甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

検品と計量 #6(サドル、ペダル、タイヤ)

デローザ❤️SK Pininfarina Disk、検品最終回はその他コンポーネント

 

5.サドル SELLE ITALIA SLR KIT CARBONIO FLOW

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セライタリアが良かったのか穴開きのFlowが良かったのかは分かりませんが、Jekyllのサドルを純正フィジーク から変更したSIGNO GEL FLOWが(多分「Plateauよりは」ですが)いい感じだったことから、候補は老舗セライタリア。因みにSIGNOは白いJekyllに赤いサドルを着けたくて買ったものですが、少なくとも標準的な体重の人にはGELなのに超絶に硬く、レールの応用の効かなさはKIT CARBONIO以上という、短命商品だったようです。

デザイン・コンシャスを謳う私には、どっかの曲がってるサドルやどっかの妙に長いサドルは無いので、Flat&LowのセライタリアSLRは至極当然な選択かもしれません。

Jekyllは昨年秋にSLR TM FLOWに変更。ID MATCHが選んだS2サイズが合い、暫く乗ってないMTBでもいきなり100km走れることを確認してSKには高級タイプKIT CARBONIOを選択。

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129g。カタログ120gより例によって9g重いですが、どうせイタリアだからいいです。キットカルボニオ名の由来であるカーボンセラミックレールと中空マンガン合金レールの差だけだと思うのですが、TMより100g軽いのは結構凄いなと。整形の都合でしょうが、カーボンはレール断面や後部の形状が違うので色々不便あります。これとペダルは、SKの製作開始を待たずにJekyllに装着し、累計500kmくらい、1ライド最長100kmまでDIRETOで慣らしました。

 

6.ペダル TIME XPRO 10

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タイムです。ここまで王道シマノを嫌うのか!ということでなく、膝に優しいという噂とカッコが理由です。SK以外の2台はどっちもシマノSPD愛用。SKも当初はロードに慣れるまでSPDでいこうかとも考えていましたが、Jekyllと共用じゃめんどいし、買って早晩余すのも勿体無い(注1)ので、サドル同様さっさと買って慣らすことを選びました。

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ガイツーでXPRESSO 10が1万円を切る超バーゲンプライスでしたが、その原因である後継モデルにしました。エアロ形状でフラットになった底面がXPRESSOよりカッコいいかなと。赤い12の方がもっとおしゃれ且つ更に左右計40g近く軽くなりますが、カッコのために1万円も多く払ったので、更に色のために1.5万円近く多く払うのは止めました。

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写真撮った頃には既に何度も脱着、出し入れしてるので、箱はボロくなってます。

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サドルのレールと同じカーボン系プレス成形品ですね。

合計226g、片側113gはXPRESSO 10の99gより大分重くなりましたが、カタログ重量ぴったし!侮れないフランス人。この数字を見て新デュラエースと大差ないと思ったのですが、あっちは片側でこれくらい。そうですか。。。超びっくり。値段に十分見合うというか、10はTIMEのハイエンドでもないので、そんなに差があるとはつい最近まで知りませんでした。これは人様にお勧めするレベルです。ペダルはタイムにしましょう。XPROでもいいですが、weight/priceレシオならXPRESSO10のガイツーです。

尚、この底面のフラット部、超滑ります。クリート嵌めないでラフに踏んだら踏み外しまくり、ほぼ初日でクリートの固定ボルトによるガリ傷だらけになりました。フラペ使いしたい人は、踏み心地悪そうですが引っ掛かりのあるXPRESSOを選択しましょう。

付属:クリート1セット

TIME(タイム) ICLIC/XPRESSO クリートセット T2GB001

TIME(タイム) ICLIC/XPRESSO クリートセット T2GB001

 

他より滑り難く(シマノ/ルックがもっと酷いのか知りませんが、普通に滑りますよ)、よく減るというクリートは、ガイツーで5個買って在庫中。

 

かなりレアと言われるPremierのクリートカバーをタイミングよく買えました。

が、きつくて嵌らねーよ(`ε´)

再入荷予定なしのようですが、買うだけ無駄です。どうせ加工しないと付かないなら、使いたい人は安価で加工しやすいシマノ用カバーを買いましょう。供給が無いTIME用カバーの需要は根強いので、もし再入荷したら大量に押さえてヤフオクかメルカリで売り飛ばすのが一番です(しませんけどね)。

 

7.タイヤ/チューブ

Continental GP4000S II 25C/Continental ContiTube Race 28C 60mm

海外通販。

Italianoがないペダルを隣国おフランスにした以外DE ROSAにCampagnoloにURSUS MAGNUSと全部Italiano/Italianaな私のSK(注2)。こうなれば当然昨年ウン十年ぶりに自転車用タイヤがリリースされたPIRELLIが候補になります。P-Zeroという名前も、、、日本の道路の速度域での性能やデザインがブリヂストンに劣るので、国産ハイパフォーマンスカー乗りの私にはさっぱり刺さりませんが。ピレリのいいところは、スタッドレスでも200km/hで走れるところぐらい(時効です)。雪道はからきしダメですが。

で、ド定番のコンチネンタル、四輪では履いたことのないコンチネンタルを選択。オールイタリアンがベタに過ぎるのでピレリを外したいという気持ちもないではなかったのですが、走行抵抗と値段とで優位と判断したものです。丁度タイヤ/チューブのセットが安く買えました。リンクのアマゾン並行輸入品より安く。尚、Wiggleのセットはバルブ長不明、問い合わせても不明です。ハイト35mmのBORAでは60mmで余裕があったので、コンチネンタルのチューブは42mmは問題なく使えます。(注3)

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チューブ込み331g。カタログ重量325gより6g重いです。イタリア人なら仕方ありませんが、ドイツ人の仕事でこれか。と文句付けるなら他の3セット(2台分買った)も計ってからにすべき程度の差ですかね。

付属品:付属ではありませんが、一緒にスペアチューブとタイヤレバーが入ったミニバッグ買いました。

当初見込みと携行方法が変わったので、多分使わなくなりましたが。

 

以上で検品終わりです。まあEPSの動作確認とか接触部の擦り合わせとかしてないので、目視での異常確認しか出来てませんが、この限りでは問題なし。

エルゴパワーからタイヤまで、購入品はハンドルを除いて全部通販。多少でもセットになったのはコンチネンタルのタイヤ/チューブだけで、カンパニョーロのコンポーネントもバラバラ、国内外もバラバラで揃いました。いやぁ、通販て凄いね。

これだけ通販使ってトラブルは皆無でした。(注4)

 

寧ろここで大事だった工程は、入念にやるには今しかないコーティング。

偶々車のホイールに使うつもりで持っていたピカピカレインが評判よさそうだったので、これを3回コーティングしました。フレームからペダルまで、カーボン/プラスチック/金属部分を悉く。おかげでピカピカです。

 

製作に入る前の前行程は以上です。

漸く、漸くアッセンブルを始めます。

写真の整理ができてなくて下書きのストックがないのと、週末から旅行なので、暫くアップしないかもしれませんが。

 

注1:私は、先ずは安いのを買って上達したら上級品買い替える、というようなステップアップよりも「買い直しは勿体無いから最初から欲しいのを買え!」という思想です。

注2:SKは中国、BORAはルーマニアですけどね。

注3:他のメーカーは知りませんよ。

注4:どこかで書く機会があるかもしれませんが、ウェア関係ではトラブルありました。商品登録と在庫管理が日本より杜撰です。