いよいよ旅行が始まります。
今日は12月2日土曜日です。
朝8時半発のリムジンバスで羽田空港第3ターミナルに着きました。
ルフトハンザ(ANAで予約しましたが、ルフトハンザ運行です)のチェックイン・カウンターが開いておらず、長蛇の列。
何事かと思ってディスプレイを見たら、フライト時刻変更、10時。
10時?
前倒し??
もう締め切ったの?
Why?
と二度見しました。
したら、明日3日日曜日の10時に変更と。
運行乗務員にトラブルあって欠員となり、代替乗務員がフランクフルトから飛んでくるそうです。何それ。
已む無く当該便と代替便(22時間遅れたらフランクフルトからウィーンへの乗継便に乗れる筈がないので、そっちは搭乗便自体変更)をチェックインし、今晩のホテル宿泊券と食事券を受け取りました。
自宅に帰る人には宿泊券は出ませんが、たとえ近くともお金と時間を掛けて帰ったりしません。
宿泊券は第3ターミナル直結のヴィラフォーテーヌグランド羽田、温泉入浴券付き。
もともと泊まる予定のホテルのプライスを考えると、せめてプレミアのエグゼクティブルームくらいにしてくれないとバランス的には合いませんけども。
食事券は、1食2,000円×2食×2人の総額8,000円。物価の安い日本でこそ空港(注1)でも贅沢しなければ何とかなりますが、2人で海外行けば朝食にもなりません。しかも遅延時間からしたら3食必要です。それはヴィラフォーテーヌに朝食が付いてるだろってことか。
まあ文句言っても飛行機は飛ばないので、切り替えます。
これはツリーではないけれど、クリスマス装飾と思われるロビーが綺麗なヴィラフォーテーヌ。
但しロジがメタメタでした。ホワイトボードも人も、ルフト便関係者へのガイダンスは不正確な情報ばっか。ただでさえもトラブった(中には怒っている客もいるであろう)客が殺到するんだから、もーちょっと考えたほうがスタッフの負担も軽くなろうに。こういう時のための支配人、管理職なんだがな、と同じ管理職として感じました。
アーリーチェックインができないので、荷物を預けて空港ターミナルに戻りました。
お昼になったので、明日以降食べるであろうコトレットかシュニッツェルの前に、日本のとんかつ。
かつ仙で自腹80円。
その後空港とヴィラフォーテーヌを結ぶショッピングモール「HANEDA AIRPORT GARDEN」を散策。
空港よりこっちの方が楽しいですが、規模が小さいかな。
再度空港に移動。
展望台に出ました。すごくいい天気で日差しは暖かいですが、気温は低いです。
画面よりずーっと右側、カーゴターミナル前にルフトハンザの旅客用B747がいました。それがこの日飛び損なった便。翌日そこから乗りました。
それからプラネタリウムカフェなる魅力的な言葉に釣られてStarry Cafeに入りました。
嫁のパチパチ電気オレンジティー。
喫茶しながら3本のプログラムを鑑賞しました。カフェとプラネタリウム、いいなこれ。
その後「日本橋」↓、別に何と言うこともない代物ですが、
それを歩いてから、ヴィラフォーテーヌにチェックイン。
チェックイン後、折角の晴天なので、日没前後の時間帯を選んで天然温泉「泉天空の湯」に行きました。
赤富士にはなりませんでしたが、内湯の窓(露天はガラス壁が曇って水平方向の景色は見えない)からの富士山と露天風呂を楽しみました(写真なし)。
が、嫁は富士山を見つけられなかったと。方向音痴というか、富士山から遥か遠い九州女である嫁には、日本人標準装備の筈の富士山レーダーが装備されていないのかも。
夜、夕食のため再度空港ターミナルへ。
オムライスを食べたい嫁の希望で、西洋行く前に洋食のグリル満天星に入りました。
自腹100円。
しかし乗務員1人(だと思う)のトラブルで飛べなくなるって、余裕がないですね。羽田とか香港とかシンガポールに代替要員くらい置いてないのかと思います。機種別ライセンスだから無理か、ANAとかもうジャンボ飛ばす人いなそうだし。
まあルフトハンザも酷いですが、そもそもがフライトプランの承認を取れなくて大幅変更に追い込まれたANAか日本の弱さがもっと困りもんか。我が国にはよくある話ですが、ICAOの理事国で3番目に多い拠出金を払っている割には、いいように利用されてるんでしょうね。
我が家の欧州旅行初日は、エアコンや給水湯のトラブルの心配ない日本のホテルで終えました。
注1:空港内の特定の飲食店でしか使えません。