さて、ちょっと空きましたが、自組の続きです。
DE ROSA SK Pininfarina Disk + Campagnolo Record EPS DB 自組。アッセンブリー4日目その4。
19.ハンドル装着、エルゴパワー位置決め
・デローザ SK Pininfarina Disk(フレーム+フォーク)
・URSUS MAGNUS H.01(ハンドル)
・カンパニョーロ EP18-HPDRF6EPS/EP18-HPDLR6EPS(左右エルゴパワー)
・ヘッドパーツ(デローザロゴ入りカバー)
・プレッシャープラグ(デローザロゴ入りトップキャップ)
・40mmヘッドスペーサー
・6mmHEXレンチ
・4mmHEXレンチ
・T25トルクスレンチ
前行程はエルゴパワー仮組と、
liprofumodellarosa.hatenablog.com
ケーブル類のワイヤリング。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
プレッシャープラグからトップキャップを外し、プラグ外縁部にカーボンペーストを塗ってコラムに差し込みます。SKのプレッシャープラグはトップ部外径が28.6mmでコラムと同じで、コラム内に落とすタイプではありません。
ヘッドカバーの上には、40mmのスペーサーを載せています。Shop XJってところのカーボンスペーサーです(アマゾンのリンクはうまく表示されないので省略)。
ヘッドカバー上縁、コラムにカーボンペーストを塗り、スペーサー、ハンドルと載せていく感じです。
ハンドルを載せます。
プレッシャープラグを締めるというのか緩めるというのか、6mmHEXを回してコラムと密着させます。Max8N・mなので、6N・mにしました。
コラムトップの深さはURSUSの指定4mmより浅い1mm。NGと書いてあるのは4mmOver、とはいえ1mmは浅過ぎ、引き上げ余地を考えると3mm、せめて2mmぐらいにしたいのですが、取り敢えずトップキャップが締まるようだったので、このまま。(注1)
その後トップキャップ外縁部にカーボンペースト、ボルトにグリスを塗って装着し、4mmHEXで軽く締めます。続いてハンドルの4mmHEXボルトを一旦抜いてグリスを塗り、こちらも軽く締めます。
両方締めが弱いので、まだハンドルが左右に動きます。フレームに跨って、ホイールとハンドルの向きを上から確認しながらピッタリ合わせます。
その次に、トップキャップボルトを締めてコラムを引き付けます。ここのトルクは2N・m指定です。弱い感じもしますが、強く締めてトップキャップを割る人も居るようなので、指定値に留めます。
次にハンドル(というか普通はステムなのですが)のボルトを締めます。6N・m×2本指定ですが、少し弱めの5N・mで締めました。
これでハンドルが装着されました。
それからSKを壁に寄せ、サドルに乗ります。
次にその乗車状態でエルゴパワーを引いたり送ったりして丁度いい位置を探ります。
本当は私のような初心者は実走でポジション決めをすべきなのでしょうが、特に意味なくブレーキを最後(最後の最後はペダルでしたが)にし、実走不能なので、静止状態で何となくいい感じに思えたポジションにします。
決まったらT25トルクスを回し、エルゴパワーを固定します。トルクは10N・m指定ですが、対象となるハンドルがアルミだったら困るので、もっと低く8N・mにしました。
ブラケットカバーが固くて抜き差しが大変なので、L字レンチでなくロングソケットを差込み、ラチェットハンドルを標準→トルクレンチに付け替えた方が楽です。
結果エルゴパワーのポジションですが、前傾は、、、どう測ればいいのかよくわかりませんが、前傾部の角度だけ測ると-10°、最低部までの平均だと-3°というところです。
絞りは中立。
【2枚ともバーテープの説明を意図した写真ですが。】
これでエルゴパワーの位置確定。
続いてバーテープに進みますが、1本の記事には字数過多になるので、ここで締めます。
その後の実走での所感としては、ルックス上しゃくり厳禁でついエルゴパワーの前傾大きくなりましたが、1番圧迫すると予想した親指と人差し指の間、第1指間腔の痛みは出ません。その代わりというか、合谷指圧も効かないので血圧も下がりません。(注2)
寧ろ、連続走行120kmを超えるくらいで掌の外寄り下部(丁度エルゴパワーのカパー後端に触れる部分)に水疱ができました。第1関節腔よりもここを圧迫していわば靴擦れが起きたのだと思いますが、ノースフェイスのペラいサマーグローブで起きず、外人用なのでSサイズを買ったら小さかったというPOCのパッド入りグローブで起きるので、単にサイズ/縫い目の問題かもしれません。次回は-1°くらいまで起こすことにしてみます。(注3)
レバーはほぼ真っ直ぐ下、気持ちハの字に降ろしましたが、これはもっと開いても良かった。ハンドル幅、前傾角や手首の柔らかさで変わるでしょうが、次回は3-4°小指側を開いてみます。下ハン握りだと中立でいいので、乗り方にもよるようです。
初めてのロードでインテグレートハンドルな時点でポジションへの意識低いですが、ポジションが固まっていない人はまず実走でしょうね。
その前に、ここでやっていた小工程、上記写真では既に終わっていますが、トップチューブのケーブルカバーを装着します。
金属製のカバーにパワーユニット側のEPS V3ケーブルを通し(すんなり通ります)、カバー縁にカーボンペースト、2本の2mmHEXボルトにグリスを塗って、小径ボルトなので弱く締めます。
コントロールユニット側のEPS V3ケーブルです。ゴムパッキン内に通すためにはケーブルにすんごくストレスを掛けそうなので、切込みを入れてケーブルを通しました。
あとはパワーユニット側とコネクターを接続し、コネクターをトップチューブ内に収容、パッキンをカバーに差し込んで完成。
因みにこの時は、上記40mmのスペーサーと違うスペーサーが入っています。
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こっちを先に買っていたのですが、ローンチ時は40mmにしようと思ったので、仮で付けていただけです。
続く。
注1:その後コラムカットした結果、ギャップは3mmになりました。
注2:ここにツボがあるらしいのでシャレで言及しただけです。どちらかというと血圧低い方なので、下がると困りますが。
注3:でも絶対にしゃくらない。
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