さて。11月28日、卒業検定の日がやってまいりました。
愈々本番です。
と言っても教習所なので、落ちたら補習受けて再受験するだけ、期間が1週間長くなるだけですが。
今日も快晴、肌寒いです。
既に検定車両は発着地点にいます。
予告通り、乗り難い方の1号車です。
暖機運転しててくれるのかしら。トップバッターで乗るのはヤだな。
8時20分に集合して、教室で注意事項を聞きます。一発中止事由とか慣らし走行とか。
大型二輪だけで8人、普通も同じだったかな、結構な人数でした。加えて四輪の検定もいるし(コース入ったら、原付教習もやってました)。
ここで初めてコース図を借ります。運悪く2回目以上の検定になる人以外は、初めてコースを知ります。2種類あるうちの、今日は1コース。勿論初見ですが、大型二輪フルコースに似ていたので、教室から出ないうち10分も掛からず覚えました。2コースだったら少し時間が掛かりそうでしたが、今日は関係ないので概観しただけ。
準備が済み次第予定時刻の9時半より前倒し開始する旨の説明と、自分の順番が近くなったらプロテクター含めて装備してスタート地点に移動するよう指示あり、散会。
あ、あと、フルフェイスヘルメット被る時以外はマスク着用と、コース図放置厳禁ね。多分コース図の写真撮るのも。まあ教習ガイドに書き取るのはいいと思いますが。2回以上やる気の人は。
1コ前の人の検定時に、追走する試験官車の後部座席に同乗して一周することになっています。コース確認なのか公正性担保なのかは知りませんが、受験者がやらかした減点を見せられると、気を引き締めるかビビるか微妙なとこです。
6番の私がアクションを起こさないといけないタイミングまでは30分はありましたが、日向が多少暖かいので、さっさと発着地点に移動して検定風景を眺めることにしました。
ら❗️普通二輪の1番の人がスラロームでパイロンヒットして検定中止。あららら…。
流石に大型は全体にうまく流れていましたが、受験者の振る舞いで気になったことが2つ。
- やたらと首を振る。安全確認に必要な回数の平均2倍はいっていたのでは?絶対昨日まではしてないと思う。私には挙動不審に見えました。
- 止まらなくていい合流で止まる。ここではスラローム等支線から本線への合流に一時停止線があるのは坂道後だけなので、優先車両がなければ止まらなくていいのですが。(一方、クランク出口と見通しの悪い交差点進入は、一時停止指示ないですが止まることになっています。)
検定を意識した特別モードが、前の人を見てブーストしていったのではないかしら。
その意味ではやはり冷静じゃないんでしょうね。
2人前の4番の人がスラロームでパイロンヒットし、検定中止になりました。
いかんなあ、スラロームが鬼門になってきた私には不吉な前兆だ。
(あと普通二輪で一本橋を落ちた人がいたと思う。)
で、5番めになりました。初めてここの四輪教習車に乗り込み、コース図を後部右座席に置いて返却。ビニールシートであんまり前が見えません。安全確認の妨げにもなります。他人乗り合わせの自動車教習所には、新型コロナ感染症の影響は大きいです。出身地山形県の感染者第1号も自動車学校でした。
5番の人は、クランクの後方向指示器を消し忘れ、左折指示のまま一時停止・直進しましたが、あとは大ミスない模様。→合格でした。何故か合格発表〜卒業式の席順が私の後ろになっていましたが。
検定です。
慣らし走行
ショートブロックを左回り一周して検定車両に慣れ、発着地点での乗車・発進姿勢待機から検定を開始します。
慣らし走行は、乗車過程は採点対象ですが、実際の事故になるような危険運転しない限り走行過程は採点対象ではないとのことで走り方は自由です。皆も私も、スロー、急加速、スラローム、立ちバランス等一通りやります。
で、発進時エンストしました。ああ、やっぱり1号車。アイドリング域での操作は禁物だ。
検定
全体にゆっくり丁寧動作を心掛けて走りました。
一本橋は心の余裕を確認するためにも、落ちない範囲で敢えて長め。
スラロームは1stで攻めるの止めて2ndでユルっと余裕。
方向指示器出しっ放しでいい進路変更で、方向指示器を消したが、直ぐ点けてリカバリー。
急制動もシフトダウンなしエンストなしで余裕。エンストしてもいい気で兎に角クラッチ握るのをギリ遅らせました。今までで1番の出来栄え。
波状路は、エンスト回避を最優先し、減点覚悟で速め通過。(座り〜中腰ならいいですが、リアブレーキが踏み辛い立ち姿勢では速度調整し難いという面もあるので。)
そして走行終了。
法規走行は減点ない筈ですが、大幅減点リスクを気にしたのは、急制動からの合流。本線の優先車両を待つうちにスラロームを終えた普通二輪がタイミング的に追い付いてきたところを、私が先に動きました。進路が被るので、普通二輪が当方を十分に視認せずに本線に合流したら、衝突するリスクありました。待つ方が安全。これが初っ端だったらあまり余裕を持てなかったかも。
というところを気にしつつ、検定終了。
合格発表
11時20分、初めて入る第4教室を満員(一卓一人のフィジカルディスタンスモードで席を確保し切れず四輪組には補助席が出ました)にして合格発表。いやぁ、ホントに多いな。
合格した人は卒業式も同じ席に着席するように、と指示されます。検定中止の1人と前述した謎の入れ替わり1人による2番繰り上がり座席で待ちました。
検定員が控室から続々入室して合否を伝えます。
1-4番担当検定員が、1-3番の人に「皆さんは合格です」と発して講評を伝え終わり、普通二輪も伝達が進みます。
えっ?俺は???
微妙に動揺したところに、5-8番担当検定員入室。
「合格です。」
安堵して「ありがとうございます。」と返しました。
正に、「合格して当然の筈だけど万一落ちてたらどうしよう」の心境でしたので。
非常に丁寧で安定していたとの評価でした。
減点は、5秒を切った波状路 → 計算通り
急制動出口の安全確認については特に指摘ありませんでした。ふう。
90点かな。
後ろの5番の人からは「ぃやったー❗️」との声が上がりました。謎の席次繰下げと検定員入室遅れで、そりゃもー不安だったでしょう。
合格した皆さんおめでとうございます。
お昼は初めららぽーと行こうと思っていましたが、R357が混んで意外に時間が掛かり(注1)、オートバイ駐車場からフードエリアが遠いららぽーとが面倒くさくなったので、IKEAの1F、BISTRO IKEAで済ませました。
スパークリングラズベリーは泡立ち良過ぎで、スパークリング洋梨は原液が切れてました。
微妙に久し振りのIKEAでしたが、ショッピングバッグのないライダーはほぼ手ぶらで帰ります。
戦利品は、限定オレンジ味🍊Daim。
今度は荷物を運べる準備して来よう。
でもIKEAもOKストアも、二輪駐車場に自転車駐めるのは勘弁して欲しいです。こっちは置くスペースが元々少ない上に、危ないんだからさ。
13時20分から卒業式でした。
開始前、眺めの良い3Fから昼休みのコースを眺めていました。
教官が練習中。
卒業式は、校長挨拶と免許センターでの手続きのガイダンスでした。
四輪、初取得者と一緒なので、自分には関係ない話題も多いのですが。
- 千葉県の四輪学科合格率は78.8%だそうです。
- 指定校卒業者は技能免除ですが、抽出検査というのがあって、先日抽出に当たった市川中央の卒業生(四輪)は40点だったそうです。
- 市川中央卒業生(四輪)の事故率は、毎年優良ベスト3だそうです。
- 市川中央卒業生(二輪)の事故率は、57校中毎年20番前後だそうです。こっちはあんま良くないな。因みに卒業者数は県内No.1だそうです。そうだったんだ、思いもよりませんでしたが、小さい浦安市を入れなくとも船橋・松戸・市川3市合わせただけで千葉市比170%の人口なんだからそういうもんか。
卒業式で受け取るのは、
- データ入力済運転免許申請書
- 卒業証明書
- 質問票
- 写真
あとは収入証紙を買えます。
適性検査だけの我々は免許交付手数料分の証紙も買いますが、初取得の人たちは、落ちた時に交付手数料が無駄にならないよう、受験手数料分だけ買うよう言われていました。
以上で教習所での全行程を終了しました。
2ヶ月+3日。
混んでいて教習予約が取り辛いということでもっと長くなるかとも懸念しましたが、想定より早く終われました。
延長皆無だったので、安心コースを付けた+1.1万円は活用されずに終わりました。
現役ライダーなんだから普通に受からないといけないし、付けない方が集中力が高まるかも知れませんが、年齢も年齢、長年の癖もある、思いの外乗れない可能性もある、検定で躓く可能性もある(←不合格1回なら安心コースを付けない方が経済的です)ので、これはこれで教習車の収益に貢献したということで。
お世話になったCB750です。
お世話になったがもうお付き合いしたくないNC750Lです。
お世話になっていないCB400SFです。
教官の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
運転免許の更新時期に間に合いました。
更新なら日曜日でもできますが、平日行かないといけませんけども。
合格を嫁と祝うべく、南行徳のアンビションで、モンブラン、ピスターシュショコラとピスタチオのクリームブリュレを買ってきました。
http://www.ambition2009.jp/ambition/top.html
注1:私は最近すり抜けをしない(状況次第でする可能性は否定しない)。なので二輪でも自動車と同じ時間掛かる。因みに自転車でもしない。何度抜いても止まるたびに前に出てくる遅い奴がいたらムカつくでしょ。