先日からうちにお客さんがいろいろ来訪。
名古屋から。
ういろうの青柳総本家がプロデュースする「かえるまんじゅう」だそうです。
パッケージも可愛らしく。
嫁の出張土産でした。
2,000飛び年代にしょっちゅう名古屋出張行ってたのに、知りませんでした、ワタシ。
当時何を買っていたんだっけなと思ったら、思い出しました。Pastelの「なめらかプリン」。(サイトは生憎いい感じで写真が載るページがないので、リンク省略。)
東京でも買えましたが、私には名古屋のイメージでした。ブランド名は変わりませんが、今は事業譲渡されて別の会社が運営しているようです。このことも、なめらかプリンを開発した所パティシエが自分で立ち上げたスイーツマジックを早々に去ったことも知りませんでした。
そして週末やってきたのは、ひよ子。東京ひよ子でなく、福岡のひよ子。
九州の定番です。これも東京で買えます(九州限定品を除く)が、拘る我が家では東京では買いません、滅多に。
かえるもいいですが、この美しいフォルム。当に普遍的。
嘗て二鶴堂と立体商標権を争い、敗れた結果か元から沢山あったのか知りませんが、似たようなカッコのお菓子がありますが、他社のを模倣品、劣化コピーと呼ばざるを得ないひよ子の美しさは圧倒的。
だってね、モデルが有るんですよ。商標権取れなくても仕方ない。
ほら。
アルプスのひよ子、マッターホルン。
こっちの方が300万年くらい古い。
ひよ子もいいですが、「ひよ子のピィナンシェ」が激ウマ。量販なのにその辺のパティスリーでは敵いません。
で、週末KALDIで買ってきたのは、「ピエルニクpiernic」(売ってるのは複数形なので「ピエルニキpierniki」)。
ポーランド中北部、ヴィスワ川の畔(注1)の世界遺産中世都市トルンの銘菓です。いつからだかは知りませんが、クリスマス前のKALDI店頭に並ぶようになりました。
ジンジャーブレッドです。これは柔らかいやつで、来夏が消費期限なのは保存料のおかげだと思いますが、普通に街で売っているやつも、固いやつだとクリスマスツリーに飾り、置いとけば1年とか保つ元々は保存食です。
美味しいかというと、私はポーランドへの愛着で食べますが、住んでいながらそういうウェットな感情を持たない嫁は「美味しくない」と言って食べません。IKEAのペッパーカーカ評も同じですけども。
トルンは小さいとてもとても美しい街でした。
コペルニクスの生家。
注1:ほとりというか、ポーランドの主要な街は上流のクラクフから中流のワルシャワ、河口のグダンスクまでみんなヴィスワ川が流れていますが。