私、昼はコンビニ弁当派、夜は真っ直ぐ帰る派なので、オフィス街のレストラン休業はあまり影響ないのですが、そんなオフィス街で昼間閉めている店、それはカフェ、ベーカリー、パティスリー。
もーね、ホントどっこも開いてないです。
個人的には、1回/週以上はコンスタントに利用していたスタバの全店休業が、平日は痛い。
ベーカリーも開いていないので、ランチメニューからパンが消えました。何故かコンビニのパンは以前から滅多に買わない。
3密観点からはよりリスクの高いレストランが、早仕舞いとは言え夕方営業もし、酒も出している(らしいですが、入店しないので知らない)のに、カフェが閉まっている。
「社会的責任の意識」という大上段に構えた話でなく、通いのスタッフの安全との衡量(リスクを冒して出勤させてまで開店させなくてもいいだろう、ということ)、あとは「政府の補償ガー」(注1)とか言わずに店を閉じられる経営体力ですかね。レストランもチェーンは多いですが、千代田区のカフェは総務省統計に拠れば8割が法人だし。(規模別分布等は公表されていないので、大手チェーンの割合などは不明。)
潤うもののまるでない砂漠です。そーいえば昔「東京砂漠」ってタイトルの歌がありましたね。私より下の世代は知らないと思いますが。
新しく作った街新浦安・舞浜も、古くからの店とその固定客というものが無いので、駅ビル等が閉まると全滅です。開いているのは、極論すると、スーパー、コンビニとドラッグストアだけ。こんなオフィス街と新街を往復する私は、このご時世仲々美味しいものは手に入りません。みなとみらいとか豊洲とか百道浜とか住んでいる人も大体そんな感じだと思いますけども。
しかし、人間栄養さえ摂れればいいということではない訳で、美味しいものが食べたい。
スーパーでの買い物を一手に引き受け、私の+αを待っている在宅勤務の嫁に、美味しいものを何とか調達して帰ろうと考えます。
4月24日金曜日は、「高匠」の角食を買って帰りました。神田駅ナカ店が営業しています。
2斤(850円)買って週末のうちに平らげました。
ずっしり。
nutella置いてますが、バター、ジャムやクリーム類一切不要。パン自体が甘い、我が家史上最高の角食でした。
同じく24日金曜日、パレスホテルのスイーツ&デリが開いているつもりだったのに開いていないこと(注2)を知ってスイーツ入手を一旦諦めていたのですが、丸の内ホテルのアップルパイを目に留め、(ホールが売切れだったので)カットを4個買って帰りました。
1個550円。スポンジの無い点はやむを得ない。
シナモンが好みより強いかなというところはありますが、とろける甘みのリンゴとカスタードが絶品でした。
シナモンと言えば、イタリア好きの私、タリーズ等スタバ以外のカフェでよく事故に遭います。
カプチーノにシナモンパウダーを振られちゃってます。お好みなので、添えてあるシナモンスティックを使って自分で掻き混ぜるとかはいいですが、最初から掛けてあるのはちょっとねえ。
イタリアでシナモンパウダー振ったカプチーノなんて見たことがないです。
あれはアメリカ発か日本オリジナルです。
4月28日火曜日、丸の内オアゾB1にある寛永堂の柏餅1個180円を買って帰りました。
私にとって柏餅といえば、実家のある町の寛政年間創業「錦屋」の柏餅ですが、京都三条寛永堂は更に古い寛永年間創業です。
白餅こし餡、蓬餅こし餡、白餅白みそ餡の3種。
宇治の中村藤吉の抹茶といただきました。ちょっと小ぶりで上品な感じです。
帰省できず、柏餅に飢えていたお腹は満足しました。
いや、ホントは錦屋で5個パック買って全部平らげたい。
なお、夕方通るたびに品切れになっていたので、11時の開店間も無く入手した際にお姉さんに聞いたところ、「昼過ぎには売り切れる」そうです。
24日には、新浦安駅ナカ(改札の内側です)に「なめらかプリン」の「パステル」がオープンしました。
名古屋出張しまくってた時によく買ったなあ。あの頃は流行っていたんでしょう、八重洲地下にもショップがあったし、催事でよく出てたし。そんな当時と比べると縮小したのかと思いましたが、今も頑張っているようです。
5月1日に買って帰りました。
スタンダードのなめらかプリン330円+税、これはキャラメルプリン380円+税。
私の記憶では、当時は、もっと透明でボトムが丸い容器でした。それは構いませんが、構わなくないのはオペレーションでした。駅ナカでこのコロナ禍、いかに上手く来店客を交通整理して並ばせ、オーダーをとるかが大事だと思います。が、バイトであろう店員は、私の後ろに着いた奴から先にオーダーを取りました。「先に待っている私から注文はとらないのですか?」とやんわりクレームめいた言い方でオーダーを促しましたが。仮にその人が先に清算・商品渡しになり、そこで目当ての商品が売り切れたら大クレームするところでした。開店1週間でこの為体なのはちょっとなあ。
5月3日、実家から実家の田んぼ(レンタル中)で穫れたお米と笹巻き(母お手製)とタラの芽(裏山産母手摘み)が届きました。
世間一般では「ちまき」のようですが、うちの田舎では「笹巻き」と呼び、「ちまき」は歌でしか聞いたことがないです。味を付けない白い餅米を茹で、笹の葉で三角に巻く、新潟三角ちまきタイプです。きな粉や納豆を付けて食べるのが標準的。
初回はきな粉で食べました。ああ、やっぱり母の作る笹巻きは何よりも美味しいぞ。
こういうのを食べるとホームシックになりそうになりますが、コロナ禍が落ち着いたら帰省できるでしょう。
そしてタラの芽は天ぷら。田舎の料理の基本はまず「揚げる」。山菜は大概天ぷらです。
あら、山椒塩にフォーカスしてたぞ。
山菜食べない子供から都会暮らしの学生〜大人になった私の味覚では、アク抜きしてもおひたしには難易度が高いので、結局天ぷらしかありません。
これはスペシャルではありませんが、ドイツから帰国した友人に買ってきてもらったポーランドのスープ「ジュレック」。
今回のフレーバーは、ソーセージ、厚揚げと大根葉の日本風。
4カートン120パックという恐らく日本国内最大だった在庫量も、1カートン消費済。嫁が好きじゃないので、ひたすら1人で食べています。
そして、一般に大型連休最終日の今日を締めたのは、期間中しっかりエクササイズした褒美のスイーツ。
通勤経路上でスイーツをゲットできる店がなく、ググったところ、南行徳の「パティスリー アンビション」が営業しているとの情報を発見。原則週5日営業しています。
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昨日食べたかったのですが、ライド後シャワーを浴びてランチを摂ったら14時を回った状況だったので、今日食べるよう予約だけしておきました。
で、買ってきたのは、オーソドックスなショートケーキ455円とクラシックショコラ440円です。
2個です。少し小振りですが、2個とも自分が食べます。嫁にはあげません。因みにコーヒーはKALDIのブルーマウンテンブレンドです。
名前を失念しましたが、精製した砂糖でなく粗糖を使った色の着いたスポンジが特徴ですかね。少し「粒」感のある舌触りで、甘さ控えめです。
嗚呼、久しぶりのスポンジケーキを堪能しました。
美味しかったです。
これで明日からの在宅勤務頑張れそうな気がします。
注1:この「まず補償してもらえないことには何もできません」的な発想って、すごーく日本人的じゃないと思うのですが、いつからこうなったんでしょうかね。
注2:ここ丸の内ホテルに限らず、ホテル自体は営業を続け、ロビーラウンジ等は開いていても、スイーツショップは大概閉まってますね。通勤経路から外れているので候補になりませんが、ニューオータニのSATSUKIは開いています。