甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

11ヶ月ぶりのトレイルランは籠坂峠から遠回りして山中湖へ。

箱根は、正月の次の週末まで限定、箱根園地駐車場のゲートが箱根駅伝ポストになります。これは2014年の写真。

f:id:ABi-R:20200113161843j:plain

で例年このタイミングで走る箱根外輪山は、昨年の山伏峠崩落による通行止めに加え、今年は台風19号の影響による芦ノ湖湖岸遊歩道も通行止めのため、西外輪山が通行不能、即ち1人前コース走行不能になっています。

なので、サボった昨年に続いて箱根をスキップ、今年は別エリア行きにしました。

 

トレランは昨年2月以来の11ヶ月ぶり。

 

道の駅すばしりから入山、立山から富士箱根トレイルに入り、三国山分岐から北上、鉄砲木の頭、高指山、山伏峠を経て石割山分岐から西進、山中湖西岸に降りるルートを設定。

道の駅〜鉄砲木の頭は積雪期ピストン、大棚の頭分岐〜石割山分岐は道志村トレイルレースコース(個人チャレンジ、リタイヤ)、石割山〜平尾山分岐は遭難しかけた真夏の低山トレランで、それぞれ走ったことがあります。通しで走るのは初めてでしたが、エリアで1番厳しい御正体山へのピストンをしないで素直に回っていけば、ブランクの長い私でも走れるだろうとの算段でした。

 

立山の稜線に上がった頃は富士山もよく見えてました。

f:id:ABi-R:20200113164518j:plain

愛鷹山って結構低いのね。

f:id:ABi-R:20200113164540j:plain

アヤメ平付近から箱根とその背後の太平洋。こちらの方が高く見えますが、神山よりは低いです。

f:id:ABi-R:20200113164554j:plain

開けたフラットトレイルは走っていると気持ちいいです。

f:id:ABi-R:20200113164626j:plain

茅の間の霜柱トレイルを超えて鉄砲木の頭に着いた頃には、富士山は裾野しか見えなくなりました。

f:id:ABi-R:20200113164636j:plain

走れる緩いアップダウンが多いのがこのコースの特徴。

f:id:ABi-R:20200113164749j:plain

高指山を過ぎると厳しいアップダウンもあります。踏みつけ易い絶妙な位置の熊ステップ。

f:id:ABi-R:20200113164805j:plain

が、総じて登りも降りも緩いところが多いので、頑張って走ります。疲れて脚が痛くなってくると、下りよりも緩い登りの方が走れたりするので。

f:id:ABi-R:20200113164832j:plain

平尾山から大窪山を見下します。大窪山は別荘地のすぐ横を登っていくことになりますが、以前、こんな拓けた場所に裏の忍野村からアプローチした私は、獣道を彷徨って遭難しそうになりました。 

f:id:ABi-R:20200113164851j:plain

気温が上がり、標高が下がるとトレイルはスリッピーになり、疲労で足元が怪しくなってきた私のシューズが汚れてきます。

f:id:ABi-R:20200113164926j:plain

大出山まで来たらホテルマウント富士の敷地内をお土産買いがてらに降りるつもりでしたが、ホテル裏手の舗装路数百mを嫌って踏み跡殆どないトレイルに外れて下山、湖畔に出ました。お陰で目論見よりも湖岸歩きが1.4km程延びました。

f:id:ABi-R:20200113165000j:plain


で、明神前交差点そばの「富士山 山中湖」バス停には約30分おきに御殿場プレミアム・アウトレット行きのバスが来ます。ここから僅か20分、720円で道の駅すばしりまで戻れます。6時間掛かって走ったのに20分かよ、じゃなく実に便利、芦ノ湖畔(箱根町港)と箱根湯本までの所要時間の半分ちょっとです。

Viva❗️富士急❗️

このコースはかなり使えるかも。

 

《Runmeterによるデータ》

グロスタイム: 5時間44分 
ネットタイム: 5時間13分
距離: 28.61km
平均スピード: 4.98km/h
最高スピード: 10.71km/h
登り: 1,270m
降り: 1,116m
カロリー:1,760kcal

大した獲得標高がないことは知っていましたが、あまりトレーニングできていない私には結構キツかったので、流石に消費カロリーがこれだけかというと(ロードバイク 150kmの4,000kcalとはまた逆の意味で)ホントかよ、と思いますが。

 

山行中チラチラ舞っていた雪は、バスに乗る頃には明らかに降雪になり、籠坂峠を下っている途中からは雨。この雨、小雨ですが、横浜までずっと続きました。

で、最初から雨だったら逆によかったのかもしれませんが、この日は自衛隊演習場の野焼きで、道の駅には大量の灰が降り注いでいました。

サロモンのXAアルパイン2の山で初めての本格使用のレビューです。岩場仕様のソールは固めですが、アッパーが硬くてドロップが大きいXA PRO 3D GTXよりも遥かに走り易いです。(フォアフッターの観点だと思いますが)

氷雪・ウェット路面用のアウトソールは、雪も凍結もなく落ち葉や霜柱分厚いトレイルでのグリップは、Fellraiserのラグ高アウトソールより落ちると思いますが、この辺はコンディション次第。何よりメッシュアッパーじゃないので、寒くない上に、後付けゲイターと違って異物が入りません。

 

天気がよくなかったので、折角富士山の近くを走りながらあまり景色は見えませんでしたが、長いフラットトレイルで走りに没入できたから、それはそれでよかったかな。

 

そうそう、この日の朝1ヶ月ちょっとぶりに給油したので、450km走るまで警告灯が点かずひょっとして史上最高を記録したんじゃないかと期待した伊豆ドライブ時の燃費が確定。満タン法で、

480.5km÷61.52l=7.81km/l。

この日の御殿場往復は、

260.3km÷34.56l=7.53km/l。

驚く程違わず。

そんなもんか。。。