甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

Road to License for heavy motorcycles #2(第一段階修了)

入校翌9月27日日曜日が教習2日目でした。

週末1回で4時間の固め打ちです。

このローテーションがきっちり回るなら教習は3週間で終わりますが、勿論そういう簡単な話ではありません。

 

今日もCB750です。

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(©︎ホンダ)

 

3限目

前日と同じ車両を選びました。が、極低回転の燃焼が不安定で、吹け上がりが今一つ、2ndでアイドリング走行するとリアチェーンがチャタリングしました。1個前のコマの引き起こしの教材に使われたんじゃないかしら。インジェクション車では起きないでしょうが、キャブ車は神経質です。

今日は2時間とも同じ教習生がペアでした。進捗度が異なるので、前半自習のうちに一本橋スラロームを集中練習。初め2回落ちるうちにコツを掴んだかなという感じで、以後は楽勝で10秒はクリアしていた筈。

クランクで1回パイロンを倒しました。クラッチの戻し量が多くて膨らんだ。というか、1限目の四角旋回?もそうでしたが、この日までS字もクランクも「2ndで半クラッチとリアブレーキを使ってスピードコントロールする」つもりになっていて、「ローでバランスを取りつつハンドルで曲がる」認識が抜け落ちていました。言われた筈なのですが、完全に思い込みです。わざわざ延長が付いてもいいよう練習する気で来ていたのに、ねえ。 

 

4限目

晴れ間が出て、ライディングジャケットでは暑くなりました。メッシュジャケットで良かったくらい。第一段階コースを通しで走ったり8の字入ったり。

8の字の中など、スポットのレクチャーで一時車両を離れる際、エンジン停止忘れを指摘されましたが、走行終了時じゃないから掛けっぱなしでいい、という感覚ですね。もう1人はそれを連発していたので、それがライダーの日常なんでしょう。 

さてCB750、ほんとエンジンのピックアップがいいです。乗っているうちにスラロームが段々雑になってはきましたが、加減速や切り返しがスムーズにできたのは、このエンジン特性のお陰だと思います。

 

次の3日は、3週間開いた10月18日日曜日でした。これでも予約が取れる目一杯早い週末でした。

5限目

第一段階見極めです。

今日でお別れのCB750です。

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(©︎ホンダ)

個体差を感じようと、初日、2日めと違う車体を選んでみました。

見極めまで自習なので、第一段階コースを1人で走って練習。最初の週に雑だったクランクとS字を、クラッチは使ったけど、ハンドルを使ってゆっくり回るよう注力。うむ、完璧。

一本橋は体感12秒前後、落下0。

スラロームは更に雑になりました。

この車体は、前回までの車体と比べてエンジンのピックアップが今ひとつだったのと、クラッチの繋がり方がスムーズでなかったなと。

見極めです。

教官が後ろについて一通り走りました。

一本橋は12秒だったそうです。

1箇所、クランク出口で、交差点からクランク出口前に進入してこようとする四輪車より先に行こうとして、止められました。速度/タイミング的に楽々早い私の方が公道で待つことは100%ないと思いますが、やっぱり優先道路通行車両を待たないといけません。免許取得前のドライバーが走っている教習所ですからね、法規遵守と安全第一です。

四輪車がアクセルとブレーキを踏み間違え、待っている私に突っ込んでくるリスクもある訳なので、それはそれで怖いです。

あっさり合格しました。

スムーズな運転だったそうです。

見極めの感想を問われた際に「スラロームクラッチ操作が・・・」と言ったところで「スラローム半クラッチは使わない方がいいよ」と言われて思い出しました。ブレイクのきっかけは半クラッチでなくリアブレーキでした。すっかり勘違いしてました。

あとは会話の中で、「CB750は乗り易い」と話したり。

「4気筒乗りにはCBは乗り易いが、ツインのNC750Lはまた違う特性があるから慣れてね」と言われて、見極め後はNC750に車両チェンジ。

以後はCBに乗った教官に付いて、NC750で第二段階コースをインスペクションしながら走りました。

急制動は30km/hからの1回目だけ、踏切と波状路はまだ省略。

 

予約は2コマ取っていたのですが、同じ日に段階を跨ぐ教習はないということで(見極めに通るか落ちるかで2コマ目の教習内容変わりますからねえ…)、本日はこれで終了しました。ああ、つまり教習は、2時限×6日じゃなくて、最低限(2時限×2日+1時限×1日)+(2時限×3日+1時限×1日)の7日要るのかー。

卒業予定日が遠くなりました。

 

1時限分当日キャンセルした訳ですが、謂わば「教習所都合」なので、安心コース選択でなくてもキャンセル料は掛かりません。

 

20分程乗ってみて感じたNC750L(1号車)の特徴(これしか乗っていないから個体差は捨象)

  • 軽い、凄く軽い。車体も軽いが重心が低いから重さを感じ難い
  • 薄くて硬くて滑り易いシートの座り心地が悪い
  • 膝が下がってニーグリップがし辛い
  • 全幅はCBの方が広いのだが、NCの方がハンドル幅が広過ぎるように感じる
  • ツインエンジンはトルクがあると思っていたが、極低回転のトルクは細い
  • スロットルの遊びが多く、トルクが急に立ち上がるので、ギクシャクし易い
  • クラッチのタッチが良くない(上のトルク特性と相俟って、1回エンストした)
  • シフトペダルのタッチが良くないうえにギアが入り難い(静止時に1stから上げると、慎重に操作してもNを超えて2ndに入ります。キルスイッチでエンジンを切ればNに入ると習いました。ヒデーな)

CBに比べるとヒラヒラ走ってハンドル修正がし易い点は、教習車向きなんでしょうけども。

  • ポジションでは、ハンドルはまだしも、1番違和感があるのはステップでした。CBと比べると、ステップの位置が後ろ且つ低いです。以下数値はざっくりですが、ステップがヒップポイントの真下あたりにあるのは、CBよりも5cm程後ろ、私のGPZと同じくらい。バックステップですね。ただ座面からの距離が、概算で、GPZ36cm、CB40cm、NC48cm。凄く遠い=低い。それで膝が下がるんだな。思い出しました、これオフ車に近いわ。

うん、CB750の教習は楽しかったが、NC750Lはあまり楽しくないぞ。ON/OFFの明確なフィールは、道具としては扱い易いのかも知れませんが、繊細さに乏しく、大型車らしい上質感を感じません。もしこれに体験試乗して大型バイクに乗りたい気持ちが高まるかというと、、、ないなあ。やっぱり私は生粋のマルチ乗りなんだな。

 

そしてガッカリが1つ。この日から乗るつもりで大型二輪用フルコース「Dコース」を既に覚えていたのですが、検定コースはまた別なんだそうです。もう完全に覚えたつもりだったのに、もう1つ覚えないとかー。

 

第二段階に続きます。