漸く晴れた3連休は法事で田舎。こっちは21日土曜日の日中以外ずっと雨でした。雨持って行った感じかなあ、雨男ってヤツかしら。で対外活動は20日金曜日の1日限り。
グルメその1。
川西町の老舗菓子店、「十印」の桜餅を買ってきました。
濃厚な桜の香り、薄くて上品な甘さの皮、滑らかな漉餡が特徴の絶品です。このクオリティが1個130円+税。
この町には老舗の和菓子屋が2つあり、寛政年間から続く米沢藩御用達菓子処「錦屋」の桜餅は道明寺、こちら米沢藩御用達塩問屋から明治期に菓子司に転じた十印の桜餅は長明寺でした。
実家の家族の好みだったのか近くの親戚の好みだったのか、我が家はいつも十印。長年これを食べ慣れたせいか、同じクオリティの長明寺が手に入らない社会人になってからは「桜餅=道明寺」だったなあ。子供の頃は葉っぱは食べませんでしたけども。。。
川西町の春スイーツは、十印の桜餅に始まり、錦屋の柏餅に終わる感じですな。
ゴールデン・ウィークに帰省したら、柏餅。
グルメその2。
米沢市でNo.1のチャーハンを提供する店らしいというネットの情報に踊らされ、窪田の「わこう食堂」行ってみました。嫁が、ラーメンあまり好きでない一方、チャーハン好きなので。
近くの会社の人たち以外はあまり行かなそうな立地にあります。
チャーハンが評判の割に、チャーハン単品はありません。メニュー(カウンターの上に短冊が貼ってあるだけ)に無いので、聞いてみましたが、ないそうです。
中華そばとチャーハンのセット800円、中華そば500円です。
既に胡椒振って混ぜた後ですが。
手揉み細縮れ麺の超オーソドックスな米沢ラーメンとチャーハンのセットに、町の食堂定番GABAN胡椒と自動車雑誌を添えてみました。テレビは今どきブラウン管でした。窓には「ミリンダ・ペプシ」のステッカー。まさに「昭和の食堂」。多くの人にとって「昭和」は多分にイメージに過ぎなかったりしますが、これは昭和だな。
チャーハン美味しかったです。脂っこくなくて、パラっとしてます。ラーメンも、尖ったところがないのが映え難いですが、フツーに美味しいです。
でも地元グルメの従姉妹含めて周りでは誰も知らなかったぞと。
温泉。
インバウンドに乗り遅れ気味で週末も観光客の少ない小野川温泉ですが、今日は人が多かったです。山形は新型コロナウイルスCOVID-19感染者未だ0。大分キャンセルは出たそうですが、警戒しつつも楽しむことは大事ですね。みんな止めたら経済も止まり、COVID-19以上の死者が出ます。我々みたいな首都圏からの来訪者自体が未感染地域のリスクではありますが。
17時過ぎ現着、今回のターゲットにした登府屋旅館は混雑でお断り、隣のうめや旅館17時で営業終了、踵を返して吾妻園は時間外(注1)で、再度踵を返してやな川屋旅館に入りました。候補から外していましたが、以前入ったことがあるため。
日帰り入浴1人400円(タオル持参)。
含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物泉です。78.8℃のかなり熱ーい4号泉(ラジウム泉)に温い5号泉を混合した源泉掛け流しは、硫黄臭のする薄く白濁したお湯でした。
入ったときは私入れて3人、出るときは8人、浴衣の宿泊客から洋服の日帰り客に入れ替わる時間帯、結構混みました。上がった後も続々来たし。
入ったのは1階の内湯のみ。この宿は5階屋上の露天風呂がウリです。生憎この時間帯は清掃中。
そして実家の娘。
餅を食べる猫。
既に雪解けの進む時期とはいえ、奥羽本線最高点の峠駅付近すら雪のない異常な冬も、間も無く終わります。
注1:河鹿荘がそうですが、宿泊者の食事時間に当たる18:30から日帰り入浴可、という旅館が結構あります。