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本日のコンサート 金子三勇士「ショパン v.s.リスト〜ピアノの巨人たちの肖像〜」 at 浦安音楽ホール

本日は14時から浦安音楽ホールで、金子三勇士さんのその名も「ショパン v.s.リスト〜ピアノの巨人たちの肖像〜」。

 

フライヤーはこちら。

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https://www.urayasu-concerthall.jp/wp-content/uploads/2020/10/2021.03.28-チラシ-表-1_pages-to-jpg-0001-1-700x974.jpg

 

開催に気付くのが遅かったので、席は2階最後列、即ちホールで1番奥の席。フィジカルディスタンス確保のため、座席は1列ずつ空ける半分利用、但し左右は空けないのでギチギチ。チケットは1ヶ月程前に私が買った時点でほぼ完売でした。

入場料は、8ページパンフレット付で全席共通の4,000円。

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セットリストは以下。

【第一部】

ショパン英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53

リスト:コンソレーション 第3番

ショパン前奏曲第15番 変ニ長調 作品28-15「雨だれ」

ショパン:黒鍵のエチュード 変ト長調 作品10-5

リスト:ラ・カンパネラ

ナビゲーター浦久俊彦さんと金子さんの対談あり。

【第二部】

ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 作品35

リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調

確信的にフライヤー未掲載。

 

ピアノの二大巨頭を対比するありそうで仲々ない意欲的な企画、2019年から各地で演っているようです。

 

因みに会場内で行った簡易アンケートでは、ざっくりショパン派:リスト派=8:2、半月前のつくば市でも同じだったそうです。

私がショパン、嫁がリストの我が家は1:1。

 

金子さんはリスト音楽院大学出身、バルトーク国際ピアノコンクール優勝。日本では少数派のリスト弾きですね。

 

演奏は、格別に速くはないが右手がブロック・コードで音数の多い英雄ポロネーズでは、主旋律になる音が聞き取り難く、音の粒がクリアでなかったかな。音響に優れたホールですが、座席位置のせいなのかどうかは不明。

嫁は「バルトークみたい」と喩えていましたが、カンパネラはかなりラウドでした。コンソレーション、雨だれ、黒鍵は必ずしもそうではなく、抑制の効いたきれいな演奏だったと思いますけども。

ピアノ・ソナタは、彼の本命であろうリストが良かったです。ピアノ・ソナタだと思って聞くと違和感ありありだがフリー・ジャズだと思って聴くとそれもアリ(旋律が弱いところもジャズ的)だと思って聴いている私にはしっくりくるアプローチだったんじゃないかと思います。

 

このピアノ・ソナタの最後の一音の余韻でコンサートを終えたいという金子さんの意向でアンコールはなし。その演出は賛成です。

 

都内に著名演奏家が来ないこの新型コロナ禍、こういう好企画をしっかり押さえねばですね。 

 

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見覚えのある公演パンフだと思ったら、浦安音楽ホール主催公演フォーマットの模様。

 

音楽ホールに行って発見した1つ残念な事実(今更)。

音楽ホールのあるTKビル1Fにある回転寿司「海鮮三崎港」が昨年10月松に閉店していました。

嫁が生魚を殆ど食べず、私はエビカニカイウニがダメな我が家には回転寿司が丁度良く、時々利用していたのですが。

同じ駅前、イオンの中に昨年開店しているABURI百貫は利用したことはないです。