甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

本日は久しぶりにGPZ400Rを稼動

(後日訂正:大事なところに誤記があったので、ログが見える形で訂正しています。)

 

Tenki.jpでは昨夜から今朝6時頃までは降水確率10〜20%でしたが、6時前に起きて外に出たら、路面は濡れていました。

そのあとの雨雲の動きを見たら、7時頃からは自宅付近を通る動き。

はい、本日のライド取り消し。

 

といって何もしないのもあまりに怠惰なので、妙に蒸し暑い中ですが、午後長らく放置したGPZ400Rを動かすことにしました。

 

GPZを動かすには、儀式が要ります。

新車当時のベストコンディション時でもグズるカワサキ旧車、1週間も放置すると、油膜切れでカムシャフトを齧るリスクが高まり、ガス欠でエンジンも点火しません。

油膜切れ対策:センタースタンド(私のGPZは集合マフラー装着のためセンタースタンド撤去済につき、メンテナンススタンド)で、左右水平に駐車する。これのお陰か、登録から32年経った今も、私のGPZはカムが生きてます。

ガス欠対策1:キャブレーターに負圧が掛からず燃焼室に燃料が入らないのが、セルをいくら回してもエンジンが掛からない原因。フューエルタップをON(「PRI」です)にして2分程放置して燃料を強制的に流すと、着火するようになります。(始動後に標準のPRI(「ON」です)に戻しておかないと、出先でガス欠したり、走行後燃焼室がガソリン浸けになるリスクあり。)

ガス欠対策2:これもカワサキあるあるですが、同じ原因で、始動後は回転が安定しません、というか直ぐエンストします。チョークは温間時(走行後等でエンジンが温まっている状態)を除き、夏でも引きます。チョークを引いている間、エンジンが温まるにつれて回転が上がっていったりするので、始動後2〜3分は、車両から離れることはできません。

以上、恐らく80年代までのカワサキ車乗っている人には普通に知られている事実であり、最近の車には関係がないので、誰の参考にもならない話です。

 

さて、エンジンが掛かりました。キャブレーター内の燃料が劣化しているので、白煙モクモクです。これはキャブレーター内の燃料がフューエルタンクからの燃料に置き換わるまで続きますが、オイル下がりによるトラブルではないので、放置します。

 

いよいよ走り出しますが、その前にもう1つあります。

湿式多板クラッチクラッチプレートが固着し(即ちクラッチが切れていない状態になり)、クラッチレバーを握った状態でもローに入れた瞬間エンストします。

これは30年前に読んだバイク雑誌ではヤマハ車でも起きていたようなので、旧車では結構普通でしょう。

これの対策としてレバーを握った状態で固定して駐車、というのを昔読みましたが、それはそれで面倒なので、対策はしません。初回ギア入れでエンストさせれば、その際のショックでクラッチプレートは離れます。2回目からは普通にON/OFF断絶できるようになります。

 

という儀式を経て走り出します。

 

うーん、、、、ブレーキ効かない。

ノーマルシングルPotよりも格段に効く社外品4Potブレンボですが、タッチはメタルのそれなのに、効きがスポンジー。フェードやベーパーロックではないので、キャリパーのOH時期かな。走行距離からしたらまだあるはずですが、パッドの厚みも未確認。2月に車検だから、そん時に見てもらおう。

 

幸い新浦安エリアには、近くに住戸がなく多少の音が出てもそう迷惑が掛からないところがあるので、その辺りを10,000r.p.mくらいまで回したりしながらプラグのカーボンを飛ばし、オイルと冷却水を回して終了。

 

新浦安エリア南端部、鉄鋼団地(湊地区)には、東京スカイツリーに真っ直ぐ繋がる道があります。

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路上に捨てられたゴミが興ざめですが。

 

折角久しぶりに乗ったのに、車体の写真がないのも寂しいので、チューンナップ時のショップのリンク貼っておきます。

www.class4.co.jp

この後ホイールとリアタイヤサイズを変更しましたが、基本的に今と変わりません。

 

以上。