甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

ビアンキ Viale L フルオーバーホール 2/4

3.BB&チェーンリング

DEORE FC-M591 S 48/36/26T 170mm

f:id:ABi-R:20190912225450j:image

去年小細工してあるチェーンリング(注1)です。チェーンガードのマウントホールが少しずれたので、一応修正しましたが、まだ完全ではありません。チェーンガードは、ストレスであまり長持ちせず割れるでしょう。

元々のよりハイギアード(アウターで14.2%Up)になりました。

 

ホローテック2のBBです。

スペーサーの挟み枚数が、BBシェル幅により異なります。それは分かりますが、ディーラーマニュアルに書かれている「ノーマルタイプ/チェーンケース仕様」、「バンドタイプ/ブラケットタイプ、チェーンケースステータイプ」の意味が分かりません。

→ググります。

あぁ、チェーンケースってのは、ママチャリみたいなチェーンがフルカバーされている奴ね。分かった❗️うちのは違う❗️でも、そもそもチェーンケース仕様にホローテック2BBを使うとかあるの?

で、バンド/ブラケットは、、、よく分かりませんが、ブラケットタイプで差し込むのは、スペーサーに加えて「BBマウントタイプブラケット」なるもので、どうやらフロントシングル車のチェーンガイドのよう。まあいいや、そんな余計なものは、うちのには元々付いていない❗️

ということで、ノーマルタイプ/BBシェル幅68mm/バンドタイプという前提。

 

左に2.5mm1枚、右に1.8mm,0.7mm,2.5mmの3枚のスペーサーを挟むことになります。

f:id:ABi-R:20190910180530j:image

 

BBシェルにグリスアップし、左、右の順でBBアダプターを組み付け。スペーサーを忘れずに。
f:id:ABi-R:20190910180521j:image

シェル幅68mmでは、左右とも後ろに回して締めることになっています。即ち、右は逆ねじ、左は正ねじ。BBアダプターに「→」と"TIGHTEN"(何故かドイツ語ですが「締める」)とプリントされているので、覚えていなくても問題ありません。工具はシマノのTL-FC32。専用工具はトルク管理不能なので、適当に強く締めて終わりです。
f:id:ABi-R:20190910180514j:image

 

ベアリング付近にグリスアップして、右クランクアームを差し込みます。大概途中で引っ掛かるので、強く押し込んで奥まで入れます。
f:id:ABi-R:20190910180526j:image

作業監視員。
f:id:ABi-R:20190910180511j:image

続いて左クランク。予め5HEXのマウントボルト2本を緩め、ロックピンを開いておき、ベアリング付近にグリスアップしてから、右クランクアームに被せます。

f:id:ABi-R:20190910180518j:image

クランク上部の黒い突起がロックピンです。

で、「アームの幅広部と左クランク軸部の幅広部を合わせる」と書いてありますが、要は左右クランクが逆になる位置にし、ロックピンを押し込んだら、マウントボルト2本を指定の12〜14N・mで締めて終了。浅掛かり状態で締めないよう注意。

f:id:ABi-R:20190910180507j:image

できました。

 

4.カセットスプロケット装着

DEORE XT CS-M770 9s 11-34T

f:id:ABi-R:20190910234417j:image

元々の(11-30T)よりワイドになりました。

 

チェーンライン引きに先立ち、リアホイールにカセットスプロケット装着。ホントはホイール新調予定&リアタイヤパンク状態だったので、手持ちホイールを使いたくなかったのですが、NEWホイールが間に合わなかったので止む無し。

先にチューブを点検し、1回パンクしてパッチ当ててあるチューブだったことが分かったので、チューブを交換して、タイヤに軽く空気を入れておきます。(以上写真省略。)

それからフリーボディをグリスアップし、カセットスプロケットを載せます。

f:id:ABi-R:20190910234526j:image

Vialeは8sでしたが、フリーボディは8sと9s完全互換なので、そのまま載せるだけ。

工具はBIKE HAND ロックリング廻し(シマノ用)YC-126-2A。ロックリング廻しは、面倒なことにカンパ用と両方持ってます。

f:id:ABi-R:20190910234530j:image

規定トルクはすんごく大きいので、トルクレンチ無くとも大丈夫。かなり強く締めてお終い。

BIKE HAND(バイクハンド) YC-126-2A フリーホイールリムーバー

BIKE HAND(バイクハンド) YC-126-2A フリーホイールリムーバー

 

 

5.リアディレイラー装着

DEORE RD-M592-SGS 9s

f:id:ABi-R:20190910234816j:image

9sのロングゲージです。仲々格好いいです。でもシルバー基調にしようと思ったコンポのカラーコンセプトが崩れました。

ただ吊るのかと思いましたが、裏側、ディレイラーのブラケット部とハンガーの特定箇所が接触するよう指定されていました。

f:id:ABi-R:20190910234812j:image

5HEXでマウントボルトを締めます。指定トルクは8-10N・m。

着くのは簡単に着きます。
f:id:ABi-R:20190910235304j:image

 

6.フロントディレイラー装着

DEORE XT FD-T8000-L-6 3s(×10s) サイドスイング 66-69°

f:id:ABi-R:20190910235247j:image

どうせ持っているなら使おう、ということで、DEOREでなくXTの方を選びました。Vialeはサイドスイングタイプでも着けられるし。

 

シートチューブ径は、32.1mm。バンドを巻いてもスカスカです。
f:id:ABi-R:20190910235243j:image

アダプターが要ります。塗装で厚くなった元の数値は31.8mmだねってことで、同梱されている31.8mm用の薄いアダプターをバンド内側に貼ります。

f:id:ABi-R:20190910235240j:image

付属の4HEXボルト1本で仮留めしてから上下位置&向きを調整。

うっ、チェーンガードが邪魔。。。このタイプの装着初めてだったな。(注2)
f:id:ABi-R:20190910235301j:image

目視可能領域が狭いので、アジャスターシールを剥がして、裏からノギスを当ててクリアランスを2mmに設定。
f:id:ABi-R:20190910235251j:image

できました。4HEXを締めて固定。
f:id:ABi-R:20190910235254j:image

尤もワイヤーのテンションかかっていない状態ではインナーに落ちています。インナーとアウターとではガイドプレートの高さが違うはずなので、後で再調整が必要。

 

続く。

 

注1:この記事で書きました。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

注2:チェーンガード外しとけばいいだけの話ですが。