2日連続のライドの後、雨の今日はアクティヴィティほぼ休止。
朝ZwiftやろうとJekyllの上の人になりましたが、気合が乗らず120wレベルで2分くらいのところで止め。
夕方にランニング8kmちょっと。Runmeterを動かし忘れてスタートしたので、正確な距離は不明。5分ちょっと/kmくらいと努めてペースを抑えましたが、それでも心拍数が150bpmを超えました。心拍数が上がったのは終盤の4分20秒/kmのときなのは分かりつつも、もう少し心拍数/呼吸を抑えないと、過密のなかのランニングは怖いな、と思うのでした。
距離を取っているつもりなのか知りませんが、追い越す相手から距離を取ろうとするあまり、対向するこちらとの距離が近過ぎる人が多いし、4〜5人で横に広がって走っている中学生くらいの子供達が1番ですが、ぜーぜーいう程呼吸が乱れている人達も多いし。
さて私も今週後半から在宅勤務。テレビから入手する情報が増えるでしょう。
基本は、「メディアの情報なんて鵜呑みにしない」こと。
GWの沖縄行き航空券予約が6万件あったという件
ツィッターなんかで発信する知事の言葉に足りない点があるのは事実であるとして、ろくな取材もしないで記事にするなら新聞なんて要らないんですけども。
沖縄県の玉城デニー知事は26日、ツイッターに「大型連休に沖縄へ来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余いる」と投稿し、「どうか今の沖縄への旅はキャンセルして」と呼びかけた。
(4月27日朝日新聞)
実態見通しとかなり違うようですが、実際に飛んだ人がいるのは事実。
ギャンブル依存症の廃人よりも金を持っていて動き回る分、沖縄行く人達の方が性質が悪いかもしれませんね。
‼️おお、うちも7月のイタリア旅行をまだキャンセルしていない‼️
国外脱出予定者をカウントしたら含まれますね。嫁と2人、玉城=朝日新聞式でいうと「4人」か。オリンピック期間中の通勤を少しでも回避しようと予約した旅行ですが、オリンピックは延期されたし、イタリアは往来できる状況じゃないし、行けるとは思っていませんけどね。(キャンセルするか予約変更か決めていないから放置しているだけ。)
最近気になるニュースは、
共同通信社も「 」付で使い、よくない用語だと分かっているようですが、所謂「たらい回し」でなく「受入不能」と表現すべきだと思います。
主に産科医療方面で使われることの多い用語ですが、河合蘭さんの解説が優れていると思います。
このなかで、ある新聞記者の弁が紹介されています。
一方、しっかりと患者側に立った視点が大事だ、と考える報道関係者もいます。ある新聞記者はこう言います。「『たらい回し』は患者の実感そのものを表した言葉。それを『違う』と強調されると『医療者は断られた人の気持ちを理解していないのではないか』と世間から見られるだろう。『受け入れ不能』にすべきだ、という意見もあるようだが、それは個々の病院の状況を表しているだけで患者の困窮を表してはいない。『たらいまわし』という言葉を否定するには、さらなる検証をおこなうことも必要。ほとんどの医師は最大の努力をしているのだろうが、そうではない病院もあるかもしれない」
- 患者側に立った視点
- 患者の実感そのもの
は問題の本質には関係ないどころか、バイアスは寧ろ邪魔。
- 「たらいまわし」という言葉を否定するには、さらなる検証をおこなうことも必要
- ほとんどの医師は最大の努力をしているのだろうが、そうではない病院もあるかもしれない」
受入れできない医療側の苦悩に思い至らず、「無責任な順送り」の意を込めて「たらい回し」という言葉を使うことの妥当性について、検証を行うことが必要。「かもしれない」なんて言わないで最大の努力をしていない病院を探し出してから、否定的に論ずべき。
「被害者」の心情に阿って問題が解決するならいいでしょうが、レッテル貼りしても医療崩壊を進めるだけでしょ?ワイドショーのみならず、新聞報道もこうしたバイアスに基づいて行われていることを理解して読み、視ましょう。
個人的には、言葉狩りは極力避けるべきだと思いますが。
質の高い情報にアプローチする
例えば、報道によるフィルターの掛からない、専門家の発信する一次情報
専門家だから盲信していい訳ではありません。
伝え方が正しくなかったために、訂正した例もあります。
専門家発/専門家向け情報
Web版の限定情報ですが、私が毎日通勤時に読んでいるのは「日経メディカル」。
例えば、こんな記事があります。
現状でPCR検査をどんどん増やしていくとしたときの考慮すべき問題点
1.検査の精度 偽陰性と偽陽性
2.検査結果の意義、解釈
3.検査に必要な人員の不足
4.検査キットとくにRNA抽出キットの枯渇の可能性…第2波が来た時無防備で良いか
(上記記事より引用)
第2次大戦の日本軍の如き政府の逐次投入主義は色々失敗していると思いますが(注1)、医療側に一定の余裕がないと保ちません。目先の感染拡大抑止は重要ですが、方法が検査数増加とは私は思いません。検査数が少ないことは問題、増やすべきなのは事実ですが、現場にストレスを掛けてウィークポイントを壊すことが事態を改善するとは思わない。
西浦教授の「8割削減」すら甘いという記事も紹介されています。
東京のような大都市では、接触を98%以上抑制して初めて効果が出るという結果です
上記は引用、ソースはデータサイエンティスト佐藤彰洋教授の以下の記事。
「パラメータ設定の違い」と言っていいでしょうが、これだけ違う。どっちがより正しいかも分かりませんが、共通しているのは政府の7割目標では抑制に多大な時間を要するということ。
専門家といえば、色々批判はあれどやはりWHO。
シチュエーションレポートが、何と言っても1番客観的な事実を毎日教えてくれます。ザッと見くらいはしましょう。
英国、ドイツ、シンガポール、韓国、或いはイタリアでパンデミックが起きる前のイタリアを称賛し、返す刀で日本を非難する新聞やら雑誌の記事沢山ありましたが、全部与太記事。いや、韓国のコロナ対策を肯定的に書くのだけは間違っていないと思いますけども。
私は基本的に医療側の論理に近いので、私が集める情報自体、バイアスに基づいて収集されているのかもしれませんが。テレビすら批判的に視ることができない人もいますが、一次情報も科学者の論理も、批判的に読むことが大事。
私の通勤ルートは日当たりの関係か、ツツジがほぼ終わっていますが、ランニングなど行く辺りは満開だったりします。
注1:人の接触を抑制し切れていないから感染拡大が期待した程収まっていないのだと思いますが、5月末を非常事態宣言解除の目標にしたのは大丈夫なんでしょうか。チャレンジングといえばチャレンジングな目標ですが、達成できず更に伸ばすよりも、厳しい措置を取って前倒しできるよう頑張る方がいいと思うんですけどね。