甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

Road to License for heavy motorcycles #4(第二段階の2)

教習5日目、8時限目と9時限目です。

教習車はKR250

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(©︎カワサキ

では勿論なくて、NC750Lです。

 

11月6日金曜日です。

所用が立て込んでいて、前回10月25日の教習後に取った次回予約は1ヶ月・5週間後の11月28日土曜日でした。

殆ど取っていない有給休暇をトレランに使うつもりで6日を休むことにしていましたが、5日木曜日夜の天気予報では7日土曜日の雨☔️マークが消えたので山行は土日でもいいと判断し、6日は前日夜時点で2コマ空きがあった教習に充てることにしました。

山行には間に合わない6日朝時点の予報では7日の雨☔️マークが戻り、6日夕方時点の予報では、7日は朝から夕方までずっと雨☔️に悪化。。。天気予報って、途中変わっても結局元の週間予報と同じ予報に戻ることが多いよね。

今更言っても仕方ないけどさ。

 

会社1日休んで時間があるので、心身は5時間でも6時間でも乗れますが、実際に乗れるのは僅か2コマ(空きがあれば、1時限以上空けたコマを加えた3コマまで乗ることができるが、空いていない/キャンセルはまず出ない)というのは、効率が悪いです。

しかもお昼を挟んだ前後のコマだったので、前の時間も後の時間も半端になったし。

何が厳しいって、この効率の悪さだな。

これを考えると、合宿の普通免許とか最高ですね。

 

今日もGPZ400Rで通学でした。R357の浦安Jct.から塩浜交差点間はいつも渋滞します。

 

今日も前回と同じ教官です。第二段階に入って通算4時限全部同じになりました。

 

8限目 

大型は私1人。

初め車両のインスペクションを兼ねて1人で大型二輪フルコースを走行。ギクシャクしやすい方の1号車でした。

1人なので、マンツーマンの教官ほぼ付きっきり。

見られていると思うと、緊張します。

失敗は、

一本橋久々の落下1回。15秒は楽勝でいける認識なので、調子に乗って引き伸ばしに掛かったら、半分残して早々に落ちました。落下時点で12秒以上載っていたそうですが、落ちては元も子もありません。

波状路エンスト1回。前回会得したつもりでしたが、低回転でのクラッチ戻し量が多いんかな。

急制動右足着き1回。最後に右に切って左側に荷重すればいいのですが、普段着く右側にウェートを置きにいく癖が出ます。まだシフトダウンしますけど。。。

左折即右折後にフラッシャーが左に出ていたので、操作漏れ1回あった模様。

スクーターが沢山走り、コース内は過密状態だったため、合流に苦労しました。

普通自動車卒業検定に合格した方々か原付取得者の講習か分かりません。どっちにしろ、めでたいんでしょう。

 

教官からは「バランスがいい」と言われました。

自己認識では、元々バランスはそんなに良くなく、歳も歳ですが、リカバリーには長けている方だとは思います。スキーのコブ斜面でよく転びますが、多分私の技術レベルと攻めなら普通もっと転びまくるところ、かなり立て直します。リカバリーもバランスな訳ですども。

欠点がなく、スラロームのタイムのブレもコンマ1秒単位だそうです。

見極め・検定では欠点がない(減点され難い)ことは大事です。

大事なことは分かるのですが、個人的には何とかこのNC750Lでスラロームを決めたいので、まだまだです。「乗れている」という感覚が得られていないのです。

このスロットルの遊びと立ち上がりが遅いけど立ち上がると急なトルク特性を如何に克服するか。

その後は、NC談義。このスラロームの話や、ステップのポジションが大きく違う話をしました。

理屈っぽい奴です、私。

 

9限目

丁度同じ進捗の人と組み、生徒は2人。

1コマ目と別の2号車を選択。その人が先に選んだのでなく、私が敢えて1コマ目と違う車両を選びました。

平日午後一のコマで、午前と打って変わってコースは空いていました。

9限目はこの時限りの新メニューがあります。

危険回避

1本目のパイロンに40km/hで進入し、2本目のパイロン通過後に、教官の揚げる旗(左・中央・右)の方向に曲がって障害(教官)との接触を回避するというものです。

まず私がやりました。

初回のトライアルは、うっかり2本目のパイロンを待たず、1本目と2本目の間で曲がりました。旗に即応したらそうなっちゃったので。。。

次の本番ではすんなり回避。

バランスの乗り物である二輪では、「咄嗟の回避は左右よりも全制動」を体感するという教習でした。

フリー走行

項目14「交通の状況及び道路環境に応じた運転」=「法規走行」でした。自分で好きなコースを考えて走れということでしたが、練習したい課題をうっかりスキップしたくないので、大型二輪フルコースの一部の順序を変えるだけにしました。「信号で曲がる」行程がないので入れればよかったな、と帰宅後に思いましたが。

それから、もう1人の教習生−教官−私、私−教官−もう1人の教習生、教官−私−もう1人の教習生の序列でフリー周回をしたところでタイムアップ。

他の教習生の走りをじっと見る機会になりました。

安全確認の頭の振りとか、私よりメリハリが効いていたと思います。

このコマでの失敗は、

一本橋再度落下1回。12秒で落ちるとは思っていませんが、欲張ってまた落ちました。しかし、私の前を行く教官(CB125T)も落ちていました。小型って難しそうだ。調子に乗って落ちてますが、一本橋はNCの方がCBより楽です。

波状路再度エンスト。回転高めで走った筈なのに、何故止まったかなーと微妙に疑問。やはり「会得した」という7限目の印象は過信だったか。まあ必要以上にクラッチを繋がないよう注意すればいい筈なので、残り少ない時間のなかで調整ですが。本番で止まると拙い。

もっと上半身を使うようにとのアドヴァイスを8限目で受けていたので、9限目はその点を意識。クランクやS字の入りがスムーズになったと思います。まあ私、小旋回はリーンアウトにして腰から下で操作する傾向があります。

こっちで乗ったNC2号車の方が発進はスムーズでした。クラッチやスロットルのワイヤーの張りとかクラッチプレートの当たりとかなんでしょうか。

ただ、2台ともこのエンジンの粘りのな無さはなんだろう。CB750の方が極低速域で粘ります。

「低速トルクが太くて乗り易い」感はありません。

考えられるのは、

そもそも750を過信してアジャストできていない自分が下手なのですが、

  • 2気筒のクランク(+フライホイール)が軽く、慣性が効きにくい
  • 270°クランク不等間隔点火2気筒の微弱なトルクの谷に嵌っている
  • 空燃比は適切でも、そもそも燃焼圧力が得られるだけの燃料も酸素も入っていないから、トルクは出ていない

うーん、なんかどれもある気がする。

そもそも4気筒のような微妙な変化なんてないんだし、感じられていないms単位での微弱なトルク変動云々言ってないで、回して踏み潰せってのがツインとかシングルの乗り方なんでしょうけども。

 

第二段階の4/7、全体の9/12終了。

次回10限目、初めてのシミュレーターです。

 

我がGPZ400R、NC750Lから乗り換えると、フロントブレーキは固いわ、ステップが高いわ、乗り出してからアジャストに30秒くらい掛かります。

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教習所の出入口を左折してすぐ右折するまでが要注意です。