またまたレックマウントで小細工です。
先日購入したMUFU V10S。
SK Pininfarina Diskのリア用ドライヴレコーダーが主用途ですが、リア用ドラレコが欲しいヴィークルがもう1台。いや、持っている台数でいうともう2台あるのですが、差し当たりはもう1台。
R32GT-R
フロントにはケンウッドのドラレコが普通に装着されています。
リアはGoPro HERO 9を都度持ち込んで使用しています。
RAMマウント クランプベース アルミ RAM-B-121BU
RAMマウント 1.75インチショートアーム アルミ RAM-B-201U-A
レックマウント23 Aパーツ GoProインターフェイス用 SH23-A35
アッセンブるとこんな感じ。
GoProの純正ロールバーマウントの方がシンプルに装着できるのに何でこんな面倒をしているかというと、RAMマウントの一式を持っていたからなんですけども。
因みに端に寄せているのは、斜行バーの途中では後方視界の妨げ&(偶に)SK Pininfarina Diskを車載する際の妨げになるため。
ドライヴレコーダーとしてのGoPro HEROシリーズは、夜目が効かないことが致命的です。ほぼ夜中しか乗らない私のR32GT-Rでは、何も映りません。アクションカメラNo.1だからと言って、ドラレコ適性が高いとは限りませんね。
ということで、夜目最強ソニー製STARVISイメージセンサーを搭載したV10Sが手に入ったので、リアドラレコをスイッチすることにしました。
設置方法を考えます。
設置場所は同じでもいいのですが、右Cピラーが多少視角を妨げるドライバーズシート後方よりもナヴィゲーターズシート後方の方がいいな。
ということで最初に目をつけたのはレックマウント REC-B46-GP。
生憎アタッチメントの向きが90°ズレています。ダウンチューブやフロントフォークに装着する目的で作成されているからです。
メーカーに聞いたところ、着脱一切不能だそうです。溶接かな。
回転式アダプターGP-R2GPを介せば修正できますが、無駄に長くなるのはヤだ。
ありました。マウントなしのベースREC-B46-CN(些か面倒なことにカメラネジ)にマウントCN-GPを接続すればよさそうです。
メーカーに聞きました。
CN-GPを付けることはできるのですが 希望の位置にするのは困難なので 自由雲台しか付きません
が公式見解だそうです。お勧めされませんでした。
決定。
CN-GPでいきます。
自由雲台は使いません。
調達しました。
REC-B46-CN。既にシムが入っていますが、1回開封して入れたものです。オリジナルにはありません。
CN-GP。あらら、プラスチックでした。CN-GP-A(アルミ)と間違えましたか。V10Sのホルダーもプラスチックなので、結果オーライです。ロートルクで保持力が確保できるし、同素材の方が壊れ難いです。
取り敢えず装着してみました。ざっくり45°ズレています。
ここで用意するのは、手持ちの0.5mmシムと、モノタロウで調達した岩田製作所製0.1mm、0.05mm、0.01mmシム。
因みに内径6mm/外径12mmです。
調整しながらシムの枚数を合わせていった結果、0.5mm×2(これは寧ろ雌ネジの深さが足りないのを補っただけ)、0.1mm×2、0.05mm×1、0.01mm×3になりました。
ピッタリ。
完成しました。
実車装着しました。
映像を確認しようとしましたが、V10Sの電源が入りませんでした。
先週ライドの後充電してフルチャージだったつもりなのですが、何故だろう。
もう一つ、昨日小細工していました。
旧車R32GT-R、UVカットガラスの効果も怪しいですが、直射日光が当たるとジリジリと暑いです。30年以上前の車のガラスにIRカット機能はありません。
それで大分前ですが、窓ガラス用のUVカット・IRカット塗料を塗布したことがあります。
が、フロントガラスに施工しても大丈夫との施工業者の話とは裏腹に、視界がぼやけ、危なくて運転なんて出来たもんではなかったので、フロントガラスもリアガラスもソッコーで剥がしました。スクレイパーを使ってDIYで。メーカーが認めた唯一の自動車ガラス施工業者とのことでしたが、あれで運転できるというなら、それは無謀というものです。
ということで壮大な実験は早々に失敗確定したのですが、リアクォーターだけ残していました。理由は2日掛かりで前後2枚を剥がすのに疲れたからでした。しかし、リアクォーターに施工されているだけでも、左斜め後方の視界はボケるし、そもそも曇り易いし、精神衛生上は宜しくありませんでした。
大分長らく放置しましたが、車内作業できるくらい気温が下がったので、漸くリアクォーターウィンドウの剥離処理を実施した次第。
明るい部分が剥がした箇所、少し暗い部分が剥がす前の箇所。黒い汚れに見えるのは剥離した塗膜です。思いの外差は大きいです。
手が届き易くRが大きい=平らなリアクォーターウィンドウ2枚を剥離するのには1時間程しか掛かりませんでした。
これで気持ち良く乗れるってもんです。
なお、左右のドアウィンドウは同時期に3Mの(かなり高い)クリアフィルム、ピュアカット89PLUSを貼っています。これはフィルムですが変色もしないし傷も付かないし、何よりも貼っていることに気付かないくらい視界がクリアーです。最初からこれをフロント/リアガラスに貼っておけば、剥がす面倒もなく今でも使っていたでしょう。