低回転で吹けない不調に見舞われたGPZ400R。
取り敢えず自分の手に負えなそうなのでちょっと置いてましたが、持っていく前にと昨日バイク屋に相談。3気筒っぽかったのでプラグを変えたがダメ、エアクリーナーも原因じゃない云々。
そしたら、
「放置期間の長い車両ならキャブレター内のガソリンが劣化しているから、ドレンを開けてキャブレターのガソリンを抜いてみよ。あとあんまり乗らない車両のタンクには添加剤入れろ。」
ほう、キャブレターか。次は電装系を疑っていたのに、プラグ交換よりローコストの「タダ」。そりゃー確かにやってみないとね。
早速本日実施。
左右なんてないカワサキ純正CVKキャブレター。4番3番ならまだしも、右からすごーく遠い左からならすぐの1番キャブも右から手を入れます。届かなかったらどうしようかと思いましたが、KTCの1番デカいマイナスドライバー持って手を突っ込めば丁度。
車齢34歳、もともと大して乗らないものが海沿いに引っ越してから15年の間はほぼ不稼働で、キャブレターのアルミボディが錆びて白く噴いています。塗ろうかな。
さて、何となくハードル高いと思って手を出したことなかったキャブレター。
全部抜いて、キャブレター内部は、フレッシュではないが(酷くは)劣化していないガソリンに入れ替わりました。
試走。うん、吹け上がりの力強さは足りないが、ちゃんと4発とも燃えている音がするし、引っ掛かりはなくなったぞ。取り敢えずエンジンは、走行に耐えるようになりました。
いやー、キャブレターだったか。バイク屋に出したらオーバーホールしてもらわなきゃとは思ってはいましたが。超絶に簡単だったし。
長年乗ってきて、長年放置してきたのに、何も知らない私。。。
キャブクリーニング用の添加剤も入れておきました。
折角なので、Petit撮影会。カバー掛け放置・洗車していないので、寄ると汚いですが。
買ってから34年のワンオーナー車です。足回りを中心とした大規模カスタムからは15年。
過去に事故っているので、アッパーカウルとアンダーカウルは車体より8年程若いです。
GPZ900R A7ミラーは足周りカスタムをするよりも前からDIY交換。
ヨシムラ サイクロンのGPZ400R用は、鉄エキパイ+アルミショートサイレンサー版と、ステンエキパイ+ロングサイレンサー版(アルミ巻き/ステン巻き/カーボン巻きの3種)がありました。2005年当時まだ入手可能だった比較的程度のいい中古(アルミ巻き)を入手しておいて、足回りカスタムをした際、ヨシムラにリペア出してチタン巻きに変更しました。
パワー食われて遅くなるだけですが、ノーマル130/90より4cm太い170幅/60扁平のラジアルタイヤはカッコいいです。
さて、これで安心して修理に出せます(笑)。
またフロントフォークからオイル漏れしています。インナーチューブの再メッキだな。