首都圏に30年も住んでいるのに、大分前に車仲間と「金目鯛を食べに行く弾丸ツーリング」で行った稲取より先を(私は)知らないという、伊豆に行ってました。
前日は、暫く放置したGT-Rのエンジンが掛かるか心配だったので、駐車場寄って稼働確認。
11月30日土曜日朝、東名道東京インターを通過したのは6時。既に交通集中気味で、ペース激遅でした。
秦野の工事&故障車渋滞、大仁の事故渋滞に嵌り、嫁の道の駅滞留に嵌って、最南端石廊崎到着が10時でした。伊豆って遠いね。道路環境悪過ぎです。もう1時間早く出ないといけないのかしら。伊豆スカイラインを使えば2つの渋滞にはぶつからなかったので少し速かったのかも知れませんが。
最初の下車地点は、道の駅「開国下田みなと」&伊豆半島ジオパーク下田ビジターセンター。ちょっと土産購入とちょっと情報収集。地元銘菓「ぺるりんのうきわ」と大丸堂のどら焼きを買いました。駐車台数そこそこの割に来場者は少なかったです。港を歩いていたのか市場見ていたのかは不明。
続いて石廊崎。
Googleマップの地図画像ではまだ工事中の「オーシャンパーク」が4月1日から営業しています。道も綺麗になり、16年前に廃業した「ジャングルパーク」に比べて最先端までの歩行距離が半分になったらしいです。駐車料金500円は短時間の人には高いです。
景勝です。
灯台の先に、断崖を穿った石室神社、その先に熊野神社があります。(先端の熊野神社から振り返る石室神社)
断層やら縞模様やら柱状節理やらが見えないので、地質好きには然程刺さりません(これ自体は昔の海底火山の溶岩が固まったという地質的に興味深いものですが、写真ベースでの比較)が、とにかく景色がいいです。
後で見返すと左端の利島と鵜渡根島が印象的。
時間のある人は、石廊崎港から遊覧船に乗ると、迫力の断崖を見上げられるらしいです。
続いて下田海中水族館。
入園料2,100円@1人→JAF優待1,900円。確か現金オンリー。
ハイライトはイルカショーとオオサマペンギンでしょうか。
肌寒かった今日はオオサマペンギン🐧1羽が外に出ていました。
親より巨大なヒナがかわいい。
100分程滞在してラッコにお別れ。
ランチは、トリップアドバイザー下田市2位の「ごろさや」に13時前滑り込み。
混むらしいですが、丁度座敷が空いたタイミングで、待ち時間0でした。
海鮮丼と刺身&金目鯛の煮付定食。
定食は2,300円。2人で4,100円。
嫁は、つぶ貝の味噌汁が美味しかったそうです。
会計は現金のみです。
店の横に駐車場あります。(無料)
どこに行くか決めてなかった我々は商連パーキング(1〜2時間500円)に駐めて歩きましたが、下田とうきゅうなら同じ時間で100〜200円、適当に買い物すればタダです。
ごろさやのすぐ近くにある下田製菓に嫁が吸い込まれ、和菓子と下田あんぱん購入。
さすが和菓子屋、あんぱん激ウマでした。ふるさと納税の返礼品にもなってます。
ふるさとチョイスとさとふるで返礼品が異なることを、私はこの情報を探した瞬間に知りました。
暫しの海岸線ドライヴの後は、稲取の伊豆アニマルキングダム。閉園の約1時間前入場。
入園料2,500円@1人→JAF優待2,300円。ここはカード使えます。
1時間で2,500円はコスパ的にはダメですが、嫁が喜べばそれでよし。
こちらも海中水族館同様体験型で、ライオンなどに餌やりができますが、その辺は大体終了。うちは寧ろ獣に触りたくない派なのでオッケー。
犬顔犬座りのライオンはあまりかわいいと感じないのですが、個人的には。
猫がそのまま大きくなったホワイトタイガーが超かわいい❤️
そして嫁的訪問目的のキュートな2頭身の小人。
メンフクロウ。
背中は白くないです。
手が届きます。並んで写真撮れます。但しdon't touchです。海中水族館では、ペンギン🐧は「突かれるから触るな」、ということでしたが、此奴はどうなんでしょうか。
本日の終点、宿は稲取東海ホテル湯苑。
トリップ アドバイザーでは町内119軒中6位と、なかなかの高評価ですが、この辺に結構多いオーシャンフロント&温泉露天風呂付客室を条件に、TAとは違うソースから調べました。料金は、中では割安な方じゃないかしらの61,600円@2人1室2食付。
2Fロビー前のオープンデッキ。
部屋には海を眺めるサンルーム。
静かな三番瀬に住む者には波の音が新鮮です。
冬仕様で開放感は減じていますが、海を眺めながら浸かれる広々浴槽の部屋露天温泉。
それこそ大浴場はオープンエアの開放感たっぷり露天風呂ですが、快適な部屋風呂に4回も入っていたので、大浴場は行かず。
遠く南海上に浮かぶ鵜渡根島を接写。(前に写っているのは頻繁にこの海域を通行する商船、これはタンカーっぽいですね。)
超晴れていた初日の夕方は、嫁と外を眺めながら部屋でお茶を飲んでいましたが、部屋から撮った被写体はこれだけ。もっと遠くの三宅島すらスルーして鵜渡根島。利島行って近くから見たいと思いました(注1)。オートフォーカスが窓ガラスを捉えにいくのがピントが合わない原因だと気付くのが遅かった。
夕食は当然、稲取の海鮮尽くし。
刺身に金目鯛。
海鮮鍋にも金目鯛。
エビは嫌いなので伊勢海老のクリーム煮は嫁にあげ、全身食べられると言われたオコゼの唐揚げは最早食べ切れないので背中の身だけ囓り、
概算33cm1尾丸ごとの金目鯛煮付けを平らげ、
釜炊きご飯をおかわりして金目鯛の味噌汁飲んで、デザートまでほぼ完食。ごちそうさま。
大変美味しいです。どちらかというと少食な我が家としては、全体に絞ってくれた方が環境フレンドリーで嬉しいです。和風のホテル/旅館は総じてこうですが、夕食付プランに私はちょっとした罪悪感を覚えます。
遊んで食べて疲れて、22時消灯。
注1:神社がありますが、無人島です。接岸が難しいので、一般観光客は事実上立入禁止らしいです。