山形にはいい温泉が沢山あります。
折角帰ってきているので、温泉行きました。
《小野川温泉河鹿荘》
開湯間も無く1,200年の小野川温泉で人気No.1の河鹿荘は、温泉街の1番奥にあります。ホテルグレードは☆☆☆ですが、料金比較ベースでは、エリアでは亀屋万年閣に次ぐ高級旅館です。私はここがエリア最高峰認識ですが。日帰り入浴500円。
11:00から日帰りを入れますが、一旦休憩を挟んで宿泊客の食事時間にあたる18:30から再解放。夜間に日帰り入浴を受け入れてくれる旅館は貴重です。
図らずも貸切状態でした。この時間帯は、私が入った男湯側に露天風呂。
出た時は雪が降ってました。
硫黄の香り強く、かなり強い味かするお湯です。
外気温はマイナス、注がれる熱いお湯が溢れ落ちる頃にはぬるめになっていました。
元々小野川温泉は多くが掛け流しですが、80℃の源泉からのお湯を冷ますために加水していました。10年ほど前に掘った35℃の低温泉を混合するようになって以来、加水もなくなったそうです。
洗い場の設備が古い点がちょっと残念。
pH7前後の弱アルカリ泉。
河鹿荘の先には寿山荘という超絶に渋い昭和の湯治場があり、これがまた素晴らしいお湯だったのですが、暫く前から温泉デイサービスセンターになったらしく、残念ながら営業していません。
小野川温泉には共同浴場が3つあります。洗い場の造りから、シャワーに慣れた人にはお風呂の代替にし難いですが、200円で最上のお湯が楽しめます。というか熱くて私なんか入れませんけども。
小野川温泉名物は「ラジウム玉子」です。小野川温泉は放射性物質ラドンが豊富です。被曝するので反原発の人は避けましょう。
《赤湯温泉御殿守》
開湯920年、イザベラ・バードさんが猥雑な湯治場として描いた赤湯温泉は近年高級化リニューアルが進んでいて、嘗ての最高級も最早中価格帯になりました。それでもNo.1の座揺るぎない御殿守。
上杉家赤湯御殿以来380年の歴史を誇る老舗です。ここもグレードは☆☆☆でしょう。
日帰り入浴はタオルが付いて1,000円。10:30〜15:00OUT。
宮崎駿さんが投宿した縁らしいです。
幸いここでも1浴槽当たり1人未満だったので、写真撮れました。
大きな岩をくり抜いた露天風呂。(源泉掛け流し)
外に浴槽が4つ。内風呂と合わせて浴槽は5つ。うち3つが源泉掛け流し。男湯女湯どっちでも同じ構成です。
この時期岩風呂はぬるいので、ヒバと赤御影の升風呂のお湯がこの宿で1番。(源泉掛け流し)
手摺りと水撥ね防止のスクリーンが素晴らしい。
建物は古いですが、手入れを怠らず、いつも綺麗なところがこの旅館の素晴らしいところです。朝ごはんにお餅を食べたい人は丹泉ホテルか瀧波ですけども。
ここも弱アルカリの硫黄泉で、掛け流しの湯船からは硫黄の香りが流れます。
赤湯温泉には共同浴場が3つあります。10年前にリニューアルした元湯が200円、他の2つは100円で最上のお湯が楽しめます。元湯はシャワー設備もあるようですが、渋過ぎて嫁に受けなかった「とわの湯」しか以外行ってないので不明。いずれにせよ、熱くて私なんか湯船に入れませんけども。
《蔵王温泉源七露天の湯》
天気が怪しかったので、麓の黒川温泉か小野川温泉再訪も考えましたが。
何と!大晦日にして蔵王スキー場に雪☃️なし!見上げる横倉の壁は積雪5cmってところでしょうか。
スキーヤー的には困ったもんですが、蔵王はスキー場より温泉が強力なので、泊まりに来てもまあがっかりしないかも。
少し上の大露天風呂には来たことありましたが、知らなかった源七の湯。550円です。
ここは旅館の日帰り利用と違って混んでいたので、写真なし。
設備は古かったので、結構前からあったようです。私が入ったときの半分くらいは中国からのお客さんでした。
露天風呂はぬるくて、1時間入っても湯あたりの心配ないくらい。内風呂が丁度よかったです。
これも蔵王なので当然硫黄泉。強酸性、同じタオルを連泊で使っていると帰るときにはボロボロになるという恐ろしいお湯です(笑)。
蔵王の中では源泉温度低めですね。
お客さんが多くて、脱衣所のコンディションが些か残念でした。嫁を連れて行く蔵王はどうも外れる。
温泉街で味がよく染みた玉こんにゃく100円@1本を買って帰りました。
ワタシ的に1位は河鹿荘、嫁的1位は御殿守でしたが選定理由は泉質よりもこれ。。。↓
戦国コスプレができるんですね。上は上杉景勝公。
嫁は次回帰省時も御殿守と推してますが、小野川温泉制覇も捨て難い。
これが年内最後の投稿です。
インターネット環境の関係でリンクファイルがうまく設定できていないため、そこは年明けた後に適当に直すと思いますが、一先ず。
良いお年を。
Felice anno nuovo!
Happy new year!