年が明けました。
私は実家、嫁はリヨンの時差8時間なので、前夜は23時から嫁とFaceTimeで日本の年越し、今朝も7時半から嫁とFacetimeで現地の年越し。
カトリック国フランスのリヨンでは0時になったら教会の鐘が一斉に鳴り出すかと思いましたが(ローマやフィレンツェといったイタリアの古都を訪ねたことがある人は街中至る所から響いてくる正時の鐘が印象に残っていると思います)、全然そんなことはなく、鐘の音は少なくともフツーに聞こえては来ないくらい静かに年明けしてました。嫁の家の近くにも複数の教会があるのですが、住宅地だからかな。
10ウン年前に同じカトリック国ポーランドのクラクフで年越しをした時は、中央市場広場に沢山の人が集まっての賑やかなカウントダウンだったので、中心部のベルクール広場とかサン=ジャン広場はそんな感じになっていたのかもしれません。
前日の雨が雪に変わり、10cm前後の重い新雪が積もった元日の朝、折角晴れているので一年の計、ランニング行きました。
支線の道路端の新雪を頼りに走ります。
初日の出ではありませんが、太陽が顔を出すこと自体多くない雪国の元日。
幹線は、除雪と高温で雪が融けているので、雪の上を走れるところはあまりなく。
頭の上を飛んでいった鳥が鶴か白鳥だと思って追ったら、白鷺でした。がっかり。
以前コウノトリ生息地であるポーランド国内を自動車旅行した時に、電柱や櫓の上の巣で微動だにしないコウノトリたちをレプリカだと思い込んで「本物」探しに躍起になったことを思い出したぞと。白鷺は動きますけど。
支線の道路端に私の足跡。
少し遠回りしようとしたところで、久し振りの10kmに違和感が出た箇所があったので、素直に帰りました。
【Runmeterによる走行データ】
スタート: 10時56分
ランタイム: 55分19秒
停止時間: 4分42秒
距離: 10.01km
平均ペース: 5:32/km
最高ペース: 4:56/km
登り: 54m
降り: 54m
消費エネルギー: 609kcal
強めの西風が吹いていたので、登り基調の終盤3kmは向かい風が厳しかったです。
嫁は現地で初詣。
行ったのはフルヴィエールのノートルダム大聖堂。別にキリシタンじゃありませんが、最寄りの一番大きな神社仏閣。フランスにありながらゴシックでなく、ロマネスクにビザンチンが色濃く挿した謎の様式は、所謂歴史主義様式なのかな、工期は 1872年から1896年とかなり新しいものです。
私、フランスにおけるキリスト教信仰には詳しくないのですが、この地もマリア信仰が強く、 「Notre-Dame」は「われらの(貴)婦人」、聖母マリアを指すんだそうで。
ああ、そういうことだったのか。
「Santa Maria/Sainte Marie」と名乗ってないので、この日嫁に言われるまで気づきませんでしたよ。
そんな新しい大聖堂ですが、内陣は豪華です。
ゴシックのハコを、ビザンチンとバロックの折衷で彩った感じですかね。
昨年の元旦は夕方に強い揺れに見舞われましたが、本日のの日本国内は穏やかでした。南東北の実家は大雪にもなっていないし。
今年は災害の少ない年になって欲しいです。