甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

Road to License for heavy motorcycles #1(教習開始)

今日は寒かったですね。外に出たら頭痛がする程寒かった。

前夜の予報に反して終日雨だったし。

 

大型二輪免許取得に至るプロセスです。

曲がりなりにも現役ライダーである私は、抱腹絶倒の失敗記をお見せする技量にはなく、万一にも取得に失敗するという蓋然性の低い恥晒しはできません。

なので、無事取得してからお見せします。

「重い」とか「軽い」とか色々書きますが、普通二輪免許歴34年・通算走行距離40,000km(単純平均では僅か1,200km/年)、身長170cm、体重60kg、若干細め、馬力高め、50代前半のライダーである私の基準です。

 

教習1限目と2限目は、入校式当日、9月26日でした。

 

初日は2限とも雨でした。

教官1人に生徒2人が付きます。

同じ入校式に参加したもう1人の大型の人は本日実技教習なく、別の人と組みました。2限目はまた別の人でした。1番近い教習所を選んだとは言っても遠路浦安から来る私は、入校式2時間と教習2時間全部纏めるのが前提です。(1,2限目は同じ日に、とも言われたし。)

 

1限目 

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ホンダ©︎

第一段階は、CB750に乗ります。

因みに前述しましたが、市川中央自動車教習所のCB750は、伝統の赤白ホンダカラーです。

上半身用と肘用、膝用のプロテクターを着けます。

初回教習ですが、大型二輪の教習生はゼッケンを着けません。

初めてCB750を押します。意外に軽いです。

センタースタンド掛けます。

楽勝でした。

社外マフラー装着のためセンタースタンドを除去してメンテナンススタンドを使用している私のGPZ400Rでは、支点の違いでしょうが、全体重を掛けないとスタンドに載りません。

引き起こし。

札幌の中型でやった記憶がない、大分昔に転んだときにしかやったことがない、右からの車体起こしをしました。しかも習わなかった=やったことがない片方グラブバー握りで。私は両ハンドル握りしかやったことがありません。

簡単でした。重心が低くて荷物も積んでいない教習車は数字程重くないし、ガードがあってべったり倒れないので、その点でも楽です。が、私よりかなり若いもう1人の教習生(男)は介助無しではスタンド掛けも引き起こしもできませんでした。おーい😐。馬力だけでなくコツなんですが、教習車ごとき独力で起こせなくて、公道で転んだらどうするんでしょ。アドレナリン効果で起こせちゃうのか、介助を受けるのか、心配ですね。女性はいいですが、ヤローは手伝ってもらえるか分からないし、痩せ我慢して歯茎から血が出る程食いしばってでも起こせないとです。

跨ります。

シート低いです。データではGPZより5mm高いはずですが、ここまで低いのかと感心。小柄な人用には更にローシートも用意されています。

ハンドル近いです。アップハンドルなだけでなく、ガソリンタンクの上面積がGPZより小さいかな。近くて低いのがSSのセオリーですが、他社レプリカよりは高いとはいえ低いセパパンが巨大なガソリンタンクの先にあって遠いというのが当時のカワサキです。

エンジン掛けます。

静かです。いい音です。マイルドな排気音は、腹に響いてきません。騒音規制の違いもあると思いますが、86年式GPZ400R +ヨシムラJMCA集合と比べても威圧感ありませんでした。

GPZの納車の時なんか、ポジションにビビり、音にビビりましたが。僕が大人になったからかな⁉️まあカワサキと言えば、代名詞である盛大なメカノイズが強い威圧感を与える訳ですが。

リッピングすると、軽く吹けます。新しさもあるかもしれませんが、トルク=燃焼圧力の差のようなフィール。400の低回転のトルクは動弁系を動かすには細く、750のそれは十分太い。何かそんなかんじ。

乗ります。

雨の日なんか二輪乗らないので、雨中ライドは、出先で夕立に遭った7-8年前とか以来じゃないかしら。

しかもライディングシューズが壊れて使えないことが前日に判明していたので、トレッキングシューズにブーツカバーという、ギア抜け&立ちゴケ注意装備でした。

 突然のようにライディングシューズを更新した↓のはこういう背景↑

liprofumodellarosa.hatenablog.com

CB750、自然です。背筋を伸ばして腕を前に伸ばすとグリップが、足を下ろすとステップがあります。流石ヨーロピアンスポーツのド定番。私有車から乗り替えていきなりでも普通に乗れます。注意は、「強制ニーグリップ」と称されたGPZよりガソリンタンクの幅が狭いので、意識してニーグリップしとく必要ある点くらい。

CB750、軽いです。

トルクがあるので、低速でもスロットルで旋回できます。小旋回でスピード出し過ぎを指摘されました。

一本橋は初め落ちました。その後も落ちました。勝率6割くらいスタートだ、微妙。

スラロームは楽でした。エンジンのピックアップがよくて、スロットルONのタイミング、リアブレーキのタイミングがピタリ決まりました。

8の字もスムーズでしたが、8の字エリアで四角形の極小旋回?をした際はイマイチでした。前傾バイク乗りの私にはハンドルで小旋回するという意識が元々なく、且つCB750があまりに素直なので、「極低速ではハンドルを使って鋭角に曲がる」のを、バンクさせて曲がるつもりになっていましたね。

 

2限目

大型AT(スクーター)に乗ります。

踵のプロテクターを追加します。何でも、AT車は転んでもエンストしないので、自車に轢かれて骨折する人がいるんですと。

興味がないので車名を見ておらず、何に乗ったかも分かりません。

激重です。重心は低いですが、腰を当てるところがないので、腕で押さないといけないところが余計に重いです。こんなの押したくありません。

センタートンネルがあって、低いとはいえシートの幅が広くて、脚を前後どちらから回すのかすら分からないし、乗っても足の置き場が落ち着きません。

バランス取り辛いです。下も見えないし。一本橋4回中3回落ちました。

急制動もやりました。重くてブレーキがプアそうなスクーターでのウェットでも、(速度が低い30km/hでしたが)楽勝でした。そもそもABS装備なので、リアプレーキだけでも止まるようです。

まあ、、、2度と乗らないでしょう。

全然面白くないです。乗ること自体の楽しみは微塵も感じません。

ただ、あれを操作出来ること自体は尊敬します。

私は嫌だ。

 

無事入校手続きと初日教習を終えました。

帰路、交差点で嫁のホンダ・トゥデイ50をパタっと寝かせてスロットルを開いたら、、、車体が起きませんでした。転ぶかと思った。。。トルクの違いってこんなにかと、CB750の乗り易さ半端ないです。

 

【江戸川サイクリングロード対岸から望む校舎】

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