甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

今回帰省の小野川温泉は2軒、うち新規開拓1軒

帰省中、平日に大汗かいていましたが、時間的な問題から温泉には行かず、温泉は土日にしました。

 

8月3日の大雨は、実家から割と近いところでも多数被害が出て、珍しくテレビ中継も入りまして、隣町では死者が、R121は全車線落ちた箇所も出て、1967年の羽越水害レベルの降りだったらしく。

実家から小野川温泉への経路上にある上屋敷橋も橋脚が損壊して通行不能、1本下流の橋を渡ります。幸い遠回りは僅かですが、1車線橋で橋上では離合できないのですが、4回通行したうち2回は他車とかち合いました。私は謙虚なので1歩先に差し掛かっても止まって待つことが多いのですが、譲ってもらったこと自体を認識できない視野の狭い田舎っぺが多いので、うち1回のトラックは、待った私に会釈すらせずに平然と通過していきました。

 

1回目 9月17日土曜日

リピートの高砂屋さんにしました。

19世紀ファサードが印象的ですが、今年5月3日に初めて利用して好印象のお湯でした。

「たかさごや」表記と「高砂屋」表記があるようですが、恐らくは現在の屋号=旅館名が「たかさごや」、商号が「高砂屋旅館」なんかな。

5月に「ウェブサイトがない」と書きましたが、「たかさごや」で検索して幾つかのサイトを経由したら、ありました。

takasagoyaspa.jp

まあ、、、ダメだな。いろいろな点で残念です。このクオリティでは客足には悪影響が出かねないので、サイトはさっさと改修した方がいいです。

 

この季節でもやはり露天風呂はぬるかったですが、夏の長湯には丁度いい感じでした。一方で内湯(仕切りの上流側)の熱さは具合いいです。湯の花も多めだし、温泉の風情があります。止めておけばいいのにこの熱い湯で長湯したので、いつまでも汗が止まりませんでした。小野川温泉のお湯は湯冷めしないので、冬でも髪さえ乾かせば汗が止まらなくても風邪ひきかせんけども。

日帰り入浴:大人1人500円

 

2回目 9月18日日曜日

ワタシ的新規開拓のうめや旅館さんにしました。

onsentamago.com

4号源泉に拘っている宿です。

小野川温泉は、80℃くらいある4号源泉だけの時代は自家で冷ました掛け流しか加水、35℃くらいの5号源泉を掘り当ててからは4号+5号混合による源泉掛け流しが主流。山川さんなどは加水、河鹿荘さんも宝寿荘さんも高砂屋さんも混合源泉掛け流し、4号源泉の掛け流しは、扇屋さんとこのうめやさんの2軒だけじゃないかしら。

特にここうめやさんは4号源泉への拘りを自店の推しにしているところです。

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ヒートポンプで館内の暖房や給水に利用しつつ適温まで温泉の湯温を下げているそうです。

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脱衣所前から漂ってくる強い硫黄臭が期待させます。

そしてお湯。拘っているだけあって素晴らしいです。イオン2倍のピュア4号泉らしい濃厚感がありました。私程スペックに拘らない母も、小野川温泉で1番じゃないかと評していました。
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熱さは、温泉宿としては適温。普通に熱いです。42℃ってとこじゃないかしら。

設備は古いですが、リフォームなどされ、掃除も行き届いているようで綺麗です。

Googleでの評価への連動性が特に高いのは、部屋の広さや料理の美味しさや温泉そのものよりも、このクリンネスじゃないかしら。4点を挟んで上か下かは、この指標が自分の印象に1番フィットします。

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小さな(といっても小野川温泉では普通)旅館なので浴室も脱衣所も狭く、綺麗ではあるが最低限という設備は、私や母にはいいですが、嫁にはどうかな。彼女の基準を第一にすると、私が行った経験のなかでは、小野川温泉は河鹿荘、登府屋がワンツーでしょう。

 

成分分析書。
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前日の轍を踏まないよう、上がったり入ったりして温まり過ぎないよう注意して入浴、適度に温まってから出ました。

日帰り入浴:大人1人500円

ここの浴室は16時で一旦閉まります。

 

尚、私の写真なんかより鮮明な分析表を見るには、検査時期による多少の差異はありますが、「温泉検索どっとこむ」掲載の河鹿荘さんのがよいかと。

www.onsen-k.com

 

この日は早い時間帯に来たので、まんじゅうのみかどやさんらもお土産の丸田屋さんも開いていました。丁度雨が降り出しましたが、買い逃した帰省土産を丸田屋さんで最終手当てしてから帰りました。

 

備忘:吾妻荘さんは15時台が日帰り受付中止、亀屋万年閣さんは日帰り受付休止中。