甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

2020SS サロモン S/LAB SENSE 8 SOFTGROUND

長年愛用したワタシ的ベストトレランシューズ サロモン FELLRAISER。

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12mm→6mmのローポジション&6mmドロップ。深いラグにより、ハイグリップと(意外な)高クッション。当時としては割と軽量な290g。

下ろして6年1,100km経っていますが、そろそろ怪しい。

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ヒールが摩耗し難いフォアフット/ミッドフットにしてアウトソールのラグが深いモデルだけに、ソールの摩耗自体からはまだまだだいけそうですが、ラグが一部飛んだり、トップラインが解れたり、ミッドソールのトウには剥がれかけた箇所もあります。この間黒戸尾根を走って大分砂を被った後は洗わず埃落とししただけなので、一層見窄らしくはなっていますが。

使用によるダメージなので、Nikeのような加水分解崩壊はしないでしょうが、年数的にも距離的にも普通に寿命っぽい。

さっぱり走るチャンスに恵まれず距離の積み増しは止まっていますが、今年いっぱいでの退役を想定しつつ、モノが終わったときに適当な代替品がないと困るので、次のメインシューズを考えることにします。

 

今のサロモンは、アイテム数は多いですが、ラインナップに幅が無く、ドロップ6mm以下を選ぼうとすると、選択肢7種のうち5種がレースアイテムのS/LAB。で、5種が攻めた4mmドロップ。ファンランナーのファーストチョイスは、ミドルグレード・6mmドロップのこれでしょうか。

  •  X ALPINE / PRO 19,800円税込

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サロモン©︎

24.3→18.3mm、6mmドロップ、310g。重い分頑丈そうです。ミッドソールも厚いのでクッションが効きそうですが、トウのクライミングゾーンがS/LAB XA ALPINE 2と同じだとちょっと硬いかも。ただ、、、サロモンのデザインは、ロードランニングシューズ を発売した2016年あたりから微妙になった感じがします。オレンジとブラックのカラーリングも好みではないです。

2020FWモデルから、使えるかもしれない8mmドロップ↓

  • S/LAB ULTRA 3

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サロモン©︎

28→20mm、8mmドロップ、290g。生体力学的フィット「かかとで着地」とあるので、S/LAB SENSEより高い24,200円は、怖くて手が出せません。

何かね、ロングディスタンス(注1)をスコープに入れた優しいフォアフットモデルを選ぶって、難しいですね。厚底&ソールの大きなデザインは私の好みでないので、ALTRAやHOKA ONE ONEが選択肢に入らないし、その辺りはクイックレースに入れ替えると構造的に耐えられなそうだし。

 

先日機会があって4mmミドルグレードSENSE 4 / PRO 17,600円をフィッティングしています。

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サロモン©︎

25→21mm、4mmドロップ、255g。エスラボより重いのは仕方ないにせよ、重いなりのガードが貧弱で、敢えてエスラボでなくこれを選びたくなる安心感がありませんでした。スタッフさんもこれを買うならエスラボの方がいいと同意。キャラクター分けができていないと思います。

 

あとまたこれがキャラクターがよく分からないS/LAB CROSSというのが2020FWモデルで出ています。

結論。

  • S/LAB SENSE  8 SOFTGROUND 27cmにしました。

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サロモン©︎ 

決め手は、FELLRAISERにも通じるカラーとラグの高さ。XT WINGS 2以来、私の夏用のトレランシューズは赤です。2020FWの黒いのはヤダ。

22→18mmの4mmドロップ、205g。ソールはSENSE 4よりは薄いですがFELLRAISERより厚く、ラグも高いので、ソールの耐久性とクッションは悪くないのではないでしょうか。

ガード最小限なので岩場でぶつけると痛そうです。

タイトなソールで足捌きはよさそうなので、ぶつけたり踏み外したりすることは減るんじゃないかと思います。

まーゲイターが地下足袋観あってカッコいいかと言うと微妙だし、耐久性に関してはソールはよくてもアッパーは1,000kmも保ちゃしないでしょう。

定価22,000円税込。以前はシーズンが変わる前から大幅値引きになっていましたが、今はリアルショップ定価売り、ネットショップは現行モデルの出回りが悪く、並んでいるのは並行品や旧モデルや、売られていても大分上乗せプライスだったり。インポーターのコントロールが効いているのか、サロモンが売れなくなってきて流通に難を来たしているのか、よく分かりません。

 

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27cmです。1コ前のFELLRAISERは27.5cmでした。サロモンの27と27.5とどっちが合うかはモデル次第なので、リアルショップで試着して買うのが望ましいです。
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赤と黒。新品は鮮やか。汚れたらどうかな。
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アウトソールのデザインはSENSEシリーズ共通ですが、SGのラグは他より2mm高い6mm。
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サイズ差5mm以上に大きく見えるFELLRAISERと。
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やはり大分スリムですね。SENSE 8等の4mmラグはこれらと比べるとかなり低く、減ってすぐ無くなりそうに見えます。
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FELLRAISERも割とスリムなソールなのですが、SENSE 8 SGは大分スリムです。
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履いてみました。ゲイターは伸縮性あるので足入れは見た目ほど悪くないですが、一体になったレースポケットが狭くてバックルが入り難いのと、古くなったときにビロビロに伸びるんじゃないかという点はどうかな。
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FELLRAISERと比べるとペラッペラです。
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この商品は、アートスポーツ本店で購入しました。

www.ici-sports.com

久しぶりに行ったら、ランニングシューズは2階から1階に降りていました。

あと、石井スポーツカードからヨドバシ・ゴールドポイントカードに切り替わっていました。

アートスポーツは2017年に倒産しましたが、その事業を引き継いだ石井スポーツも2019年にヨドバシカメラ傘下になっていました。新宿の店はビックカメラの中にあったような気がするんですけどね。

ゴールドポイントが10%付きましたが、Suicaの関係で「カメラ」系家電量販店のポイントはビックカメラに乗り換えており、昔のポイントは恐らく失効しているので、新たにアプリを登録しました。

 

これであとはFELLRAISERが終わったと判断したら入れ替えます。FELLRAISERの最後の仕事としては、富士山が待っています。富士山は、剥き出しの溶岩がアウトソールにダメージを与え、火山灰の細かい粒子はシューズ を何度洗っても足を真っ黒にします。なので、退役させたシューズは最後の仕事として富士山を走るのです(これをメンブレンが切れた防水ソックスに組み合わせる)。

今年富士山行けなかったせいで、富士山待ちのシューズが溜まってます。FELLRAISERとのお別れには、あと4回富士山を走らなければなりません。来年6月になったら頑張ろう。

 

新しいS/LAB ULTRA 3はAmazonの棚になく、あるのは旧モデル。

AmazonではS/LAB SENSEは1つ古い7。 

S/LAB SENSE SGの8は、並行品のみ。 

 

注1:ウルトラ化した異常なトレラン界では、ショート=50km未満、ミドル=100km未満、ロング=100km以上の観ありますが、そんな能力なんかありゃしない私の脚力では、ショート=4時間ぐらいまで、ミドル=7時間くらいまで、ロング=それ以上です。