私の関心はオリンピックよりこっち。
まあオリンピックは一部の競技には関心ありますが、セレモニーにはさっぱり関心ありません。お陰で北京オリンピックの閉会式でのジミー・ペイジさんを見逃しています。今日の開幕式も見ていません。
予備予選終了翌日=明日24日には結果が発表されるので、それまでに聴き終わらない私の評価は結果予想にすらなりません。
全部聴いて、各セッションで1番よかったと思う人を挙げてみようと目論んでいます。自分が若手のリサイタルのチケット選びをする際の参考だな(笑)。
2日目7月13日モーニングセッション
消去法でAleksandra Hortensja Dąbeckさん(ポーランド)が1番だと思いました。
リーグ戦じゃないので「セッション何番目までが一次予選に進める」というのではないのですが、全体にこのセッションのメンバーは厳しんじゃないかと思いました。Aleksandraさんも含めて。
2日目7月13日イヴニングセッション
日本人贔屓という訳ではないつもりですが、古海行子さんが1番だと思いました。
コンクールのコンテスタントらしからぬ重厚なピアニズムが印象的でした。他のメンバーは、期待のアレクサンダー・ガジェヴさん含めて、光る一方粗が目立つ印象があったかなと。
平均すれば10人中4人は一次予選に進めるので、イヴニングセッションのコンテスタントを中心に数名はクリアだと思いますけども。
3日目7月14日モーニングセッション
表現力に優れた進藤美優さんが頭一つ抜けていたと思います。この日は日本人コンテスタントが多いのですが、2番めによかったと感じたのも日本人の林佑希乃さん。
3日目7月14日イヴニングセッション
このセッションも日本人、久末航さんがベストじゃないかしら。
五十嵐薫子さんもよかったし、国別で2番目に多い日本人コンテスタントですが、個性に乏しいという話も今は昔、最高峰のコンクールの中でも総じて平均よりも高いレヴェルの演奏をされていると思います。全体の3/12聴いただけですけども。
何らの作為性もない単純にファーストネームのアルファベット順ですが、私程度の耳では順番も大きく影響します。井川華さんは、次のGrigoris Ioannouさん(ギリシャ)些かデリカシーを欠くラウドなピアノが聴こえ始めたら、私は印象は「ダイナミズムを欠く」に下がりました。
次のセッションの途中で寝落ちして昨日は終了、今日は別の用事で終日外出していたので、ここから進んでいません。明日7月15日のセッションを聴いた辺りで予備予選結果が聞こえてくるかな。小林愛実さんも反田恭平さんもかてぃんさんも、聴くのは結果が出た後。
9月いっぱいまで聴く時間があると思うと余裕ですね。
因みにアレクサンダー・ガジェヴさんは、9月に本選を想定したプログラムでのリサイタルがあります。
用事があって聴けないんだよな、この日は。残念。