先週は、嫁に続いて、というか嫁の風邪をもらって私も発熱。
2回目のモデルナ・ワクチン接種以来の38℃の熱が出ました。
念のため医療用抗原検査キットを使用、ただの風邪がうつってもただの風邪ですが、念のため医療用抗原検査キットを使用しました。ただの風邪がうつっただけなので私も当然陰性でした。
出掛けないときは使わなければいいのですが、シロがほぼ確実でもいちいち検査ってのは財布に痛いですね。
という経緯を経て、この日、先週の土曜日11月19日です。
午後便で福岡にやってきました。
期限が近い嫁のJAL eポイントの消費のため、JALを利用。
私がJAL乗るときはいつもクラスJですが、嫁が一般席でいいと強く言うので、一般席でした。
長らく国内線に乗っていないうちに、電源にUSBにWi-Fiに、バックポケットも便利になって。
旅行支援開始と入国規制緩和、そして九州場所開催中の福岡市内のホテルは、予約率と料金いずれも高騰。予約が遅かった我らは、なんとか博多駅前エリアに一室確保しました。
2人とも初めての、リニューアル後の博多駅ビルを歩き回り、色々歩き回ってからJR博多シティ アミュプラザ10Fの「もも焼き 伴鳥」に入りました。
各種オードブル、基本鶏ですが明太子の天ぷらもあり。
勿論もも焼きも食べ、最後はひつまぶし。
美味しかったですが、同じ鶏でも博多水炊きでなく宮崎地鶏という謎。
駅前の広場では、クリスマスマーケットと関連音楽イヴェントやってました。
因みに当初のディナー候補は稚加榮でしたが、予約必須という私を「前回(嫁は第6波の最中に福岡に来ている)自分たちを含めて2組しかいなかったから全然大丈夫」と押し切った嫁のノーガード戦法が通用せず。電話したら満席だったため、断念しました。
ホテルは天然温泉だそうですが、まだ熱が上がったり下がったりの我ら、部屋風呂で済ませて就寝。
11月20日日曜日
あまり多く見えませんが、9時過ぎの博多駅地下は、朝から飲食店に並ぶ人達で溢れています。
我らは、うどんのニュー因幡にしました。
博多名物ごぼてんうどんにかしわ飯。
勿論私の希望です。
嫁によると、うどんは「牧のうどん」か「こまどりうどん」だそうですが、多分それは西区〜早良区で学生をやっていた者の感覚です。
それから天神に移動し、すっかりジャングルと化したアクロス山の途中まで登って竣工当時に思いを馳せ、お昼前に赤坂に移動。
お昼は稚加榮、50分程行列しました。
昼定食1,980円。
食の細い我らには、ランチタイムのイカは縁遠いです。
稚加栄ならではを楽しむにはやはり夜の方がいいし、メニュー的には4人ぐらいで行きたいところです。
その後鴻臚館跡を通って嫁お薦めのカフェを訪ねましたが、お休みでした。
感覚派の嫁はロジなど考えていないので、計画派の私がしっかりとサポートしないとうまくいきません。
そうしているうちにいい時間になったので、福岡随一のおしゃれストリート、けやき通りから博多駅に移動しました。
文脈とは関係ない鈴懸の菓子。
博多駅(前)のトヨタレンタカーで、ヤリスクロスを借り出しました。
九州場所開催中の福岡サンパレス〜大濠公園〜福岡タワー〜福岡市博物館〜修猷館高校とただ前だけを通ってから、R263早良街道を南下して山道に差し掛かりました。未だ福岡市早良区。
北の海から南の山まで福岡市、北の海から南の山まで早良区。広いな福岡市、広いな早良区。
「この先有料道路」の表示が出て、嫁が以前はそれはそれは険しい47曲がりの峠だったと言うので、勿論、有料のトンネルでなく、ワタシ的に美味しい47曲がりの三瀬峠に向かいました。私のペースで走ると嫁が故障するので、ゆっくりですが。
福岡市内から近い峠なので近隣のヒルクライマーが集まりそうですが、そこそこ交通量あり、路側帯の狭い2車線道路にコーナーのセンターラインにはキャットアイと、自動車と距離が取り辛い、自転車的にはあまり気持ちよく走れない道との印象でした。自転車的ハイライトは、県境を越えた後、東西に走る雷山〜脊振山の林道・県道と、北山ダム〜嘉瀬川ダム辺りじゃないかしら。
47曲がり、県境の三瀬峠までに27のコーナーをクリアして残り20だと思ったら30ありましたけども。
r299〜R323を辿って、古湯温泉にやって来ました。
と超絶に古い謂れがありますが、歴史的には寛政年間からで、国民保養温泉地指定を受けた翌年の1967年に新泉源を掘ったところから開発が本格化したようです。
雰囲気の良い小規模旅館が集まった温泉地です。投宿したのは大和屋さん明治35年創業でした。
1番新しい2019年リニューアルの「洋室 月のうさぎ」。
うさぎ。
地元佐賀の食材を使った夕食。この後、鮎の塩焼きや佐賀牛ステーキも追加されます。
ご飯は、近くの棚田で収穫された佐賀米「夢しずく」。美味しかったです。私は山形至上主義という訳ではないので、美味しいお米は山形以外のものでも素直に褒めます。仙台の外食や弁当のご飯を不味いというのは、素直に不味いからです。
貸切の酒樽風呂。昔使われた本物の酒樽を切ったとのこと。
通常1,000円ですが、プラン付属なので料金は発生しませんでした。
大浴場と、
露天風呂。
源泉温度39.5℃の弱アルカリ泉。温度が低くて加温しているので、源泉掛け流しは竹筒(酒樽)、ライオンの口(大浴場)だけだそうです。源泉は無味無臭でした。
曇り予報が悪い方に変わり、我々の到着直前と夕食頃以降は雨でした。
外を散策することもなく、就寝。