甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

ウィーン&ローマ旅行記 9日目 初航路は視界不良、残念‼️

9日目12月10日日曜日、ここからは復路なので、実質最終日です。

 

鍵と観光税(☆4×3泊×2人)€45とレイトチェックインの追加チャージ€20を置いて部屋を出ました。

 

【送迎ハイヤー

朝6時40分、FENDIの前にファブリツィオさんの車が駐車中、本人は間も無く姿を現しました。今回もトランスファー・サービス・ローマ(TAローマの交通機関697件中52位)。

www.transferservicerome.com

どーしてもローマ到着時の状況が気になって前日にコンタクトしたら、案の定ブックされていない扱いだったので、改めてブックしましたよ。

彼が悪いのか、彼の会社が悪いのか、トリップアドバイザーの予約システムが悪いのか(フォームを出しているのは彼かもしれませんが)。

料金は€77、タクシーの約5割り増しですが、タクシーも乗車までの面倒とか荷物とか、ハイヤーに比べると面倒があるし、車のグレードが違うので、これ自体はいいんですが。

移動は快適です。速いし。腑に落ちないコミュニケーションがあった以外は、高いお金払うメリットはあります。なのでお客様の嫁にはいいことばかりでした。

f:id:ABi-R:20240130072607j:image

 

【チェックイン〜タックスリファンド】

ターミナル1、チェックインでは2便とも座席が前方に変更されました。

バゲージドロップを済ませ、タックスリファンドへ。

 

タックスリファンド(出国前)

チェックインカウンターの奥に端末があります。

Global Blueの嫁は専用端末で手続き、誰に購入商品を見せることもなくすぐ終了。

私の使うPlanet Payは端末故障中。なんか作業していて、ボックスには職員がいますが、手続きをしてくれず、中でやれと言われるので、手荷物検査を受けて出発ロビーに移動しました。

 

手荷物検査では、持ってきた水を捨てずにバッグに入れたまま持ち込み。国によって違い、ボトルの中身を個別に検査する日本でも捨てませんが(国内線か、それは)、ローマはスルーなのか出さずに検査するのか不明。

 

タックスリファンド(出国後)

搭乗口と反対方向なので心配になりますが、手荷物検査後のショッピングエリアの先の税関カウンターで手続きしました。スタンプなし、職員がシステムで入力して、これもさっさと終了。

時期がよくてローマを発つにしては全体として時間掛からなかったので、まあよし。

【ラウンジ】

全くスムーズにいったという訳ではありませんが、今回の旅行で初めて空港でそこそこ纏まった時間ができたので、ラウンジを利用ました。

プライムクラスラウンジじゃないかな。T3との違いかプラザプレミアムラウンジとの違いか、カフェを入れてくれるバリスタはいないし、パスタもない、狭いので人は多いが些かコンテンツには寂しさを混じるラウンジでした。

が、ソーセージとハムとクロワッサンとジュースとLAVAZZAのカプチーノが美味いです。イタリア🇮🇹の食は、空港ラウンジでも磐石でした。但しパスタがないのと、ビスコッティは不味かった分は減点。まあしっかり食事するには羽田や成田の方がいいですね。

あとラウンジが遠いです。搭乗口からすごく遠いです。30分滞在で搭乗口に行きましたが、搭乗口で時間を大分余しました。

 

フライト:LX1727(ローマ→チューリッヒ

9時40分発1時間20分のフライト。機材はスイス航空でなく系列のバルチック航空でした。

機内で供されたのは、小1本の水とチョコレートだけ。

遠くコルス島等を眺めながらティレニア海を北上する搭乗機は、

f:id:ABi-R:20240130072952j:image

アペニン山脈最北部から再度陸地上に入り、
f:id:ABi-R:20240130073000j:image

湖水地方から愈々アルプス。
f:id:ABi-R:20240130072956j:image

しかし北イタリアからは雲がちになってきて、
f:id:ABi-R:20240130073008j:image

陽光眩しいイタリアから、
f:id:ABi-R:20240130073004j:image

厚い雲に覆われたスイスに入り、マッターホルンが見えるのではないかという期待は潰えました。
f:id:ABi-R:20240130072949j:image

搭乗機はほぼ定刻に着陸、時計の国のスイス人🇨🇭、仕事の精度は日本人に近いレベルありそうです。

 

フライト:LX160(チューリッヒ→成田)

以前スイスを訪ねた際に入ったのはジュネーブ、今回が初チューリッヒ

ここでシェンゲンから出国。着陸から離陸まで1時間40分、乗換時間は短いです。

愛想が著しく悪い男性職員の窓口に並んで他より大分速く出国審査を終え、1駅地下鉄でターミナルEに移動、ラウンジの滞在時間15分で出発30分前から搭乗口待機しました。

が、実際の搭乗開始は定刻15分前で、待つ場所がなくて苦労しました。それでも我らがLX160便は、10分ほど遅れて駐機場を離れました。

 

今度の水は、大1本。

水が増えます。

 

今回の旅で初めて機内が結構空いていたのですが、最後尾近くの席から前に変わった我ら、お陰でABC3席とも埋まる並びのABになりました。

目的地成田では十分時間があるので、我が家的には別に最後尾でもいいのですが。

嫁の座ったB席のエンターテイメント機器が壊れていまして。

嫁が再三アピールしても(言われて再起動したのかもしれませんが)一向に改善せず。離陸から大分経ってから漸く座席移動が認められた嫁は、1人しか座ってない真ん中4人席に移動していきました。私は他人とAC並びになりました。何だかな。

まあ彼らのやることは、少なくとも顧客の意向とは別の動機があると考えることです。

 

東進から黒海手前で北に針路を取るらしいスイス航空、ウクライナ🇺🇦・ロシア🇷🇺上空を飛ぶのかしら?シェンゲンには入っていても中立国だからなあとか思っていましたが、ルーマニア黒海上空で針路を変えることなく黒海を横切り、

f:id:ABi-R:20240130073801j:image

カスピ海を横切り、アラル海を横切ってひたすら東進しました。まだ見ぬスタン国から東トルキスタン(私は敢えてこう呼びたい派)を通過、
f:id:ABi-R:20240130073808j:image

更には北京を通過して航路図上の針路は平壌上空。

f:id:ABi-R:20240130073805j:image

初の北朝鮮上空か⁉️との期待も膨らみましたが、当然そんなことはなく、搭乗機は針路を南に変え、ソウル上空を通過して日本列島上空に向かいました。

それよりも、黒海に差し掛かった辺りから成田までずーっと雲の上で、折角の昼フライトなのに、時折窓の外を見ても何も見えませんでしたね。初めてではありますが楽しみなものはタクラマカン砂漠くらいしさそうな経路だったので、寝る私には丁度良かったですが。