甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

オークリーのアイウェア 新作KATOを買うよりもJawbreaker追加

オークリーの新作サングラス’KATO'が発売から1ヶ月経ちまして。

www.oakley.com

英語なので「カトー」でなく「ケイトー」と読むらしいですが、ヨーロッパ大陸系言語では「カトー」読みだろうし、別に「加藤」じゃなくてもローマの大カトー、小カトーと歴史教科書に載っているので、「カトー」でいいんじゃないかと思いますけども。

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(Oakley©︎)

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(Oakley©︎)
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(Oakley©︎)

 

いいなあ。 

ノーズ部がフラットな'KATO X'ってのもありますが、それはまだEVZeroシリーズとか既存シリーズからの延長感があるので、何と言ってもノーズ部が膨らんだ立体レンズのKATOですね。尤もそもそもそういう造形は珍しくも何ともなくて、マスク(仮面の方)は大概そうですけども。

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ヴェネツィア土産のアイマスクです。

 

オークリーのECサイトにはPrizm Blackレンズしかないみたい(本日投稿時点では在庫あり)ですが、ラインナップとしてはPrizm SapphireとPrizm Roadがあるようです。

 

そして10日、うちにオークリーのアイウェアが1点届きました。

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…またJawbreakerなんですけども。

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一昨年夏に新発売されたレンズカラーPrizm Trail Torch + マットブラックのフレームです。レンズが目的ですが、フレームセットで買いました。

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Jawbreaker購入4本目にして初めて、アジアン・フィットのノーズパッドが付いていました。発売当初にはあったらしいですが、その後ガイツーでは付属しなくなっていました。発売から大分経ったので規制を緩めたんでしょうか。

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まあ私は必要ないですけども。

 

カーボン柄フレーム + Prizm Trailレンズと並べてみます。

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元々Prizm Trailもミラーが薄くて中が見えますが、Prizm Trail Torchはノンミラーじゃないかな。レンズ単体ではPrizm Trailより安くなったし。

 

掛けるとこんな感じです。

Prizm Trailは、ブルー系のミラーが入っているように見えます。

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Prizm Trail Torchは、ただの反射じゃないかな。
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山行では、Prizm Road(可視光透過率20%)、Prizm Snow(13%)は暗くて樹林帯では走り難く、Prizm Trail(36%)の明るさは実に具合がいいです。目の安全確保上も暗いうちから使えることも大事だし。が、Prizm Trailはコントラストの要になる赤が強過ぎ、赤系のモノトーンになります。セピア色か。スピードの速いマウンテンバイクには最適かもしれませんが、花の色も葉の色も空の色も皆んなモノトーンになり、登山用としては、景色が楽しめなくてイマイチなんですよ。

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ということで、同じトレイル用(可視光透過率は1ポイントだけ下がる35%)で、ヴューが自然だという新作Prizm Trail Torchに興味を持っていたのですが、冬山シーズンを空振りして夏山シーズンが始まる今がタイミングかなと思った次第。

 

比べてみます。手前のレンズにフォーカスされているので、画像自体はボケてますが。

左がTrail、右がTrail Torchです。

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上がTrail、下がTrail Torch。

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木々も花も空も皆んな赤くなるPrizm Trailと比べると、Prizm Trail Torchは大分自然な色ですね。色味としては、Prizm Roadを明るくした感じじゃないでしょうか。視認性自体は低下するかも知れませんが、山行の満足度が高まると思います。

 

Jawbreaker4本持っていてどうするんだって感じですが、Prizm Trailレンズは要らないとして、カーボン柄フレームとセットで手放すか、スペアレンズとして単品で手放すか、ちょっと考えよう。

 

それでKATO。

43,100円税込ですか。。。高いなあ。

Jawbreakerが33,110円税込なので、1万円違います。まあ私のメインは41,800円のマーク・カヴェンディッシュ '16モデルなので、それとは大して違わないと言えば違わないのですが、Jawbreakerは実売価格が熟れてきているので実際に買うときの価格差は大きいんじゃないかと思います。

興味はありますけどね。縦視界の広さや目への風当たりの少なさで選んだJawbreakerですが、何本も持っているのはフレーム/レンズを使い回せるようにして運用コストを下げるためで、「Jawbreaker一択、他に興味なし❗️」という訳ではないし。フレームレスで横視界の広そうなKATOは、フルリム+ベンチレーションのJawbreakerより曇らなそうだけどトレードオフで花粉や埃が入り易いんだろうかとか、まつ毛がレンズに触れるんじゃないか(←個人的にはここ結構深刻)とか色々。あと今どきはマスクの装着性も大事ですね。まあ手持ちのJawbreakerが劣化してきて次のスポーツグラスを考える頃にはもっと新しいモデルも出るかもしれませんが。