ヶ月以上空いて10km級ラン

今朝は久し振りにランニング。

 

昨日水曜日は新浦安駅アトレまで漫画雑誌買いに行くミニマム・ルーティンの筈でしたが、時間が作れなくて近くのコンビニまで歩いて用事を済ませました。

ブランクの理由は、昼休憩で走る時間がさっぱり確保できないことも1つですが、暗くて寒い中(朝・夜)を走る気力がないこと。走る時間がある筈の在宅勤務の朝は、布団の暖かさに負けて2度寝します。

 

そうしているうちに1月も半ば過ぎからスギ花粉への反応が始まり、また先週からは春になってしまいましたが、二度寝からの寝起き時は明るくなってきました。

走らない言い訳が1つ消えましたね。

 

5時45分に家を出ました。

 

暗い❗️

寒い❗️

 

止めればよかった。

二度寝起床時刻より早い6時前はまだ普通に暗く、しかも今日は北からの強風が常時5m/sくらいで吹き付け、寒いです。

 

スタート後約30分の高洲海岸。

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日の出は6時34分。冬至春分の丁度間くらいですが、イメージ程早くなってはいませんでした。

 

久し振りのランニングなので、脚への負担を抑えるよう努めてストライドを短くしつつペースも抑えましたが、強風を負っている時は最速4:34/kmまで勝手に上がり、強風に向かっている時は相当前傾しても5:30/km Overまで失速していました。

お陰で足腰は軽いですが、手先が冷えたのと、寒さよりも花粉で鼻がが辛かったです。

 

【Runmeterによる走行データ】

スタート: 5時46分
ランタイム: 59分25秒
停止時間: 3分27秒
距離: 11.18km
平均ペース: 5:19/km
最高ペース: 4:34/km
登り: 0m
降り: 0m
エネルギー消費: 683kcal

 

明日は朝しかチャンスなさそうですが、挫けそう。

二輪車増車しました

二輪車を増車しました。

 

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ヤマハXJR1300 '03

 

増車はほぼ20年振り、当時の2号車は2年位で手放したので、2台持ちになるのもそれ以来です。

 

2020年末だからもう2年も前だ、大型免許を取得した後鳴りを潜めていましたが、ホントGPZ400Rのエンジンを掛ける機会すら殆どなかったので、完全に鳴りを潜めていたのですが、急遽思い立って購入しました。

 

空冷Zを欲しがっていたという点からは空冷ですが、カワサキでなくヤマハの空冷4発。

3ヶ月前にすらなかった選択でしたが。

 

きっかけ

愛車GPZ400Rが第2次オーバーホール第2期の大凡1年半の不在から帰還した昨年8月以降、相変わらず殆ど乗っていなかったのですが、折角大型免許取得の際の教習で多少上がったかもしれない腕が落ちるじゃないか、と思い、鉄鋼団地でトレーニングしてました。

9月末から10月に掛けて短時間3回程。

セパハン、バックステップ、極低域のトルク&レスポンスなしのGPZ400Rで。

そして、低速8の字旋回の最中、右回りでコカしました。

ライダーは倒れもしませんでしたが、過去30年程割ったことがなかったアッパーカウルが割れました。この間塗ったばかりのフレームのアッパーカウルステーが脱落しました。市販されていないGPZ400R用ヨシムラチタン(巻き)サイレンサーに傷が付きました。

この間装着したばかりのブレンボ・ラジアルマスターシリンダーのレバーが無傷なのは幸い。

も1つ幸いなのは、カウルもマフラーも第2次OH最終の第3期メニューに入っていたこと。追加コストはかなり限定的な筈です。

 

が、ここで私は悟りました。

パーツの出ない/車両保険入れないフルカウル400マルチ旧車を練習に使ってはいけない。

たとえ市場価値が低いGPZ400Rでも。

転んでも(財布が)(あまり)痛まないネイキッドかオフ車を買おう。

 

更に遡ります。

大型車での増車自体は以前から検討中。

ターゲットはZ1〜Z1000J、Z1300のノンカウルZとGPZ900R、あと毛色が違うけど同じクラシックRG500Γ。経済的には、別にクラシックでなくとも、幾ら何でもプライスが投機的に過ぎるZ1とZ1000MK2の500万円〜(もっと高い特定750は当然除外)を別とすれば、これ❗️と思うことさえできればZX-10RでもM1000RRでも新車買えますが。

https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjazx-10r/

 

なんて思いながらGoobikeを眺めつつ、自転車では入れない(し、入りたくない)実家周りの林道に入れるKDX220SR(車種も排気量も限定…)にも興味あってヤフオクで競り負けたりしていまして。

https://www.kawasaki1ban.com/machine/22041/

 

4スト大型車(一部2スト)と2ストオフ車を両睨みしているところで、4ストのターゲットが「GPZのご先祖様」から、「転んでもいい練習車」になりました。

 

条件

  • 取り回し練習には適当に重い方がいい(オフ車消えた)
  • プレミアムプライスが付いていない750ccクラス以上
  • 並列4気筒
  • ノンカウル(純正スクリーン/ビキニカウルは許容)
  • 空冷か水冷かは不問(クラシックスタイル自体に拘りはない)
  • 倒立でもモノサスでもいい(クラシックスタイル自体に拘りはない)
  • アップライトスタイル(セパハン→バーハンによるアップライト化は不可)
  • ストリートファイター系デザイン(注1)は不可

ヴィンテージZはここで消滅。

 

初めはゼファー(でいい)と検討開始したカワサキ乗りの私は、値段とカッコからゼファーを早々に候補から外し、販売当時には存在を知らなかったレア車ZR-7を最初に検討。

https://bike-lineage.org/unpopular/zr-7.html

いいです、この値段。ほぼ唯一安く買えるカワサキ大型インライン4(注2)じゃないでしょうか。何台も買うわけじゃないんだから400の2倍に満たない750は半端かなと思って外しましたけども。漢カワサキ、早々に候補ゼロ。

で、優等生ホンダはみんな高くて候補見付からず。何でこの前まで新車売ってたCB1300SFがこんなに高いんでしょうか。残るはヤンキーのスズキ、ヤマハ(偏見です)。

あまり詳しくない2社、選択肢を増やす程知らないので、候補はスズキGSF1200〜GSX1400、ヤマハのXJR1200〜1300になりました。ネームのある車でもカタナは安いというか価格帯が相当広く、GSX1100Sも割安にあるし、750Sなんてヴィンテージバリュー一切なくフツーに安いようです。

https://bike-lineage.org/unpopular/gsx750s.html
遠いステアリングを耕運機ハンドルで近くしている時点で練習向きじゃないですが、練習用でなければハンドル替えてスクリーン着ければ十分アリだと思います。

 

それで決めたのはヤマハXJR1300。

中古なので、程度と、パーツが変わっているなら許容範囲かと、選べるなら色ですが。

 

結局クラシックスタイルになった感じですが、個人的に燃料タンクが上方向に薄いデザインが好み(注3)なので、ヤマハのツートンカラーに上手く騙された感じですかね。

 

カスタムパーツは、

ブレンボ・ラジアルマスターシリンダー

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ケイヒン・FCRキャブレター
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RC甲子園・チタン集合管
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私としては、全て好ましい方向へのカスタマイズです。

 

モノそのもののレビューと状態についてのフィールとゴチャ混ぜですが、納車からざっと首都高速〜一般道を流してきた感じでは、

  • ベストセッティングを知らないから何%レベルかは分からないが、エンジンはちゃんと吹ける
  • 2,000r.p.m.からフツーに加速して、シフトポジションを選ばない
  • ブレーキが固い(GPZのシルキーフィールとは違うが、市販車っぽい初期制動型という訳でもなく、「固い」印象)
  • タイヤは、山はあるが賞味期限切れっぽい
  • 風切り音がうるさい。寒い

予備車検渡し、自分で登録行ってナンバー取ってきましたが、インテークパイプ要交換等対策が必要な箇所があることは認識済なので、取り敢えず1回整備入れないといけませんね。

 

うちのXJR1300(えっくす・じぇい・あーる・せんさんびゃく)です。

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「えっくす・じぇい・あーる」です。
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私、ヤンキー・スタイルは大嫌いなので、これを「ぺけ・じぇい・あーる」とか、GSXを「じーす・ぺけ」とか呼ぶことは絶対にありません。

 

注1:明確な定義はないでしょうが、好きになれないのはノンカウル/ビキニカウルで異形ライト、ショートテール、ケツ上げ。

注2:カウル付きOKなら、GPZ900R後継の世界最速群はみんな安い。

注3:これだけでCB1300、GSX1400、Z900RSあたりみんな消える。GPZ400Rはサイコー。

 

カワサキはエラい

出ましたね。

Kawasaki NINJA ZX-4R

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©︎カワサキ

 

私が見たCanadian Kawasakiのサイトでは、
9,999カナダドル、97万円。

80馬力。

80馬力ってのはZX-4RRの方だし、サイトではZX-4RRのパワーも表記なく、今のところZX-4Rの方は不明だと思いますが。

www.kawasaki.ca

 

開発費回収できるか心配ですが、こういうのを作ってくれるカワサキの心意気が偉いです。それでこそカワサキです。

 

80〜90年代の400マルチ全盛期の世代としては、当時の物量投入と30年のアップデートを思うと、

  • 解析技術の進化による最適化であることは分かっていても、ごっついアルミフレームとごっついスイングアームが欲しい
  • リッターSSだって15,000r.p.m.に届くんだから、400なら17,000r.p.m.は回って欲しい

そんくらいしか文句ないです。

カワサキの現行車らしく巨大なマフラー・サイレンサーが致命的にカッコ悪いと思いますが、変えりゃいい話だし。そうすることで(そこそこカッコいい)ガルアーム(っぽい)スイングアームも見えるようになるし。

 

ただ、無責任なファンの1人である私は、こういうのを待望はしていましたが、買いませんけども。

何といっても、性能も扱い易さも爽快さも比べるべくもないでしょうが、愛するGPZ400Rとセグメントが同じだし。

 

セグメント問題なしに増車できる人や買い替えの人にはいい選択肢になるのではないでしょうか。

今更400?という人も多いのでしょうが、やっぱり250じゃ音より遅いし、リッターSSどころかすっかり廃れた600SSだって公道では持て余すし、日本ではやはり500でなく中免で乗れる400という意味は大きいでしょう。

買う気の全くない私が言うのもアレですが、売れて欲しいです。

そうすればZXR400以来途絶えていた400SSの世界にまた火が灯る。

 

バイク歴36年にしてGPZ400R2台しか所有したことないです。

愛車1号車と、一時期所有していた外装600だか紛れも無い400ccの2号車(程度はよくなかったけどエンジンは快調だった)。

「2台しか」と書きましたが、不動車ではなかったのに部品取り用に買って、登録もしなければエンジンを掛けたこともなくバラバラにしたZXR400 '89も持ってましたね。

コンビニついでのショートラン2.5km(No Pic)

記事のアップをサボっていたわけでなく、寒さと布団の暖かさに負けて毎日ゆっくり寝し、アクティヴィティ自体をサボっていたのですけども。

 

今日は近くのセブンイレブンに用事があり、またランチブレイクを30分しか取れなかったので、所用とランニングの合計時間30分の制限付きで午後の会議終了後に自宅を出ました。

 

【Runmeterによる走行データ】

スタート: 13時40分
ランタイム: 12分01秒
停止時間: -
距離: 2.51km
平均ペース: 4:47/km
最高ペース: 4:10/km
登り: 0m
降り: 0m
消費エネルギー: 162kcal

初めからショートランのつもりなので強め。準備のため暫く歩いた入りとエントランスのアンロックのために時間を掛けた出を除くとスプリットは4分30秒/kmを切っていたので、まあ割と速かったです。

短距離なら全く運動不足でも体は動きますが、このペースでは心肺機能がキツイです。10kmに亘って維持するのは無理ですな。

 

投稿も短く終了。

自動車を買うって大変だ

実家のホンダ・フィットGD1前期型。登録から19年22万km(注1)経った先日潰れまして。先週末は、母と地元ディーラーとテレビ会議で商談&発注でした。

 

自宅のセカンドカーには新型のMXP系シエンタが欲しいな(注2)とか、

toyota.jp

現行JJ系N-VANが欲しいな(注3)とか

www.honda.co.jp

考えていましたが、実家の車を新たに手配するとなれば、日頃から世話になっていて、今回も既に代車を借りている地元のホンダディーラー一択。

実際には自家用セカンドカーは、シエンタでもN-VANでもなく、V12エンジンのGZG5#型トヨタ・センチュリー、360cc 2ストロークのLC10W型スズキ・フロンテクーペかSS20型スズキ・セルボをと嫁に打診して顰蹙を買っていたところだったのですが。

 

候補は→現行GR系フィット。

www.honda.co.jp

 

フィットより1つ上、ちょっとだけ大きい現行GB5-8系フリードはモデル末期だし、フリード+を含め、マイクロミニバンで大事なシート/荷室アレンジがシエンタに大分及ばないというのが私の評価。ホンダに拘らなければ私の趣味でシエンタも候補ですが。昔のGB1/2系モビリオのコンセプトが続いていればと思いますが、残念。

www.honda.co.jp

まあ所有者となる私としては、もっといいと思っているシエンタがある以上、フリードの選択はないです。

 

RV系ヴェゼルは、私はカッコも好みじゃないですが、老母が日常使いするには、無駄に大きくて、無駄に狭くて、無駄に高価。SUVとしては低くても、丁度いいフィットよりも座面高が高くて乗り込み辛いし。

www.honda.co.jp

まあ所有者となる私としては、フィットより車高が高いのにサドルを下げないとロードバイクを積めないなど、カーボン・エアロロード乗り的にないです。

 

ただGR系フィット、

©︎ホンダ

顔がイヤ。(注4)

柴犬と称しているのか呼ばれているのか知りませんが、犬というよりもサメ?フランケン?的でイヤ。これで導入候補としてのGR系フィットへの興味を失い、ヘッドライトが目立つ明るい色=販売の半分近くを占めるホワイト、シルバーを路上で見る度に「何でこうなったかな、早くモデルチェンジしないかな」と逆の意味で私の関心を引いていました。(注5)

 

以後調べたこともなかったのですが、今回急遽GD系フィットの後継車両を検討するに際して見たところ、昨年10月のマイナーチェンジで少し変わってました。

あら、割といいじゃん。

©︎ホンダ

引き続きグリルレスですが、ボンネットフードの逆スラントがスラントに変わり、エンドラインが上がりました。ちょっとの差ですが、大分表情が優しくなったなと。最初からこうなら「カッコのせいで売れない」と言われることはなかったのではないかしら。(注6)

 

マイナーチェンジで追加されたRSはグリル付き。

©︎ホンダ

こっちの方が見た目普通。全部これでいいように思います。マイチェン前も、1番高い4WD e:HEV LUXEより更に30万円も高いFF特別仕様車Modulo Xだけこのタイプのグリル付きだったそうです。このタイプのグリルのフィットを見た記憶はないのですけども。

 

興味を持っていなかっただけに実はこのグレードの存在自体知りませんでしたが、マイナーチェンジ前からあったCROSSTARというグレードは普通のグリル顔。

©︎ホンダ

あら、これなら文句ないわ。前からあったのか。

 

老母が乗る以上、この際安全装備はできるだけ載せつつ、リセールバリュー期待や多少の自分の趣向も考慮しました。

  • ハイブリッド。
  • HONDA SENSING。マイナー前はここが見劣りするので、基本的に新車。
  • 4WD。FFでもGDフィットが雪道でスタックした/しそうになったのは、親戚の家の前と猛吹雪の蔵王だけですが、やはり安心を買います。FFしか設定のないRSは脱落。
  • ということで、CROSSTAR。
  • ツートンカラー。これは私の趣味。その方がよく見えるから。

 

お婆さんにルーフレール付きSUV風かよとか3ナンバー(注7)かよというところですが。

CROSSTARはホイールが16インチなので、タイヤ代も高くなりますけどね。

 

Apple Car Playとバックモニターのために高いけど純正ナビを追加して、ETC2.0も自動的に装着。

 

というような感じでオプションを追加したら、300万円を楽々超えました。

 

フィットが300万円❗️

 

GD1より100万円高いかな。

アッパーミドルクラスであるスカイラインGTS-t Type Mが買えるぞ。30年以上前のR32の話ですが。

 

それで納期照会を掛けたら何と、、、

 

9月。

 

ジョークかと思って22年の9月?とジョークを返しましたよ、私は。

今年9月、8ヶ月待ちか、、、。

グレードやらエンジンやらカラーを変えても殆ど変わりません。8ヶ月から7ヶ月への1ヶ月短縮に妥協の必然性ないし。

マイナーチェンジ後のe:HEV CROSSTAR 4WDであれば中古でもオケー、カラー・装備不問なのですが、出るか分からない中古を待って納期が更に延びても困るので、現金即決で新車をオーダーしました。

それまでは軽の代車です。

フィットより売れているNシリーズは候補にならないのかというと、日頃乗っていた経験のない者にはやはり軽のペラい運転感覚はイヤ(母子とも)。

 

  • 競合に比べると人気がない筈のフィットでも8ヶ月待ち。
  • 値段も、私のR32GT-R V-Spec Ⅱ(プレミアムが付く遥か前、6年落ち中古2000年当時)と大差なし。

 

納車までには前後ドラレコ付きデジタルミラーも手当て必要だし、納車後間も無くスタッドレスタイヤも必要。ホイールはGD1の14インチも入るようですが、CROSSTARだとタイヤの外径差が大きいので、現実としてはタイヤ+ホイールも買わないと。あとは実用上は要らないけどチェーン規制対応上(注8)必要な布チェーンかな。

 

母親の年齢的には初回車検の頃は運転免許返納も意識しないといけないところですが、いま隣に乗っても不安は感じないので少なくともそれぐらいまでは、交通社会の一員として十分な能力が維持されればその後もなるべく長く、安全に乗ってもらえるようにしよう。

 

よくよく思い返せば四輪車の新車を自分で買うのは初めてでした。

自動車の購入には、お金だけでなく決断力と根気が要るんですな。

こりゃ大変だ。

 

注1:私の愛車R32GT-R29歳、GPZ400R37歳よりは大分若いが、高齢ではあった。

注2:SK Pininfarina Diskをそのまま載せられる。因みにGD1フィットは、リアホイールさえ外せば、SK Pininfarina Diskと十分なラゲッジが積めて3人乗れる。リアシート全部畳めばホイール外さなくても横倒しで載る。

注3:オフロードバイクが載せられる。尤も右リアシートをN-WGNに変えるとかしないと、バイクは載っても嫁が乗れない。

注4:デザインは、良し悪しよりも好みかどうかの方が大きいので、デザインへの言及は全て「私としては◯◯◯と思う」という意味で、表記を省略しているだけだと思ってもらえれば。

注5:「車のデザインを色でしか見ない」女性の典型である嫁が今回「赤がいい」と言ったのは、この形状が影響している可能性がある。

注6:売れているのか売れていないのか、売れていないとして原因がどこにあるのかは微妙だが、ライバルより販売数量が劣後しているのは事実。

注7:SUVっぼさを出すための加飾で他グレードより前後10cm、幅3cm大きく、幅が1,700mmを超えるので3ナンバー。

注8:豪雪地を知る者の感覚として、スタッドレス履きにはチェーンは全く不要で、馬鹿馬鹿しい規制。まあ実家起点では、まず冬場は通らないR112月山道路とR7村上市山中が近場の規制対象路なので、チェーンを用意しておく必要もないんだが。