甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

9月シンガポール旅行記 その1/5

ということで、古い話になりましたが、9月10日から14日朝までの短期間、シンガポール旅行でした。短期間の理由は、見どころが限定的という過去出張時の印象と滞在コスト。80円くらいの筈のシンガポールドルが、半年で100円になりました。富裕層ではない我が家に円安は堪えますな。

海外旅行は2018年8月以来の4年振り。その間、2020年7月に予定していたイタリア逃亡がCOVID-19禍で見送られています。我彼の渡航規制の落差のお陰で、初めて乗る予定だったカタール航空に55万円も寄付する羽目になりましたよ、まったく。同じ「サービス」って言っても、「痒い所に手が届く」サービスは日系にしかないですね。

 

9月10日土曜日

旅行を計画した時点では想定していませんでしたが、3日前の9月7日から日本入国前PCR検査が不要になりました。鎖国が緩和された最初の週末です。

羽田発11:05のフライト、特典ビジネスが空いておらず、自腹ビジネスでないと耐えられない距離でないことは出張で認識済なので、ANAの特典エコノミーにしました。使用マイルは2人で7万マイルと大したことないですが、燃油サーチャージは同11万円と高額です。格安航空券ならこれで飛べるんじゃないかしら、知らないけど。

 

羽田空港第3ターミナルの様子はこんな感じでした。

ビジネス/スター・アライアンス・ゴールドのバゲージ・ドロップ:そこそこ混雑。今となっては私は古参の方ですが、海外旅行するような人は今や大概が上級会員なのだから仕方ない。。。

手荷物検査:空いていました。優先レーンなかったんじゃないかしら。

出国検査:空いていました。

鎖国の効果ですね。外国人殆どいません。

ラウンジ:混んでいました。「外国人殆どいません」と出国検査までは思った訳ですが、ラウンジ入ると結構な比率でした。トランジットかしら。

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麺・カレー類はテーブルからQRコードで注文してカウンターに取りに行くスタイルに変わっていました。

 

機内:

座席は翼後端あたりの左側AC席でした。そこそこ埋まっていて翼に掛からない席は予約できませんでしたが、満席にはならないだろうということで空けた真ん中Bは想定どおり空いたので、小物置きになりました。

見下ろす新浦安地区。

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トップガン マーヴェリック」見ながらランチを食べている間は起きていましたが、「シン・ウルトラマン」が退屈で寝落ちし、寝惚けながら「ラジエーションハウス」見終わったところで着陸。予定の7時間10分より若干短いフライトでした。

台風の影響を受けた筈ですが、特に気になる程の揺れはありませんでしたね。

それよりも台湾海峡上空を飛び、南沙諸島上空を飛ぶ、国際紛争は決して遠くの話ではないことを実感します。まあアジアの東側の多くは特定国が紛争地にしている訳ですが。

 

シンガポール入国:

https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/

入国カードは簡単で、羽田のバゲージ・ドロップからラウンジに入って間も無く作成完了。PDF3枚もので出力されるので、iBookに保存します。

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これにワクチン接種証明書(英語版)情報も載せられたと記憶。

入国審査は、指紋で微妙に手間取りました。「thumb」という語が聴き取れず、親指を2本揃える入国審査官のジェスチャーが私には通じず。私はまだしも、英語が堪能な嫁も同じだったので、シンガポール人の訛りが強くて早口な英語のせいでしょう。空いていて前の人が何をしていたかを見ることもできず、ゲートによって読み取り機も違うってのも分かり難く。

 

チャンギ空港

入国して早々、限りなく空っぽのスーツケースを擁する我らはお土産ハンティングに走り、ブンガワン ソロ(Trip Advisor 19/147)でクッキーやら月餅(この日は中秋の名月です)やらを調達。

bengawansolo.com.sg

ここのクッキーは美味しいだけでなく缶の可愛らしさが売りなのですが、残ると面倒なので、お土産用も全てプラスチックケース入りにしました。

 

ジュエル・チャンギ・エアポート(TA28/1,140)の中心は滝、HSBCレイン・ボルテックス(TA115/1,140)、その周りを囲む森林は資生堂フォレスト・バレー。 

中秋の今はウサギが出迎えてくれました。

そうしているうちにホテルのチェックイン予定に近い時刻になったので、空港でもっと遊びたい嫁を急かして移動しました。タクシーは所要時間21分、SG$34.27。

 

そして到着しました。

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これはチェックインの際でなく、翌々日にタワー2からタワー1方面を眺めた図ですが。

ソニー製75インチ液晶テレビが鎮座する室内。

窓の外の様子。

アメニティ・ルーム。結構高額なのにバスタブありません。

 

はい、マリーナベイ・サンズ☆☆☆☆☆(TA45/379)です。

jp.marinabaysands.com

シンガポールで何が一番大事って、たった1つ選ぶとしたら、ここの屋上にあるインフィニティ・プールですよね。間違いない。

 

街を見下ろす方法は他にもあるので、ガーデンズ バイ ザ ベイを見下ろす高層階を選びました。屋上57階の32階だから中層か。

 

中秋の名月が昇るのを眺めます。

カラっと晴れないシンガポールの夜はこんなもん。この後月は姿を消しました。でも中華圏で眺める中秋の名月は格別ですね。

 

中秋の名月を愛でながら月餅🥮というのが本日の夕食の予定でしたが、私と違ってフレキシブルな嫁は当初の約束はどこへやら、すっかり外食する気になったため、サンズ敷地内の大ショピングモール、ショップス(TA57/1,140)に降りました。

jp.marinabaysands.com

運河とか、

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滝とか、
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これは、チームラボが提供するデジタルライト・キャンバス。入るにはSG$6。
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因みにショップス全体に高級ショッピングモールで、シンガポール・ローカルっぽさは皆無です。

 

生憎20時過ぎの各店最終ラウンドに入った後だったので、鼎泰豐(ディン タイ フォン) マリーナベイサンズ店(TA220/10,000)でテイクアウトしました。軽めに炒飯とか少数メニューだったので、十分リーズナブルなSG$43.44。

嫁は日本にもパリにもあるアンジェリーナでタルト買ってましたけども。SG $16もしました。

 

ホテルへの帰路は、カジノ(TA123/1,140)の前を通ります。

jp.marinabaysands.com

嫁は微妙に興味を持っていましたが、私はギャンブルが嫌いなのです。素通りしました。「使いたい奴には使わしゃいいじゃん」という日本版IR推進派ですけどね。

 

部屋に戻り、夕食をとって睡眠。翌日からは色々歩き回りますが、第1話はこれで終了。