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小山実稚恵 ベートーヴェン、そして・・・【第1回】~敬愛の歌~

今日はBunkamuraで再来年まで6回に亘って開催される「ベートーヴェン、そして・・・」の第1回。

来年は生誕250周年、今年はBunkamura30周年イヴェントとして開催されます。

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https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/koyama_recitals19_21/?waad=6folNTqF&ugad=6folNTqF#P1

 

小山実稚恵さんは、有名外タレを過度に有難がり国内の優秀なアーティストに目を向けない風潮にある日本(注1)では、国内でのコンサート活動を主体とする数少ないクラシック系アーティストです、多分、私の理解では。

 

《セットリスト》

ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101
シューベルト
ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 作品120(D664)
シューベルト
即興曲 作品90(D899)より第1、2番
即興曲 作品142(D935)より第1〜4番

(アンコール1)

シューベルト
即興曲 作品90(D899)より第4番

(アンコール2)

シューベルト
即興曲 作品90(D899)より第3番

 

冒頭小山さんの挨拶。

これまでも腰の座ったシリーズ企画を打ち出してきた小山さん、今回はベートーヴェンの100番台の作品に光を当てようということでした。で、今回ソナタ28番とシューベルトを採り上げるテーマは、「歌」だそうです。

 

今回は、国内でのコンサートでは初のバルコニー席でした。いや、40年くらい前地元の市民体育館にアイドルが来た時に同じようなポジションでしたか。距離が違いますが。海外の歌劇場のような遥か上から身を乗り出して覗き込む訳ではなく、ピアノ🎹は運指がよくわかりますね。

有名曲のような耳に残る特徴がイマイチないベートーヴェンでは、座席のメリット最大限発揮。小山さんの演奏を目で楽しみました。

ロマン派歌曲の王シューベルトの作品は、メロディアスなアルペッジョが印象的なソナタから段々暗く構築性の怪しい即興曲へという展開が、私のような経験値の低いリスナーには難易度が高い構成でした。

特に作品142はまさに即興的な捉えどころの難しい作品なので、真面目な小山さんのアプローチにインプロヴィゼーション大好きの私の耳が戸惑い、アンコールで作品90に戻って安心した、という感じで終わりました。

 

24ページの小冊子が付きます。耳ではベートーヴェンシューベルトの繋がりが理解できない、即ち企画を理解できない私には大変役立ちます。事後ですが。

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これは開場を早めてもらい、早め入場して熟読すべきですね。

 

でも「いい演奏を聴かせてもらった」という満足感をもって会場を出ました。心は企画を理解したらしい。

 

これで今年の第2四半期の音楽イヴェント終了。

 

気になったが見送ったイヴェントは4件。

アルカトラス(Heavy Metal)→5月来日公演。グラハム・ボネットは聴きたいが、やはりイングヴェイ・マルムスティーンのいないアルカトラスは私にはない。

ラウドネス(Heavy Metal)→東京での単独公演は多分5月が今年最後。1度は聴きたいと思いつつ、樋口宗孝さん亡き今優先度上がらず。

ラプソディー・オブ・ファイア(Heavy Metal)→バンド名が短い時代の作品は凄くよかったと思うのですが、ルカ・トゥリッリもファビオ・リオーネもいない今のバンドより、トゥリッリ/リオーネ・ラプソディーに興味あり。

アルミンク指揮王立リエージュ・フィル&小林愛美ちゃん→7月1日でまだチケット手に入りますが見送り。嫁がワルシャワに出稼ぎ行って間も無くなので2009年、12歳か13歳でワルシャワの音楽祭に出演して話題になってました。という縁から、我が家的には彼女は小林さんでなく、愛着を持って愛美ちゃん。満を持して臨んだショパン・コンクール2015の本選で選外だったのは残念でしたが、我が家は応援します。来年ソロ・リサイタルに行くでしょう。

 

その後は「元祖くじら屋」。就職した時既に109で営業していましたが、初めて入りました。私は大変満足しましたが、嫁はやっぱり合わず。気になりつつも今まで入ったことなかったのは、そーかなと思ったからですが。

【鯨の天ぷら定食、アラカルトのスモーク、コースの前半の刺身と唐揚】

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【最後はお茶漬け(出汁を掛ける前)】

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今の店は設備というか建物自体の老朽化のため、7月いっぱいで一旦閉店、近くに移転して仮営業するそうです。ああ、今の店のうちに行けてよかった。

 

嫁のお腹がいっぱいにならなかったので、ほぼ向かいの「ESPRESSO D WORKS」でデザート。運良く待ち時間なしで入店。オペ難でその後微妙に待たされましたが。

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我々のような世代が行くということは、パンケーキブームももはや終焉でしょう。

 

注1:私はその典型。