そろそろランニングを始めないと、5月富士山辺りからを想定した山行に支障が出ます。キタダケソウ期に白峰三山日帰りするためには、アイゼンやらピッケルやらビバーク装備やら15kg位を背負って1日で50km・累積標高3700m行動する体力・脚力を備えておく必要があります。(トレイルランナーとしては15kgが辛い。)
が、自転車と違って勝手に治ってくれることを期待していた脱臼が思いの外重症で、靱帯3本切って生憎自然治癒しない外れ方をしているということで、結局メス入れことになりました。
じっとしている分には痛みも無いですが。
ということで、今年の夏シーズンの山行は棒に振る⚾️ことになりました。SK Pininfarina Disk乗れるのも同じ、早くても夏が終わってからかな。近いところでは、ゴールデンウィーク=今年の用語は「新天皇即位10連休」=には運転できません。祖母の法事の時もまだダメだな。
Ouch❗️
肩より全然痛いぞ。
嫁はGT-Rの運転は出来ないしな。パワステ付いてるし、軽くて扱い易いカーボンクラッチなのに。(注1)
まあなったもんは仕方がないので、後遺障害出ないようしっかり治すようにしましょう。
仮令相手が暴走にせよ、怪我人が自分1人で済んだのは何より幸い。
さて。
外は暫く乗れません。
平日早く帰ってもランニングできません。
ということで、Zwiftです。これまでも、平日帰宅後も乗ってもいるのですが、当面は平日も休日もZwiftしかありません。
4月2日火曜日はLondonのフラットコースを強度高めで1時間。
入りがうっかり強過ぎて途中タレましたが、1時間で41.46km、平均パワー244w。
最大5%に過ぎない斜度は、今日くらい踏んでいる日なら44×13でノーチェンジ。
これを夏場やると暑さが厳しいですけども。
車上エンターテインメントは、どこでもDIGAで「チャリダー」と「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」です。
ヤマトは第1作以来の伝統、御都合主義的な設定がシビれます。
互いに巨大火力を有しながら、密集戦法でお互いに殲滅されまくる間抜けな戦術。
時間断層により絶え間なく生み出される波動砲艦隊に、私は時間よりも資源供給への懸念を禁じ得ません。
しかし、ポイントはそこではありません。
この作品固有のカタルシスが、私のような昭和以前の日本人の心を激しく揺さぶります。
一点豪華主義、必殺の最終兵器大和(ヤマト)。
波動砲も凄いですが、1砲塔の斉射3発で敵戦艦を3隻沈める主砲は、史上最強艦砲の18インチを想起させます。
敵の最強力級兵器の攻撃を受けても沈まないのは、米戦艦の16インチ砲が打ち抜けない防御力。
最後はガンダムと同じ戦死バーゲンでも、みな尊い自己犠牲を以て特攻死していきます。
強大な敵に満身創痍の艦で単艦特攻する古代と森は、自らを艦に縛り付けて艦と運命を共にする司令官と艦長。
冷静に考えて日本が米国に勝つ可能性は僅か。仮令逆転してくれることはなくても、一矢報いて欲しいとの思いを大和に託す訳です。
これを見ているときは皆んな右翼化します。私はヤマトに関係なく保守ですが。
4月3日水曜日は、VRコースがNew Yorkだったので、Watopiaを選択。
緩〜く入ったのに、そのまま緩く調子が上がらないので、15分で下車。8.94km、平均161w。
イマイチWatopiaは気合が入りません。
4月7日日曜日はInnsbruck。
市街地コースだと、最大8%の長い坂が1本、短い5%が1本。8%の坂だけフロントをミドルに変更、44〜40×14。
2時間、71.4km、617mUp、183w、35.3km/h。
これの途中にLevelが20に上がりました。一応ここ2週間は週間目標の100kmを超えましたが、DOGMAへの道はまだ遠し。
車上エンターテインメントは、“Inferno”続き。
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クライマックスに掛けて故キース・エマーソンのピアノが大きくフィーチャーされたらエンディング・クレジット。全くのB級映画でした。“Keith Emerson”のクレジットが無いのですが、理由は知りません。
早々に終わったので、次のコンテンツに切替え。
THE SONG REMAINS THE SAME ― 狂熱のライブ [DVD]
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レッド・ツェッペリンのライヴを実体験していない世代の私には、動くZEPの姿に触れられる貴重な作品。作品としてはこれもB級ですが。
これの「サウンドトラック」が、長らく唯一の公式ライヴ盤。このツアーの後喉を手術するロバート・プラントは、姿形は超絶にカッコよく、独特の艶やかな声色こそ変わりませんが、キーを下げた細い声で歌います。“Houses Of The Holy”、“Physical Graffiti”、“Presense”と彼の変調をリアルタイムで追えた世代ではない私は、スタジオ盤の「あの」ロバートを期待し、当時超驚きました。
これとディープ・パープルの「ライヴ・イン・ジャパン」を比べたら、イアン・ギラン>ロバート判定をした人が続出しますわな。(注2)
この映画、残念なのは、ジョン・ポール・ジョーンズがメロトロンを弾く姿が収められていないこと。メロトロンを弾いた“Rain Song”はロバートのシークエンスで、ステージ自体あまり映りません。
ということで、“Dazed And Confused”演奏後に、ロバートの背後に捉えられた白いメロトロンを載せておしまい。
【画面キャプチャ】
注1:純粋に自慢です。クラッチディスクだけでなくプレッシャープレートも含めてフルカーボンで、ハウジングはチタンという、名門Tilton社製のレース用ツインプレート・クラッチです。値段はリテール・カタログに載っていないのでショップの社長が適当に付けましたが、ATSとかニスモのクラッチなら何台分も買えます。ストリートでは十分扱い易いですが、ソールの硬い靴でズボラな操作をすると長年乗っている私でもエンストします。
注2:その後健全にもブートレグ巡礼者となった私は、スタジオ盤より凄い「全種目金メダル」(byジミー・ペイジ)の70-71年ロバートに圧倒された訳ですが。