甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

スロベニア・クロアチア旅行記 3rd day 8月20日(地底探検の先はイタリアと決まっている件)#2

続きです。

 

5.シュコツィアン洞窟Skocjanska Jama(スポット絞られるのであまり意味ないTA1/2)

 

この旅1つめの世界遺産です。

料金→€20@1人

日本語パンフなし。

 

14時半頃現着。15時の部を申込んで、カフェでアイスなど食べながら待ちます。

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集合まで待ち、ガイドに着いてトレッキングルートを下ると、次は入場待ち。炎天下につらいです。英語組は最後でした。ガイダンスを受けてから入場します。結局入場は15時半過ぎ。

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洞内は写真撮影禁止です。

前半は鍾乳洞エリア。ポストイナに負けず劣らずの素晴らしい鍾乳石群でした。

広大なホールや針のような鍾乳石の間を縫って登り降りしながら進んでいくと、水流の音が聞こえてきて、後半の渓谷エリア。自分の遥か下を流れる川。これは凄いです。

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【公式サイトより写真1】

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【公式サイトより写真2】

こんなもんではありません。写真出し惜しみです。公式ガイドブック€5買いましたが、その写真もまだまだ。

半端なく凄いです。隠れて撮影しているドイツ語の人たちもいましたが、このスケールは目に焼き付けるしかありません。

それから明かりが見えてくると縦長の坑口に出て解散。約1時間の旅でした。

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【振り返り】

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【出口】


シュコツィアン渓谷を歩いて登るルートとケーブルカー乗るルートに別れます。勿論ケーブルカーに乗り、最後は少し徒歩で登ってゴール。

いやあ、凄かった。楽しいのはどれも楽しいが、ここが一番凄かった。

 

頭の中ではリック・ウェイクマンの地底探検が鳴り響きます。

地底探険<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)(DVD付)

地底探険<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)(DVD付)

 

 個人的には完結編の方が好き。

 

www.park-skocjanske-jame.si

 

3 caves tourを終えて向かうはイタリア。

再度約30km/30分の移動、R409〜E61経由。

 

国境にはよくスーパーがあります。物価や税率の低い方の国に、高い方の国の人が買い物に来るのです。

ここにもありました。Kompas Shop Kozina

ドラ供菓子と、水、ソフトドリンクを購入。

旅のお供nutella&Go!を探したら!

nutellaが、巨大なnutellaがありました。

1kgの大ボトルは見たことありましたが、バケツ3kg入りnutellaと、大ガラスボトル5kg入り

運搬不能ですね。

(一般の店の中なので、写真も自粛。)

こんなに食べたら体に悪いの確実です。

 

この旅4回目のクロスボーダーは、「ここからイタリア」の標識があるだけ。ヨーロッパではよくありますが、さっぱり国境っぽくない。

 

走っている自転車がMTBからロードバイクに変わります。見事に変わります。

制限速度大幅に下がります。が、流れは変わりません。

交差点で曲がるタイミングを逸した車は立ち往生し、後続は歩道に乗り上げて追い越して行きます。

ああ、やっぱりイタリア🇮🇹だ。基本的にイタリアは鈍臭い人に容赦ないです。このリズムに乗れない人には怖いし、乗れる人は走り易い。

 

6.トリエステTrieste

 

イタリア統一広場Piazza Unita d'Italia近くのパーキングメーターに駐められました。

まずイタリア統一広場Piazza Unita d'Italia(TA1/391)。

道1本挟んで海に面した美しい広場は、イタリアっぽくない建物に囲まれた、オーストリア=ハンガリー帝国の名残り。

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続いてTeatro Romano di Trieste円形劇場。

中には入れませんが、非常に保存状態いいです。ライヴとかでは中に入れるようです。

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それからスーパーで水調達、モニュメントとヴェネツィアンゴンドラのパスタ(特に美味しい訳ではないが定番)も土産に購入。

 

さて、イタリアご飯です。事前調査なしですが、統一広場に繋がるPiazza della Borsa(カバン広場?)という意味不明な通りがメインストリートです。

 

地元の人たち(観光客かもしれないが少なくともイタリア人)が手際のいいフロントマンからポンデケージョを受け取って続々席に案内されていくのに釣られ、ナポリ料理のレストランに入りました。日本ですら英語で普通に通じるレベルの飲食店会話をイタリア語でして、席に案内されます。イタリア人早口なので、ホントは英語の方が楽😆。

Trattoria Caprese Trieste(TA167/937)

生ハム&メロン豪快。

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トマトソースのニョッキと、

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シーフードのピッツァ。

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ああ、やっぱりイタリアの食事は盤石。お腹いっぱい食べて€48。

 

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満足して移動開始。トリエステ滞在3時間。

 

因みにトリエステ行くことにしたきっかけは、いずれは行くつもりの国境の街でしたが、

①今日はメニューを一番詰め込んだ日で、直行してもプラに着くのは遅い時刻。

②シュコツィアンからプラの経路上で評判良さそうなレストランを探したら、Pizzeriaだった。

③だったらトリエステ近いから寄っちゃおう❗️イタリアン食べるならイタリア🇮🇹という連想。

 

イタリア🇮🇹→5回目のクロスボーダー(ノーチェック)→スロベニア🇸🇮→6回目のクロスボーダー(出と入りで2つスタンプ貰いました!)→クロアチア🇭🇷。

スロベニアとはこれでお別れ。

SS202-H5-E751(A9)と高速道路を繋ぐ120km/1時間半の旅。プラ手前のSAで初回給油。

 

22時と遅くなりましたが、ホテル到着。

ホテル・アンフィテアターAmfiteatar☆☆☆(TA11位/226

www.hotelamfiteatar.com

プラはホテルよりも民泊の方が圧倒的に強いようです。旧市街のメインストリート方面のホテルでなく、円形闘技場に隣接する立地でここを選択。¥15,016ネット清算済。

オーナーが有名シェフでレストランの方が評判いいようです。ホテルの方は良悪評価が入り乱れている感じですが、まあ特段悪くはなかったかなと。敷地に(狭い土の)駐車場があるのですが、「すぐ左」でなく「交差点を左(と言われたと思う)」と教えられて、駐車場探して散々走り回ってしまいましたが。

 

毎日がピークですが、1番忙しい日終了。

おやすみなさい💤

 

《本日の移動》 194km/3時間

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《Optional》 

ドゥブロヴニク魔女の宅急便という人も多いと思いますが、「海に突き出したオレンジ色の旧市街」は、ドゥブロヴニクは広過ぎ、トロギルやポレッチなどは新しい建物が結構邪魔。トリエステからポレッチに向かうルートに近いスロベニアの街ピランがこの上ない条件です。うちは時間的に無理でしたが。