甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

ウィーン&ローマ旅行記 10日目finale 帰国

12月11日、10日目最終日です。

 

【帰国】

9時55分頃、成田着陸。

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今回の旅初めて定刻でした。

ローマからチューリッヒの便もほぼ定刻だったし、流石時計の国スイス、日本の7割くらいは信頼して良さそうです。

 

シンガポール旅行の際に酷い目にあった検疫はもはや無いに等しく、入国審査もスムーズ、初めて相見える端末の操作に苦労して税関を通過しました。

 

が、その後バゲージトラブルで暫く留め置かれ、完全フリーになったのはバス乗車25分前でした。

この日はただ帰るだけだったので移動が楽なバスを予約し、着陸から2時間強空港で時間を潰すことになっていましたが、NEXで直ぐ発つようなアクションに出ていたらもっと大変でした。

航空会社/空港でなく主に自分が原因ですが、まさか同じサイズのリモワLimboが同じ便のPriorityタグを付けて3個も出てくるとは思いませんでした。

帰った後早速ステッカー貼りましたよ。

 

最後までトラブルの尽きない旅でした。

 

新浦安駅からはタクシー。

新浦安エリアと都心部にはたくさん走っているのに荷物抱えては初めてかもしれないトヨタ・ジャパンタクシーに乗り、ちょっと幸せ。似たようなカッコで転入間も無く退役したPTクルーザーには乗れませんでしたが、あれは所詮クライスラー、ビジネスに使える代物ではなかったようです。

家まで1,000円しません。ああ、日本は物価安いな。

 

財布や書籍など純私物を除く戦利品はこちら。

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ウィーンだから買いたいってのはJulius Meinlのコーヒーくらいで、あとはローマだから買いたいってのもないので、シシィ・チョコレートとモーツァルト・チョコレート他ほぼウィーンでの土産菓子。
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でもジャンドゥーヤを日本に紹介した(とは言い過ぎですが、20年以上前からお土産菓子にしていた)我らとしては、今回カルフールエクスプレスで買ったジャンドゥーヤは美味しくなかったぞ。

 

【総括】

旅行日数:8泊10日

航空機クラス:エコノミー

ホテルクラス:☆4〜☆5

新規訪問国:0

新規訪問都市:ウィーン1市

新規訪問世界遺産オーストリア2件

(支出)

航空券:26万円(サーチャージだけです)、12万マイル

宿泊:72万円(ウィーンがざっくり1泊8万円、ローマがざっくり1泊10万円)

上記と入場チケット、食事等合わせた旅行費用総額:約140万円

未実現重要目的:ウィーン国立歌劇場でのオペラ鑑賞

 

要ウィーン再訪。

 

日本人としてはかなり厳しい費用です。

 

特典予約の飛行機は全然タダではありません。

 

そしてホテル代が高いです。嘗ての旅行の記憶からは超高級(☆5L)は別として、☆5が5万円台、☆4が4万円台、☆3が3万円台イメージなのですが、話になりません。☆5は10万円が普通、グランドホテル・ウィーンは寧ろ例外なくらいです。

海外は遠くなったな、というのがこの旅行を締めた時の感想。

が、その後国内旅行(この間のとかGWとか)のためのホテル探しをしていて、アウトバウンドだけの問題でないことを痛感しました。

国内宿泊は、帝国ホテルのインペリアルフロア海外VIP御用達プレミアムデラックススイート200万円みたいな特殊なのを除くと「箱根富士屋ホテルのヘリテージルーム菊1泊18万円が最高峰」くらいに何となく&ずーっと思っていたのですが、今調べると、高級どころでルームチャージ18万円はザラ、全然珍しくありませんでした。まあ18万円が当たり前とまでは言いませんが、10万円は楽に超えますね。

うん、海外と変わんないじゃん。

いいとこは外国人からガッツリ取れる値段にすっかり変わってたのね。

うちは所謂パワーカップルに相当するはずですが、☆5はかなりキツイ…。

貧しい日本人には厳しいです。

実は国内も遠いのでした。

 

溜息で終わりそうですが、旅行記はこの後番外編へと続くのでした。

嵐の平日はzwift50分、24km

今朝は起きたら雨、強めの雨。

 

今日は仕事時間確保のため在宅勤務にしていまして。

在宅勤務は通勤時間がない分、仕事の時間は確保できるのですが、13インチのノートPCでは情報量が限られ、能率はオフィスより上がりません。

流石に私もいい歳なので、流石にディスプレイが要るかな、と思って在宅勤務用にアイリスオーヤマの24インチのディスプレイを買ったのが3月初め。

USB-Cによるディスプレイ接続と給電、なるべく小さい上下サイズとVESAマウント対応という基準に適合しました。

しかし解像度はフルHD。画面は大きくなりましたが、表示される情報量は13インチのノートパソコンと同じ。能率は上がらず、無駄に大きな文字を見せられても却って違和感が大きいので、その1週間後には同じ24インチながらWQHDと情報量で1.8倍のLGに変わりました。

両方ベゼルが細く天地も低いところがいいのですが、アイリスの方が筐体が丈夫で、裏面の直線的なデザインは、新しく見えます。

高さの制限ある場所に設置するためVESAスタンドを買ったのですが、アイリスの裏面にはきれいにマウントできたのに対して、LGは100×100のプレートが収まらずにグラグラするし。

何でこれかというと、上述基準に適合する24インチWQHDモデルがこれしか見つからなかったからです。これに尽きます。

WQHDであるという点を除けば、アイリスの方がいいです。

まあ解像度がゆえに買い替えた訳ですが。

僅か1週間、といって届いてから開封するまでの期間や在宅勤務日数の関係でアイリスのディスプレイは実際に20時間程しか使用していませんでしたが、嫁の在宅勤務用ノートPCに接続されました。

でも流石WQHD、画面が広い(情報量が多い)です。仕事の能率が上がりました。これになって以来、在宅勤務が増えました。

最初からこういうの買っておけばよかったよ。

 

さて。

 

朝雨が降っていたことは上述、その後は全然外も見ていませんでしたが、お昼ご飯を食べようとリビングに出て外を見たら、雨はザーザー降ってるわ、風も強いわ、嫁曰く京葉線は止まっていたわ、すんごい酷かったのね。

桜も満開の個体は一気にやられました。

 

全く気付きませんでした。

 

午後一か夕方ランニングでも、とか思っていましたが、冗談じゃかなったぞと。

 

ということで普通に仕事し、若干早めに終わって21時過ぎになりました。

外走る程じゃないけど、運動しよう。

 

zwiftです。先月に続いて今月も乗ります。月1回乗っているので、1回1500円相当まで値下がりしましたね。

 

今日のメニューは、WatopiaとスコットランドとMAKURI Island。

スコットランド、The Muckle Yin in Scotland 23.4kmを選択。

 

大汗かくのを回避するため、サーキュレーターを回し、踏み込みは弱め。

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エディンバラをモデルにしているのかグラスゴーをモデルにしているのかは分かりませんが。
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コースコンプリートに気付かずに2周目に入っていたので、止めましょう。
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24.42km、49分42秒、+285m、401kcal、141w。


ああ、日付が変わったからもう寝よう。

ウィーン&ローマ旅行記 9日目 初航路は視界不良、残念‼️

9日目12月10日日曜日、ここからは復路なので、実質最終日です。

 

鍵と観光税(☆4×3泊×2人)€45とレイトチェックインの追加チャージ€20を置いて部屋を出ました。

 

【送迎ハイヤー

朝6時40分、FENDIの前にファブリツィオさんの車が駐車中、本人は間も無く姿を現しました。今回もトランスファー・サービス・ローマ(TAローマの交通機関697件中52位)。

www.transferservicerome.com

どーしてもローマ到着時の状況が気になって前日にコンタクトしたら、案の定ブックされていない扱いだったので、改めてブックしましたよ。

彼が悪いのか、彼の会社が悪いのか、トリップアドバイザーの予約システムが悪いのか(フォームを出しているのは彼かもしれませんが)。

料金は€77、タクシーの約5割り増しですが、タクシーも乗車までの面倒とか荷物とか、ハイヤーに比べると面倒があるし、車のグレードが違うので、これ自体はいいんですが。

移動は快適です。速いし。腑に落ちないコミュニケーションがあった以外は、高いお金払うメリットはあります。なのでお客様の嫁にはいいことばかりでした。

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【チェックイン〜タックスリファンド】

ターミナル1、チェックインでは2便とも座席が前方に変更されました。

バゲージドロップを済ませ、タックスリファンドへ。

 

タックスリファンド(出国前)

チェックインカウンターの奥に端末があります。

Global Blueの嫁は専用端末で手続き、誰に購入商品を見せることもなくすぐ終了。

私の使うPlanet Payは端末故障中。なんか作業していて、ボックスには職員がいますが、手続きをしてくれず、中でやれと言われるので、手荷物検査を受けて出発ロビーに移動しました。

 

手荷物検査では、持ってきた水を捨てずにバッグに入れたまま持ち込み。国によって違い、ボトルの中身を個別に検査する日本でも捨てませんが(国内線か、それは)、ローマはスルーなのか出さずに検査するのか不明。

 

タックスリファンド(出国後)

搭乗口と反対方向なので心配になりますが、手荷物検査後のショッピングエリアの先の税関カウンターで手続きしました。スタンプなし、職員がシステムで入力して、これもさっさと終了。

時期がよくてローマを発つにしては全体として時間掛からなかったので、まあよし。

【ラウンジ】

全くスムーズにいったという訳ではありませんが、今回の旅行で初めて空港でそこそこ纏まった時間ができたので、ラウンジを利用ました。

プライムクラスラウンジじゃないかな。T3との違いかプラザプレミアムラウンジとの違いか、カフェを入れてくれるバリスタはいないし、パスタもない、狭いので人は多いが些かコンテンツには寂しさを混じるラウンジでした。

が、ソーセージとハムとクロワッサンとジュースとLAVAZZAのカプチーノが美味いです。イタリア🇮🇹の食は、空港ラウンジでも磐石でした。但しパスタがないのと、ビスコッティは不味かった分は減点。まあしっかり食事するには羽田や成田の方がいいですね。

あとラウンジが遠いです。搭乗口からすごく遠いです。30分滞在で搭乗口に行きましたが、搭乗口で時間を大分余しました。

 

フライト:LX1727(ローマ→チューリッヒ

9時40分発1時間20分のフライト。機材はスイス航空でなく系列のバルチック航空でした。

機内で供されたのは、小1本の水とチョコレートだけ。

遠くコルス島等を眺めながらティレニア海を北上する搭乗機は、

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アペニン山脈最北部から再度陸地上に入り、
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湖水地方から愈々アルプス。
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しかし北イタリアからは雲がちになってきて、
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陽光眩しいイタリアから、
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厚い雲に覆われたスイスに入り、マッターホルンが見えるのではないかという期待は潰えました。
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搭乗機はほぼ定刻に着陸、時計の国のスイス人🇨🇭、仕事の精度は日本人に近いレベルありそうです。

 

フライト:LX160(チューリッヒ→成田)

以前スイスを訪ねた際に入ったのはジュネーブ、今回が初チューリッヒ

ここでシェンゲンから出国。着陸から離陸まで1時間40分、乗換時間は短いです。

愛想が著しく悪い男性職員の窓口に並んで他より大分速く出国審査を終え、1駅地下鉄でターミナルEに移動、ラウンジの滞在時間15分で出発30分前から搭乗口待機しました。

が、実際の搭乗開始は定刻15分前で、待つ場所がなくて苦労しました。それでも我らがLX160便は、10分ほど遅れて駐機場を離れました。

 

今度の水は、大1本。

水が増えます。

 

今回の旅で初めて機内が結構空いていたのですが、最後尾近くの席から前に変わった我ら、お陰でABC3席とも埋まる並びのABになりました。

目的地成田では十分時間があるので、我が家的には別に最後尾でもいいのですが。

嫁の座ったB席のエンターテイメント機器が壊れていまして。

嫁が再三アピールしても(言われて再起動したのかもしれませんが)一向に改善せず。離陸から大分経ってから漸く座席移動が認められた嫁は、1人しか座ってない真ん中4人席に移動していきました。私は他人とAC並びになりました。何だかな。

まあ彼らのやることは、少なくとも顧客の意向とは別の動機があると考えることです。

 

東進から黒海手前で北に針路を取るらしいスイス航空、ウクライナ🇺🇦・ロシア🇷🇺上空を飛ぶのかしら?シェンゲンには入っていても中立国だからなあとか思っていましたが、ルーマニア黒海上空で針路を変えることなく黒海を横切り、

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カスピ海を横切り、アラル海を横切ってひたすら東進しました。まだ見ぬスタン国から東トルキスタン(私は敢えてこう呼びたい派)を通過、
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更には北京を通過して航路図上の針路は平壌上空。

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初の北朝鮮上空か⁉️との期待も膨らみましたが、当然そんなことはなく、搭乗機は針路を南に変え、ソウル上空を通過して日本列島上空に向かいました。

それよりも、黒海に差し掛かった辺りから成田までずーっと雲の上で、折角の昼フライトなのに、時折窓の外を見ても何も見えませんでしたね。初めてではありますが楽しみなものはタクラマカン砂漠くらいしさそうな経路だったので、寝る私には丁度良かったですが。

ウィーン&ローマ旅行記 8日目中編 やっぱりベルニーニが好き❤️

中編より先に後編をアップしてしまいましたな。暫く経ったら投稿日時を入れ替えよう。

 

スパーニャ駅では、嫁が自分の2日券を置き忘れてきたため、1日券を購入。€7。

時間を気にしながら、今日もメトロA線でアナニーナ’Anagnina‘方面に2駅移動してバルベリーニへ。

時間を気にしたのは、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会が12時で閉まるためでした。

 

【サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会】

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会‘Chiesa di Santa Maria della Vittoria’(TAローマの観光スポット2,415件中29位)。

再訪ですが、ベルニーニの、手軽に鑑賞できる超重要作品があります。

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ジョヴァンニ・バッティスタ・ソリアの手になる初期バロックファサード
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しかしその内部は金ピカ。賑やかなエンタブラチュアは、ロココの入口ぐらいの感じですね。

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主祭壇も割と小さいです。

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この教会のハイライトは、全てがベルニーニ作という左翼廊のコルナロ礼拝堂ですが、中でも白眉は右手の奥にある「聖テレーザの法悦」。

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左右のバルコニーの「目撃者たち」もベルニーニの作。
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劇的表現力においてミケランジェロをも凌駕する芸術家は、古今東西ベルニーニ以外にはいないと思うのです。
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劇的表現というか、作品自体がドラマを圧倒的技巧で切り取ったものです。ベルニーニには、一般市民にも相応に理解できる分かり易さがあります。
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交響曲や詩なんか分からなくても、オペラや漫画なら分かるでしょ、的な。

「バルカッチャの噴水」(TAローマの観光スポット2,415件中129位)や「ナヴォーナ広場」(TAローマの観光スポット2,415件5位)「四大河の噴水」(TAローマの観光スポット2,415件中27位)からサン・ピエトロ広場(TAバチカン市国の観光 スポット56件中8位)まで、「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのために作られた」(注1)と言われる程街中にはベルニーニの作品が見られ、ベルニーニの影響を受けた作品も多く見られますが、チケット入手も大変なボルゲーゼ美術館TAローマの観光スポット2,415件中8位)収蔵の彫刻群を別として、比較的手軽にアクセスできるベルニーニの作品ではこれが最高峰だと思います。

 

【サン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ教会】

約400m移動した次の目的地は、サン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ教会(TAローマの観光スポット2,415件中57位)。

パレルモのクァットロ・カンティの如く、ここは四つ角其々に泉がありますが、この一角に建つサン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ教会。

前に言及しました。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

婉曲したファサードが象徴的です。

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些か装飾過多な印象がありますが、それこそがルネッサンスから更に一歩進んだバロック建築の先駆けにして精華。
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古典〜ルネッサンスの系譜にあり、ベルサイユに呼ばれながら提案がボツにされたベルニーニより、ボッロミーニ建築のロココにも通じる意匠の方が後代への影響が大きいんじゃないかと思うのです。
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でも例えば教会のように点在するものならいいですが、ボッロミーニの意匠で街並みが作られたらちょっと陰鬱な感じになるんじゃないかな。ベルニーニが作ったかどうかに関わらず、ローマの街並みはクラシックの、ベルニーニの系譜を引く直線基調で、それらの統一感からローマの端正なバロックの街並みが出来上がっているんだろうなと思います。

 

【昼食】

お昼は、一本道を5分歩いてヴィミナーレ広場/ラツィオ州事務所に面したRistorante "Al Viminale"(TAローマのレストラン9,057件中498位)に入りました。

ristorantealviminale.com

特に予定していた店はなかったので、Googleで近くでよさそうな店を探しました。

お昼も夜も遅いローマ、休日なのにお客さんがいなくて心配しました(注2)が、我々が食事を始めて間もなく12時半頃から続々来店。

何故かオーダーするよねの生ハム&メロン。

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ローマの伝統的なパスタ、グリシア。
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嫁はリゾット。
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そして私のティラミス。
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その後はバルベリーニ駅から再度メトロA線に乗り、バッティスティーニ‘Battistini’方面に2駅、今日は意図してフラミニオ駅‘Flaminio - Piazza del Popolo’に移動。

全部見たことあるピンチョの丘省略、ポポロ教会省略、モンテサント教会も省略し、ポポロ広場を足早に横切った我々が向かったのは、ローマにおける漫画・フィギュアの殿堂、スターショップ。

www.starshop.it

目的は、惣領冬実さんの「チェーザレ 破壊の創造者」イタリア語版。

以前ローマで当時発売済の分を買ってあったのですが、もう完結したのでここで揃えておこうと。その時は一般の大型書店だったと思いますが(多分トッレ・アルジェンティーナ広場前のLe Feltrinelli Books and Music)、確実性を期して専門店を調査しておきました。

 

ただ出発前のバタバタで、何巻まで持っていたか確認していませんで。4巻までだったか6巻までだったか、取り敢えずスターショップ行ったら6巻から最終13巻まであったので、全部購入。

持っていないかもしれない5巻を求めて、夕方スターショップ・スキピオーニ店や上記フェルトリネッリやパスクィーノ広場の書店街を巡って時間切れ。1巻被ったか1巻足りないか、心配しながら帰国しましたが、自宅でチェックしたら、5巻まで持っていました。

丁度揃った。よかった。

 

注1:誰が言い出したか不明だそうですが。

注2:昼(12時)も夜(19時とか20時とか)も、我々が最初の客だったケースは今回に限らず、ローマに限らず、イタリア🇮🇹ではこれまでもある。割とある。

ウィーン&ローマ旅行記 8日目後編 バチカンも大混雑

大分歩いたので、一旦レジデンツァに戻ります。スターショップからはコルソ通りをまっすぐなのですが、折角なので「アラ・パチス(アウグストゥスの平和の祭壇)」’L'Ara Pacis Augustae’(TAローマの観光スポット2,415件中176位)と「アウグストゥス廟」‘Il Mausoleo di Augusto’(TAローマの観光スポット2,415件中903位)の間を抜けて帰りました。

以前は草が生えて寂れた感じだったアウグストゥス廟、糸杉の大木に囲まれて巨大なアウグストゥス像が立っていたというその威容を想像するのも難しかったのですが(威容という点ではハドリアヌス廟(サンタンジェロ城)の方が凄いし)、アラ・パチスに遅れて整備され、2021年にはムッソリーニ期以来の一般開放がされたそうですが、現在再閉鎖中、周辺環境整備かしら。

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www.arapacis.it

www.mausoleodiaugusto.it

 

夕方再始動。

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コンドッティ通りの地獄の混雑は更に悪化していました。

スパーニャ駅では死者を出したソウルの何とかを思い起こしました。

スペイン広場の混雑でスムーズに出場できず、入場者も捌けなくて、出も入りも進みません。

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まあ0距離ですが押し合い圧し合いにはなっていませんでしたけども。

 

スパーニャ駅から3つ目、オッタヴィアーノ駅‘Ottaviano San Pietro - Musei Vaticani’駅に下車しました。混雑する通りをまずStar Shop Scipioniに寄ってから(前述の通り空振り)、

規制が掛かってるようで脇道からパーパ・ピオⅦ広場に入れず、少し遠回りしてこれまた大混雑のコンチリアツィオーネ通りに入ったところで歓声が上がりました。

丁度サン・ピエトロ広場(TAバチカン市国の観光スポット56件中8位)のクリスマスツリーが点灯しました。今日の点灯なのか今年のクリスマス初点灯なのか知りませんが。

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間も無く回廊のパーパ・ピオⅦ広場側(因みにそれが国境です)に張られていた規制線が落ちてサン・ピエトロ広場前のフェンスまで進めるようになりましたが、クリスマスマーケットの混雑抑制目的か、サン・ピエトロ大聖堂TAバチカン市国の観光スポット56件中1位)の右翼廊の入場口からしか入場できなくなっており、広場前のフェンスンスはゲートが開いておらず(その後通ったら左翼廊も封鎖されていました)、サ

面倒なのでクリスマスマーケットは見送り。いつもなら広場は正面からも左翼廊からも出入り自由なんですけどね。

 

その後はバスでトッレ・アルジェンティーナ広場TAローマの観光スポット2,415件中120位)に移動。リストランテの予約までまだ少し時間があったので、書店を巡り(前述)、

広場を覗き込み、

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カエサルが暗殺された歴史に思いを馳せ、
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街ネコを愛で、
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しつこく愛でました。
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ここはローマの街ネコ保護施設にもなっています。

いつからか、下に降りられるようになってました(月曜日を除く昼間€5)。

www-sovraintendenzaroma-it.translate.goog

 

19時30分、夜営業を開始したリストランテ「レナート・エ・ルイーザ」‘RENATO E LUISA’(TAローマのレストラン9,057件中419位)に、他の開店待ち予約客と共に雪崩れ込みました。

renatoeluisa.it

開店と同時にほぼ満席になりました。

 

トリュフのスープ。

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嫁はニョッキ。
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私はここでもローマの伝統的なパスタ、アマトリチャーナ
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これもローマの伝統的なメニュー、トリッパ。このボリューム。
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デザートのクリームブリュレに妙に時間が掛かるなと思ったら、すごい飴細工に飾られた豪華なものが出てきました。
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ウェブサイトはハイセンスな高級店を演出しているように見えますが、爾してその実態はトラットリアに近いローマの伝統的なリストランテ、美味しく食べて満腹。これら締めて€78、ローマはヤバいね。

 

その後ルンゴテヴェレ・マルツィオのブルガリ本部(店がある訳でなく、その近くにバス停があるというだけ)までバスに乗り、カルフールエクスプレスで最後の土産菓子を調達してから22時頃レジデンツァに帰りました。

 

これにて今回の旅行の一連に活動終了。

部屋に帰った後は、豪華な客室で写真を撮りまくりました。

ウィーン&ローマ旅行記 8日目前編 Shopping Day in ROME

12月9日、晴れ。8日目はいつもの旅行なら帰途に就く土曜日です。

 

【朝食】

昨日Vitti Roma dal 1898で朝食をした我らは、今日の朝食はもう1軒のチャンピーニ‘Ciampini Roma’(ローマのレストラン9,057件中2,370位)にしました。

ciampini.com

前日より更にローマらしく、座らずバーカウンターにしました。

私はカプチーノ、嫁はその場生搾りオレンジジュース。

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流石ローマのアランチャ、大変美味しかったそうです。

私は、開店時刻が9時半と生憎遅めなので今回の旅行での朝食には利用しないカフェ・グレコ‘Antico Caffè Greco‘(TAローマのカフェ630件中151位)を始めとするローマの名だたるカフェ/バールでやってますが、ちゃんと着席したい派の嫁がスタンドってのは初めてかも。

嫁のジュースが約半分を占めますが、総額€9.3でした。コルネットが€1.5、カプチーノが€1.8だもんね、イタリアは生活必需品が安いです。

 

【サン・ロレンツォ・イン・ルチーナ聖堂】

店の前、レジデンツァの裏の広場は、サン・ロレンツォ・イン・ルチーナ聖堂(ローマの観光スポット2,415件中180位)の謂わば境内です。名前がキエーザ‘Chiesa’でなくそのものBasilica di San Lorenzo in Lucinaなので、一般に「教会」でなく「聖堂」と訳すことになりますが、ローマン・コロンナが目立つ古風なバシリカ式教会です。
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聖人の名を冠したバシリカなので、格が高い教会だと思われます。

バロックで装飾されていますが、端正な初期キリスト教会の面影が残る美しい教会でした。
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右翼廊1番奥の祭壇にベルニーニの「ガブリエーレ・フォンセカの胸像(Busto di Gabriele Fonseca)」があるのですが、工事中でした。

 

今日はフリーです。前日のような大型案件のブック2件などということはありません。

土曜日午前だけ開いているコロンナ宮=コロンナ美術館‘Palazzo Colonna’(ローマの観光スポット 2,415件中12位)、私の知る最も豪華な宮殿ですが(最高峰であろうベルサイユは行ったことない)、これの再訪が場所も近いしいいんじゃないかと思っていたのですが、1度見たものはもういい系の嫁が乗り気ではなかったので、見送りました。

www.galleriacolonna.it

因みに収蔵されている絵画コレクションには興味を唆りません。

 

これをやっておきたかったので予め依頼してあったResidenza Ruspoli Bonaparte館内見学を、ルスポリ家お血筋のマダムのご案内で実施しました。ここでは省略。

 

本日もコンドッティ通り(TAローマの観光スポット2,415件中147位)をスペイン階段方面に向かいます。

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スペイン階段に近付くに連れて混雑は悪化し、歩みは牛歩でした。

 

【ショッピング・イン・ローマその1】

途中まずブルガリBVLGARI’に寄りました。

www.bulgari.com

新作の財布(私の)を調達。財布更新期と言えばローマのブルガリです。

€399はプランドからすると高くない、同ブランドの財布では1番安いぐらいのクラスなのですが、日本円にするとすごく高いです。入るべき中身が飛んでいきます。

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通りに面しているのに雑踏から隔絶されたブランドショップ内は、休憩にも最適です。夏は涼しいし。

タックスリファンド書類待ちの間、エスプレッソ淹れてもらって店員と会話していましたが、話題は昨日の混雑。ブルガリは、商売にならないので休業していたそうです。

BVLGARIでは財布以外買った覚えがない(嫁のスカーフくらいは買ってあげたことがあるかもしれない)私なんぞは当然ロイヤル・カスタマーではありませんが、購入記録。f:id:ABi-R:20240205073549j:image

綺麗な箱に目がない嫁も、これは小さくて使えなかろう。
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【ショッピング・イン・ローマその2】

続いてはセルモネータ・グローブス‘Sermoneta Gloves’(TAローマのショッピング762件中122位)。

www.sermonetagloves.it

本店はスペイン広場に面した、間口1間5尺かな、小さい2階層です。これがあの有名なセルモネータなの?と誰もが思うような店構えです。

商品は沢山あります。ここはカラー・ヴァリエーションが凄いのです。

東レが代理店をやっていて、有楽町阪急が直営店ですかね、都内でも複数の百貨店で取扱いがあるので、入手困難なブランドではありませんが、本店で豊富な商品から好みのカラーをフィッティングして選ぶことが重要なのです。

嫁と嫁側の母と妹は、長年セルモネータを愛用。ここもローマに来た時の定番です。イタリアにおける手袋の高級ブランドとされる中では新興ですが、優れたデザイン、暖かさ、フィッティング、耐久性、それでいて価格もリーズナブルです。

新興といっても創業50年、フィッティングしてくれたシニョーレは2代目でしょうか、日本は大事な市場なので、度々訪れているとのことでした。(フィッティングイヴェントなどやってます。)

 

【あと2つ】

我が家がローマ行ったら買い物による定番は4ブランドですが、あと2つはスルーしました。

フィレンツェかローマでは毎度ネクタイを買い込むフェラガモ‘Ferragamo’。

shop.ferragamo.com

しかし、夏も冬もカジュアルになり、ネクタイを締める機会は黒いのを締めるときくらいしかないのでした。クロアチアで買ったクラヴァッタも1回も締めてないし。

マンダリーナ・ダック🦆‘MANDARINA DUCK’は、時間に気を取られて寄るのを失念。

www.mandarinaduck.com

キーケースがもうボロいです。また買いに行かないと。

しかしフェラガモからマンダリーナ・ダックまで僅か350mの間に本店3店を含む旗艦店4店、ローマは世界一便利ですな。

まあ今やどのブランドもwebショップ持っていて、現地に行かずとも大概手には入りますけどね。

 

早めに切り替え。

ウィーン&ローマ旅行記 7日目後編 大混雑・世界の首都ローマ

続いてはコロッセオTAローマの観光スポット2,415件中3位)です。

 

コロッセオ地下〜フォロ・ロマーノ

今回の旅行の6大テーマの、ローマに於ける2つ目です。

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コロッセオの地下。

コロッセオ自体もう何回来たかな、多分過去4回入っていますが、まだ地下に降りたことがなかったのです。

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地下はガイドツアー・オンリー。ここもドムス・アウレア同様入場チケットはさほど高くはないのですが、コロッセオ全体とフォロ・ロマーノの入場チケットにガイド料をセットにして3時間弱1.8万円@1人、我が家的に目新しいのはコロッセオ地下だけで他は見なくてもいいので、まあ高いな。

 

2,000年前の現役当時は1階フロアがあったので、地下からはこんな風に客席が見えた訳ではありませんが。
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エレベーターが再現されています。
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嘗て剣闘士が、嘗て猛獣が通った通路を歩いてみたかったのです。
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1階から上はフツーに入場できますが、地下はガイドツアー限定です。
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「ドラゴンへの道」(72年・香港)で、ブルース・リーチャック・ノリスが戦ったコロッセオ(格闘シーンで使ったのは香港に作ったセットだそうですが、よく出来ているし、他のシーンはコロッセオ含めてホントにローマ・ロケ(香港映画史上初)))。
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ローマの街並みは50年前と変わりません(違って見えるのはファッションと交通インフラのせいです)が、遺跡は観光用に整備が進んで結構変わっている訳ですが。

 

ここから先は一般コースと同じ目線に上がりますが、右下の沢山の頭が見える一般コースのバルコニーには合流しません。出口近くまでずーっと合流しません。
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海鳥カモメが飛び交う内陸都市ローマ。
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アレーナを半周して向正面へ。
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向正面のバルコニーは広くて階段状のベンチもあり、そこで寛いでいた我々は集合時刻までの時間がなくなり、実はここからすごく遠い出口(次のフォロ・ロマーノへの集合場所)まで走ったのでした。

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コンスタンティヌス凱旋門TAローマの観光スポット2,415件中102位)から、

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ティトゥス凱旋門TAローマの観光スポット2,415件中105位)を見上げながらフォロ・ロマーノ入場を待つここは、皇帝の凱旋パレードなどが行われたその名もヴィア・サクラ(聖なる道)(TAローマの観光スポット2,415件中62位)。大変混雑しています。
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因みにこの凱旋門は、2,000年後の今も世界の秩序に背を向けている人達との戦争に勝利した記念のモニュメントです。

 

フォロ・ロマーノTAローマの観光スポット2,415件中4位)です。

ひっくるめるとフォロ・ロマーノですが、トリップアドバイザーにはこれら凱旋門だけでなく、「パラティーノの丘」や「カエサルのフォロ」などパーツもそれぞれランクされています。

フォロ・ロマーノのカモメ。
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カストルポルックス神殿(の遺構)。
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中心部を見下ろす。
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まあここもコロッセオと同じく多分今回が5回目で、リヴィアの家からコロッセオのヴュー・ポイントから、タブラリウムからのフォロ・ロマーノまで、閉門を気にしながら足早に巡った今回飛ばしたところも見尽くしているので、真新しいものはなし。

 

閉門まで15分ほど残して解散、我らは即退場しました。コロッセオと合わせて3時間弱。結構な長丁場でした。

 

フォリ・インペリアーリ通り(TAローマの観光スポット2,415件中91位)の松。ローマの松。
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あんまり写真撮ってはいませんが、私、この上の方にだけ枝葉が残るローマの松が大変お気に入り。沿岸の浦安なんかすごい沢山松を見ますが、日本の松全部ぶっこ抜いてローマの松に変えたらどんなに良いかと思います。日本の松こそいいと思う人の方が多いかもしれないのですが。

 

トラフィック・ジャミング】

波乱だらけのこの旅行、この後も大変な目に遭いました。

フォロ・ロマーノからレジデンツァまではフォリ・インペリアーリ通りからコルソ通りのほぼ一本道、ほんの30分、2km歩けば済むのですが、今日は朝から歩いた我ら、それを厭うて大失敗しました。

 

フォリ・インペリアーリ通りが地下鉄新線工事で歩道化していて、バスが通りません。最少歩数でバスに乗ろうと北に抜けて支線に入ったのが失敗。

バスが大幅遅れで、さっぱり来ません。時刻表より30分遅れるなら遅れた前のバスが途中で来ればいいのですが、それも来ません。

約1時間を浪費して、レジデンツァに殆ど接近しませんでした。

道路の混雑が酷いので、レジデンツァから離れる方向のバスに乗り、メトロA線でバルベリーニ駅からスパーニャ駅まで1駅乗る方針に変更しました。

そして走るメトロは、、、

スパーニャ駅を通過❗️

快速電車ないのに、あっても飛ばさないであろうスパーニャ駅を通過しました。

してフラミニオ駅到着。

折り返したらまたスパーニャ駅通過❗️

結局元のバルベリーニ駅でまたバスに乗り、所要12分を30分掛けて格別に近くもないバス停に降り、歩いて帰りました。

歩いても30分の筈が、歩いて、バス乗って、地下鉄乗って2時間掛かりました。

精神的にも肉体的にも疲労困憊、予約していたレストランにキャンセル連絡を入れ、Ciampini(Vittiにするつもりだっだが、混雑が酷くてオーダーできる状況になし)、パンとジェラートを買って帰っておしまいにしました。

 

予約のレストランはフォロ・トライアーノの前、その名も「リストランテ・トライアーノ」(TAローマのレストラン9,057件中2,276位)。

traianorestaurant.com

 

フォロ・ロマーノ出口から7分・500m、レジデンツァから20分・1.5kmの経路上。

冷静に考えれば、ヴェネツィア広場周辺のカフェで休んでいればよかったのです。

カフェで一息吐けば、別に見なくてもいいけどトレヴィの泉TAローマの観光スポット2,415件中7位)あたりを散策するパワーもあったろうし。

美味しそうだったのに…。

 

ローマ大混雑の原因。

12月8日は、聖母マリアがその母聖アンナの胎内に宿ったことを記念するという何とも面倒くさい祝日「無原罪の聖マリアの祝日」だそうで、休日でした。

この日から3連休です。

この日からクリスマス期間だそうです。

そりゃカトリックの聖地ローマはお祭りです。並の休日ではないです。

そしてこの日は夕方、ローマ教皇がサンタ・マリア・マッジョーレ教会でイコンに金のバラを捧げ(これは恒例行事ではない)、スペイン広場(厳密にはその南端のミニャネッリ広場です)の「無原罪の聖マリア像」Column of the Immaculate Conceptionに献花されるという、当に直撃を受けていたのでした。

www.vaticannews.va

いやー、多少の読み書きはできても、こういう情報は見ないわ。