【キャノンデール Jekyll800 ’04 初期フラペ仕様】
MTBブームからおよそ10年、ダイエットのためだったか、嫁とのサイクリング(注1)を夢見てだったか、04年秋突然思い立って購入。
購入したのは四谷のBiKit。5年程前に閉店しましたが日本初のキャノンデール専門店。05年モデルがリリースされた後でしたが、グラフィックで選んだ04年800白。
フルサス、ディスクブレーキに片持ちフロントフォークLeftyとメカヲタ的に萌える要素を満載、そして溶接痕も美しいHANDMADE IN USA。
【これですよ!(灯台下暗し、デローザのメタルバイクはもっと美しいらしい)】
前年破産し、低価格モデルの海外生産が始まっていたキャノンデール昔日最後の輝きみたいなもんではないかと(注2,3)。
納車時の仕様変更は、スリックタイヤとブレーキ。
ブレーキを、純正のHayesからシマノXT BR-M755+ダウンヒル用8インチローターに変更しました。
メカヲタ的に超絶にササる異径4ピストンキャリパー!
【MTBコンポーネント史上最も美しく、2番目にハッタリが効くブレーキ。(注4.5)】
シマノ渾身の初代油圧ディスクブレーキです。M755から7年後Saintで復活するまでのシマノのブレーキは全て対向2ピストンでした。お金掛かってます!
このすんごいブレーキを装備したフルサスMTBで走るは荒川サイクリングロード、荒サイ、ひたすら荒サイ、偶に横浜に往復100km、休暇に実家持ち帰って近くの峠道、そして荒サイ、ひたすら荒サイ。
ほぼ右岸専門です。自宅から葛西臨海公園を経由し、清砂大橋から遡上、岩淵水門往復70km〜朝霞水門往復90km、偶に秋ヶ瀬橋を渡って秋ヶ瀬公園に行くと100kmくらい。
乗る意欲も結構上下しまして、13年春から3年間は完全放置。
仕様は殆ど変わらず、ペダルのXT SPD化、サドルを厚ぼったいフィジークのPlateauからセライタリアの薄いのを2個乗り継ぎ、最近ではステムをひっくり返してサドル比▲20mm程にしたくらい。
ところで、
Lefty Maxの筆記体ロゴだっさ!(注6)
この1点をもってCarbonのLeftyに買い換えようかとebayなど覗いていましたが、なんとか踏みとどまってここまできました。
このJekyllを通じて出来上がった車種選定の前提条件は2つ。
1 フレームサイズはデザインで決める!
キャノンデールのMTBは、足付き性向上のためなんでしょう、170cmの私に最適なはずのSサイズはトップチューブが曲がってます。
【ネット上からの借り物です】
このカッコ…
いいか悪いかなんて人の趣味ですが、私には許容不能。
店で跨ってMサイズでいけることを確認し、Mを買いました。
2 そしてディスクブレーキ。
ひたすら平らな荒川にDHブレーキは無駄、雨の日は乗りませんが、田舎帰ってつづら折れの峠道を60km/h以上で下っても安心感の塊。このJekyllが標準。そもそも自分のメンテ経験ではワイヤー引きの方が難しいという問題もあります。
この2つを念頭に、昨夏ロードバイク欲しい病に罹患した私は、車種選定を始めていくのであります。
(続く)
ち・な・み・に。
現在のJekyllです。
下にいるのはELITE DIRETO。発売直後に飛び付き、11月半ばにはこのELITEでZWIFTerになった私は、以後400km/月走行。今年に入ってからは完全にDIRETO専用です。
SK用のサドルやペダルの慣らしにも活用してます。
なお、DIRETOはQR・TA対応で応用範囲広いのですが、発売当初は9sが付かないような情報が流れていました。ELITE本国サイトに使えるとはっきり書いてあるのを確認して買いましたよ。
注1:翌年夏、嫁のために買ったビアンキViale Lは殆ど乗ってもらえず、私のアシチャリになりました。
注2:いまや会社も存在しないとはいえ、キャノンデールブランドは引き続きいいバイクをリリースしていると私は思います。
注3:高いブランド料に占める昔日の栄光と今のレースシーンでの活躍の割合で前者がMaxなのは寧ろデ◯◯ザですね ♪
注4:個人の感想です。
注5:性能は知らないがハッタリはHopeの6ピストン(10万円くらいします)に負けます。
注6:個人の感想です。