昨日は八方尾根スキー場に行ってました。
天気予報での現地は、割と強かった雨が前日午後早くに止み、当日0時頃から日の出頃まで-1℃。区間で1番気温が低いぐらいの現地でこの気温なら路面凍結の心配がないので、ハイウェイバスでなくGT-Rで行きます。荷物背負って歩く必要がなくて移動の時刻に制約がないのがいいですが、片道ざっと300km、4時間強掛かります。睡眠さえ取れていれば(注1)、GT-Rは運転自体は苦にならないとはいえ、白馬は遠いです。せめて速度制限を160km/hくらいにしてくれれば大分近くなるのですが。
今シーズンの積雪は、積もり始めが早かったものの融雪も早く、八方では今週時点で開いている下部ゲレンデは南端の名木山パブリックコースだけになりました。ゴンドラ山麓駅(白樺ゲレンデ)への接続路も閉じました。
閉鎖したコースはリフトも動いていません。八方に来て上部に向かう人は、名木山からリフトを継ぐ人を除くと全員がゴンドラに集中します。
私は春スキーでは雪が柔らかくなるまで待ってから滑るので、8時の運行開始に関係なく9時過ぎてからチケット売り場に行きました。それでもチケット購入待ちには数分、ゴンドラ乗車待ちは50分程要し、乗り継いだアルペンクワッドリフトを降りたときには10時を過ぎました。
利便性重視の私は1,000円払ってゴンドラ山麓駅から1番近い駐車場に駐めましたが、名木山から上がった方が経済的なだけでなく効率もよかったかもしれません。
滑り降りて来れないので1回乗ったら最後ですが、コロナ対策でゴンドラには1グループしか乗せません。
6人乗りに1人で乗るゴンドラです。ちょっと分かり難いか。因みに私の前の人もソロでした。
8時過ぎのゴンドラ山麓駅前。手前にチケット購入、奥にゴンドラ乗車待ちの行列です。
山麓駅ではフィジカルディスタンスを訴えるアナウンスが絶え間なく流れていましたが、屋外&マスクで比較的リスクが低いとはいえ、行列の前後間隔は総じて短く、複数名で来ている人達は終始喋っています。「グループ単位」にするのはクラスターを跨ぐウイルスの伝播を防止するためなので、自分たちのグループ以外と接するところでは自制すべきですが、すっかり緩んでいます。
黒菱トップまで上がりました。
白馬三山。
八方尾根はやはり(コブ斜面と)眺望です。ハイシーズンでも大したことない雪質で選ぶスキー場ではありません。
前に言及しましたが、黒菱第3ペアリフトは今シーズンは動いていません。時期や積雪の問題でなく、新型コロナ対応の縮小営業のためです。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
黒菱第3が動かないと私の滑走パターンである黒菱連続滑走ができないので、八方には行かないかもと思っていたのですが、そーは言ってもシーズンに1回も滑らないのは悲しい。
ということで、やはりその際言及した「アルペンクワッド→黒菱→黒菱第2クワッド→兎平→アルペンクワッド」のサイクルで滑ります↓。
(八方尾根スキー場リフト運行状況(https://www.happo-one.jp/gelande/lift/)に書き込みました。)
これだと、それぞれのリフトを降りた後に少し登るのと緩斜面のトラバースだけで、ひたすらコブ斜面を滑れます。冬季は避けたいが春季ならオケーな黒菱:兎平=1:1。
黒菱ゲレンデ途中で止まって下部を望みます。
第3ペア運休で入り込みが少なくてコブの生成がよくないところに、昨日の重たい新雪が被ったイマイチなコンディションでした。
第2クワッドからの圧雪斜面を滑る人はそこそこいましたが、かなり少ない黒菱メインバーン。見ての通り明瞭なフォールラインは僅か1本です。
コブ斜面の始点から見下ろす兎平。さっぱり雪のない下界とのコントラストも春スキー。
大凡2時間半連続滑走、12本目の兎平と13本目の黒菱で転倒し、疲労により体がキレなくなってきたのを感じたので、リフト乗車16回、黒菱と兎平を各8本の合計16本滑走して終了しました。
仲々に密度の高いスキーができました。
あれだけの行列をして上ったので、上のゲレンデはさぞ混んでいるだろうと思ったのですが、リフトの待ち時間は思いの外短かったです。黒菱や兎平のペアリフト乗りにとっては長いですけども。
新型コロナ対策としては、
リフト乗り場でも(というかスキー場内全域)三密回避でマスクやフェイスマスクの装着がお願いされている→暖かくてフェイスマスクなどしないこの時期、リフト待ちリフト乗車中にマスクしてたのなんて自分だけじゃなかったと思ったくらい誰もしていません。
リフトの乗車率は高いです。乗車人数は、2人連れが連続すると2人〜2人になるケースもありましたが、3人乗車、1番多いのは4人乗車なくらい。待ったところで横に次の人が来るので待っても仕方ないし。
ディスタンスのために乗り場前は横に広がって待つようアナウンスしていましたが、隙を見付けたら前に出ようとする人達が(特に斜面の緩い黒菱第2には)多く、そりゃ列は横には広がってますが、ディスタンスはないです。こんな環境かつそう混んでもいないのに我先に前に出たがる心理が私には理解不能ですが。
で、複数名、その3人乃至4人乗車にも2人組が大概入りますが、喋ります。ずっと喋ってます。マスクしないで喋ってます。せめて喋るならマスクする、マスクしないなら喋らないもんなのですが、マスクしないで喋ってます。
横より縦、なるべく早く4列縦隊になるような誘導をした方がいいと思いますね。飲食店と同じ、グループは分断して喋らせない方がいいんだし。
ということで、受入側として色々対策をしているのは分かりますが、実効性イマイチなところもあるし、来場者側はユルユルです。私が来週感染判明したら、感染した場所はここで間違いないですね。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、やっぱりホイホイ遊びに行くのはユルい人達なんでしょう。私は相応に意識しているつもりですが、そういう人達の中に突入している時点で、外から見ればユルい人達の1人になるでしょう。
あ、マテリアルが写ってない。去年2月の写真貼っておこう。昨年と同じですが、3シーズン目にして初めてID One MR-Gをシーズン前にチューンナップ出してました。
因みにウェアリングは、冬と同じなのはパンツだけ。上はアクティヴシェルジャケット、グローブはレイングローブで、インナーも薄くしてプロテクター/パッドも殆ど省略しました。それでも暑かったですが。
アイウェアはJAWBREAKER Prizm Snow。今年買っていたオークリーのFALLLINE XMは結局使わないでシーズン終了しました。
混雑を懸念した降りゴンドラは待ち時間0だったのが意外でしたが、13時前に下山する方が少数派か。
下山後にあまおうソフトクリームを買ったと思ったら、スジャータの「ソフトアイス」でした。
値段が高いから本物だと思い込んでいました。見た目は同じですが、ソフトクリームとソフトアイスは全く別物です。
ところでカーナビ。
私はiPad mini4にオフライン使用できるカーナビタイムアプリで運用しています。
大きなアップデートは昨年12月のVer.3.25だと思いますが、オフラインデータを利用する/しないの選択ができるようになりました。専用アプリのメリットはオフラインデータだと思い、地図・ガイドともGoogle Mapより劣っていても私はNAVITIMEを使ってきました。
が、オフライン使用しているにも拘わらず画面の更新が遅くなりました。なんか画面更新都度オフラインとオンラインのどちらを読むか判断してからオフラインに行っている感じ。
100mレベルの距離(要は「この交差点と次の交差点のどちらで曲がるのか」レベル)のガイドが使い物にならず、それを誤魔化すかのように縮尺が勝手に400mぐらいの大きな地図になるし。音声ガイドも画面と合わないし、しょっちゅう途切れます。インター乗って1kmも走ったのにインター前を表示しているし、交差点を通過してから「曲がれ」とか普通に言ってきます。
昔のDVDナビを思い出しました。
有償でこのレベル。。。
これは、、、流石にAppStoreでユーザーレビュー(当然最低)入れないとダメだわ。
ということで、カーナビタイムにムカつきつつ、横川辺りからは沿道やICの満開の桜(長野市内は梅が咲いていましたが)を楽しみながら、八方尾根から帰ってきました。
あとは月山スキー場は7月までやってますが、あっちは更に&遙かに遠いので、2日くらい有休取って実家に帰れる状況でもないと無理ですね。
注1:先週行こうとしていたが、これの問題で見送った。