9月12日月曜日
前日よりも天気よさそうだぞ、な日の出でした。
朝食は、前日がSpagoだったので本日は1階のRISE RESTAURANT(TA70/10,000)でメニューの違いなどを楽しむ筈だったのですが、眺望にすっかり満足した嫁の希望で本日も屋上57階のSpago Bar&Lounge(TA61/10,000)。
実際着席したらそんなに景色が見えるわけでもないのですが、壁や窓のない200mの高さを通り抜けていく風が気持ちいいんですね、これ。
本日のアラカルトは、エッグ・フロレンティーン。嫁はオムレツ。
午前の観光は、ガーデンズ バイ ザ ベイ(TA2/1,140)。
同じマリーナベイ地区にあるからマリーナベイ・サンズと一体であるかのように見えますが、別です。
ショップスから伸びる空中回廊がホテルのタワー1とタワー2の間を打ち抜いてガーデンズ方面に繋がっているのですが、ホテル内からのアクセスは不能です。
ホテルからの最短経路は、一旦外に出て回廊へのエレベーターに乗ることです。分からなくて、ホテルスタッフの方に聞きました。
あ、これ書いてて気付きましたが、マリーナベイ側の部屋にはバルコニーがないんだ。
そしてガーデンズ側に出て、マリーナベイ・サンズを見上げます。
スーパーツリー・グローヴを見上げてから、ツリーに架かる吊り橋、OCBCスカイウェイ(TA40/1,140)を渡ってみました。
初め嫁は消極的でしたが、微妙に揺れる橋と眺望がウケました。
チケットはSG$10@1人。うちは時間的にありませんでしたが、夜も楽しいらしいです。
受付というかチケット・チェッカーが入口エレベーター前にいますが、そこではチケットは買えません。web(上記サイト)でチケットを買ってそこで見せる方式です。
ここから真っ直ぐ海岸の温室ドーム群に回るつもりでしたが、オーバーヒートした嫁の求めでホテルに戻って涼み、チェックアウト‼️してから改めて最短経路で温室ドーム群に移動しました。タワー3のエントランスから(左に出ると抜けられる道はありませんが)右に出てシアーズ・アヴェニューに沿って北上するのがドームへの最短経路です。
はじめにフラワードーム(TA31/1,140)。
調子に乗って花に囲まれる互いの写真ばかり撮っていたので、施設の様子が分かる写真なかったな。
トップから滝が流れ落ちる小山があります。
エレベーターでトップまで昇り、散策しながらスロープとエスカレーターで降りてくる、かなり楽しい施設でした。
フラワードームの方が面積は広いのですが、縦の移動がある分こちらの方が観光時間は長いです。
チケットは2施設セットでSG$28@1人でした。ここはチケットセンターがあるのでフィジカルで購入できますが、月曜日ながらそこそこ並んでいて時間が掛かることを確認していたので、ホテルに戻っている間にアプリで購入しました。
因みにマリーナベイ・サンズから一番近いフローラル ファンタジーSG$15@1人は省略しました。花好きな嫁にはウケそうでしたが、花より団子、歩き回って嫁がオーバーヒートやガス欠するよりも、歩数抑制によるリスク回避優先。
その後ショップスに立ち寄り、TWG TEAでお茶ならぬジュースとアイスクリームの休憩にしました。
とはいえ、TWGの紅茶を使ったアイスクリーム、非常に美味しいのです。
SG$31.20。
さて、火曜日いっぱいシンガポールに滞在する筈の我ら。1日残して、マリーナベイ・サンズをチェックアウトしました。
クロークから荷物をピックアップしたのは15時前。
そして向かうは、、、。
フラトン ホテル シンガポール☆☆☆☆☆です。(TA8/378)
マリーナベイ・サンズは3連泊以上の割引があるのですが、次来るかわからないシンガポール、ホテル1つしか泊まらないでは勿体無いので、残り1泊敢えて移動しました。
ホテルとしての歴史は浅い2001年開業ですが、元中央郵便局という建物は、「国定史跡」ってことなので、日本でいう「重要文化財」です。私としてはラッフルズより美味しいです。
マスコットが出迎えてくれます。
天井まで吹き抜けたロビー。
三角形の建物の長い廊下を歩くと(上層階は渡り廊下でショートカットできるので長くはないのですが)、我らの部屋。
あまり広くないですが、クラシカルなダブルルームです。
バスタブもあります。
旅の疲れを癒すことを考えると、やっぱり欲しいです。
バルコニーの外はシンガポール運河。反対側のマリーナベイ・ビューのの方が高価&人気だそうですが、目の前が広ーい道路なところが気になり、こちらにしました。
マリーナベイ・ビューなら、そのものに面しているグループのフラトン ベイを選びましょう。私は運河を望むクラシックホテルの方がいい。
フラトンホテルには、宿泊予約するよりも前から目を付けていました。
昨日のラッフルズに続き、本日はフラトン ホテルのザ・コートヤード(TA2/10,000)でまたもやアフタヌーンティーでした。
嫁はティー。TWGのティー。私はBACHAのコーヒー。ショップに行かなくとも、シンガポールのいいカフェ/ティーサロンは、TWGとBACHAです。
デザート類は、かなり甘いです。クラシカルな南国風ですかね、重い甘さです。個人的にはラッフルズのそれよりも好みですが、嫁はラッフルズに軍配を上げました。
歴史的建築物の吹き抜けの下でのティータイムは、ラッフルズのグランド・ロビーでのそれにも増して優雅でした。
楽しみました。
お値段は、ラッフルズより大分リーズナブルな、SG$60.03@1人。
その後は、マーライオン公園に向かいました。
ホテルから直ぐです。広ーいフラートンロードの下に通路があります。ホテル専用地下通路を通ってザ・フラトン・ベイ・ホテルにも出られるので、少し遠回りになりますが、そっちから出て散策しました。
そして、マーライオン公園(TA51/1,140)到着。
マリーナベイ・サンズに齧りつくマーライオン。
世界3大ガッカリと呼ばれるだけあって、「だから何なの?」的な雰囲気が逆にいいです。
シンガポールの象徴としてはトリップアドバイザーでは微妙な順位に甘んじ、世界遺産への道も限りなく遠そうですが、関係ないですね。
前来た時は辺りに私1人きりでした。真っ暗な朝5時くらいでしたが。
帰路はアンダーソン橋を渡ってF1シンガポールGP随一の難所と言われるターン10からターン13を逆に辿り、仮設スタンドやコース整備の様子を眺めつつ、ヴィクトリア・コンサート・ホールを見上げ、
カヴェナ橋を渡って、フラトンホテルのメインエントランスに戻りました。
地下1階からの大階段。
地下1階には錦鯉が泳いでいます。
7階渡り廊下から。
夕方のアフタヌーンティーで、私も嫁もお腹は空いておらず、嫁は外のスタンドでパッションフルーツジュース飲んでいましたが、予定の2日遅れで月餅🥮を出して食しました。
うーん、重い。少し食べただけで夕食終了。
フラトンホテルには飲茶の名店Jade(TA25/10,000)もありますが、2日連続の中華料理に食傷気味の嫁が、飲茶と北京ダックにすら反応しなかったので、見送りました。
この旅行初のバスタブで温まりました。
私より前にシャワーを浴びた嫁はお湯が出ないトラブルに遭っていましたが、私が蛇口を開いたらすぐにお湯だったので、恐らくは出し方の問題。
フラトンホテル評です。
歴史を感じさせる館内は美しく、クラシカルな内装が居心地良いです。
TWGのティーに、コーヒーはBACHAのドリップ、マリーナベイの機能性や「好きなだけ持ってけ」観はありませんが必要にして十分です。室内スリッパもこっちの方が高級。
これで(安価な方の部屋ですが)60,390円。
もう1回来るなら、、、、、インフィニティプールはやっぱり外せないからマリーナベイは確定として、再訪ならラッフルズを1回は奢るだろうから、よかったけど3rdチョイスかな。そういう飛び道具が要らない人には1番に推していいんじゃないかと思います。