2.Campagnolo BORA ONE 35 DB
国内正規品(通販)です。
開封の儀。
こんな感じでホイールバッグに入ってます。
カンパニョーロ純正ホイールバッグと付属品袋。
ホイールバッグは結構頑丈で重いです。内ポケットがあります。
使うアテがないので、売却するか、当面はJekyllのリアホイール入れておくことにします。
付属品は、説明書とカーボンホイール用タイヤレバー(TL-7Z41410)1本、フリーハブ脱着用レバー?(UT-WHDB001。日本語サイトでは1件もヒットしません。)1本入っています。
袋に書いてある図だともっと付属品が多そうだったので、思わずショップに問い合わせしましたが、これでいいそうです。完組ホイールを素人が触るのもアレですが、ニップル回しは付属していないということです。
バッグから出しました。
フロント
光の関係もありますが、リアと違ってリム内側が滑らかじゃないように見えると思います。(後述)
710g。
リア
807g。
合計1,517g。クリンチャーのカタログ値は1,483gなので、34g重いです。
ハブのキャップとか付いたままなので各5g程余計ですから、20g程の差ですかね。量産メーカーレベルでは1%差自体は公差でしょうが、そもそも軽い方に誤差が出た話などまず聞かないので、1,483gという数字が恐らく不適。でもまあそんなもんだと思います。
メーカーには基準値というものがあります。ホイールならスポークテンションとか、縦横の振れとか。リムの継ぎ目の処理とか。基準から外れていれば修正や廃棄行き、基準内に入っていれば出荷され、ユーザーは基本的にそのまま使えるということになっています。Why SK #7でデローザ車について書いたのと同様、カンパでも、日本では日本並み品質を当然とするクレーマーのようなユーザー(注1)層を背景に、本国または生産地(ホイールはルーマニアです)よりも厳しくインポーターが検品するらしいと聞きますが、その割にはフロントのリム内側チューブ接触面の継目処理が私としては看過できないレベルでした。リムテープを貼るなら関係ないでしょうが、凹みやそのエッジが薄くて高圧のロードのチューブを痛めないか心配。
なので、自分で修正しました。何だよ、厳しい検査ってこんなもんかよ、というのが正直な感想。(注2)
(修正内容)
①脱脂して、自動車で使っていた補修用パテを盛る。
②#1500のサンドペーパーで磨く。
③パテ盛り部が滑らかにならないので①に戻り、3回繰り返す。
パテが古いのか、どうもうまくいきません。油分が悪さしている感じ。ということで①〜③は無意味です。
④近所のホムセン行って、相性の良さそうなパテを買ってくる。
⑤パテの薄盛り3回。
⑥②をやり直す。
⑦自動車補修用のプライマーを塗り塗り。
写真ありませんが、きれいになりました。チューブが直に当たってもパンクしそうな感じ全くありません。メーカーとインポーターとショップのどこの受け持ちになるか知りませんが、これくらいやってから売って欲しい。こういうところをトコトンやってくれるショップで車の世話をしてもらっているので、私の基準が高いかもですが。一方、ツールを持たない素人なので、振れは目視、テンションはスルーですけどね。。。
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(続く)
注1:お前だよ、と自分でも思います。
注2:1つの経験と1つの商品で判断するのは正しくないでしょうが、これだけを根拠にした場合という前提を置けば、「厳しい検査」は都市伝説か嘘でしょう。