先日のカウントダウン&一切のページへのアクセス不能の件。
6月21日16時という妙な時間をターゲットにした正体は、、、
現地ではミラノ郊外、デローザ本社の隣町チニゼロ・バルサモで発表会でした。
1.新型車発表
3台のカーボンモデル発表。
1)SK Pininfarina 第2世代
https://www.derosa.it/collezione/sk-pininfarina/
更に空力性能を高め、リア剛性を高め、軽くなったそうです。
コラボモデルなんで、1代限り、来年あたりはカタログ落ちかと思っていましたが、ピニンファリーナとのコラボは深化するようです。
2)MERAK復活
https://www.derosa.it/collezione/merak/
デローザのレーシング・スピリットの象徴、2,000年プルエの世界選手権優勝車が2,020年のラインナップに帰ってきます、的なアナウンスになっています。
2,010年にカーボンで1度復活した際は高級fabbricazione italianaでした。今回はどの辺のグレードになるんでしょうか。
3)IDOLモデルチェンジ
https://www.derosa.it/collezione/idol-2/
写真では変更箇所がよく分からないのですが、フレーム重量が200g軽くなっています。ダウンチューブの(大雑把な)断面が逆三角形から正三角形に変わったようです。シートチューブ下部がリアタイヤとのクリアランス確保のために僅かに抉られているように見えます。
重要なミドルレンジの商品なのでいいパーツと組み合わせて魅力的な値段で売るよ、と書いてます。
2.ロゴマーク一新
https://www.derosa.it/2019/06/21/nuovo-logo/
旧ロゴ↓よりモダナイズされた感じがします。
ここ数年のトレンドであるフラットデザイン。
ピニンファリーナのデザインでいうと、328GTB/GTSまでのクラシカルな曲線基調から、
テスタロッサ、348の直線基調に変わった感じでしょうか。
30年も前の話ですが。
https://auto.ferrari.com/
360モデナ以降のウネウネしているが優美ではない曲線よりは好きですが、直線的なデザインはあまり好みではない保守派・旧守派の私。あ、でも意外に488はいいかも。
そしてサイトの更新。
アルミの新型かな、KERMESSEと、かなり高いらしいE-Bikeが上記と別に2,020年モデルとして新たにラインナップされたようです。
更新前の情報も復活しています。通販サイトには、グッズだけでなく、SK Pininfarinaが多いですが限定色やアウトレットのフレーム/完成車が出ています。ロケーションを日本にしても値段が出るってことは買えるのかしら。デローザ本社から直接買うなら日本でも正規扱いしてくれるんかな。
なお、サイトの各車の写真は、カーボンバイクではディスクブレーキの設定のないベーシックグレードNick以外全部ディスクブレーキです。流石の日本も2,020年はディスクメインに変わるでしょうか。
サイトとして見ればこれが1番大きいかもしれないのに、ログを取っていないので真偽判然としないのですが、URL変更もこのタイミングでしょうか?
私の記憶ではデローザ公式サイトのURLは、
なのですが、
に変わっています。
6月14日の投稿の時はただリンクを貼っただけなので気付いていませんが、そのとき既にderosa.itになってるようなので違うかも。本国サイトはブックマークしてなかったので検証不能。
転売狙いかアダルトサイトか由緒正しいfarmaciaか何か、誰が持っていたかは知りませんが、経緯は知りませんが取得した模様。
derosanewsは、ショッピングのページは生存しているようです。
で、SK Pininfarinaの新型について。
好き好んで今のSK Pininfarina Disk Blu Acqua Size52をコンポーネント含めて妥協なく買った、買い換えたい気持ちはさっぱり湧かない立場の者がレビューするのはアレですけども。
⑴ヘッドチューブ前部が直線的なデザインに変更された模様。
⑵逆にヘッドチューブ後部はシャープなカッティングが入っている模様。
⑶トップチューブ上部が前にいくに従って丸くなる一方、ヘッドチューブとの支点のキャラクターラインがなくなり、直線的にぶつかるようになった模様。
⑷トップチューブとシートチューブの支点部分のキャラクターラインが小さくなっています。
⑸シートカウル部が少し小さくなってるように感じますが、不明。
⑹シートカウルのSK Pininfarinaのロゴ消失。
⑺ケーブルがフル内装になった模様。多分URSUSですがハンドルも変わっています。
ということで、⑷⑸で元々似ているCanyonのAeroadにもっと近付いた印象があります。最速のエアロロードの1台とされるだけあって、Aeroadのデザインは合理的なんでしょう。
ただ、ペイント。
MERAKのマットな金属っぽさも、 IDOL、SK Pininfarinaのモノトーンも、新しいデローザを感じさせますが、デローザの特徴である高級塗料を分厚く塗った感じがありません。黄色なんか、HAMMERのMTBルック車に見えます。これは、、、多分私なら実車見てからじゃないとオーダーしないなあ。上のアウトレットに出ている車体は微妙なカラーが多いので、新型の塗装のトライアル品かもしれません。)
なお、この更新サイトですが、私の環境(iPhone/iPad iOS12.3.1、Macbook Pro Mac OS 10.14.5/Safari12.1.1)では、iPhoneを除き、一番上の「DE ROSA」ロゴと、「COLLEZIONE」が重なって表示されます。
もうちょっと頑張って欲しいですSun-TIMESさん。