甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

ウィーン&ローマ旅行記 2日目 漸くウィーンに辿り着いた(だけ)

さて。

本来ウィーンで迎えるはずの朝、12月3日日曜日です。

素晴らしい晴天です。惜しむらくは、ここは東京。

 

嫁のシューズが壊れました。

厳密に言えば昨日、第2ターミナルの「リアット!」が閉店した後の時間帯に壊れ、ローソンで買ったアロンアルファでダメ元修理をしたのですが、ホテルのチェックアウトからものの100mで再分解しました。

ウレタンソールの加水分解なので、応急処置としても殆ど期待していませんでしたが。

ナイキ以外のメーカーでこんな派手に崩壊するのを見たのは初めてでしたが、それこそ大分年季の入っていた非ブランド品なので、仕方ない。寧ろ事前の点検の方が大事です。斯く言う私は、前々日の点検でアディダスのカジュアルシューズのソール剥がれかけ(これは接着剤の劣化)を発見し、DYNAFIT SKY PROを今回の旅の共にしていたのですが。

時間的に嫁のシューズはウィーンで買うしかありません。

 

フライト:LH717(羽田→フランクフルト)

出国手続きの混雑+シューズ探しの免税店巡りで、ラウンジ入る時間なく出発ロビーに移動しました。

ルイ・ヴィトンなどに有りましたけどね、履いても走るのがメチャメチャ速くなる訳でも何でもないのに20万円もするシューズが。

fashiontechnews.zozo.com

勿論買わず。

 

そして出発ロビーは、デカいジャンボ機なのに、バス用出発ロビー。。。不安しかありません。

ジャンボ747-8満席の乗客を運ぶバスの手配が追い付かず、離陸は50分遅れました。

やっぱり。

 

窓側絶対の私と通路側優先の嫁、AとCを態々予約していたのですが、スタッフが親切のつもりか前の方の席に変更してくれまして。要らんのに。その時は受け流していましたが、主翼前の列の、Cが埋まっている列のAB並びになっていました。そのC席の方によると通路側は座席指定料が高いらしいので、高い座席指定料払ったのに(ANAからの予約で座席指定しているので実際には払ってない)閉じ込められ席。2人組か3人組か、チェックイン時に並びで取ろうとする人達用に席を空けされられましたな。

 

美味しくないルフトハンザ航空エコノミー・クラスの食事1回目(メイン)。

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一応パンを除いて全部食べましたが、美味しくなかったのは、味が本当にイケてなかったのか、体調のせいかは不明。

 

以後体調の回復に努めるべくiPhoneで音楽を聴きながらひたすら寝る戦法の私と、殆ど起きていて映画を5本見た嫁、対照的な機内を過ごし、私は2回目の食事の配膳にすら気付かず爆睡。嫁がチョコレート貰ったり色々してくれていましたが、そのチョコレートは機内に置いてきてしまい。。。

 

爆睡という一方、熟睡はできないエコノミー・クラス、時折目覚めてはいつもと違うルートに注意を払っていました。

通常新潟から日本海ウラジオストク方面に北上していく欧州便、今回はロシア領空を回避し、千島列島に沿って北東方向へ。

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アラスカを掠めて北極海に抜けます。

昔、ジャンボ機等航続距離の長い機材が就航する以前でしょうか、給油だけなのか乗り降りする人もいたのか私は経験ないので詳しいことは知らないのですが、欧州・北米東海岸便は「アンカレッジ経由」で飛んでいまして。懐かしい言葉らしいということだけは知っています。

北極❗️北極を通りました。

多少の星は見えましたが、真っ暗で他には何も見えませんでしたけども。

グリーンランドとスヴァールバル‼️の間を通過。

この航路、何が楽しみって、オーロラベルトを突っ切るのと、スヴァールバル付近を飛ぶことですね。出現し易い時間帯よりは早いけど極夜だしオーロラが見れるんじゃないかしらという期待や、ワタシ的行ってみたい地域No.1のスヴァールバルってことで、目覚めるたびに(この付近飛行中は割と頻繁に目覚めていた)外を見ていたのですが、空は真っ暗、下も真っ暗(夜ですから)でした。

スヴァールバル諸島、南極の観測基地よりも高緯度にある人類が居住する最極地で、夏は白夜、冬は1日中オーロラ観測チャンスの極夜ということで、2回行きたいと前から憧れている土地です。が、日本から2回乗り継ぎが必要な交通の便の悪さとそれによる高コスト、そして何よりオーロラ以外には何日も滞在するにはすぐに飽きそうな景色とほぼ何もないエンターテインメント、都市滞在派の嫁の興味を全く惹きません。

最後に総括しますが馬鹿馬鹿しい程高コストになる日本からの海外旅行を考えると、同地を訪ねるのは見果てぬ夢で終わりそうです。

オーロラは、、、極地じゃないけどカナダに見に行くことにしよう。

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フライト:LH1242(フランクフルト→ウィーン)

16時30分到着予定のLH717便は、着陸の瞬間で16時52分、そこからシェンゲン入国と手荷物検査を経由し、またもショップにもラウンジにも見向きもせず出発ロビーに着いたのは、出発予定時刻18時10分の20分前、搭乗開始予定時刻の17時50分でした。

結局これがまたフライト予定時刻が18時35分に変更になり、19時30分予定のウィーン到着が実際には結局20時過ぎ、荷物が出るのがまた意外に掛かって到着ロビーに出たのは20時30分頃でした。

 

ウィーンへ!

オーストリア入国は通算2回目、前回はお友達を訪ねてドイツ・バイエルン地方を旅行した時にノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)からリンダーホーフ城(ドイツ)に抜けるために近道してちょっとだけ国境を越えてプランゼー横をドライブした15年前でした。

いずれにせよ長いフライト、疲れ、また足下悪かろう冬の中欧での市内・ホテルへのスムーズな移動のため、ハイヤーを予約してありました。

地元の案内では評価が高かったAirport Driver(Tripadvisor ウィーンの交通機関184件中92位)。(注1)

airportdriver.at

到着口を出て左に進み、右手奥に並ぶ配車サービスカウンターの一番奥の同社カウンターで声を掛けると、すぐドライバーがやってきました。タクシー乗り場よりちょっと遠い立体駐車場内に駐めてある車に乗り込んで、リング通りのホテルまで所要22分、€40(現地でカード払い)です。車種はアウディA6ワゴンでした。

車での移動はスムーズでしたが、ホテルに到着したのは21時3分。

 

ホテル:グランドホテル・ウィーン

リング通りには高級ホテルが並んでいますが、選んだのは、嘗てはANAグループでもあったグランドホテル・ウィーン☆☆☆☆☆(TAウィーンのホテル376件中38位)。

www.ihg.com

決め手は、立地と、このグレードでは比較的低廉なプライス。

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下の方のグレードの部屋ですが、5泊で€2,655、ざっくり42万円。その1泊を泊まらず無駄にしました。
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Julius Meinlのコーヒーメーカーもあります。

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バスタブがあり、しかも水はね防止がちゃんと機能する浴室だったので、ゆっくり長旅の疲れを取れます。
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まあそういうところが日系だった名残な感じ。

 

しかし、ホテルから徒歩15分のレストランの予約時刻は21時、チェックイン時点で過ぎています。チェックインを担当したお姉さんに電話してもらいましたが、通じませんでした。

残念、晩御飯は諦めよう。

結局まる2日でアクティヴィティ0でした。

 

お休みなさい。

 

注1:今回もトリップアドバイザーの順位を記載します。3月24日時点のデータに基づいています。私の実際の使い方としては、ホテル探し、観光スポット探しでは割とよく利用しますが、レストラン探しではあまり使いません。何となく。