甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

Road to License for heavy motorcycles #3(第二段階の1)

4日目は10月25日日曜日です。

今日は3シーズンジャケットでは暑いくらいでした。

第二段階1限目、2限目、トータル6限目と7限目です。

本日から正式にNC750Lでの教習です。

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(©︎ホンダ)

 

漸く嫁のスクーターでなくオーバーホールから帰ってきた自分のGPZ400Rで行きました。いやー、フツーにスピードが出て流れに乗れる乗り物はいいです。とにかく怖くない。

嫁には小型二AT輪免許でも取って30km/h制限からの解放というか交通の流れに乗れる乗り物に乗ってもらいたい(嫁の安全&自分も乗りたい)のですが、左端走行の恐怖は感じないらしく、駅の駐輪場に置けない乗り物(注1)は困るから、免許も要らんと。

 

ちゃんと学科と実技の教習を受けて免許取った人のコミューター・ヴィークルが走れなくて、簡単な学科試験と簡単な講習受ければ乗り出せる原チャリやまともな安全指導もない自転車が跳梁跋扈する。

↑これは交通行政の問題だ。

50と寸分違わぬカブ110を駐輪場から排除する理由なんて、ナンバーの色しかない。

↑これは自治体レベルの行政の問題だ。

あれもこれもガラパゴス。。。菅総理の規制改革に期待したい。人の行動はもっと規制していいですけど。

 

教習所に行く前に、鉄鋼団地の車通りの少ない道で、スラロームの練習(オープンコース/パイロン無しなので、ただの蛇行運転とも言います)をしました。トルクが細いとスロットルで車体を起こし辛いので、やはりCB750よりはメリハリを付け難いです。

 

さて、教習所です。

今日は、プロテクターを女性使用想定のSサイズにしてみました。Mサイズは乗降時、特にNC750の乗降時に腕に干渉して、操作の妨げだったので。(注2)

→うん、正解。ルーズ過ぎるアジャスターもSの方がタイトになります。ダメと言われないうちはこれを使おう。

 

6限目

2号車を選択。最初大型二輪用フルコース(波状路を除く)の自習から入り、1周目終わって間も無く、「波状路やっちゃおう」と踏切+波状路に誘導され、最後のメニュー、波状路の通過方法を教授されました。

波状路

腰を折らず、タンクの上に乗るぐらい前に移動して人車の前後重心を合わせる、手前でなく遠くを見る、早めに姿勢と速度を作る、リアタイヤが当たったらクラッチを繋ぐ etc....。750のトルクに期待し過ぎたエンジン回転不足によるエンストが、2時限100分の教習中計3回ありました。視線、姿勢、回転、進入速度などの修正を受け、計測2回のタイムは、4.5秒→5.2秒でした。最後にはもう会得した感じ。次回は7秒目指して少し工夫してみよう。

 

あとは大型二輪コースを教官に付いて走って法規走行のポイント確認、自習、教官が付いて技能確認、という流れでした。

障害回避

見通しの悪い交差点(指示されていないが一時停止します)通過直後に障害物、障害物回避後間も無く一時停止右折なので、事前も事後も方向指示が窮屈だと思っていましたが、事後は右へのウィンカー出したまま進行でした。うん、その方が自然だな。自分の公道乗りと教習所の指導の摺り合わせは、大事です。

一本橋

12秒楽々。更にタイムを伸ばしに掛かり、終盤はほぼ静止するレベル、体感15秒くらいで自在な感じになりました。卒検での注意は、調子に乗って落ちないことでしょう。

急制動

初回以降何度か入っていた急制動ですが、微妙に課題化しました。距離のコントロールはできますが、シフトダウンする癖が未だ抜けません。左足を動かさないよう堪えても、停止寸前にどうしてもシフトダウンします。矯正するつもりで意識が左足にいってバランスを崩し、右足着地したことも初めて1回。構えて40km/hからの急制動って、、、まあないですからねぇ。すり抜けをやらないと右直事故回避もないし、狭い街路では即刻止まれるスピードしか出さないし(注3)、ホントないのです。

比較のためCB400SF乗ったときは、リアがロックしました。やっぱ400って軽いのね。車種によるブレーキ特性のアジャストをしないでやるからなので、もう1回やる際は大丈夫ですけど。尤も私のGPZ400Rの方が荷重がフロント寄りでコントロールし難いんじゃないかと思いますけども。

フツーにやれば止まれるので、とにかくシフトダウン癖の修正だな。街乗りでも急停止はしないし、これの修正は難しい。

スラローム

引き続きイマイチでした。クラッチを使う勘違いは止めましたが、とにかくNC750Lのレスポンスが悪いせいにしたい。発進時のトルク急上昇は今日完全に抑制しましたが、2ndでスラロームのスピードだと、グリップの大きな遊びの範囲内にスロットルの開閉量が入ります。そのうえエンジンのピックアップの悪さは、古くて低速トルクの細いGPZ400R以上。

減点はない筈ですが、現役ライダーとしては全く納得がいきません。

1本目への進入ラインとブレーキのタイミングを修正しつつ、スロットルのグリップ角を変えて開閉でなく開度調整にすることを次回の課題にしよう。

 

あとは教官に並走して、咄嗟のブレーキングに反応する練習って言うんですかね、もしました。1番難しいのは、並走それ自体。だってねえ、公道でそんなことしちゃいけないし。「危険だから普通はしないことを敢えてする」切り替えが、小器用ではない私には難しいです。

急制動も同じです。ホントに衝突を回避するためのパニックブレーキングもあり得ますが、回避は、制動だけでなく、左右への回避もあるし、加速回避は基本🆖でも回避後の速やかな再加速もある。6thで停止、ましてやエンストなんてしていたら、追突される恐れがあります。MT車運転の要諦は、適切なギアの選択ですからねえ。GPZ400Rで機動走行するには、7,000r.p.m.回さないといけないし。まあ練習でできていないのに「ワタシ本番には強いです」なんて言っても何ら説得力ありませんけども。

 

教官に感想を聞かれ、CBは良かったが、とにかくNCは乗り難い、セパパン・バックステップのGPZ以上に乗り難いと訴えました。

そうしたら「俺もNCじゃスラロームできない」と。

センセ。。。

4気筒乗りには最大の鬼門かもしれません。

 

総評としては、

私は「乗れる」オーラが出てるそうです。まあ躊躇なく普通に乗れてますからね。

「人柄からしても乗れそうだよね。」だそうです。そこは意味不明です。。。

個人的には課題ありますが、第二段階の2/7、全体の7/12終了。

 

こんなことがありました。

波状路出口で優先車線の四輪車を待っていると、その四輪車は車線を外れて徐々に接近、私の乗るNC750の鼻先を掠めて、四輪発着点に停車しました。私のことちゃんと視認していたのかしら。そもそも無免許者が走り回っている教習所。自分が視認されていないと思っておかないといけませんね。

 

【江戸川サイクリングロード対岸から望む教習所(遠景)】

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注1:新浦安駅の定期利用は、自転車と原付1種(それぞれ専用)だけで、原付2種以上は大型も一緒くたのショッピングセンター裏の一時貸ししか置くところがない。まあ大体駅の定期利用はそんなもんですよね。普通二輪や大型二輪はスポットでいいですが、小型くらいは置かせてもいいでしょ。(海外でのコミューターは200cc辺りだと思いますが。)

注2:身長170cm、胸囲90cm。私は、基本的に体の幅が狭い。

注3:並外れたスピード狂である筈の私だが、交通弱者優先(歩行者>自転車>自動二輪車>自動車)、お互いの安全と円滑な通行が大前提。街路では後続に煽られてもゆっくり走るのと、高速道路で退かない車を煽るのとは、同じ論理に拠る。