モーターサイクル2号車ヤマハXJR1300、先週末ショップから帰ってきました。パーツの手配遅れの関係で一時帰宅などはしていたのですが、4月1日土曜日で一連の作業を完了しました。
私の原動機付車両では1番新しい、圧倒的に新しい、唯一の21世紀の車両ですが、20年落ち。割と程度がいいと思って買っていますが、中古車両なんて、手放す気になってからは碌な整備していないだろうし。
整備内容は、12ヶ月点検メニュー+インスペクションで気になった点の手当てと、加えてユーティリティ向上策。
エンジン
二次エアの混入はなかったもののクラックが入っていたインテークマニホールドを交換(純正)。
樹脂製で耐久性があまりないようです。
クラッチ
クラッチレリーズ(プッシュレバー)ASSY交換。
XJR1300のお約束らしいクラッチレリーズ不調ですが、うちのは錆びて固着していたのが段々切れが悪くなってきていた原因でした。新品が入手できるうちにASSY交換。しっかしこんなとこ錆びるのか、ヤマハ。
ブレーキ
前後キャリパーOHとフルード交換。ディスクとパッドは山が十分なのでそのままにしました。
改善しましたが、効きもタッチも小忍者のアフター品フルブレンボには及びませんな。純正ブレンボは知りませんが、ヤマハ自慢のMOSキャリパー、メタルパッドを小さいピストンの圧で押しつけて小径ディスクを止めるという小忍者の純正に似た古臭い感触があります(メタルパッドかどうかは知らないけど、そういう感触ということで)。車重が重いし、峠で飛ばしたら早々に熱容量の限界に達してベーパーロックしそうな気がします。そういう乗り物じゃないってことでしょう。
タイヤ
前後ブリヂストンBATTLAX TOURING T32に交換しました。
因みにもう1台入庫中の小忍者にはもう1つスポーツ寄りのHYPER SPORT S22を入れようと思ったのですが、サイズがないんですよね、S22って。同じT32になるかな。
車高
アンダーステア傾向への対策で、リア車高を5mm上げました。多少フロントの入りがよくなった気がします。
ヘッドライト
VESTEC HID-R H4ハロゲンバルブ→Bellof プレシャス・レイ ZⅡ H4LEDバルブに交換。LEDは発熱状況によって光量が変動するので一概にどれくらいとも言いかねるところですが、最新型のLEDバルブによって3割方は明るくなってくれるのではないかと期待。
まあHIDユニットが残っているので、HIDバルブを入れた方が明るさも安定性も上だと思いますが。
エンジンガード
HEPCO&BECKERのエンジンガードを装着。
エンジンは保護できそうですが、転倒を前提とした練習車両としては張り出しが小さいように思われるので、多分そう遠くないうちにジムカーナ用に換えると思います。
オイルクーラーガード
K-FACTORYを装着しました。
純正に着いてないんですよね。装着位置が高いので自分が跳ね上げた石が当たる心配がないってことでしょうか。
ハンドルバー
純正かどうか知らないスチールメッキハンドルバーのポツポツ錆が気になっていたので、EFFEXのEZ-FITアルミハンドルバーとバーエンドに変更しました。
ノーマル比7mm上げ、8mm後退。バーエンドとどっちもゴールド。
追加メーター
油温計としてAQUAPROVA HGデジタルテンプメーターを追加しました。
当初左ミラーのボトム部にステーを装着してもらいましたが、思い直してハンドルトップクランプに移動しました。
メーターステーはPOSHです。
その他コックピット周り
縦長に見える奇妙なポジションを修正するため、縦長の原因となっているアントライオンのリザーバータンクステーとミラーを交換するにあたり、自分の趣味を大分投入して色々変更。
(右)
ブレーキオイルタンク:ブレンボS50グレー
ブレーキオイルタンクステー:プロトブレンボ用
右ハンドルバークランプ:プロトブレンボ用ミラーホルダー付を装着しようと思ったら、下側ボルト穴がオフセットしたマスターシリンダーに適合するBremboマーク付&ミラーホルダー付クランプが存在しなかったため、アクティブのクランプを使用。
右ミラー・ボトム部にRAMマウントのボールマウントを装着。レーダー用。写真ではiPhone用のQUAD LOCKが付いていますが。
(左)
左ハンドルバークランプ:変える予定なかったのですが、上記事情でハンドルバークランプが余ったので、マスターシリンダーはNISSINだけどBremboマーク付きを装着。
デイトナのUSB電源追加。
アイディアとしては良い商品ですが、当然左スイッチボックスからハーネスが出ているので、あんまり綺麗に着かない印象。
ミラー:純正かどうか知らないが四角いミラーを丸くしたかったので、SP武川のZ2ミラーに変更。ロング/ショート2種類のステーがありますが、迷わずロングにしました。
下記のマウントとUSB電源が微妙に干渉するので、キジマの5mmスペーサーを噛ませています。
左ミラー・ボトム部にMUFU V10Sのバックミラーマウントを装着。フロントドラレコとしてのDRIFT GHOST XL PRO用。
GHOST XL PRO装着状態。
因みにGHOSTは、ワンタッチで脱着できるよう、キャットアイ・ライト用のアタッチメントにしました。
リア
ライセンスプレート上にMUFU V10Sの本体ホルダーを装着(オプションのナンバープレートマウント必要)。リアドラレコ用。
装着済のETCに加えて今回USB電源(これは長い配線不要)とメーターを追加して電源周りが少しうるさくなっているので、デイトナのアクセサリー電源ユニットD-UNITで配線関係を整理しています。
初物としてはコンタクトポイントであるグリップやステップラバーを交換するのも定番でしょうが、グリップはヒーターグリップにするかどうか迷ってそのまま、減りという点では寧ろ気になるステップラバーもそのままにしました。
値段も安いし、自分でやっても手間も技術も要らないので、どっかで替えると思いますが。
完成。自分のものになった感があります。