私のR32GT-Rは、2000年当時製作のサーキット走行用車両に、その後の技術の進化に応じたアップデートを施した仕様。
今は公道しか走らないので、右回りサーキット専用アライメントとか極端な仕様は止めていますが、装着/撤去パーツはサーキット走行用のまま。
内装は、
リアシート撤去
リア内装撤去
カーペット/防振アスファルト撤去
10点式ロールケージ
フルバケットシート自分仕様固定(低過ぎて後方視認性劣悪なので街乗りは座布団敷き)
トランクを開けると、
内装全撤去
フューエルコレクタータンク!
外付強化フューエルポンプ!
これです。コレクタータンクとフューエルポンプ。
燃料が少なくなると、サーキットでの激しい横Gで燃料が偏り、ポンプがエアを噛んで燃料を吸わなくなることがあります。これがエンジンブローの原因になります。途中に少量・縦長のタンクを挟みその底から大容量のポンプで高圧の燃料をインジェクターに送り込み続けてエンジンを保護するのが、コレクタータンクと強化フューエルポンプ。
イグニッションONとともに「ミ゛ーーー」というポンプ作動音が車内に響き(鉄板剥き出しなのでこれがよく響きます)、各ジョイント部から僅かに気化して漏れるガソリンの臭いが気分を盛り上げます。
とか書いていますが、嫁の評価は最悪です❗️
乗り心地も嫁にはウケません。
一定速度を超えると排気音と風切音とで会話が困難になるのも嫁にはウケません。
が、兎に角私が帰ってくるとガソリン臭がする、一緒に出掛けると自分もガソリン臭を纏うのが、1番ウケません。
ということで、最早公道専用車としてはコレクタータンク要るのかよ、というのが基本線ですが、コレクタータンクを約20年の技術の進化でアップデートしました。
ポンプがインタンクになり、容量は減りましたが、音が静かになりました。
綺麗に収まっています。
何より臭いが消えました。
速い遅いとか軽い重いだけじゃなく、こういうところの技術も進化しているんですね。
前よりコンパクトになったので、トランクが広く使えます。
よし、これでドライブも帰省も安心だ❗️