40年来のメガネっ子である私の視力は、最近左が悪化して普段掛け用の度の弱いメガネでの矯正が0.4と0.1(昨年末の人間ドックでの検査結果)。
運転不能、少し離れたものを識別不能、寝室の32Vテレビの字幕や番組表をベッドから読み取ることもできません。
運転で使う度の強いサブメガネ(注1)では、見るもの何でも小さくなるので、老眼とか言う以前からiPhoneの画面が見え難いのですが、老眼になると尚更。運転中iPhone(電話ではなくカーオーディオです)の操作が困難なのが困りもの。
手持ちで1番新しい視力矯正ツールであるコンタクトレンズで遠近両用には慣れましたが、コンタクトの脱着は未だ苦痛なので、メガネにも遠近両用レンズを導入することにします。
今のメインフレームは、J!NSで買った低価格品。どのくらい安いかというと、プライマー処理されていない塗装が早々に落ちて鋳造アルミ生地が剥き出しになり、嫁も購入当時のカラーがブラックだったと覚えていなかったくらい。因みにレンズのコーティングも落ちてます。
サブフレームは、オークリーのMETALPLATE +東海光学の上級グレードのレンズ。これは高価ですが、メインともども天地幅が狭く、遠近両用レンズ向きではありません。
モデルをうちの住民に代わってもらって1枚。
サブフレームのMETALPLATE。メインのフレームもレンズサイズは大体同じです。
ということで、サブは継続使用しつつ、新しいメインフレームを導入することにしました。
条件はリムの天地幅が大きいことなので、掛けたことのないウェリントン型にしようかなとか、それなら掛けたことのないセルにしようかなとか色々思案。
購入先
- J!NS、Zoff等のSPAチェーン
でいいやと思ってwebで商品検索したり実物確認してみましたが、気に入るフレーム皆無でした。
- ブランド品フレームのレンズ込み価格チェーン
近所のショップでは在庫に気に入るものがなく、これと思ったフレームの取り寄せはできないと言われました。数売っているんだから正規品だと思いますが、利幅を取るための制約がある模様。
徒歩圏内のショップが全滅したので、METALPLATEを買ったショップ、価格より品質とかサービスを売る系のショップですが、そこで取り寄せることになりました。
フレームを選ぶ
アイウェアといえば、レイバンのアビエーターAviatorです。マッカーサー元帥まで遡らなくとも、私の世代のアイコンは大都会Ⅲの黒岩刑事と西部警察の大門団長です。小Ninja GPZ-R乗りとしては重要なトム・クルーズさんの映画「トップガン」は、私がメガネを掛け始めた当時まだ存在しませんでした。が、ジミー・ペイジさんもジョン・ボーナムさんも、マイケル・ジャクソンさんもアビエーター。
Ray-Ban©︎
70〜80年代は、他にもキャラハン刑事のバロラマBalorama、
Ray-Ban©︎
ブルース兄弟のウェイファーラーWayfarer、
Ray-Ban©︎
あとは牧野刑事のウィナー、レイバン全盛でしたね。まあ真っ黒いレンズ(実際には濃いグリーンが標準)のサングラスのイメージですが。
歴代メインフレームはアビエーターに肖って長らくティアドロップ型だったので、今こそ原点回帰もまず考えましたが、あの細っそいメタルのリム/テンプルは、二輪には向きません。乗る度に装着に苦労し、グニャグニャになっていくこと請け合い。それはフレームが勿体無いし、目に悪い。
するとやっぱりオークリーかな。
サブフレームはオークリー、使っているサングラスは全部オークリー、ヘルメット向きなストレートテンプルのモデルが各種選べるし。
JAWBREAKER Mark Cavendishモデル。
ジョウブレイカーは自転車用、トレラン用、スキー用にフレーム3本&レンズ5枚持ちだったりします。
街歩きにはfrogskins。
ここはアビエーターじゃないのかよ、というと、フロッグスキンは値段が安いのです。
で、オークリーでいいの見付けました。
Oakley©︎
センターボードCenterboardです。オークリーの特許素材O-Matterによるプラスチック系では細身のリムに、オークリーあるあるの過度な意匠がないストレートテンプル。価格も抑えめの15,500円+消費税。カラーも控えめなサテンブラウンありです。これが近所で注文不能だったので船橋に行くことになりました。
オーダー当時「新着」(注2)となっており、ググっても殆ど言及されていませんが、いいじゃん、その方がオリジナリティあって、とサイズだけ確認してオーダー。
オーダー約1週間、オークリーの海外倉庫からショップに届きました。
レンズを選ぶ
フレームに込みではありません。SPAで2万円くらいで済むつもりでスタートした話でしたが、超えるのは確実。でも高級品から安物まで選び放題です。
このショップ、カールツァイスの取り扱いもあります。カールツァイスには、偏光ではないようですが、雑光を抑えたコーティングが運転に非常に良いらしいDriveSafeって商品があります。
それで遠近両用レンズですが、近視専用のような「度を上げれば見える」という単純な話でなく、手元仕事用から遠距離重視まで、ターゲットを定める必要があります。基本1本でマルチに使いたい私の希望するレンズタイプは、ある意味どっち付かずなこれ↓。
HOYA©︎
運転等に1番よいのはこれ↓ですが、単円になっている手元が見えないと困ります。
HOYA©︎
残念ながら、DriveSafeはこのタイプ専用でした。
因みに値段を見たら、DriveSafeは18万円、じゅうはちまんえん❗️でした。
アルファブロガーなら、読者の期待に応え、あまりレビュー記事もない18万円のDriveSafeがどんな凄いものなのか突撃すべきだと思いますが、そういう立場にない私は、自分のニーズを前提にレンズ選びをします。
ということで、ショップお薦めのニコンの◎◎◎タイプを選び、グレードは、所謂ハイグレード(METALPLATEはこれ)より更に上、1万円程高いプレミアムグレードに相当するロハス100にしました。
グレードの差がどこに出るかというと、遠近両用の場合は、遠・中・近の度数変化に歪みのないスムーズさだそうです。
比較材料がないのでなんとも言えませんが、確かに、具に見ても上から下まで一切歪みやら継ぎ目が見えません。安いレンズって、分かる程歪みがあるんでしょうか。そー言えば昔の遠近両用メガネって明らかに境界が分かる半月が下にありましたね。
ということで、オークリーCenterboard+ニコンLOHAS100+スーパーハードコート、締めて9万円ちょっとでした。
当初の思惑より大分高いけど、視界が良くなるならよしとしよう。
掛けてみました。
因みに最近流行りのブルーライトカットは、色が入って見えるのが嫌なので入れていません。
テンプル前端部の「O」ロゴも、テンプルが細い分大人しい感じです。
これの関係で、ここ最近都合3回船橋のららぽーとTOKYO-BAY行きました。
初回は嫁と一緒に車で行って、夕食も食べたのはいいけど帰りの渋滞に嵌り、2回目は1人でスクーターで行って、純生食パン工房HARE/PANのパン(かなり美味しい)など買った上でIKEA Tokyo-Bayにも寄ってディルチップスを大量に買い込み、3回目は雨中1人でスクーターで行き、丁度彼岸なので口福堂でぼた餅とおはぎを買って帰りました。おはぎは胡麻ときな粉。茹でた枝豆を潰した餡のもありましたが、「じんだん」でなくよく似た「ずんだ」とかいう紛い物と思しき名称だったので見送りました。
で、ららぽーと行ったら逃さないのはこれです。
「これっと九州・沖縄」
かしわ飯の素とか、シークヮーサージュースとか、色々買いますが、大事なのはこれ↓
梅ヶ枝餅。
長期保存が効く冷凍です。暫く行く予定はないので、数箱買って在庫しました。
3回目のときは、限定企画で「博多通りもん」もありました。
これで色々安心です。
注1:昨年教習所と免許センターでは適性検査を通っている。
注2:2021SSに更新されたのか、まさについ最近外れた。