教習7日目、11時限目と12時限目です。
11月18日水曜日です。
自転車乗ることを主目的に取っていた有給休暇でしたが、前日の在宅深夜残業が響いた眠気に負けてゆっくり寝し、全く有意義に利用できませんでした。在宅勤務週で通勤がないのだから、半休で十分ってことでしたね。
前回教習(実技)から12日経ち、完全に教習から離れていたらコースを忘れそうになっていたので、家を出る10分前にイメージし直しました。うん、覚えてたぞ。
11限目
ソロです。
比較的乗り易い印象だった2号車を選択。
11限目の課題は「バランス走行」でした。
ウォームアップから1人で大型二輪フルコースを確認周回した後、教官に付いてバランス走行教習でした。
波状路
初回エンストしました。
以降波状路繰り返し走り、5秒台は毎回クリア。
つい足元を気にしますが、初回計測5.2秒、2回目5.7秒。
今度こそ会得したかな。
その後は何と呼ぶか知りませんが、スタート地点付近のバランスコースを立ち姿勢で走行。(狭いポールの間の波状路ほど激しくない拳大前後の石が不規則に埋まったコースを通ったり、細い溝を走ったり。)これは難しくないです。
続いて久々の8の字
左手を離して片手で。
教官の演技を見て「いやー、これは無理だろ」と思いましたが、できました。
教官の指導通り、進行方向にちゃんと視線を向けると、自然に回頭します。
できるもんだなあ。ミスったら目も当てられないので、自分のGPZ400Rでやることは決してないと思いますが。
S字とクランク
ここでも、目の前のRでなく、出口方向に目を向けるようにとの指導。あぁ、指導の通り走ると、スムーズに走れている感じ。
急制動
初回右脚を着くも、距離は余裕。停止寸前のシフトダウン癖未だ直らず。
一本橋
計測毎回12秒台。15秒いけるつもりなので、内心不満ですが、次の2コマ目の教官からもお褒めの言葉を頂きました。
スラローム
毎回6秒前後。パイロンを一部タイト寄りに移動した変則状況でも普通にクリア。
今回のポイントは視点の置き方でした。直ぐ手前を見ているというよりも、出来ているか気になって下を見るんですよね、私。だからスラロームなんかは後ろ見るくらい。これは過ぎたことを一々気にする性格の問題だな。
このまま走れば見極めも問題ない、との言葉を頂いて、11限目を終了しました。
12限目
見極めです。
指示されて1号車に乗り換え。卒業検定は原則こちらだそうです。うーん、あっち(2号車)の方が乗り易いのだが。
もう1人の教習生はCB750で第一段階。
長めの自習の間大型二輪フルコースを周回しながら、自分でポイントを再確認しました。安全確認等の減点はもらう可能性ありますが、波状路初回でエンストした以外は大丈夫。
、、、と言いたいところですが。
1号車、よく言えばダッシュがいいのですが、ラフな操作をすると飛び出したりエンストしたりします。
これでバランス走行は、私には難しかったかも。教官は普通にやってましたが。
やっぱり個体差あります。
というところで見極めです。
大型二輪フルコースを、教官が付いて1周。
外周から課題に入った2つ目、坂道発進の次にあるスラロームでまさかのパイロンヒット。
すぐ停車してパイロンを戻して、教官の指示を受けます。
本コースに戻らず、再度坂道〜スラロームに入ってクリア。
それから淡々と続きの課題をクリアして、見極め走行を終了しました。
講評は、
合格
ふう。
- 一本橋は名人芸(狙ってる?と問われたので、「20秒いけると思っているのですが落ちると困るので程々にします」と答えました)
- スラロームはどうしたの?(「NC750Lの特性にアジャストできず、段々突っ込み過ぎて大回りになって進路が乱れました」と答えました。)→タイムは出ているし70点取ればいいんだから、あまり狙い過ぎないで程々にね
あとソロ周回中個人的に上手くいっていなかったのは、S字の進入でした。初め2回程突っ込み過ぎによる進入遅れがありました。それでも回れていますが、スピードでなくタイミングの問題。
終わった後は、愈々課題化したスラローム集中訓練。
大回り&リズムが一定でない点と、スラローム入る前の右折開始が遅い点(これはこの教習所固有のレイアウトの話)を指摘されたので、後者は簡単に修正が効くとして、前者の是正を模索しました。
まーとにかくノンリニアなツインエンジン(とクラッチ)の特性にアジャストできない私が下手というのが結論ではありますが、繰り返すと、
- 低重心の効能でリアブレーキを踏んでもバンクが深くならない
- 開度が低いと反応せず、一定量を超えると飛び出したがるエンジンとスロットル
- これはスラロームには影響していないと思うが、極低回転でエンストし易い
1気筒当たり排気量ではGPZの4倍近くある訳なので燃焼圧力が低い筈はないのですが、不等間隔爆発ツインエンジンの広い点火間隔が生み出すトルクの谷に慣性トルクが負けるのではないかしら。実際GPZでは登山行く途中で波状路よりもっと酷い川の中の仮設道路すら通りますが、等間隔爆発4気筒エンジンは止まりません。
幾つかのパターンにトライしましたが、1号車で最終的に落ち着いたのは、ローギアでスロットルレスポンスの出る回転を使って姿勢を崩し易くし、過大になるトルク/バックトルクの抑制は半クラッチで行う方法。回数こなした手法じゃないからなあ、あまりいい感触ではないです。
教官からは、次は卒業検定と言われました。まあ補習を要する程の問題はないから、順当と言えば順当。
ボケっと乗ってもクリアできる筈の課題で最後の最後に操作を複雑にしたところに不安が残りますが、第二段階の7/7、全体の12/12、教習課程を修了しました。あとは卒業検定に落ちない限り教習はありません。
見極めでは上手くいきましたが、心配はやはり波状路です。何だかんだ言っても一発中止リスクが高いのはやはりこれ。
卒業検定は次に使えるフリーの日、11月28日です。当初7、8限目を想定していた予約日で、翌29日と合わせて4限纏めて取っていましたが、全部キャンセルになりました。(検定以降は、ネット予約ルールから外れて優先的に補習予約を取ってくれるのだそうです。世話になりたくはありませんが。)
週末だけで想定すると12月19日見極め、12月26日卒業検定という計算なので、有給休暇を2日使ったお陰で1ヶ月早まりました。というか、自分のスケジュールだと、ストレートで3ヶ月、躓いたら免許の更新期限リスクありでしたね。
【江戸川サイクリングロード対岸から望む校舎】