うちのバイシクル3号車TREK FX3 Disk。
Hafnyってとこのミラーを装着しています。
自転車のミラー装着率が高いのは、装着はしているもののとても使用しているとは思えない高齢者と、ロードバイクですね。
ロードバイクのミラー装着率は結構高く、少なくともママチャリのヘルメット着用率よりは大分高い印象です。
ちょっと脱線。
「ヘルメット着用 自転車は4% 〜13都府県調査〜」
警察庁は3日、2、3月に13都府県で自転車利用者のヘルメット着用率を調査した結果、計1万6435人のうち着用していたのは4.0%に当たる665人だったと発表した。
(2023年4月4日日本経済新聞より引用)
4月4日の記事なので着用義務化直後の4月1〜3日の状況を調査したのかと思っていましたが、努力義務化前に、実態把握のために行われたものだそうです。
道路交通・交通安全行政については政策効果を測るための実態調査なんかしないと思っていたので、これ自体新鮮なオドロキですが、それなら2008年の交通教則改正前後での自転車車道逆走動向を調査・報告して欲しかったぞ。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
まあ逆走バカが増えるという想像が及ばなかったのは仕方がないのです。バカのすることをまともな人間が予測することは難しいのだから。問題はそこでなく、安全指導と取り締まりを懈怠した事後の措置(「今でも」なので15年に及ぶ放置)です。
なお、調査した13都府県の県別の状況も記事になっていまして、
最も高かったのは熊本の7.8%。熊本市は昨年10月から条例で着用を努力義務化しており、影響した可能性がある。
(同記事より引用)
「熊本が1番高い」のは校則でヘルメット着用を義務付けられている中学生がサンプルに入った率が高いんじゃないか?要は田舎ってことだろ?と思ったのですが、半年前から努力義務化してこの程度ってことですね。
ということで、局所的には一般のヘルメット着用率より装着率が高い(であろう)ミラーですが、主に振動の影響で後方視界は必ずしも明瞭ではありません。ミラーの機能自体は、後方から接近する車両(注1)の速度と位置がざっくり分かれば良いのです。最後は目視するんだし。
私は1号車Cannondale Jekyll800にブッシュ&ミューラーのサイクルスター901/3 60mmミラーを使用。
2号車 DE ROSA SK Pininfarina Diskには同じくサイクルスター901/2 60mmミラーを使用。
高品位ガラスミラーでサイズも適当だと思いますが、値段も高めだし、バンド式よりも面倒な分人気がないように思います。(バンドは付属しています。)
ベースの首が折れやすいのが難点です。倒した時の衝撃と材料疲労と両方あると思いますが、Jekyllのは3個めじゃないかしら。
樹脂なので、強く締めたら締めたで疲労を早めますしね。
SK Pininfarina Diskのは1個めで、今のところはトラブルないです。
FX3は振動吸収性に優れたIsoZoneという専用グリップを採用しており、ハンドルバーは、エラストマーのインナーグリップを貼り付けるためにグリップ部が凹み、この凹みが続くため丸くないバーエンドという特殊形状になっています。そのため、普通のグリップは装着できないし(不可能という訳ではない)、普通のエンドキャップは入らないし、バーエンド差し込みタイプのアクセサリーは装着できません。なので、上記のHafnyを使用していたのでした。
ガラス製ブルーミラーの品質は高いと思いますが、ボールジョイントの支持剛性が低いため、カバーの脱着で簡単にお辞儀するし、せっかくサイクルスターに倍する大判な鏡面が振動負けし、後方視認性は期待に及びませんでた。
ということで、サイクルスターを(これまで使う機会のなかった)バンドでバーエンド部に装着することにしました。
バーエンド部にミラー等が装着できるバーエンドアダプターをトレックが販売しています。片側しか使わないのですが、3,800円も出して買いました。
トレックではエルゴバーエンドって呼んでるやつでしょうか、エンドキャップを装着しないことを前提にしたタイプのバーエンドに対応したアダプターだけの商品があり、こっちの方が安い1,800円です。エンドバー装着を報告するブログに出てくるのはこっちですね。
汎用性を考えると、ハンドルバー自体を交換した方がいいのかもしれませんが。
標準の長いインナーグリップと、新しい短いインナーグリップ。裏には両面テープが貼られています。
アダプターだけを手当てした人は、このインナーグリップを切ります。
インナーグリップの短さに応じて長くなったエンドキャップ(上)。因みに下の標準エンドキャップともアルミ製。
なんですが、インナーグリップ交換によって出来たクリアランスよりもエンドキャップの方が長くて、数mmの隙間が開きます。そういう仕様かと思ってそのままにしましたが、短いインナーグリップを更に切ればよかったのかもしれません。
作業工程を省略して、完成しました。
実際にどういう工程かというと、
- 右グリップを中央寄りにオフセットさせないといけないので、シフター、ブレーキ・レバー、グリップのマウントボルト(全部でHEX4本、サイズ2種)を緩める
- グリップを抜く(ボルトを緩めれば簡単に抜ける)
- インナーグリップを交換する
- グリップを通して、バーエンドを差し込み、マウントボルトを締める(バーエンドは載せるだけ、グリップの指定トルク2N・mだかではいささか不安なので、バーエンドは貼った方がいいと思う)
- シフターとブレーキ・レバーを適切な位置に固定する
- サイクルスターのベースを、バンドでバーエンドに固定する
- ベースにアームを装着し、角度を調整する
と特段の付加価値のないものです。
個人的にはシフターのレバーが指に当たるのが嫌だったのでシフターをグリップから離してあったのですが、ベタベタに近くなりました。
その後、長らく定まっていなかったiPhoneとフロントカメラ装着方法について、最終的にレックマウントのType17(下部にGoProアダプターを装着した17-GM+GP)に決定しました。
思いの外迷走していたのですけども。
これに使用するフロントカメラ(ドライヴレコーダー)は、XJR1300と共用するDrift Ghost Pro XLです。共用と盗難防止のために脱着を前提とするので、固定を前提としてGoProマウントからレックマウントGP-CN-Aで直接吊るSK Pininfarina Disk式でなく、レックマウントGP-K400A + キャットアイ544-5340(28) + レックマウントH34-CNを介して装着しました。
そして、レックマウントのサドルマウントREC-B030-GPが本体ケースに干渉して上下方向をうまくセットできなかったリアカメラMUFU V10Sは、サドルマウントを逆さに装着することで解決。
このカメラは脱着性については文句なしです。
これで安心して乗れるぞと。
あとの週末メニューは、EPS V3のバッテリー・チャージ。
先週のライド時に警告音が出ていました。オドメーターは9,526km。前回9,098kmから僅か428kmと距離は出ていませんが、4ヵ月経っているので自然放電ですな。
逆さになっているのは、チェーンのクリーニングと並行してやっているため。
ついでにインデックス調整もしました。実走行では使わないレンジですが、インナーロー39×29の調整が甘いところが気になっていたので。
以上やってたのは全部土曜日。本日日曜日は午後に県議会議員選挙の投票から新浦安駅前での献血23回目と予定があったので、ライドには早めに起きる必要があったのですが、遅くまで寝ていたため、ライドもランニングも、読んでおかないといけない読書もみんなサボり。
注1:自転車界では1番スピードが出るロードバイクが、追い越される、追い抜かれることを意識している、歩行者も歩いてる人よりもランナーの方が後方への意識が高いってのは、逆説的だが、追い越す側でもあるだけに自分を追い越す者があると認識するのだろうと。