本日は14時から浦安音楽ホールで、金子三勇士さんのその名も「ショパン v.s.リスト〜ピアノの巨人たちの肖像〜」。
フライヤーはこちら。
開催に気付くのが遅かったので、席は2階最後列、即ちホールで1番奥の席。フィジカルディスタンス確保のため、座席は1列ずつ空ける半分利用、但し左右は空けないのでギチギチ。チケットは1ヶ月程前に私が買った時点でほぼ完売でした。
入場料は、8ページパンフレット付で全席共通の4,000円。
セットリストは以下。
【第一部】
リスト:コンソレーション 第3番
ショパン:前奏曲第15番 変ニ長調 作品28-15「雨だれ」
リスト:ラ・カンパネラ
ナビゲーター浦久俊彦さんと金子さんの対談あり。
【第二部】
確信的にフライヤー未掲載。
ピアノの二大巨頭を対比するありそうで仲々ない意欲的な企画、2019年から各地で演っているようです。
因みに会場内で行った簡易アンケートでは、ざっくりショパン派:リスト派=8:2、半月前のつくば市でも同じだったそうです。
私がショパン、嫁がリストの我が家は1:1。
金子さんはリスト音楽院大学出身、バルトーク国際ピアノコンクール優勝。日本では少数派のリスト弾きですね。
演奏は、格別に速くはないが右手がブロック・コードで音数の多い英雄ポロネーズでは、主旋律になる音が聞き取り難く、音の粒がクリアでなかったかな。音響に優れたホールですが、座席位置のせいなのかどうかは不明。
嫁は「バルトークみたい」と喩えていましたが、カンパネラはかなりラウドでした。コンソレーション、雨だれ、黒鍵は必ずしもそうではなく、抑制の効いたきれいな演奏だったと思いますけども。
ピアノ・ソナタは、彼の本命であろうリストが良かったです。ピアノ・ソナタだと思って聞くと違和感ありありだがフリー・ジャズだと思って聴くとそれもアリ(旋律が弱いところもジャズ的)だと思って聴いている私にはしっくりくるアプローチだったんじゃないかと思います。
このピアノ・ソナタの最後の一音の余韻でコンサートを終えたいという金子さんの意向でアンコールはなし。その演出は賛成です。
都内に著名演奏家が来ないこの新型コロナ禍、こういう好企画をしっかり押さえねばですね。
見覚えのある公演パンフだと思ったら、浦安音楽ホール主催公演フォーマットの模様。
音楽ホールに行って発見した1つ残念な事実(今更)。
音楽ホールのあるTKビル1Fにある回転寿司「海鮮三崎港」が昨年10月松に閉店していました。
嫁が生魚を殆ど食べず、私はエビカニカイウニがダメな我が家には回転寿司が丁度良く、時々利用していたのですが。
同じ駅前、イオンの中に昨年開店しているABURI百貫は利用したことはないです。