東京オリンピック同様昨年の開催が延期されていた第18回ショパンコンクールが、7月12日いよいよ始まりました。
7月12日から23日までは12日間×昼夜2セッションで計164人(注1)が出場する予備予選。既に終盤に入っています。
音楽之友社のサイトに、予備予選エントリーリストとYouTubeの各セッションへのリンクが載っています。
昨年春に既に選ばれていた人達なので、この1年ホントに長かったと思います。
昨日から最初のセッションを見始めました。
予備予選の模様が全部YouTubeで見れるようになってから3回目でしたか。
音楽関係者でない私には1日昼夜計ざっくり8時間の予備予選セッションをじっくり聴ける/見れる時間は確保できないので、在宅勤務のBGMにしている感じですけども。
私の注目は、超月並みですが、2日目13日に早々に登場した2015浜松の覇者アレクサンダー・ガジェヴさんと、前回ファイナルに進出するも入賞を逃した小林愛実さん。2人とも既に弾き終わっていますが、上記の通りでまだ聴いていません。
他日本人の有名どころは、反田恭平さんとYouTubeの「かてぃん」で知られる角野隼斗さん=日本時間本日18:30登場)あたりですかね。角野さんは、私はあまりピンと来ないのですが、嫁の推しです。
因みにエントラントの日本人一番人気じゃないかと思われる牛田智大さんは、浜松の2位なので予備予選免除で一次予選から。2019年に表参道で聴いたカミル・パホレツさんも2019年ビドゴシチの2位で予備予選免除でした。
予備予選通過者とシモン・ネーリングさんなど予備予選免除の強豪による一次予選は10月3日から、ファイナルは10月18日から。
楽しみです。
12日モーニングセッションは、前回三次予選まで残ったイタリアのLuigi Carrocciaさんがワタシ的セッション1位。最後のエチュード25番でコケたような気がするので一次予選に進出できるか分かりませんが。
(私は端正で丁寧な演奏よりもデュナーミクやアゴーギグ の振り幅の大きい演奏の方が好きだが、その割に乱れにはかなり厳しい。)
同イヴニングセッションは、気品と安定感を感じた韓国のHyounglok Choiさんがワタシ的セッション1位。調べたら2019年仙台のコンクール優勝者だそうです。おお、俺の耳も捨てたもんじゃないんじゃない?(私が知らないだけで他のエントラントも大変な実績を残しているかもしれませんが。)
音楽之友社サイトには、ショパンコンクールに関係して、ブーニンさんのインタビューが2回載っています。
これは嬉しいニュースです。一時体調を崩されたニュースが流れていましたが、演奏を聴けるチャンスは来るかな。
ワルシャワのワジェンキ公園のショパン像です。このショパン像の横で夏の毎日曜日にコンサートが開かれます。
8月あたりは、日陰を確保できないとヨーロッパの強い日差しの下は結構苦痛ですけども。
注1:10人ぐらい辞退して150人台らしいですが、生憎数えておりません。なお、予備予選免除者も2名辞退した結果の9人だそうです。まあ確かに2018年浜松1位のジャン・チャクムルさんも出てないし。