DE ROSA SK Pininfarina Disk + Campagnolo Record EPS DB 自組。アッセンブリー2日目その4。
9.フロントディレイラー及びチェーンガード仮止め
用意するもの
・デローザ SK Pininfarina Disk(フレーム)
・デローザ純正フロントディレイラーマウント
・カンパニョーロ FD15-RE2EPS(ディレイラー)
・カンパニョーロ純正チェーンガード FD-SR203
・3mmHEXレンチ
・7mm四角ナットが回せるもの(7mmは標準的なツールセットには組まれません。スパナは嫌なので八角ソケット買いました)
モノについては、2018年8月8日投稿「計量と検品#3」に記載。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
変速性能には、ディレイラーが正しく設置されることが重要だそうです。そりゃそうでしょう、私未だにJekyll800に悩まされています。(注1)
まずディレイラーマウント。ダイレクトマウントです。7月29日投稿「検品と計量#1」で2ピースと書きましたが、勘違い。1ピースです。
非正規品のMy SK Pininfarinaは、リベット留めされておらず、ボルト2本留めです。当たり前ですがマウントのガイドホールとボルトのクリアランスは0ではありません。シートチューブと平行が正しいらしいですが、2本のボルトの締め方次第で1°くらいの差が出そう。極力センターっぽいところで固定します。
ここはセッティング決まらずやり直しという事態ない限り外さないので本留め。リベット留めが普通に出回っていることを考えればロックタイトですが、私はグリス。MOTULテックグリス。
ボルトは3mmHEXです。適正トルクはマニュアルに記載無いですが、しっかり締めないと話になりません。サイズからすると大体3N・mってところでしょうか。
次にディレイラー。チェーンガードが着いてるので分かり難い写真になっちゃってますが、チェーンリング着いた後にシビアなアジャストが待っているので、仮留め。
意図せずつまらない韻を踏んでますが、ディレイラーは何とナット1本留めです。こんなもんで剛性出るんでしょうか。7mm四角ナットなんていうレアなモノを使いますが、剛性のためではないと思います。甚だ疑問な設計ですが、カンパニョーロ固有なのかシマノも同じなのかは知りません。Jekyll800とViale LのシマノもHEXボルト1本のバンド留めですけどね。
で、チェーンガードです。自他共に認める吝嗇家(但し時々暴走して無駄遣いする)&自組のアマチュアである私は、間違いなくチェーンを落とします。
その時の自分の顔が思い浮かびます。形あるものは使う限り傷が付くものなので、早々諦めるはずですが。
なので、チェーンガードです。ダイレクトマウント用のチェーンガードを手配、装着。
これで全部。
チェーンガードは、マウント裏からガイドに変形ヘッドボルトを通し、表側からスペーサーを入れて四角ナットで締め(下側)、
ディレイラーは、マウント裏からガイドと上記スペーサーに本体ボルトを通し、表側から四角ナットで締めます(上側)。勿論グリス塗ります。
上の写真は2枚とも1本留めですが、仮留めだからです。正しくは説明のとおりです。
何と!大事なパーツなのにマニュアルには指定トルクの記載ありません。どうなんだろ。サイズからすると10N・mくらい掛けてもよさそうです。動いたらたまったもんじゃないですからね。オーバートルクしても壊れるのはフレームじゃなくディレイラーだし。
出来上がりはこうです。
チェーンガードのせいでディレイラー上下アジャスト余地は殆ど無くなります。チェーンリングが大きい53でうまく決まっていますが、50あたりになるとどうか分かりません。上下入替は、技術的にできそうですが、機能的になさそう。
この後ディレイラーのポジションアジャストがありますが、もう外すことは無い(実際には外すこともあるが、支障がないとの意)ので、EPSのワイヤリングを仕上げます。
イエローケーブルのコネクターを接続したらシートチューブ内に押し込み、グロメットで塞ぎます。基本リアと同じなので、簡単に書きました。
続く。
注1:SK Pininfarina Diskが記事上完成した後に書こうと思いますが、チェーンリング交換だけではすんなり終わらない話でした。